まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
さってと。いい加減にエトワールを購入するぞ!
といいつつ、何か月たったんだ?(笑
いや…いまだに、プロローグの全アイテム、コンプリートできてないからねぇ……
勘がないのよ・・・・勘が・・・・・しくしくしく・・・・(涙
あの、カード形式力補充、私みたいな勘が鈍いものにはきついのよぉ!(涙
しくしくしくしく・・・・
いつも、大体一番初め、もしくは三回目でアウト・・・あぅ・・・
やっぱ私としてはのんびりと、
こつこつ戦ったりお願いしたりとかの力補充&レベルアップのほうがいい・・・
何しろ、シューティングRPGって苦手以外の何者でもない・・・・くすん(実話・・・
とりあえず、うれしいことに、アンジェ主役の♪アンジェリークのOAVも出たことですしv
とっととこれを終わらせて、それから、次なる天空いって、んでもって。
白き翼いって、んで、トロワいって、それからそれから、ジェムストーリーいって。
そしてがんばってエトワールまでこぎつけるぞ!お~!!(笑
#####################################
コズミック・サブリナル ~第27話~
「しっかし。まさかあの光の球体が宇宙になるとはなぁ……」
そんなことをつぶやいているゼフェルに。
「でも何かすごいよね!ね!僕たち、宇宙創世記に立ち会ったんだよ!?」
嬉々としてそんなことをいっていたりするマルセル。
昨日の【宇宙誕生】。
その報は一夜のうちに聖地全体にと広まり…といっても関係者に即座に広まり、
それ以外の存在達には噂としてゆっくりとではあるが伝わっていっている。
「さってと。はいはい。みんなおしゃべりはそれくらいにしてね。あとでゆっくりとその話は…ね♡」
聖地の中にとある聖殿。
その聖殿の奥にと位置する、ここ謁見室。
敷き詰められたじゅうたんの先に、肩よりも少し長いふわふわの髪を軽くまとめ。
そして落ち着いた飾りでそんな頭をまとめ。
服装はゆったりとした、それでいて幅の広いドレス。
見るものが見れば、一瞬、その背に淡く金色にと輝く白い羽が具間見えるであろうが。
白い羽は、女王のサクリアが表面化し具現化したもの。
この白き羽を持つのは、代々ただ一人。
だがしかし、その白き羽が金色にと輝く存在は、未来永劫においても、ただ一人…
にっこりと、今だにざわめいている集まった守護聖たち全員を見渡し微笑みかけているリモージュ。
パンパンと軽く手をたたくリモージュの行動に、ざわめいていた謁見質が一瞬静まり返る。
そしてまた、そんなリモージュに続き。
「え~。それでは、皆様おそろいになられたようですので。それでは、始めたいと思います。」
こほんと軽く咳払いをし、全員を見渡して話を切り出している女王補佐官であるロザリア。
今ここ、謁見室にと集合しているのは。
今回、女王候補として聖地にと招かれている二人の少女。
アンジェリーク=コレットと、レイチェル=ハート。
そして、守護聖である九人の男性たち。
そしてまた、教官として招かれている三人の人物と、王立研究院主任でもあるエルンスト。
つまりは関係者全員がそろっているのであるが。
「あらあら、ロザリア。そう硬くならないで。
それでは…正式に始めたいと思うけど、依存はないわね♡」
にっこりと。
全員を見渡し微笑みかける女王・アンジリェーク=リモージュ。
「陛下っ!…とりあえず私が話しを進めますから。陛下はそこにじっとしててください。」
ぴしゃり。
今にも席を立ちそうなリモージュをいさめつつもそんなことをいっているロザリアに対し。
「…ロザリアのケチ…」
多少口を尖らせてそんなことをいっているリモージュ。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷっ!』
まさか自分たちが宇宙を誕生させたなどとは、いまだに信じられなく興奮状態。
そして、さらに。
こうして女王の目の前に呼び出されている二人の女王候補たちは、
かなり緊張をしていたのだが、そんな二人のやりとりをみて思わず目を点にしつつも、
次の瞬間には互いに顔を見合わせ噴出していたりする。
…ま、まあ、『宇宙を統べる女王』といえば、神聖なる存在。
というイメージを誰もが持っている。
そんな中でのこの状況は、それは仕方がない、といえばそれまでなのだが…
多少、少しふくれているリモージュをどうにか椅子にと座らせたまま。
カツン。
一歩前にと進みだし。
そしてその手にしているロッドを軽く床にとつけ。
「皆様。すでにお聞き及びと思われますが。
昨日、女王候補二人の活躍により、虚無であった場所に新たな宇宙が誕生いたしました。
もう皆様お気づきでしょうが。今回の試験は、かつて虚無であった空間に出現した【宇宙の卵】。
そこから宇宙を誕生させる、という目的のもと…」
改まり、女王候補たちを見渡しそして守護聖たちを見渡して説明を開始しているロザリアに対し。
「もう。ロザリアったら、そんなに改まっていわなくても。ここからは私から説明するわね。」
「陛下っ!!!!!」
そんなロザリアに対して、軽い口調でそんなことをいっているリモージュ。
そんなリモージュに対して思わず叫んでいるロザリアであるが。
『…ぶっ…くすくすくす。』
思わずそんな女王と補佐官のやり取りに、
数名から噴出す声と忍び笑いをする声が謁見室にと響き渡る。
「こほんっ!」
そんな彼らに対して軽く咳払いをしているジュリアス。
「まあまあ、そんなに硬くならなくたっていいじゃないの。
今回の試験に関しては、みんな、いきなりのことで戸惑いが多かったと思うのよね。
でも、はじめから【宇宙を誕生させる】とネタをばらしたら楽しくないじゃない?
