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コズミック・サブリナル
内容:
かつて虚無の空間となった、かつての宇宙空間があった存在。
そこに出現した謎の球体。その球体の意思に選ばれた二人の少女。
アンジェリーク=コレットとレイチェル=ハート。
それが実は、あらたな宇宙に宿る宇宙意思で、二人はその意思に選ばれ、
その新しい宇宙の女王として試験をうけることに……
王立研究院きっての天才児といわれたレイチェルに、普通の少女として暮らしていたコレット。
そんな二人は試験をえて、固い友情でむすばれてゆく。
そして……
小説番号:
プロローグ・
1・ 2・ 3・ 4・ 5・ 6・ 7・ 8・ 9・10・11・12・13・14・15・
16・17・18・19・20・21・22・23・24・25・26・27・28・29・30・
31・32・33・34・35・36・37・38・39・40・41・42・43・44・45・
46・47・48・49・エピローグ
人物紹介等(ネタバレ含みます。見たくないひとは下記から見ないでください。
人物紹介他
○アンジェリーク=コレット
スモルニィ女学園に通っていた十七歳の少女。
あるとき天空から光る謎の球体を目撃し、その球体はかわいらしい動物にと変化した。
それが意味することは彼女はそのときはしらなかったが。
それが実は、新たに誕生しかけている宇宙の意思たる存在で、
彼女はその宇宙意思に選ばれたのである。
後日、聖地より使者がきて、いきなり庶民で何もわからないというのに、
女王試験をうけるために聖地にと召喚されることに。
後日、女王試験を得て、新たな宇宙。
すなわち神獣の宇宙の初代女王。創生の女王となる。
茶色い髪の見た目、おっとりした髪の長さは肩くらいまである優しい感じの少女である。
○レイチェル=ハート
王立研究員きっての天才児。として名高かった十七歳の少女。
少しウェーブの入った長い金髪の持ち主。
ちなみに、リモージュとは髪質が違うらしく、リモージュのほうがやわらかな感じをうける。
両親ともに王立研究員に存続しており、それゆえに研究員の中で育ったも当然。
周りが大人の中で馬鹿にされたくなくて頑張り、天才とまでいわれている。
事実、両親から優れた資質を受け継ぎ限りない能力を発揮している。
何ごとにも頭がきれ、また行動力もある。
他人に弱さをみせずに一人で抱え込む傾向が多少あり。
研究員からの帰り道に、天空から降りてきた球体。
すなわち、神獣の宇宙の宇宙意思たる存在に出会い、後々女王試験をうけることに。
コレットと女王試験で出会い、一緒に行動することにより無二の親友に。
後々、コレットとは、二人で新たに生まれた新宇宙を発展させてゆく女王補佐官に。
○アルフォンシア(真名:アルフォーティス)
コレットにアルフォンシアと名づけられた、新たな宇宙空間に宿る宇宙意思。
この存在の元というか核になっているのは、かつてリモージュが送り込んだとある水晶でもある。
自分の力というか一緒に宇宙をはぐくんでくれる存在をリモージュに頼んで誕生させた。
というか、リモージュがすでに用意していた、というのは彼以外は知らない事実。
ちなみに、レイチェルにはルーティスと名づけられていた。
どちらも同じ宇宙意思であり、同じ存在であったが。
二人の女王候補によって見た目などが異なっていたのはそのうちなる力の異なりかたによるもの。
小さいときはかわいい犬のようなピンクと青のふわふわもこもこの動物であったが、
今では成長してちょっとした大きさの角のある犬のような動物となっている。
宇宙意思でもある彼が、獣の姿をしているがゆえに、新たな宇宙は神獣の宇宙と呼ばれることに。
まだ自らでもある宇宙空間そのものが発展していないので人型になったり、
また他人に姿をみせたりすることは困難である。
○感性の教官:セイラン
まだ若いうちから、その独特な世界観と独創性から、宇宙に名高い天才画家や詩人として有名な存在。
実は、その豊かな感性はその身のうちに緑のサクリアを秘めていたがゆえなのだが。
そんなことは当人は知らない。
新たな宇宙の女王試験にあたって女王たちの教育。
すなわち、感性を教育するために聖地にとやってきている。
ちなみに、教育者を引き受けたのは「おもしろそうだから。」という理由である。
本来は人の前には滅多と姿をみせない謎の天才。といわれている。
彼の絵や詩は、ものすごい高値で取引されている……
○精神の教官:ヴィクトール
悲劇の将軍。ともいわれている王立派遣軍に在籍していた将軍。
とある惑星での出来事において部下を全員失った経験をもつ。
それゆえに引退していたのだが、このたびどうしても。
といわれ女王候補の教官をひきうけることに。
この試験をつうじ、自分にはまだできることがある。
そうおもいなおし軍にと復帰する。
○品位の教官:ティムカ
とある惑星の皇太子。
つまりは時期国王。世の中の勉強のためにと留学していたが。
このたびの女王試験の教官に選ばれたこともあり、一度国にともどり聖地にとでむく。
王族ゆえか、その品位や考えなどは上にたつものの自覚がしっかりとできている。
ちなみに、歳の離れた弟があり。
○チャールズ=ウォン(謎の商人/チャーリー)
宇宙に名高い財閥、ウォン財閥の総帥を勤めている人物。
かつてのリモージュの嘆願もあり、彼本人が聖地にと出向き、謎の商人。
と偽って様々な品物を扱っている。
また、彼はリモージュがクリスタル一族の長であることをしっており、
様々な雑用などもこなしている。
この試験をつうじ、守護聖や招かれた教官たちとも仲良くなるが、
よもやそれがしばらくのちに自らの身にかかわりをもつ重要なことだとは。
今この時点での彼は何もおもっていない。
○カティス(元、緑の守護聖)
マルセルの前任者でもあった元緑の守護聖。
今ではクリスタル一族の一員となり、長寿となっている。
この試験が始まるまえのちょっとした出来事において聖地にとやってきており、
何かと女王候補たちの手助けをもすることに。
彼が育てる野菜などは宇宙一、といっても過言ではない。
また、彼はリモージュが初代女王である。ということと、その真実をしっている存在でもある。
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