まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
何だかなぁ。朝方、猫がこないので、うや?と思ったら・・・・
また父が脱走させてるし・・・・(いつものように窓全開開け放し・・・・)
というか!?今日は葬式なのよぉぉお!?
・・・・・早く戻らないと戻れなくなるじゃないのよ・・・うちのこは・・・・
あの子たちは、ものすっごく人見知りするので、人の声とかしても。
隠れたままでてこないんですよね・・・・(うちの猫ども知りたい人はオアシス猫部屋にてv)
なのにどうして外にでるんだろう?(笑
でも、祖母のときも思ったが・・・今にもおきてきそーだなぁ。
まあ、よくがんばったよ。うん。
リュウマチ性急性劇症肺炎。それで、約十八日祖父、がんばったからなぁ・・・・
・・・・・・ふぅ・・・・・
などとつぶやく2004年5月7日某日・・・・
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エル様漫遊記
「リナさん、私たちどこにいくんですか?」
ドルトハウトに入り、町外れにと向かってゆくあたしにと聞いてきているアメリア。
「ああ、今からあたしたちに塔を調べてくれって依頼したロベルトのところにいくのよ。
とりあえず、このオーブを渡しがてらにね♡」
いいつつ、塔の中にあった封印のオーブを見せるあたし。
ちなみに、このオーブ。
あの塔を封印していた要。ともいえるし、また別の意味でもあるし。
もともとは、Sのやつ…
というか、【レイ=マグナス】という人間の体を器とし、復活していたSがつくったものだし。
ヘキサグラムをとりあえず、神族やほかの存在などの目から隠すために。
今となってはどうでもいいけど。
もともとはきちんと拠点を作り上げて、それから、ここの竜王もどきたちの結界。
崩すのに行動しようとしてたんだけど、まあ、部下のしつけがなってないから。
結局のところ、完成する前にアクア…つまりは水竜王と戦うハメになっからねぇ。
あいつは♡
そんなあたしの言葉に。
「そうなんですか。塔、ということはレイナードの塔のことですね!?」
きらきらきら。
面白いことに瞳を輝かせているアメリア。
まあ、ここ、レイナードではかなり有名だからねぇ。
レイナードの伝説、というのは。
人間って、いいことは伝説として残すけど、悪いことは隠すからねぇ。
それはほかの種族でもいえるんだけど。
悪いこともすべて含め、それを踏まえ反省し、よりよく向上してゆく。
というのが、あたしが創り出した【理】なんだけどねぇ~…
その理、なかなか守る存在っていないのよね。
まったく、お母さん、悲しいわ!
「まあね。そのロベルト、という人物、塔のことを調べてるのよ。
で、あたしたちはその手伝い、というか塔を調べる依頼を受けたわけ♡」
あたしの説明に。
「そうなんですか?でもよく塔を調べる、なんてリナさん、地味な依頼ひきうけましたね?」
などといっているアメリアに対し。
「そうでもないですよ?アメリアさん?
