まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
何か画像編集しようとして、何か間違いやって。
これ、ビルダー開いている場所をすべて消してしまった愚か者です・・
・・・・・・打ち込みかけてたのどれだったっけ(おひ・・・汗
あと、ただいま気づいたらだんだんと痛みが・・・
何か最近たまに歯がいたいなぁ?とおもってたら。
いつのまにか、奥歯の詰め物はずれてました・・・ついでにぽっかりと穴あいてるし・・・・
しかも・・・・これって、親知らず・・・・気づかないときにはあまり痛くなかったが・・
気づいたら何かものすっごくいたいよぉ(涙
気づかなかったの熱で馬鹿になってたのかな?感覚が(滝汗・・・・
2004年6月8日某日
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コズミック・サブリナル ~第41話~
コンコン。
「アンジェリーク、いる?」
部屋の扉をノックする音。
「あ、まって。レイチェル。」
身支度をしていたがゆえに。
あわてて、身なりを整え、そして、玄関にと出向いてゆくコレット。
「はいるよ?」
ガチャリ。
彼女がしたくを整える暇もなく、勝手にと入ってくるレイチェルの姿。
「何?あなた、まだ仕度してなかったの?」
みれば、今だに髪をといてセットしている様子。
「あ、うん。ちょっとまってね……よしっと。」
鏡に向かい合いつつも黄色いリボンを頭につけ、自分自身の気を引き締める。
「おまたせ。どうしたの?こんな朝早くから?」
身支度を整え、そして、玄関先にて待っているレイチェルの方にと進んでゆく。
「うん、ちょっとね。気になるデータをみつけたんだ。みてくれる?」
顔色を曇らせ、何やら手にしている資料をコレットにと手渡すレイチェル。
「え?あ、うん、ちょっとまってね。とりあえず部屋にと入って。」
そんなレイチェルを促し、そのまま部屋の中にといれ、部屋の中にとあるテーブルにと腰をかける。
ぱらり。
レイチェルがもってきた資料を開き、思わず目を見開く。
「……レイチェル?これって……」
そこには、新宇宙のデータがびっちりと書かれているのだが。
だが問題はそんなことではない。
何よりも問題なのは……
二人が育成している新宇宙。
初めのころは、星ができては、また消滅し……を繰り返していた。
今はそれらの星々の残骸も新たな星にと生かされ。
輝きを増してきた自分たちの愛するべき世界。
「うん。やっぱりあなたもそうおもう?これ、早急に何か手を打たないと……」
まだ、星々が誕生してない無の空間。
そこに、明らかに、異常なほどのエネルギーが集まっている。
これまでの育成において、消滅などしていった、星星や星系。
それらの消滅する際のエネルギーが一箇所にと固まり、集中している。
そして……それらは……
レイチェルは以前、というか宇宙理論を研究していたこともあり。
それが何を意味するのかは、よくわかっている。
「これ、ほっといたら、間違いなく大規模なブラックホールになるよ。」
ブラックホール。
それは巨大な重力の墓場、ともいえ。
その巨大な力は、周りのものを吸い込んでゆく。
「……やっぱり?」
数値が異常なのはわかっている。
目にみえないから見落としていた。
おそらくレイチェルがこうして数値的データを調べなければわからなかったであろう。
研究院は研究院で、まだ星星が誕生していない空間までは把握していない。
レイチェルだからこそ、全体を調べたのであるからして。
「とりあえず、ブラックホールに成長する前に何かの手を打たないと。アンジェリーク、今日時間とれる?」
「もちろんよ!」
今日は日の曜日。
本来ならば育成はお休みの日ではある。
あるが、ほうっておくことはできない。
何しろこちらで一日遅らせれば、それなりに、あちらの新宇宙では時間はかなり流れている。
それはすなわち。
もしかすると、明日には、プラックホールが誕生してしまうかもしれないのだ。
「とりあえず……ロザリア様に相談にいかない?」
「そうね。」
二人顔色もわるく。
そんな相談をしつつ、日の曜日だというのに。
二人して、しばしの会話をしつつ、そのまま、女王補佐官執務室にと向かってゆく。
「ねえねえ。ロザリア?あの子たち、大丈夫かしら?」
補佐官の執務室のソファーに腰かけ。
目の前にだされた紅茶を口に運びつつ、問いかけているリモージュ。
「大丈夫ですわよ。しかし、生まれたばかりの宇宙にあれが発生するとは……」
まだ完全にではないが。
だがしかし、もし万が一、あれが成長、そして発生することになれば。
間違いなく、まだ生まれて間もない星々はその重力場に逆らえず。
そのまま、消滅してしまうのは明らか。
