まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

くすくすくす。
あはは・・・・・恐るべし、アンジェリークのゲーム。
単調だからか、気づいたら、いつのまにやら時間・・・・過ぎてますねぇ・・・・
先日購入したエトワール、プレイしてたら、気づいたら夜中の一時・・・・・
あはははは・・・(おい!!!!
(自分の誕生日で始めたけど、ただいま十一月現在で守護聖たちが八人ですv)
あと約半年以上のこってる(笑んでもって、三日でクリアv(まて)
しっかし・・・今回のレンアイイベント・・・む・・・・難しい(涙)

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コズミック・サブリナル   ~第33話~

「ようこそ、新世界を切り開く女王候補たちよ。」
にっこりと、謁見の間にとやってきている二人にと話しかけているリモージュ。
そして。
「すでに守護聖たちも知っているとは思いますが。
  あの球体は、宇宙の卵。この女王試験の本当の意味は、新しい宇宙の女王。
  つまりは創世の女王を選ぶ、という意味合いがあります。
  それは、もはや皆さんはご存知だとは思いますけど。
  これより女王候補たちは、守護聖たちのサクリアを宇宙の意思である、聖獣の言葉をうけ、
  新たな生まれたばかりの宇宙を育成してゆくことになります。
  先日、とりあえず簡単には説明はしたとは思いますけど。
  とりあえず、女王候補であるあなたたちに。」
そういいつつ、横にと控えているロザリアにと視線を向ける。
その言葉をうけ。
「陛下から、あなた方女王候補たちにこれを。」
そういいつつ、ちょっとした箱をその手にもち。
女王候補であるコレットとレイチェルの前にと持っていっているロザリア。
そしてふたりの目の前でその箱を開き、その中身を二人にと見せる。
「レイチェルにはこちらを。アンジェリークにはこちらを。
  女王試験に赴くあなたたちに、女王陛下からの贈り物です。」
そういいつつ、その中にとはいっている花の形をしたペンダントをそれぞれにと手渡してゆくロザリア。
「うわぁ。かわいい。」
「いいんですか!?こんなものもらっても!?」
思わずそのデザインなどに素直な感想を述べているコレットとレイチェル。
そんな二人の声に。
「ふふ。それはね。あなたたちの女王候補、としての力の限界を示すものでもあるのよ。
  新たな宇宙は不安定、ちょっとしたことでも、すぐに瓦解してしまうからね。
  それに、結構、新たな宇宙を育成する、というのは力を使うからね。
  あなた方が無理をしすぎないように、これはちょっとした目安の代物よ。
  これからがんばるあなたたちへの気持ちばかりのブレゼント。身につけてみてごらんなさい?」
にっこりと。
それを手にとり、瞳をきらきらとさせている二人に対して。
説明しているリモージュ。
その言葉に、顔を見合わせつつもうなづきあい。
そのペンダントの形をしているそれを身につける二人の女王候補の姿。
と。
二人の女王候補がそれをその身にと身につけたその刹那。
ペンダントに埋め込まれている宝石が、淡い光を放ち、
ほのかに二人の胸元がそれゆえにと光ってゆく。
「今、あなたたちのサクリアをうけて、
  そのペンダントに埋め込んでいる【力】が、目に見える形で具現化しています。
  その光はあなたたちの今の実力。
  これよりは、あなたたちのがんばりによって、その光も増してゆくでしょう。
  そしてまた、あなたたちが女王候補としての力を使うにしたがってその光は失われていきます。
  といっても一日たてば戻りますけど。
  つまり、その光がなくなれば、その日はもう、育成などはせずに、ゆっくりと休む。という目安ですね。
  それでも無理にでも育成とかしてたら、それは今のあなたたちの限界を超えた育成。
  となりますので、逆に宇宙が衰退してしまう結果になってしまいます。
  あなた方と聖獣の力はあなた方の力が増すことにより、あちらの力もまた増してゆきますが。
  逆もまた、然りです。
  ま、簡単にいえば、無理をせずに女王試験に携わってもらうための、目安のアイテム。
  というところかしら?」
にっこり。
胸元で光るペンダントをみつつも、リモージュの方を見上げていた二人にと。
にっこり微笑みながら説明しているリモージュ。
今、彼女たちにと手渡したのは。
彼女たちが一日における力の限界を指し示す、いわば力の目安にとなる代物。
今はまだ、彼女たちの器は完全にはできてはいない。
これより、彼女たちは心身ともに鍛えつつ、女王としての自覚と力をはぐくんでゆくのだからして。
そんな謁見の間においてのリモージュの説明に。
「これはこれより新宇宙を育成するあなた方女王候補たちにと、
  女王陛下が、あなたたちの少しでも手助けになれば、と用意されたものですわ。
  二人とも、宇宙を育成するなど、何しろ初めてのことでもあるし、
  不安なこともあるでしょうが、そのときは、遠慮なく、私たちや守護聖たち。
  それに、王立研究院などをフルに活用してくださいませね。」
リモージュの言葉に続き、ロザリアが言葉を発してゆく。
そんな女王と補佐官の説明に。
「ありがとうございます。ロザリア様。女王陛下。
  これがあれば、確かに、効率よく育成ができるのは間違いないです。
  ちょっと、自分の力がただいまどれくらいで、とのくらいまで育成しても、
  あの子…ルーティスに負担がかかるか、データ上でも正確にはつかめませんでしたから。」
などといいつつ、ぺこり、と頭を下げているレイチェル。
「あら、さすがはレイチェルは宇宙理論を研究しているだけはありますわね。
  まあ、レイチェルはどうやらすでに知っているようですが。
  アンジェリーク。あなたたちが育成する宇宙は、まだ生まれたばかりの空間。
  生まれたばかりの空間は、常に不安定です。
  そして、それを安定させるのが、仮に安定値、という言葉で示される数値なのですが。
  その安定値が得られないと、宇宙は発展いたしません。
  そして、さらには、それらは、自分自身を高めることによって、つまりは。
  あなたが精神、感性、品位。それぞれの能力を高めてゆくことによって、得られます。
  あなた自身が高められてゆくとともに、聖獣の力もまた、増してゆきます。
  そうしていきつつ、宇宙を育成…
  つまりは、今はまだ、生命が誕生できる惑星が存在していない新たな宇宙ですが。
  そこに、新たな星系を作ってゆく。というのがあなたたちの役目ですわ。
  まずは、主星系を形成する惑星を育成して創り出し。
  まず、今回の目的は、主星系を完成させ、宇宙を安定させること。
  それを重点におきつつ、試験を行います。
  あなたたちの努力によって、新たな宇宙の新たな歴史が生まれてゆく。
  というのを心に留め置いていてくださいね。」
そういい、にっこりと、コレットたちにと微笑みかけているロザリア。
「がんばってね。二人とも。ちなみに今のあなたたちでは、時間までを司るのは、
  ちょっぴし大変だろうから、あなたたちの試験の間、あちらの時間は、私が支えているから。
  あちらの宇宙とこちらの宇宙の時間率。かなり異なるというか、あちらはかなり進めておくから。
  育成したらすぐにその瞳で結果がこちらでは見れるはずよ。」
そういい、二人の女王候補に対して微笑みかけているリモージュ。
そう。
時間などを司るのも、また女王の力によるもの。
そに気になれば、時間を進める…つまりは、未来にいくことも。
そしてまた過去にいくことも、さらには何もなかったかのように時間を戻すこともできるというのも。
すべては女王の力のままに。
「それでは、詳しくは、守護聖たちから、今後の試験の進め方を話してもらいましょう。ルヴァ。」
そういいつつ、そこにいる、守護聖のうちの一人、地の守護聖ルヴァにと。
今後の試験の内容をもう一度おさらいをかねて、説明してもらうためにと。
ルヴァにと話をふっているロザリアであるのだが。
そんな彼女の言葉をうけ。
「あ~。それでは、とりあえず確認がてら、もう一度説明いたしますね~。今回の……」
ロザリアの意見に従い。
のんびりとした、それでいて適切なルヴァの説明が。
しばし謁見室の中で見受けられてゆく。