何しろ塔を調べただけでロベルトさんは金貨一万枚を支払う。といってますからねぇ。」
「い…いちまんまいぃぃぃぃぃい!?それって本当なんですか!?ゼロスさん!?」
あ、面白い♡
ゼルと同じ反応してるし♡
このアメリアも♡
「ええ。まあ、事実ですよ?」
にこやかにそんなアメリアに答えるゼロスに対し。
「…なあ?それはそうとリナ?何か焦げ臭くないか?」
などとそんなことをいっているガウリイ。
「あら♡その原因はあれよ♡」
道の先にあるはずの、とある一点。
そこを指差しくすくすと笑いながらいうあたしのそんな言葉に。
「………何ですか?これ?」
思わず目を点にしているアメリアに。
「あらあら♡どうやら火事に見舞われたようねぇ♡」
くすくすくす。
そこにあるのは、元、教会があった痕跡を少しほど残している。
面白いまでに綺麗にと焼け落ちた建物の残骸のみ。
そんなあたしの言葉に。
「おや?リナさんたちじゃないですか?どうなさったんですか?」
あたしたちの背後から、話しかけてくる人物が一人。
「誰です!?」
思わず身構えているアメリアに。
「ああ、アメリア、この人がロベルトよ。
まあ、ものの見事に綺麗に焼け落ちてるわねぇ♡教会♡」
くすっ。
視線で焼け落ちている教会を指しつつも苦笑するあたしの言葉に。
「いやぁぁ。はっはっはっ。困ったものです。火の気などはないはずなんですけどねぇ…
おかげでこの教会にあった書物とかも全部燃えてしまいましたよ。
まあ、自力で立て直してもいいんですけど、教会組合がありますしねぇ…」
にこやかにそんなことをいっているのは、いうまでもなくロベルト。
まあ、正確には。
このロベルト、塔に関する文献がほかに広がらないために、
わざと自分で術を唱えてこの教会を燃やしたんだけどね♡
そんな説明をしつつもにこにことした表情のままあたしたちに説明してくるこのロベルト。
「まあ、そんなわけで、私はしばらく魔道士教会の方でやっかいになりますので。
あ、そうそう、リナさん、塔のほうはどうなりましたか?」
にこやかにあたしにと聞いてきているこのロベルト。
「今とりあえず三つの塔を調べたところよ。
全部当然のごとくに最上階にオーブがひとつのみ。
あ、これ三つ目の塔の中にあったオーブね♡」
ゼロスがもっているそれをロベルトにと渡すように指示するあたし。
「やはりまたオーブがひとつのみですか。
あ、約束ですからね。一応、お金は無事なので、代金はお渡ししますね。」
いいつつ、金貨五千枚が入った袋をあたしにと手渡してくるこのロベルト。
一応、すでに、六つ分の代金、こいつ用意してるからねぇ。
「…リナさん、ひょっとして塔を調べるだけでなく。
その中にある代物にまでお金をとってるんですか!?」
何やらそんなことをいっているアメリアだけど。
「あら♡違うわよ♡ロベルトがお金を払うから引き取る、といってるんだし♡
別にこちらから請求しだけではないしね♡」
そんなアメリアににっこりと微笑みつつも説明しておくあたし。
そんなあたしたちの会話をききつつ。
「まあこれで残りの塔は後四つ。まだほかの塔に何かの手がかりがあるかもしれませんし。
あ、私、ちょっと教会の再建手続きなどにいろいろと忙しくなると思いますので。
とりあえず魔道士教会のグレッグさんに、必要なことは言付けておきますね。」
にこにこと笑みを浮かべたまま、あたしたちにそんなことをいっているこのロベルトだけど。
そして、ちらりとアメリアに視線を移し。
…急がないといけませんね。これは…
などと思っているこのロベルト。
ま、とりあえず、この前、あたしがナーガと話してたあの内容。
いまだにこいつ、半信半疑であたしがすべて知っている。
とは信じてないからねぇ。
このロベルトは♡
「わかったわ。それじゃ、あたしたちは今までどおり。
それでいいわよね♡ゼロス、ガウリイ、アメリア♡」
あたしの言葉に。
「何か面白そうですね。わかりました!
この私もリナさんとしばらくご一緒させていただきます!」
そして、一人瞳をきらきらさせつつ。
「それに、何か今回、正義が私を呼んでいるような気がするんです!
リナさんたちとこうして一緒になった、というのがその証拠です!
正義が私を呼んでいる!私たち仲良し四人組を呼んでいる!悪あるところに正義あり!」
などと、びしっと、空を指差し、一人、自分の世界に入っているアメリア。
そんな様子をみつつ。
「…か、変わってますね…この人……」
にこやかな笑みを浮かべたまま、それでいて額に一筋冷や汗を流しつつ。
つぶやいていたりするロベルトの姿。
「まあ、アメリアだし♡」
「そうですね。アメリアさんですし♡」
そんなロベルトの独り言ににこやかにと答えるあたしとゼロス。
ま、アメリアだしね♡
「…そんなものなんですか?あ、そうそう。どうです?塔の内部の話をしがてらに食事でも?
