まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

さてさて。とりあえず、さくっといきましょう。さくっと。
こっそり番外編のような形で打ち込みしたお話がネックとなってたり(こらこら
とりあえず、今回の依頼は、副題のとおり。
学校長の依頼、ですv
彼女の名前はゲームでもでないので勝手につけておりますv
メーテル、とつけたかったけど、さすがにやばいとおもって断念(笑
さて、上の名前…みなさん、知らない人はいませんよねぇ。
昔、彼女、むっちゃすきだったなぁ。母にねだってはいつも絵をかいてもらってましたv
何はともあれ、今回もいくのですv

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銀花の園   ~学校長の依頼~

「アンジェリーク!」
「久しぶりハンナ、サリー!」
メルローズ女学院。
リースの街に位置しており、そしてまた良家の子女が通う格式ある学院。
「元気そうでよかった。…って、そちらの素敵な方は?」
ふと、アンジェリークの横に見慣れない男性の姿をみとめ問いかける。
彼女が来る、そう校長から連絡をうけて正門のところでまっていた二人。
それでも親友である彼女たちを出迎えにだしたのは学校長の配慮。
「え?ああ、お仕事の仲間でヒュウガさんっていうの」
アンジェリークの紹介に、
「お初におめにかかる。私はヒュウガ。今は縁あってこの方とともに活動をともにしている」
この方。
その呼び方にはっとするハンナとサリー。
つい先日、びっくりする客人を二人は迎えたばかり。
「その立ち振る舞い、もしかして銀樹騎士の方ですか?」
家柄的にそういった人々が集う舞踏会などに幾度か足を運んだことがあるゆえにその立ち振る舞いに気付いてといかけるハンナ。
「かつては所属していたこともあったが。今は違う」
その台詞にはっとする。
たしか聖都から聖騎士になるはずの騎士が一人騎士をぬけて放浪している、と話をきいたことがある。
聖騎士ともなれば、おそらく彼女のことを知れば間違いなくそばにいることを望むであろう。
「そう、ですか。それより、何か不都合ない?アンジェ?」
「アンジェったらものすっごくぬけてるから心配なのよ~」
そもそも、男性に対する免疫や様々なことに関しての警戒心がアンジェリークはなさ過ぎる。
それもありかなり心配しているハンナとサリー。
伊達に長年親友はやっていない。
彼女の性格は十分に二人は把握しつくしているつもりである。
「え?ええ。別に何も。でも何かここ数日でいろいろおこってちょっとパニック状態だったけどね」
そう、学院をでてから知らないことが多くありすぎていまだに頭の中は整理できていない。
それでも、この学院にくればほっとする。
長年住み慣れた場所であるがゆえに精神的な安定は確実に望める場所。
「いい?アンジェ。何かあったらすぐに連絡してくるのよ!?」
「そうそう。いい連絡法をある人からきいたことでもあるし」
彼女が離れて、しかもまったく知らない人の下で生活する、というのが心配でたまらない。
先日やってきたかの二人の心配もおそらくそこに起因するのであろう。
彼女たちはいっていた。
常にこの地を見守っていた…と。
それでも、この地はこの宇宙に住む人々が未来をつむいでゆくのが理にあっている、とも。
確かに言いたいことはわかる。
わかるが、かといって親友に負担をかけたくない、というのは二人に共通する思い。
「?いい連絡法?」
「このアルカディアには手紙の精霊っていう存在がいるから、
  その精霊に託せば手紙はいつでもすぐに届けられるらしいのよ」
「って、それ誰からきいたの?サリー?」
アンジェリークとてその存在をしったばかり。
それゆえに思わず驚きを隠しきれない。
「え、ええと。そう、手紙がきたのよ。手紙が。アンジェにいつも手紙おくってきてくれる子から」
実際は尋ねてきたのだが、それをいえばアンジェがとても悲しむような気がする。
自分たちにのみ会いにきて、アンジェリークには会いにいかなかった、ということに対し。
だが、どうして会いにいかないのか、その理由は今ではハンナもサリーも知っている。
下手に近くにいれば、間違いなくアンジェリークの体内に眠る力は活性化する、ということも聞かされた。
事実、それはそのとおりなのであるが。
「アンジェちゃんから?…私のところには品物とかはよくとどいたけど」
しかも、連続して。
今まで連続して、ということはあまりなかったのに。
「とにかく。学校長がお待ちみたいだし。案内するわね。アンジェ」
「え?いいわよ。かって知ったる校舎内だもの」
伊達に小さいころからずっとこの学院に通っていたわけではない。
それに何よりも二人の手を煩わせるのが忍びない。
「いいから、いいから!さ、いこv」
「ヒュウガさん、でしたよね。ヒュウガさんもどうぞ」
いいつつも、アンジェリークたちを学園の中にと招き入れる。
「?ハンナもサリーも変なの。そういえば、皆何かいってなかった?いきなり学園休学しちゃったし」
きちんと皆に挨拶できなかったのがアンジェリークからすればかなり心残りである。
「え?ああ。そのあたりは大丈夫よ!うまくごまかしといたからっ!」
どこをどうごまかした、といえるのであろうか。
だがしかし、彼女の能力を目撃した生徒は多数。
そしてまた、リースの広場上空にかかった光のカーテンを目撃した生徒もまた学園内部にはいた。