「プラスとマイナスの力は常に表と裏だからね。
この世界にもあるけど、それはきちんとバランスを保ってるし。」
だが、まだあの世界にそれが発生するのは早すぎる。
まだ星々がきちんと安定していないのだからして。
そして、それぞれの星系の重力場すらも。
「まあ、確かに時間率をかなり早くしてる、というのも問題あるのかもしれないけど。
だけど、そうでもしておかなかったら……
本気で宇宙を育成するのなんて、何年かかるかわからないものね……」
今の時間率でいけば、こちらの一日はあちら数億年以上に相当する。
そのように時間率を調整して保っている。
それゆえに。
こちらから力を注いだらすぐにこちらからはその育成の結果が目に見えるのだからして。
「しかし、陛下?陛下は大丈夫ですの?こちらの世界だけでなくあちらの宇宙まで………」
ひとつの宇宙を安定させ、そして発展させてゆく。
それだけでも大変であることは明白なのに。
試験が始まり、そして球体から宇宙が誕生し。
あちらの新宇宙の時間すらをも自らが調整し、それを支えている。
まだ女王候補たちにはそこまでの余裕はない。
女王となれば、それなりに、その精神と魂が宇宙の意思たる存在と結びつくがゆえに。
さして困難ではなくなるのであるが。
「大丈夫よ。……って、あら。ロザリア。話をしていれば、何とやら…よ。」
カチャリ。
手にしたコップをそのままテーブルにとおき、出入り口である扉にと視線を向けるリモージュ。
今のリモージュの姿はいつもの正装ではなく、だからといって、普段着、というわけでもなく。
ちょっとした淡いピンク色のドレスを着こなしている。
そんな会話をしている最中。
トントントン。
執務室の扉をノックする音が彼女たちの耳にと聞こえてくる。
「はい。どうぞ。」
ドアのほうを振り向きつつも入室を促すロザリア。
その言葉に。
扉の向こうで顔を見合わせ。
『失礼します。』
二人同時に扉より女王補佐官執務室にと入ってくる二人の女王候補たち。
そして、そこに、いるはずのない人物の姿をみとめ。
思わず。
『失礼します。ロザリア様。……って、女王陛下!?』
思わず目を見開いて二人同時に叫んでいるコレットとレイチェル。
くす。
そんな二人をみつつかるく微笑み。
「こんにちわ。女王候補のアンジェリーク、レイチェル。まってたわ。
そろそろ来るころじゃないかな?と今ロザリアと話してたところよ?」
にっこり微笑みつつ話しかけるリモージュ。
「……え?」
その言葉に思わず戸惑いを見せるコレットに。
「ひょっとして、もしかして、ロザリア様も陛下も新宇宙のあれにやはり気がつかれてるのですか?」
おそらくは自分たちというか、自分が気づいたのだから。
もしかして、とは思ってはいたが……
そう思いつつ問いかけてくるレイチェルに対し。
「ふふ。まあね。とりあえず入って。時間もあまりないしね。」
入室を促すそんなリモージュのせりふに。
『は、……はい。』
戸惑いつつも執務室にと入ってゆく二人の女王候補たち。
促され、ロザリアとリモージュが囲んでいたテーブルに同じく腰を下ろす。
「どうぞ。」
そんな二人に紅茶を出しているロザリア。
女王補佐官に紅茶を入れてもらうなど、と思い、完全に固まっている二人の姿がそこにあったりするのだが。
「そんなに固くならないで。あなたたちが今日ここに来た用件はわかってるわ。
今もロザリアと話してたの。あの空間にできかけているアレのことでしょう?」
にっこりと。
そんな二人に微笑みかけるリモージュに。
「それで?あなた方はどうしたいのかしら?」
いまだに固まっている二人に対して話しかけるロザリア。
その言葉にはっとわれにと返り。
「あ、そうでした。今のままだと、せっかく誕生した惑星が、
遠からず発生してしまうであろうあのブラックホールに飲み込まれてしまうと思うんです。
でも、私たちはどうしたらいいのかわからなくて……」
「データ的には、間違いなくあの空間がブラックホールに。
しかもかなり巨大なものになるのは、明白なんです。
ですけど、まだあの新宇宙にはそれが起こることはバランスを崩しかねない。そう思いまして。
それで、私たちでは判断つきかねなくて……こうして相談に伺ったのですけど……」
いまだにかちこちに固まりつつも、どうにか来訪した目的を告げているコレットとレイチェル。
そう、まだ早い。
まだあの空間に重力の墓場、とも言えるアレは。
だけど、どうしたらいいのかがわからない。
それは事実。
「そうね。それは、あなたたちしだいよ。
とりあえず、明日まで待ってたら間違いなくあの空間はブラックホールにと成長を果たすから。
今から許可を出しますから、研究院からあちらの世界にいって、
そして、それぞれに聖獣からどうしたらいいのか、思いを読み取って行動してごらんなさい?