どうせしばらく私も魔道士教会にごやっかいになるつもりですので。通り道ですし♡」
とりあえず、気を取り直し、あたしたちにといってきているこのロベルト。
「おお!?メシか!?そういや、オレ、腹減ったんだよなぁ~。」
などと目を輝かせていっているガウリイに。
「ガ、ガウリイさん…相変わらずですね…」
そんなガウリイをみて、何やらつぶやいているアメリア。
「ま、それもそうね。時間も時間だし。それじゃ、酒場で軽く食事とでもいきますか♡」
とりあえず、教会が燃えたこともあり、
しばしロベルトは手続きなどといった、いろいろとな関係もあり。
しばらくは魔道士教会に身をおきつつ。
そして、あたしたちの依頼結果をまつ、という表向きは形にしてたりするんだけど。
まあ、彼も六つのアリシアの封印がとけないと、行動も起こせないからねぇ。
失敗するの目にみえてるから♡
というか、たかが、あそこに封じられてるSもどきと、下級魔族。
あれらの力を取り込んだところで、まだ覚醒すらもしてないSなんだから。
無駄なんだけどね♡
運がよくて、というかSに根性があったら、
ロベルトの精神をのっとって、復活したりできるけど。
まあ、あいつにはそんな根性のかけらなんてあるはずないしねぇ。
まったくもって情けないったら…
「しかし、ロベルトさん、災難でしたねぇ。」
魔道士教会につくなり、ロベルトにねぎらいの声をかけているのは。
ここ、ドルトハウトの魔道士協会長であり、
そしてまた、
唯一のここ魔道士協会の会員でもある、レックがそんな言葉を投げかけていたりする。
「いやぁ。あっはっはっ。火の気などはないはずなんですけどねぇ。
綺麗にもえてしまいましたよ♡
でもまさか、自費で立て直す。という要請が却下されるとはおもいませんでしたねぇ。
いやぁ、教会組合の規則とかも困ったものです。はっはっはっ♡」
にこやかにそんなことをいってるし、このロベルトは。
まあ、一応、教会など、といったものは。
ある程度、組合みたいなものを作り、それぞれの運営状況などを把握してるからねぇ。
まあ、個人、個人で運営してたら、資金などがいくらあっても足りない。
という理由もあったりするけど。
でもほとんどが各自で運営してたりするけどね。
そこの町とか国とかそういった規模などで。
まあ、そんなどうでもいいことは別にいいけど。
「まあ、とりあえず命があって何よりですよ。
ところで?リナさん?以前頼んだ、例の手紙、まだもってますか?」
食事をしつつも、ふと、気づきたようにあたしにと聞いてきているこのグレック。
「まあ、まだミレーヌには渡してないけど♡」
あたしの言葉に。
「そうですか。いえね。その手紙、絶対にミレーヌ本人以外には渡さないでくださいね?」
いいつつ、念を押してきているグレック。
「?何かあるんですか?」
そんなグレックの様子に首をかしげているアメリアに対し。
「いや、一応大切な手紙なので……」
などと言葉を濁しているグレック。
くすっ。
「あら♡簡単なことよ♡アメリア♡
この手紙、どうせレイナード・シティの魔道士協会の一部のものが、
【不死の研究】をしていることに関してのことだろうから♡
面白い…もとい、楽しい…でなかった。
彼ら、旅人とか、町の人とか、最近デーモンとかが増えてきたのにかこつけて♡
【行方不明】扱いとかにして【不死の研究の人体実験】なんてものをやってるからねぇ♡」
ずがしゃぁぁぁ!
どんがらがっしゃぁぁぁぁん!
あたしのそんな当たり前の説明に。
なぜか周りから巻き起こる、
椅子から転げ落ちる音や、テーブルのお皿ごとひっくり返る音などが少々。
そんなあたしの説明に。
「リ、リナさん、それって本当ですか!?