そもそも、メルローズ女学院と天使の庭はほぼ目と鼻の先、といっても過言でない位置。
ゆえに、上空にかかったそれを目撃したものがいない、というほうが逆におかしい。
光のカーテンとそして金色の光につつまれたアンジェリークの姿。
伝承を知るものならば誰もがある可能性にと気付く。
だからこそ、彼女が学園を休学してもそれに対して騒ぐものはいない。
むしろ、逆に早く卵として…否、伝承のとおりに覚醒してもらいたい、という思いがほとんどの生徒の中にある。
「って、アンジェリーク!?いつもどってきたの!?」
「って、ほんとだ!アンジェ!」
ふと、学校長室にいく途中、見知った声にといきなり呼び止められる。
「ローズ。それにユーリ!!」
そこにはアンジェリークと仲のよかった二人の姿が。
「ユーリ。もう体は大丈夫なの?」
つい先日、ユーリはタナトスに生気を奪われた。
だからこそ心配はしていた。
だけどもあれから何かばたばたしていて彼女たちと話をする間もなく学園を後にした。
「うん。おかげさまで。でもどうしたの?今日は?」
散々ハンナとサリーに言い含められているのでアンジェリークに対しての態度はかつてのまま。
ハンナとサリーが彼女たちにいったことば。
それは。
『仲がよかった友達がいきなりよそよそしくなったらどうおもう?』
というもの。
確かに、これから大変であろう彼女にそんな精神的負担をかけるのはこの地の未来のためにもよくない。
それはハンナとサリーもとある二人に言われた言葉と同じもの。
仲のよい、何でも話せる親友とよべるべき存在は心の支えになり、そしてまた気力をもみなぎらせる。
リモージュも、そしてコレットも、その親友の存在があってこそ頑張れる、といえなくもない。
まだ、二人はどうするのかはきめていない。
だけども、たしかにアンジェリークのことをほうっておけないのは事実。
彼女の優しい心がそのプレッシャーに押しつぶされ、壊れてしまわないように。
「今日はお仕事できたの」
以前とかわらないユーリの姿をみてほっと胸をなでおろすアンジェリーク。
あのとき、骨と皮だけになっていた彼女をみているからなおさらにほっとする。
まだ自分の力で彼女たちが助かった、という実感はまったくもててないが。
「そっか。そういえばニクス様の元でオーブハンターやってるんだったっけ?
  だけど、アンジェにつとまるの?というかアンジェのことだから道にまよわない?」
「ひど~い!いくら何でもそんなにたびたび道にまようことなんかないわよっ!」
「どうだか。いまだに学園の中でも迷子になってたし~」
それは事実。
さらには一人でお使いにいこうとでもすれば、方向を逆にいってしまう、こともしばしば。
だからこそ学園…否、寄宿舎と学園の往復だけで過ごしていた、といっても過言ではない。
「……これは、こちらも十分に気をつけるべきことが増えたようだな……」
そんな会話をききつつも、ぽそっと自分自身に強く言い聞かせているヒュウガ。
彼女が方向音痴というのは今初めてしったこと。
だからこそ、よりつよく周囲を警戒する必要がある、と自分自身を戒める。
「というか。アンジェ?そちらの素敵な方は?」
「アンジェったら、ひょっとしてその素敵な紳士様と婚約きまったとか!?」
「ユーリったら、冗談が相変わらず好きね。こちらはヒュウガさん。
  ニクスさんの元で一緒にオーブハンターのお仕事をしてくださっている仲間よ?」
ユーリのあるいみ本気の言葉をにこやかな笑みでやんわりと否定しつつも二人に紹介する。
もっとも、アンジェリークはユーリが冗談でいっている、としか当然捉えていないのだが。
「こ…!?」
逆にユーリの言葉をきいて、声をつまらせているヒュウガの姿が何とも珍しい。
彼を知るものがいれば、彼がここまで動揺している姿は滅多とみたことがない。
そう口をそろえていうであろう。
「そうなの?残念。アンジェったらいまだに恋に奥手で初恋すら経験してないから、ようやく、とおもったのに~」
事実、アンジェリークは女ばかりの学園で成長しているせいかそういったものは経験していない。
というかその傾向のことに関してはかなり鈍い。
それは彼女を知るものならばよくわかっている。
「ローズ。前からいうけど、学生の本分はとにかく勉強なのよ?わかってる?」
「はいはい。アンジェは相変わらずまじめ、よね~。どうせ学園を休学してても勉強ばっかしてるんでしょ?」
「?それは誰でも当たり前のことでしょ?」
「「「いや。ぜったいに違うから」」」
きょん、としつつ言い切るアンジェリークに思わず突っ込みをいれるユーリ、ローズ、サリーの三人。
「とりあえず。学校長を待たせてもいけないから、アンジェリーク。いきましょ」
「え。ええ。そうね。また時間があるときにお話しましょうね!」
「ええ。また」
そのマタ、という機会があるのかわからない。
彼女が即位すればこのような会話は二度と交わせないかもしれない。
それでも大切な友達であることには代わりがない。
今ある一瞬、一瞬を大切に。
メルローズ女学院の精神の心得の中の一つにそういう言葉もある。
その言葉が今ほど染みることはない。
この一瞬、一瞬の会話がとても貴重で、そして宝物になるかもしれない、と思えばなおさらに。
ローズとユーリに別れをつげ、アンジェリークとヒュウガは学校長室のほうへとハンナとサリーにつれられて向かってゆく。