それに、本当の女王試験はこれからなんだから。レイチェル、アンジェリーク♡」
にっこりと微笑みかけられ。
思わず。
『は…はい!!!』
元気に二人して、ピシャリと姿勢をただし、直立不動にとなる二人の女王候補たち。
「あなたたちの努力の甲斐もあり、虚無に誕生した光の球体から、宇宙が誕生しました。
だけども、まだ、あの宇宙は【誕生した】というだけ。
まだ、生命が活動できる惑星は誕生してないわ♡」
にこにこと微笑みつつも説明してゆくリモージュの言葉に。
「陛下…そこからは、私が説明いたしますわ。」
そんなリモージュの言葉をさえぎり。
続きざまにロザリアが言葉を発する。
「今回の女王試験は、虚無に誕生した球体から、宇宙を誕生させること。
そして…もうひとつ、誕生した宇宙を今度は生命が誕生できる宇宙にと発展させてゆくこと。
つまり、今回の女王試験は新たな宇宙を創り出し、そして新たな宇宙の新たな女王を選ぶ。
この試験の本来の目的はそこにあります。」
ざわっ。
改まり説明を受け、一瞬謁見室内部がざわめきに満ちる。
わかってはいたが、やはり動揺することには変わりはない。
「あら♡そんなに改まらなくても大丈夫よ。だけども、宇宙を成長させてゆくこと。
これには、それなりの知識や教養、そして感性、というものが必要となります。
そこで、女王候補の二人。
アンジェリークとレイチェルには、この方たちにいろいろと学んでもらいつつ、
宇宙を育成してゆく、ということが当面の試験となります。…ロザリア。」
にっこりと、自分の使命の大きさにかなり戸惑っているコレットと。
何となくわかってはいたが、改まり言われればさすがに動揺は隠し切れないが、
内心の動揺をひたむきに隠しているレイチェル。
そして二人は同時に、同じ謁見室にいる三人の姿を具間みる。
まだ、『彼らの世話になるときではない。』そう聞かされてはいたが…
これからが本番なのだ。
そう、自分自身にと言い聞かせ。
「陛下、ロザリア様、ということは。
私たちは私たちが誕生させた、新たな宇宙の初代女王。
創生の女王候補として、招かれたということですか?」
内心の動揺はひたかくしにし、問いかけているレイチェル。
そんなレイチェルの言葉に。
「ええ。そうですわ。あなた方は、今、新たに誕生した宇宙。
創世記の女王候補として、あの宇宙の意思である、聖獣にと選ばれました。
ですから、選ばれたあなた方にしか、彼らの姿は見えなかった、というわけですわ。
いまだまだたの宇宙は生まれたて、これからどう成長してゆくのかは。すべてはあなた方の努力しだい。」
そんなレイチェルににっこりと微笑みかけ、説明しているロザリアに。
「宇宙を安定させてゆくのには、女王候補である、二人の力と能力。それも必要となっていきます。
そうね。簡単にいえば、宇宙には安定度。というものがある、と思ってちょうだい。
自分の力よりも多い力を抱え込んでしまうと当然のことながら、せっかく誕生した惑星なども消滅してしまうわ。
自らの力を高めつつ、そして、宇宙にと惑星を誕生させてゆく。それがこのたびの試験の全貌です。
新たに誕生した、あの宇宙に、惑星が埋め尽くされたとき。新たな女王は決定します。
― かの宇宙の意思のもとに。
…と、ということで、彼らの出番となるんだけど。いいかしら?三人とも?♡」
守護聖たちの後ろにと控えている三人の人物に対して。
にっこりと微笑みつつも問いかける。
そんなリモージュの言葉に。
さらに思わず背筋を伸ばす三人。
教官として招かれた、感性、精神、そして品位。
それぞれの教官として招かれた。年代も、そして、性格もまったくことなる三人のこの男性。
一人は、現役の軍人。
一人は、とある星の王太子。
そして、一人はここ、神鳥の宇宙において、名高い芸術家。
だがしかし、彼らを選んだのは、それだけではない。
もともと。
かの宇宙が発生するに当たり。
それに伴い、必要となる魂は。
すでにもう、世界に放っている。
まだ、誕生していない魂も幾多とあるにしろ。
必要なのは…導く存在と、そして、創世記、初期からすべてを知る存在。
だからこそ。
まだ若い若さで王立研究院主任、という肩書きを得た彼とて。
それは、すべては、リモージュ…否、【アンジェリーク】が決めたこと。
そしてまた。