これはあなたたち新世界の女王候補にしかできないことなのですから。」
女王であるリモージュにいわれ。
はっとなり、思わず顔を見合わせる。
どうしたらいいのか、自分たちばかりで考えていただけで。
肝心の宇宙の意思たる聖獣から、その考えを聞いてないことにようやく気づく。
「ロザリア。私も一緒にいくから。とりあえず二人を研究院に。」
「わかりましたわ。しかし、陛下?まさかそのお姿で行かれるつもりじゃ……」
さすがに研究院にこの姿で赴くのは、
完全に女王当人である。
と、そこにいる知らなくてもいい研究員たちですら気配からして理解してしまうであろう。
そうなれば、万が一、女王の身に何かあるかもしれない、という不安なリスクは伴う。
「いつものように子供の姿になるわよ。」
そんなロザリアの言葉にかるく返事をし。
「とりあえず、二人とも、今から研究院にいけるかしら?
あれがブラックホールに成長を遂げるその前に何かしらの対策をほどこさないと。
せっかく誕生したあまたの星々が重力に飲まれて消えてしまうしね。」
そんな二人の会話をいまだに固まりながらききつつ。
そして、二人とも、無言ではあるが。
さすが、女王陛下とロザリア様。
すでに私たちの宇宙の問題を把握しておられたとは。
そんなことを同時に二人して思っている二人の女王候補たち。
ロザリアとリモージュの言葉に促され。
「はい!大丈夫です!私たちもどうにか早い対策が必要、と思ってましたし。」
「でも日曜日だし、かといって、あちらとこちらの時間率は異なっているから、
どうしたらいいのか、それを含めて相談に伺ったのですから。」
あの場所の時間の調整は、試験が終わるまでは女王アンジェリークが司っている、
というのを二人とも、アルフォンシアとルーティスより聞き、そのことは知っている。
それゆえに、ふたつの世界を管理しているリモージュにかなり尊敬と敬意を示しているのではあるが。
「それじゃ。とりあえず、ロザリア、私準備してくるから。後のことはお願いね。」
「了解いたしましたわ。」
そんな会話をしつつ、そのまま、席を立ち上がり。
「それじゃ、また後でね。アンジェリーク。レイチェル。」
そういって、二人にかるく挨拶をし、そのまま部屋を出てゆくリモージュの姿がしばし見受けられ。
「さて、それでは、私たちも準備をしませんと。あなたたちのほうは大丈夫ですの?」
そういわれ。
おもわずはっとなる。
「え…ええと、レイチェル?大丈夫……よね?」
「急いできたからなぁ。あ、でも大丈夫です!」
思わず不安になりレイチェルに助けを求めるコレットに。
少しばかり考えつつも、それでも了解の意を示しているレイチェル。
「それでは、とりあえず準備ができ次第、それでよろしいですわね?」
そんなロザリアの言葉に。
こくり。
うなづく二人の女王候補の姿が、ここ女王補佐官執務室にてしばし見受けられてゆく。
-第42話へー
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あとがきもどき:
薫:うみゅう。気づいてしまえば歯がいたい・・・そっちに気がいってしまう・・・・
とりあえず、明後日の木曜日に病院予約。しっかし・・・・・・昼までに終わるのか?
普通の歯でなく親知らずだかんなぁ・・・
ちなみに、私の場合は完全には生えてはおらず、半分ほどでかかったままとまってます。
抜くにも抜けない状況・・・というやつですね。はい(滝汗
叔母みたいに、まさか虫歯から骨が溶ける病気・・・にならなければいいが・・・
だって、穴あいてるのまったく気づかなかったもんな・・・・
どれだけ進行してるんだ?虫歯くん・・・・痛みがあまりない、というのが余計に怖い・・・・
しっかし、まだ熱も完全に下がってない、というのに。重なるときには重なるなぁ・・・・・・。
ようやく八度から、七度にまで下がってきてる、というこの状況で、だもんな。
しかし、歯医者なんて数年ぶりだわ(実話
さてさて、次回でサクリア発動!?(まて)
をお送りいたします。んではでは。
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