「まあまあ。アンジェリーク。どう?体に変わりはない?そちらの方はお仲間の方?」
学校長室にはいると、アンジェリークをねぎらい声をかけてくる学校長。
「メルローズ女学院、学校長殿。お初に御目文字いたしかねます。
  私はヒュウガ。こちらのアンジェリーク殿と縁あって同じ仕事をしております。
  以後、お見知りおきのほどをよろしくおねがいいたします」
礼をとり、その場にて片手を胸のあたりに移動させて挨拶をしているヒュウガ。
「ご丁寧に。私はこの学校長のメルといいます。アンジェリークはお役にたっていますか?」
「ええ。本来ならば我々が助けなければいなけいところを幾度も助けられております」
何やら二人してそんな会話をしているメル学校長とヒュウガ。
「あ、あの?学校長先生?ニクスさんのところに依頼が届いていましたけど。いったい……」
生徒がタナトスに遭遇した、とも書かれていた。
それゆえに心配顔で問いかけるアンジェリーク。
「ああ。アンジリェーク。そんな顔をしなくても大丈夫ですよ。誰も襲われてはいませんから。
  実はヴォードンに一時帰宅している生徒が焔の砦に用事があって向かったところ、
  砦からヴォードンにいたる街道沿いの草木が異様に枯れてるのに気付いたらしくて。
  あわててその場から立ち退いたそうなんだけど、だけど本街道沿い、というので気になって。
  それでニクス殿にお手紙をさしあげた次第なのよ」
首都ヴォードンに向かうたいかに街道筋上に焔の砦、と呼ばれている場所はある。
そのあたりは小麦などの生産がとても盛んで収穫期には黄金色に台地が輝く。
黄金色に染まる台地に落ちる夕日からついた名前が『焔』。
近くには遺跡らしき砦のようなものもあり、それゆえに一般に焔の砦、と呼ばれている。
「なるほど。たしかに街道沿いならばすぐに対処しないと危険ではあるな」
もしかしたら他の銀樹騎士団がそれをみつけて退治している、という可能性もあるが。
「わかりました。なら私たちがそれを調査してみますね」
「アンジェリークに危ないことをさせるのは気がひけるけど。
  アンジリェーク、危ない、とおもったらとにかく自分たちの命を優先させないとだめよ?
  あなたはどうも無理をしすぎる傾向が昔からあるようですから」
アンジェリークの言葉に少しばかりため息をつき、そしてそっとアンジェリークの顔に手を触れてやさしく語りかけてくる。
「はい。学校長先生。ご心配ありがとうございます」
彼女が本当に気に掛けてくれていのはわかる。
彼女も昔、タナトスに襲われて女の子を亡くしている。
それゆえに生徒達に対する愛情は生半可なものではない。
だからこそ本当ならばアンジェリークを危険な目にあわせたくないのが本音。
だがしかし、これはおそらく彼女に課せられた運命という名の試練。
人は様々な試練を得て、それにより成長してゆくもの。
おそらく、アンジェリークにとっても今の状況が試練そのものなのであろう。
いまだに自分の力に自信があまりなく、半ば半信半疑のままでできることをがむしゃらにしているアンジェリーク。
そのひたむきさは小さなころから変わらない。