かの、種族の二つの血筋が和解し、新たな力を生み出すのもまた。
すべては、時の流れるまま、彼女が示した道のままに…
「は。はい。」
リモージュの言葉に改まり。
よもやまさか、女王自ら声をかけられるとは。
思ってもみなかったこと。
それゆえに、多少固まりつつも。
「われら三人、すでにいつでも準備はできております。
全力をもってして、誠心誠意、新宇宙の新たな女王となるべく二人の女王候補たちを。
導いてゆくつもりです。まだ未熟ながら、全力を尽くさせていただきます。」
いいつつも、びしりと敬礼しつつ、そんなことを言っているのは。
顔にキリキズの目立つ、赤い髪のいかにも、といった軍人のようなそんな男性。
「それでは、ヴィクトール、改めて、新宇宙の女王候補たちに。
あなた方、教官の自己紹介をお願いいたしますわ。」
そんなヴィクトールに微笑みかけ、自己紹介を促しているロザリア。
「そうね。お願いするわ。三人とも。」
そこにたたずむ三人に対し、にっこりと微笑みかけているリモージュ。
そんなリモージュの言葉をうけ。
「はっ。それでは、まずは。私めから。わたしは、ヴィクトール。精神を担当する。」
「僕はティムカ。品位を担当いたします。ふつつかで未熟ですが、女王候補のお二方。
どうか一緒にこれからがんばっていきましょうね。」
「僕はセイラン。感性を担当する、ま、気楽にね。何しろ、初めての経験だからね。」
それぞれに互いに完結にと自己紹介をしてゆく、三人の教官たち。
感性の教官-セイラン。
彼は、神鳥の宇宙内部においては、知らないものがいない、というほどの若き芸術家。
彼の絵や詩ひとつで、軽く星ひとつすらも買える金額がつくことはしばしば。
だがしかし、その実態は、なぞに包まれており、謎の旅の放浪芸術家。
としてもまた有名。
彼は目立つことや、人前に出ることを好まない。
その感性のおもむくままに、作品を作り。
それが、結果として、人々の目に留まり、今のような世間での彼の評判が出来上がった。
というのが事実なのだが。
そしてまた、精神の教官-ヴィクトール。
彼は、王立派遣軍の現役軍人。
とはいえ、少し前のとある惑星の事件より、一線からは退いていたのだが。
その事件において、生き残ったのは、彼一人。
ゆえに、人々は、彼のことを悲劇の将軍。と別名をつけて呼んでいる。
品位の教官-ティムカ。
彼は白亜宮の惑星の、第一皇子。
つまりは、王位継承権、第一位の皇太子。
時期国王として、主星にと様々なことを学ぶために留学していたのだが。
今回の女王試験により、一度国にと戻り、そして、教官として、ここ、聖地にと招かれている、まだ年若い少年。
そして。
「では、まず。今の誕生した宇宙の様子を王立研究院主任でもある、エルンストから報告してもらいます。エルンスト。」
「― はい。それでは、報告させていただきます…」
ロザリアの言葉をうけ。
エルンストが、今現在の宇宙の様子を、そこにいる全員にと説明を開始してゆく。
一時ほど後。
「…というわけです。」
説明を終え、改まり敬礼をするエルンストに対し。
「ご苦労様。さて、それでは、これからが本番です。
今までは、球体にサクリアを注ぎ込み、宇宙を誕生させる、というのが前提でした。
ですが、これからは、それだけではありません。
宇宙を安定させつつも発展させ、宇宙に新たな星星を誕生させ、成長させてゆく。
それが、今回、あなた方女王候補として、選ばれた、あなた方二人の使命です。
アンジェリーク。レイチェル。大変でしょうけど、私や陛下、それに守護聖の皆様がた。
それに、教官、そしてあなた方を補佐する幾多の人々がいる、ということを頭において。
これからがんばってくださいね。」
二人の女王候補に対し、微笑みかけつつ話しかけているロザリア。
「あらあら、ロザリア。そんなにブレッシャーを与えても♡
大丈夫。あなたたちならできるわ。それにあなた方は一人ではないから。
あなた方の聖獣も手助けしてくれるはずです。がんばってね。
宇宙の未来はあなた方の手にかかってるのだから。」
にっこりと、いまだ固まっている二人に対し微笑んでいるリモージュのそんな言葉に。
思わず顔を見合わせる、コレットとレイチェル。
スケールが違いすぎる。
それは、誰しも思うことではあるが。
だがしかし、女王になる、というのは。
