まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
お仕事終わって、お風呂はいって、ご飯たべて。としてたら、もう時間は22時!
・・・・間に合うかな?今日中の更新・・・・(汗
何か最近本気で朝起きれなく、打ち込みできなくなっている薫なのです。
(以前、二本打ち込みとかしていたときには、朝ひとつに帰ってひとつ、
で計二本、の更新だったのですが・・・)
疲れてるのでしょうかねぇ?体が・・・・・・(汗
精神的にはこれで(小説打ち込みで)ストレス発散してるから問題ないけど。
私からだの不調とかにはとことん鈍いですからねぇ(実話
まあ、何はともあれ、とにかくいってみます!
2004年3月9日某日
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エル様漫遊記 ~スレイヤーズ~
紫のタリム。
そう呼び称されているその人物はかなり皮下脂肪と体脂肪の多い、
つまりはかなり太った男性。
この、【紫】とか【青】とかいうのは魔道士協会から与えられるものであり。
養殖にあるもの、もしくは特別な功績や働きがあったもの、
または一定の過程を規定以上よりも越えたもの。
そんなものたちにと大して、同色のローブとマントが共に与えられる。
いってみれば、人間世界などでよく使われる【称号】のようなもの。
まあ、あたしも一応ここでは人間をやっていることもあり。
仮の故郷としている、ゼフィーリアという場所にある魔道士協会から、
特別ゲスト扱いで称号は得ているが。
協会の公式行事など参加するときには、
その協会から支給されたその服を着て出るのが魔道士協会の決まりごと。
まああたしは一度も公式行事に参加したことはないけど。
あたしのローブの色は『金』
何か始めピンク、という案があったらしいのだが、なぜかこの色で落ち着いていたりする。
多少、あたしがピンクでしかもあのデザイン、ということもあり。
多少ばかり、魔道士協会のある人々に対して夢などで平和的に交渉した結果。
別の色にて落ち着いたんだけど。
何でかそのときの夢が原因で、気が触れかけた人間が多少いたりしたようだけど。
それはまあ、あたしには関係ないし。
あたしとしては黒の方が結構しっくりくるからよかったんだけど。
黒は何でも先客がいる、とかいうこともあり。
なぜか金色になっていたりするというこの現状。
まあ、思いっきり原色の金色ではないからまあいいとして。
それに着ないし、はっきりいって。
しっかし、このあたしの別名でもある。
『金色の王』というその呼び名を知らないままに金色を選んだ人間たち。
意識化における無意識は結構的を得ていたりするのがこれまた命あるものの面白いところ。
まああれをもらった当時、家としているルナの実家…
というか今はあたしの実家でもあるんだけど。
インバース家にとローブを持って帰ったときのルナの反応がこれがまた結構面白かったし。
『エル様…(汗)もしかして、正体…教えられたのですか??(汗)』
などと面白いまでに冷や汗と脂汗を流しながらこのあたしに聞いてきていたりしたけど。
ルナ…もといスィーフィードは。
あたしの。『内緒♡』ということばに。
これまた面白いまでに固まった当時のルナ。
あの反応も結構面白かったわよね♡
とりあえず、そのローブはあたしの手直しも入っていることもあり。
まあ多少の勘がいいものならば、勘であたしのことに気づくだろうし。
まあそれもあって、あれを着て人前とかには出てないんだけど。
というか、今おおっぴらに知られても面白くないし。
まあ、知られても、あたしの存在自体を知らない『存在』たちの数の方が多いから。
そう問題はないんだけど。
それはそれ、やっぱり何事も段取り、というものが大切だし♡
何はともあれ、とにかく、そんな魔道士協会から支給される、ローブの色。
だがしかし、
人間というか、各自の生き物には似合う色と似合わない色、というものが存在する。
この目の前のタリムがそのいい例。
はっきりいって似合ってない。
紫、といっても思いっきりの原色。
当然、くすみとか何もなし。
紫、という色そのもの自体は別に何でもないのだけど、この色は身につけるモノを選ぶ。
少しばかりやせ気味のどこかの気取ったような格好をしたような男性とかならば、
そしてまたは、身支度をこぎれいに整えた女性や男性などには似合いどもすれ。
このタリムに関してははっきりいってそのどれにも当てあまらない。