「でも、陽だまり邸からリースまで徒歩でいって正解でしたね。ヒュウガさん」
二台ある馬車のうち、一台はレインがづうやら使っているらしくすでに陽だまり邸にはなかった。
かといって、自分たちが使ってしまえばいざというときにかなり困る。
それゆえに、依頼の場所が近いこともあり、徒歩で出発したヒュウガとアンジェリーク。
ゴトゴトゴト。
荷馬車が揺れるたびに背後の干草からいいにおいが漂ってくる。
結局のところ、焔の砦にいくのならば、ちょうどそこに向かう人がいる。
というので、便乗させて連れて行ってもらっているアンジェリークとヒュウガ。
「しかし。お嬢ちゃんみたいな子がオーブハンターとは、大変だねぇ。
  そっちの兄ちゃん、こんなか弱く綺麗なお嬢ちゃんはしっかりとまもらないとだめだよ?」
アンジェリーク自身に浄化能力があるなど普通の人はおもわない。
ゆえに、医学の心得がある女の子、くらいに大体の人々は捉える。
ヒュウガからしても、下手にアンジリェークに浄化能力がある、などと吹聴するようなことでもない。
下手なことをいえばアンジェリークのその身に危険がいつ及ぶかわからないのだから。
「無論。彼女は我が命にかえてもぜったいに護る」
そう、かつて聖堂にてたてた誓い、そのままに。
「ヒュウガさん。冗談でも命に代えて、とかはいわないでくださいね?
  誰もが命は一つしかないんですから。…残された人たちはずっと思いを引きずるんですから……」
アンジェリークとて、目の前で彼女をかばった仲がよかった近所の青年がタナトスにその身を貫かれて死亡した。
そんな過酷な過去を背負っている。
過酷さからすれば、ヒュウガとて似たようなもの。
他に方法がなかったとはいえ、その手で大切な親友をその手にかけてしまったのは事実なのだから。
「…そうだな。あなたのいうとおりだ。申し訳ない」
いまだに彼…カーライルのことはあきらめきれない。
どうしてあのような結果になったのか。
どうして気付いてやれなかったのか。
数年たった今でもずっとヒュウガはその思いを抱いたまま日々を生きている。
だからこそ、アンジェリークのいいたいことは痛いほどわかる。
「しかし。オーブハンターのあんたたちが一緒というのは心強いよ。
  最近、焔の砦の辺りでもタナトスの目撃が相次いでいてねぇ。ほんと、最近は多いよね。
  そういえばこの間は商都ファリアンにも出た、とかいうじゃないか」
さすがに噂というものはあっという間にひろまるもの。
それが新聞に取り上げられればなおさらに。
「そうですね。昔はこんなに頻繁ではなかったそうですけど」
今は確かに、アンジェリークですら多いと感じてしまう。
今までも多かったのかもしれないが、
アンジェリークはほとんど学園の中から出たことがなかったので知ることがなかった。
「あ、そろそろ焔の砦につきますね」
「だな」
ふとみれば、視界に広がる黄金の海原。
収穫期を迎えているあたり一面の小麦畑によってそのようにみうけられる。
ここで取れた小麦は大体モンタントにと運ばれ、水車で挽かれて市場に出回る。
「おじさん、どうもありがとうございました」
「いやぁ、なぁに。困ったときはお互い様。あんたたちも気をつけてな」
「はい」
とりあえず依頼にあったのはこの辺りからヴォードンにかけての街道沿い。
それゆえに見落としがないように徒歩で首都にとむかうことにしているアンジェリークとヒュウガ。
送ってくれた荷馬車の持ち主にとお礼をいい、ふかぶかと頭をさげる。
彼とて一緒にオーブハンターが同乗してくれることは何よりもありがたい。
万が一、タナトスが出現したときに自分だけだと荷物をおいて逃げなければいけないが、
対処できる人がのっていれば荷物も、自分もどうにかできる。
あるいみ、持ちつ持たれつ、という関係。
送ってもらった男性の姿を姿がみえなくなるまで見送り、
「よっし!さて、と」
ぱんっ。
自分に気合をいれるためにかるく顔をたたく。
「さ、ヒュウガさん、いきましょ!」
「疲れたらいってください。常に薬も常備してますから」
「大丈夫ですよ。ヒュウガさんも疲れたらいってくださいね」
おそらく、生徒がみた、というタナトスはもういないかもしれない。
それでも、ここにくるまでタナトスの傾向は見当たらなかった。
何もなければそれでよし。
少なくとも、いたであろうタナトスはどこかに移動した、ということなのだから。


                                -第32話へー

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あとがきもどき:
薫:ん~……先日の一件。とりあえずこそっとリンクはこちらへv
  あるいみ番外編みたいなものですね。ええ(笑
  さてさて、次回でようやく首都ヴォードン&ディオン登場~♪
  面白いので彼を戦闘に参加させてみようv(笑
  ではでは、また次回にて♪

2008年5月19日(月)某日

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