「よくわからないけど、レイチェル?陛下からもらった、これ。光っててきれいよね。」
とりあえず謁見室での会話が終わり、女王候補寮にと戻ってゆくコレットとレイチェル。
「あのねぇ!アンジェリーク!あなた、まがりなりにもこの私と同じ女王候補なんだから!
  もう少し、自覚と、あと、知識をはぐくみなさい!まあいいわ。
  今日はとことん、そのあたりについて説明してあげるわ!」
「え?レイチェルが?本当!?」
「まったく、私と同じ女王候補なんだから、あなたにもしっかりしてもらわないと。
  データ上では、片方だけがうまく育成してても、同じ宇宙空間上。
  限りなく不自然な点が発生するのはデータでもわかってるんだから。
  あなたにもしっかりと安定した宇宙を創造してゆくために、
  しっかりとがんばってもらわないといけないんだからね!」
「うん。私がんばる。だから、レイチェル、いろいろと教えてね。」
「仕方ないわね。でも、しっかりとしごくからね!?」
そんな会話をしつつも、寮にともどってゆくこの二人。
さすがに、王立研究院にて宇宙論理論などを専制していた、ということもあり。
宇宙についてのことは、ある程度は詳しいレイチェル。
もっとも、それらはデータ上のみで、実際に自分が宇宙を育成するなど。
彼女にとっても不安は付きまとうが。
だけども、やりがいがある、というのもまた事実。
何しろ、自分が研究していたそれを、自分の手で実践できるのだからして。
研究者として、これほどまでに充実していることはない、といえよう。

