内容:
かつて、自然とともに生活していた人類。
だがしかし、ひとはいつしか自然の恩恵。
そしてそこに生息しているものから目をそらし欲望のままに自然を壊しつづけた。
やがて突入した科学という武器をつかった科学戦争。
その戦争は彼らがすまう惑星を人類がいきてゆくには過酷なものへと変化させた。
生き残った人々は肩を寄せ合い、集落のようなものをつくり生活してゆくしか術がなかった。
戦争の結果、科学力は衰退し、人々はかつての生活をよぎなくされている。
科学がもたらし悪夢……
変化した様々なかつての自然動物…いわく変異した魔物たちとともに……
一部の人間たちは夢をみる。
それはかつてこの世界にあった伝説。
その伝説は嘘かまことか・・・・・・
小説番号:
プロローグ・ 1・ 2・ 3・ 4・ 5・ 6・ 7・ 8・ 9・10・・・・・・
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これ以後はネタバレ等になります。
それでもよい人はどうぞv
○伝承等 ○人物設定
――○伝承他○――
○世界につたわる伝承
時は旧暦で示される鳳凰年。峪年。
この地ではかつて十二神将、というものが信じられており、それぞれの年と月にそれぞれの神将の名がついていた。
それは今では文献上のみにのこっている伝承。
かつての『人類』とよぶべき種族が自分たちが住んでいる惑星をないがしろにし、
自分たちの利益のみを求めた結果、その惑星の生命のバランスは崩れ去った。
今の『世界』はその崩れた世界をいきのびた様々な生命たちの世界。
永遠の命をもつ鳳凰という神将がよみがえりしとき、世界は再び活気を取り戻す。
そう『教会』では世の中にといている。
△
○神将:鳳凰
伝説の中でしか知られていない存在。
その血は様々なものに対して命をよみがえらせる効果があり、
またその肉を食べたものは神通力を授かる。といわれている神鳥。
△
○歪みの道
世界の均衡が崩れていることによりおこっている物質世界を形成している理が乱れて起こされている現象。
遠く離れた場所同士をつなぐ道でもあり、そしてまたトラブルの原因ともなっている。
それはいきなりある日突然にあらわれ、そして消える。
が、この道があるがゆえに人々のつながりが保たれている…という現実もある。
△
○慶応102地区
美希たちがくらす、人々が集まって生活している居住地区。
この世界では人々が暮らしてゆくには『地区』で協力してやってゆくしかすべがない、とされている。
また、人々が暮らす居住地区にはすべて名前がついている。
連絡手段も限られており、また行き来することは大変に難しい状況となっている。
唯一の連絡手段は過去の文明の遺産ともいえる【通信】のみとなっている。
その通信を行う施設がこわれた場合、誰も直せるものがいないので連絡不能となってしまう、という欠点つき。
△
――○人物設定○――
○
年齢:六歳。
この物語の主軸?となる主人公。
漆黒の瞳に漆黒の髪。
ぱっと見た目、男の子ではなく女の子でも十分とおるほどの整った顔立ち。
まつげが長く、それでいてくりっとした大きな瞳。
どうみても第一印象はかわいらしい女の子、としかみえない。
でもそんな容姿でも一応男の子…らしい…
天真爛漫でとてもやんちゃで誰からもすかれる性格の持ち主。
保護者かわりの雫と二人暮らしで両親の顔はしらない。
△
○
年齢:?
この物語のもう一人の主軸?となる主人公その二。
長い漆黒の少し天然のはいったストレートの髪に漆黒の瞳。
ぱっとみため、美女にみえる二十歳前後にみえる美青年。
が、声もそれほど低くなく、性別をいわなければ絶対に女性と勘違いされてしまうほどの容姿。
美希と二人暮らしをしており、美希の出自をしっているのかいないのか。
美希には両親の知り合い、といっているらしいが、はたして?
常に美希のことをきにかけ、何事も美希を中心に考える節がある。
が、基本的には美希にはとても甘く、また躾などにも煩い。
△
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