まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

しくしくしく。
うちの父は本当にろくなことをしません・・・・
何かいやぁな予感・・したのよねぇ・・・
お仕事から戻ったら、またまた猫たち出してるし・・・・
四時ごろ脱走して、戻ってきたのが、十時過ぎ・・・。
何かあったらどうするのよ・・・そーいや。
そろそろ、フェラリアの薬をもらいにいかないとなぁ・・・・
などとつぶやく2004年4月10日某日・・・
・・・・で、打ち込み気分がのらなくて、またまた数日経過してるし・・・・

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コズミック・サブリナル   ~第26話~

「カンパーイ♪」
にぎやかな声が辺りにと響く。
「しっかし、何だねぇ。知ってたんなら、教えてくれてたっていいじゃなぁぃ。
  ねぇ?カティスちゃぁん♡」
そういうなり、横にいる、金髪の男性にと抱きついているオリヴィエ。
「だぁ!抱きつくな!オリヴィエ!
  つうか、仕方ないだろう!?陛下からは、口止めされてたんだから!?」
などといいつつも、その目は笑っていたりする。
ここは、森の湖の少し離れた場所にある…といっても、湖のほとりにあるとある一軒や。
ここに、前、緑の守護聖であった、カティスは、一人で住んでいたりする。
まあ、彼いわく、『一人が気楽だ。』ということもあり、一人で生活をしていたりするのだが。
もともと、彼ら、時代にその役目を譲った前任者でもある、守護聖は。
聖地から放れ、新たな人生を外界にて過ごすこととなる。
この、カティスとて例外ではない。
一度、彼は、外の世界、すなわち、通常世界にと戻っていたのだが、そのときに。
かつて、守護聖であったときに訪れた、とある一族。
そこの隠れ里を訪れて。
その一族…クリスタル一族の一員となり。
ゆえに、こうして今。
あれから、軽くかなりの年月が経過している、というのにもかかわらず。
当時のままの若い姿でいたりするのだが。
そして。
彼が、再び、ここ、聖地にいるのは。
それは、女王の気まぐれ…というか、彼女の導きのもと。
まさかいきなり、長……とと。
女王が彼女の結婚式に参加してくる、などとは思ってはいなかったが。
ふと、少し前のことを思い出しつつも内心つぶやきつつ、苦笑しているカティス。
「なるほどな。
  陛下が、あの球体を『卵』と呼ばれていた意味がようやくわかったような気がするな。
  だが、しかし、まさか…自分が守護聖のときに、宇宙誕生の瞬間、
  つまりは、新宇宙誕生の瞬間に行き当たる、とはな。
  ふっ。このオスカーのことも、その名前が歴史に刻まれる、ということか?」
などといいつつ、グラスを少し傾けているオスカー。
「ま、ルヴァのやつはあいかわらず。いまだに、研究の虫と化してるようだがなぁ。」
いいつつ苦笑しているカティス。
何しろ、歴史的なこと。
新世界…宇宙創生、というか誕生などということは、伝承や文献で語り継がれていたのだが。
今、まさに。
それが現実として、自分たちの目の前に発生したのだからして。
「だけど、これから、忙しくなるんだろうねぇ。
  で、カティスちゃぁん?ほかにも陛下から、何かきいてないのぉ?ねぇん?」
「つ~か!だぁぁあ!オリヴィエっ!!キスはやめろぉぉぉぉ!」
「もう少ししたら、確か、お子様達も来る、とかいってたなぁ。」
そんな、オリヴィエを押しのけようとしているカティスを、ほのぼのとみつつ。
そんなことをいっていたりするオスカー。
新たな宇宙が誕生した。
ということに、お祝い、と称して。
本日、ここ、カティスの家にて、酒盛り…もとい、情報交換の場が行われるのは。
これより、しばらく後のこと。




「ふふ。ついに誕生したわね。ロザリア。」
「ええ、そうですわね。陛下。」
そんな会話をしつつ。
そこに映し出している、新たな宇宙を見ているこの二人。
女王・アンジェリーク=リモージュと、女王補佐官・ロザリア=デ=カタルヘナ。
視界にと映るその輝きは、今まさに、新たな歴史が始まった証拠でもある。
「これから、急がしくなるわね♡ふふふ♡」
にっこりと微笑むリモージュの言葉に。
「そうですわね。まず明日、守護聖全員の召喚と。
  そして関係者たちを召集して…それからですわね。
  あ、学芸館も、開かないといけませんわね。」
あの館は、宇宙を育成するにあたり、必要不可欠な要素。
それを学ぶために設置し、もっともふさわしい人々にそれぞれの教官役を頼んである。
そんなロザリアの言葉に。
「そうね。ふふ。これから、忙しくなるわよ♡」
そういいつつ、にっこり微笑むリモージュの姿がその場にて、見受けられてゆくのであった。


虚無の空間から再び、有なる空間…宇宙空間にと、成長を遂げたその空間。
だがしかし。
その奥底には、いまだに【彼女】が。
すべてを無と化し、【アンジェリーク】の代わりに、自らが…という考えを持ち合わしている。
とりあえず、今誕生したばかりの宇宙には、それらの力の波動を抑える。
というのは、まだ少し、不安定。
ゆえに。
しばらくは、あの地と、この地の空間を一部つなげた状態にするしかないが。
それはまあ、仕方のないこと。

それが、一部、この宇宙空間の結界を緩め、かの人物…あの子を受け入れる要素となる。
というのは、十分に理解はしている。
してはいるが。
「…エリオス…」
ロザリアにすら、気づかれないように小さくつぶやく、リモージュのつぶやきは。
辺りの空気にと溶け消えてゆく…


物語は、今、新たに始まり。
その物語は、次なる物語のまた序曲でもある…ということを、リモージュは知っている。


次の日。
正式に、このたびの女王試験の意味が全員に説明され。
全員が、新たな気持ちで女王試験にと臨んでゆくことになるのは…


明日より、新たな物語が…今、始まってゆくのである。


                                -第27話へー

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あとがきもどき:
薫:さって。今回は、すこし短め?いや。
  やっぱり、きちんとした女王試験。そこからはじめたほうが、何かと(言い訳・・・・
  さてと。ちまちまと、そろそろ。ナド・ラーガ関連と。
  あと、レヴァイアスに関して、ちらほらと複線が張られていきます。
  ま、気にしないでくださいなv(かなりまて!
  さて、次回からは。本当の意味での女王試験、開始です!
  ではではv
  (・・・・いい加減にエトワール買わないとなぁ・・・・
    でも、買ったら、間違いなく、更新なしで、一日中ゲームやってるぞ・・・まて)
 んではではv

2004年4月11日某日・・・・

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