二人にと手渡されたペンダントは。
それぞれの女王候補の力を現すもの。
生まれたばかりの宇宙は不安定。
あまり無理をしすぎれば、すぐさまにと壊れゆく。
まずは、安定した力と、そして育成がのぞまれる。
それはほんの少しの手助け。
つまりは。
ペンダントの輝きがなくなれば、それはすなわち。
それ以上は、力の限界を示すわけで。
下手に何かをすれば、間違いなく。
彼女たち、自分自身にも、そしてまた、新宇宙にも影響が及んでゆく。
「まだ、試験は始まったばかり…だしね。」
すでに、どちらが女王になるのかなどは。
決まっている、とはいうものの。
それは口にはしない。
宇宙の意思により選ばれた二人の少女。
そしてまた。
創世の女王と補佐官として、彼女たちの魂を生み出したのは…他ならない自分自身。
そんなことをおもいつつ。
くすっ。
執務室にて、かるく笑みを浮かべているリモージュの姿が。
「陛下。今日こそは、脱走せずに、お仕事をしていただきますわよ?」
「はいはい。わかってるってば。ロザリア。」
そんなリモージュの横で付き従っているロザリア。
宇宙をすべる女王の仕事は、何も宇宙の安定だけを願っていることだけではない。
そのほかの様々な書類や執務、あとは判断。
そういった様々な付随した仕事もこなさなくてはならない。
そしてまた、常に女王は世界の安定を祈り続けなくては宇宙の均衡が保たれず、歪みが生じる。
まあ、このリモージュの場合は、その力が並外れているがゆえに、
わざわざ女王の間、というか星見の間、とも呼ばれているそこにいくこともなく。
世界を安定させることなどはたやすいことなのではあるが。
前女王などは、滅びかけた宇宙を安定させるためにと、常にその部屋にて。
宇宙を見守りつつも、崩壊する世界をどうにか押しとどめていた、という事実があるにしろ。
新宇宙が誕生し。
そして、次からは、新宇宙にと惑星を誕生させる本当の女王候補たちにとっては。
試験、というか試練が今からまっている。
「ねえ。ロザリア、あの子たち、がんばってくれるわよね。」
「そうですわね。あの子たちならば、大丈夫ですわよ。」
そんな会話をしてゆく二人の姿が。
ここ、女王執務室にて見受けられてゆく。


                                -第34話へー

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あとがきもどき:
薫:アンジェリーク、エトワール。クリアしましたv
  ・・・・・・・・・・は!!!いいんだけど。今回のパソコン版、いつものおまけがない!
  なら、コンプリートとかがないじゃない!
  つうか、見たいシーンとか、イラストとかが、まとめてみれないじゃないのよ!
  ・・・・・・・・・・・・・・・何でいまさらおまけがついてないんだ?光栄さん(涙
  まさか、バソコンソフトだからできない。とはいわせない!
  だってねぇ?容量的にはかなりできるはずだよ?バソコンは・・・・
  しくしくしく・・・・
  フォルダ作って、画像のみ保存して、自力でオマケ画像コンブリート・・・するかなぁ?(まてまてまて・・・・
  いつもなら、コンプリート!といって、躍起になるけど。
  オマケがないので何か興ざめ・・・・・・・
  何だかなぁ・・・・・・
  せめてさぁ。ムービーシーンとか、クリアしたら見えるくらいのシステムは・・・
  しくしくしく・・・・
  まあ、そんなぼやきをいいつつも。次回より、ようやく本腰いれての試験開始なのです。
  んではでは・・・・・

2004年5月28日某日

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