太った男性が、しかも、見ただけで脂ぎっている肌を露出させ。
年も人間のうちでいうなればそんなに若くはない。
年を少しばかり召している人間、しかもかなり太り気味。
そんな男性が原色ばりばりの紫の服といわずローブもマントも統一した色を身につけている。
…はっきりいって、見た目に美しくない。というのが的確な表現。
しかも、その顔に今タリムが食べている骨つき肉の脂がしっかりとのっており。
それをきちんとフキンがある、というのにもかかわらず服のすそで少しばかりぬぐってるし。
ゆえに、紫の服のすそは油でよけいにぎらぎらとてかってたりするし…
あたしたちにまったく気にもとめず、又食事をする手すらもとめずに。
というか、人に話しをするときには、
食事の手を止めてやるのがそもそもの最低の礼儀なんだけどねぇ。
まったく。
タリムの話、というものは、街で耳にした内容とそう変わるものではない。
まあ、あたしは全部の事実、知ってるけど。
そんなことはとりあえず、面白くなくなるから表には出さないで。
話をとりあえずは聞いておく振りをしておいて…っと。
「あくまで嬢ちゃんたちにはわしのボデガードとしてやってもらいたい。」
舌足らずでボディーガード。と発音すらもできてはいない。
「あやつはたびたびわしに
だからといってわしまで同じ真似をするつもりはない。
まああやつはわしが評議長になった後で適当に処分して…と、この言い方は誤解を招くの。
つまり権力を取り上げてやればよかろうて。」
当然のことながら、ガウリイはこの手のことには興味がないらしく。
もっぱら手元にある食事の野菜炒めの中から、
ピーマンを取り除く作業にといそしんでいたりするけど。
ま、別にいいけどね。
あたしはあたしで。
出された食事をとりあえずはかるく口に運びつつ。
タリムの話を聞いている振りをしているけど。
「本来、何かの探究というものはか魔道士としての本分のはずなのじゃが。
あやつはそれを遊びか何かのように考えておる。」
いいつつ、その手にしたチキンをかぷりと一口しているタリム。
そして、口にチキンの肉をふくみつつ。
「不死の研究などと称して
それらを作って一人で悦に入っているようなやつじゃ。趣味で生命をもてあそぶとは、
魔道士の風上にもおけんやつじゃよ。まったくもって。」
などと憤慨した口調で言い放つが。
だけど、食事をしつつの言葉なので、本気で憤慨しているようにはまったく見えない。
というか、そもそもこの世界そのものが、
あたしの趣味、というか暇つぶしで作ってる世界なんだけど。
それはまあ、部下たちにも教えてないことだから、
当然この目の前にいる人間程度が知るはずないんだけど。
まあ、それはそれとして。
「不死…ねぇ。」
面白いことに、なぜか限りある命と設定した【存在】たちは、
永遠の命、というものにあこがれる。
それに情熱を費やすものも少なくはない。
だけど、終わりのない、永遠って…かぁぁぁぁぁぁなり退屈なんだけど。
ま、そんなこともわからないのよねぇ。
なぜか、人間とか、形ある生命というか存在たちは。
中には魔族と不死の契約を結ぶ人間などもいたりするが、
当の魔族が滅んだら当然その魔族ごと消滅、というか滅ぶ、つまりは死ぬ、というわけで。
【存在】している以上、【滅び】は決して避けられないもの。
あたしがそう設定したんだし。
まあ、あたしは一応それらの両方の【何】なんだけど。
ま、そんなことをこのタリムに説明しても始まらないしね♡
あたしのつぶやきはタリムの耳にははいっておらず、さらに話を進めるタリム。
「評議会の選出委員の連中も、このことはよく知っておる。
あれを評議長に据えるようなことだけは、いくらなんでもまずやるまいて。」
いいつつ、食事をしつつ、葉巻を口にとくわえ、一服し。
というか、食べながらのタバコって……
「かくいうわしの方は、魔道に使う言語の研究をしておってな。」
などといきなりまったく関係ないことを言い始めてるし。このタリムは。
んなことこのあたしがすべて何でも知ってるってば。
なぜか人間の世界の中では、
『魔道』に通じる精神世界のこととかもいまだに完全に理解されてないのが現状だし。
あと、精霊世界とか。
あと、『あたしの意識そのもの』ともいえる、宇宙空間のこととか。
まあ、大雑把にまとめて、存在たちは『混沌』とか呼び証してるけど。
宇宙空間と混沌空間とは、似ているようでまったくことなるんだけど…
ま、そんなどうでもいいことはおいといてっと。
「あ、あの。じゃあ、デイミアって人間は魔族と付き合いがあるんですか?