それ以上に大変である、ということは。
コレットは、スモルニィ女学園の教えと、昔から父母に聞かされていた御伽噺から。
レイチェルは、王立研究院の天才児、としてのその経歴から。
互いにその重要性は十分にと理解はしている。
「さって。堅苦しい報告会はおしまい♡
あ、二人とも、それに守護聖たちや、みんな。何か質問とかあるかしら?」
にっこり。
パン。
軽く手をたたき全員を見渡してそんなことを言い始めるリモージュに対して。
「陛下!!!!ですから、そうむやみにいきなりそういうことをいい始めないでください!」
「まったくです。陛下。そういうことは、われわれの役目です…」
うんたら、かんたら。
しばし、ロザリアの説教というか説得が謁見室にと響き渡ってゆくのであった。
新宇宙暦元年。
これより、新たな宇宙は、それぞれの女王候補の意思と、願いの元に。
異なる宇宙…神鳥の宇宙の守護聖の力を借りて。
自らが女王となるべく宇宙を育成してゆくことととなる。
これは、そのための試験。
新たな宇宙の新たな女王を選ぶための。
すべては必然。
無用、とされる事柄は宇宙には存在していない。
そのように【定めた】のだから…
二度と、かつてのような過ちが起こらないように…
しばし、堅苦しい説明会が終わり。
打ち解けて話を交わしてゆく、守護聖や、女王候補、そして、協力者をみつめつつ。
ただただ、笑みを浮かべている女王・アンジリェーク=リモージュ。
すべては、これから。
だけど、彼女たちには、女王となってもなお。
創世時代であるがゆえの苦労もまた付きまとってゆくのもまた事実。
そしてまた…
かの地が、あの場所と深く根付いているがゆえに。
過去と現在、そして未来。
それらをつなぐ道ができ。
未来から、現代へ…運命はめぐってゆく。
それもわかってはいる。
わかっているけど…できるならば。
自らが介入することなく、【彼女】には、【目覚め】てほしいから…
あの地というか時代に残っているのは、【彼女】の負の意識、そのもの。
強烈すぎる負の意識は、それはやがてひとつの意思をもつ意識体となり。
そして…
今、ここで、彼女を完全にと消し去ることなど、【アンジェリーク】にとってはたやすいが。
だけども。
そこまでは非情に徹しきれない自分の弱さもまた、彼女自身、わかっている。
わかっているからこそ…それでも、譲れない、願い、というのもはあるのだ。
かつて、自らが、滅び行く星星の願いをうけ、一心に誕生したように……
自らのわがままを聞き入れてくれた、かの御方…【宇宙の姫】のためにも。
自分はまだ…がんばれる……
-第13話へー
Home Top Back Next
###################################
あとがきもどき:
薫:そういえば、アリオス、レイチェルにこき使われてるのね(笑
いや、ドラマCDから(爆!
気の毒に・・・・・(笑
使えるのもは、親でも使え?の精神でしょうねぇ(笑
でも、そーいえば。アリオスの生年月日…どうしたんでしょうねぇ?
いや、だってさぁ。彼、ラガの影響で一気に成長したんだし(だからまて!
でも、以前と同じ28歳のままなのよね・・・あはははは。(トロワのときも思ったけどさ・・・)
ということは、ちと疑問・・・アリオスの誕生日、11月22日じゃないですか?
でも、転生前もそうだったんですよねぇ・・・・
ということは、あの成長させられたあの日が。11月22日だったのでしょうかね?
(そういう突っ込みはしないように…笑
どなたか、この疑問の答え・・・・知りません?(まて
つっこみがてらにキュアかラブ通にでも送ってみるかな?(かなりまて!
まあ、いまだに度胸がなくて、
公式場所にはどこにも送ったことのないようなやつができるわけがないですけどね(笑
ただいま、計画。スレイヤーズのキャラアンケート結果は数ヶ月分くらいたまったら。
印刷して、ファンレターとして出してみようかなぁ?
とか思ったり(また次なる人気アンケートをやってほしい・・・・)
目指せ!エルさま一位!(こらまて、結局出さなかったやつが何いってるか・・・
まあ、何はともあれ。ようやく本格的に試験開始ですv
んではではvまたいつかv
2004年4月17日某日
Home Top Back Next