あたしたちの様子を確かに魔族が確認してたんですけど♡」
にっこり微笑みつつ、タリムの言葉をさえぎり問いかける。
ざっ!
あたしの言葉に瞬時に顔面蒼白になりはてつつ。
「な゛…っ!?」
あ、面白いv
声を詰まらせつつ、顔色を変えてるし、このタリムは。
一瞬のうちに血の気が引いてるし。
あからさまの動揺の仕方である。
もう少し上手に表情とか隠せばいいのにね♡
それと同時に。
ガシャン!
手にしていたナイフとフォークを派手に落としているタリム。
う~ん、面白いv
「確かになぁ。そういや確かにいたよなぁ。確か二匹だっけ?」
こともなげにさらりとあたしの言葉に追加説明をしているガウリイ。
カタカタカタ。
「い…いや、デイミアのヤツは、そんなことは…」
体全体を小刻みに震えさせつつ、面白いまでに動揺してるし。
まさか…まさか、まさかまさか!?
ハルシフォムのやつの差し金か!?だがしかし、やつは!?
などとそんなことを思ってるし、このタリムは。
「あらvじゃあ、失踪したというハルシフォム評議長の方に付き合いがあったのかしら?」
ガラガラガッシャァァァン!!!!
あたしのその言葉にものの見事に椅子からひっくりこけてるし、このタリムは。
う~ん、あからさまの動揺の仕方よね。
露骨だし。
あきらかに、『正解です』といわんばかりのリアクション。
もっとも、それが真実だとあたしは知っててわざと口に出したんだけどv
露骨なリアクションをとりつつも。
「…お、お嬢ちゃん…『リナ=インバース』って…本人じゃったのか!?」
ロッドに助け起こされながらタリムがいう。
そして、体制を建て直し、椅子に再び腰掛けつつ。
「…てっきり、偽者のカタリだろうとおもっておったんじゃが…」
まさか、あのリナ=インバースという人物がこんなかわいらしいお嬢さんじゃったなんて…
などとぶつぶつとつぶやきつつも、そんなことを心で思っているタリム。
…そういえば、こいつ、
あたしのことを『リナ=インバースの名前をかたっている魔道士』と思ってたんだったわね。
別に面白いから訂正とかもしなかったんだけど。
大量に噴出している冷や汗をぬぐいつつ。
…どうでもいいけど、そのフキンで、汗をぬぐうのはやめなさい!
タリムのやつは、食事用のフキンで顔を拭いてるし…
まったく、マナーがなってないわよ!
「ま…と、とにかく、わしももういい年じゃ。じゃがまだ死にたくはない。
腕のたつ護衛を探していることは事実じゃ。
あのリナ=インバースにこの依頼を受けてもらえると助かるんじゃが…」
何しろ、リナ=インバースといえば。
噂はともかくとして、今いる魔道士の中ではトップクラスの実力の持ち主、
とまでいわれておるからのぉ。
そんなことを思いつつあたしにいってくるこのタリム。
「と、とにかく、色よい返事を期待しておるぞ。」
いまだにフキンで汗をぬぐいつつ、といっても、まだ少し声がうわずってるけど。
ともかく、疲れた口調でそんな内容の言葉を搾り出すようにしていってくるタリムであるが。
そんな会話をしつつ。
とりあえず、あたしとガウリイは。
たわいのないタリムの話を聞き流しながら。
出された食事をしばし堪能してゆく。
さって、そろそろ、あいつが動きだすころよね。
ふふふふふ♡
-続くー
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あとがき:
薫:うーん・・・・。この調子でいったら・・・・やばいかな?
いや、ここまでで、たったの大学ノート・・・・1ページなんですよ・・・(実話
まだまだ先はながいなぁ。(しみじみ
とはいえ。これ、見てる人はいるのか?
絶対にいないだろう。うん(確信
そうはおもいつつも、やっぱりやり始めたからには完成させてみたいのがお約束v
(だからまて
何はともあれ、ではまた次回にてv
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