不死の研究なんてトップシークレットの中の極めつけじゃないですか!
しかも、人体実験!?そんなの、この正義の心が許しません!
さあ!リナさん!レイナード・シティの魔道士協会評議長をこらしめにいきましょう!」
ダン!
いいつつも、椅子に片足を上げ、びしっと天井に指をつきつけ言い放っているアメリア。
「な゛!?リナ殿はどうしてそんなことをご存知なのですか!?」
なぜか驚愕の表情であたしをみているグレックだけど。
「あら♡誰でも知ってますよ♡というか、ゼフィーリアの魔道士協会ではすでに有名ですし♡」
ま、嘘ではないし♡
あたしの言葉に。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
なぜか顔を見合わせ、無言となっているロベルトとグレックの二人。
くすっ。
「ま、そんなどうでもいいことはおいといて。食事を楽しみましょ♡」
なぜか周りのほかの客などは、
いまだに床とキスしてたり、起き上がりつつ震えていたりするけども。
ま、あたしたちには関係ないしね♡
「おや♡」
食事を済ませ。
とりあえず、宿をとるために酒場を出てゆくあたしたち。
「ああ、リナさん、言い忘れてましたけど…」
一緒に酒場をでたロベルトが何やら言いかけてきてたりするけど。
「ああ♡さっきからついてきてるやつのことでしょ♡わかってますし。
というかグレックの手紙。あれを狙ってるレイナードシティの魔道士協会の回し者ね♡」
くすくすくす。
あたしの言葉に。
「何ですってぇぇぇ!?悪事に染まった悪の魔道士!
このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが!
悪の魔道士の行いを悔い改めさせ、そして、罪を償わせてあげます!」
などと一人、またまた自分の世界に浸っているアメリアだけど。
「ま♡わざわざ広場までいって、誘導する必要もないわよね♡というわけで♡ゼロス♡」
にっこり。
横にいるゼロスにとにっこりと微笑みかけると。
「はい。結界ですね?
でも、リナさんがちょこっと力を使われたら簡単に解けてしまいますけど…」
何やら情けないことをいってるし、こいつは。
「そんなことになったら問答無用でお仕置き♡」
にっこりと微笑むあたしの言葉に。
「ぜ…全力をつくさせていただきますのです。」
なぜかデスマス口調となり。
そして。
ふっ。
その手にしているどこにでもあるような錫杖を軽く振り上げているゼロス。
と。
「…こ、これは!?」
何やら驚愕の声をあげているロベルト。
「…ゼロスさん。結界を張ったんですか?」
さすがになれたらしく、のんびりと聞いているアメリア。
「え、ええ。これだと思う存分戦えるでしょう?」
断れませんしね…
などとそんなことを心で思いつつもアメリアに対し答えているゼロス。
「さって、この空間から出ることなんかはできないから♡出てきたら?完全にばれてるから♡」
あたしの言葉に。
「…何やら面妖な術を使うようじゃが…じゃが、わしは怪しいものではない。
レイナード・シティ魔道士協会のフィーグル=クラフトン、というものじゃが。
実はミレーヌ殿から手紙を預かってきてもらうように頼まれてな。」
などといいつつも、家の路地から出てくる一つの影。
どうでもいいけど、
全身をそんな黒いローブですっぽりと覆っていれば、自分はいかにも怪しいです。
といわんばかりの格好よね♡
しかも、こいつ偽名つかってるし♡
「ふっ。でましたね!悪の仲間にはいってしまった悪の手先!
今ここで、改心するならそれでよし!もしそうでないならば。
この仲良し四人組、マイナス一名、ブラス一名おまけつき。
私たちがあなたを許しておくわけにはいきません!
よりによって、不死の研究などといった代物にかこつけて。
人体実験をしているようなやからには!」
「な。何をいってるんじゃ!?」
そんなアメリアの言葉にあからさまに動揺しているこの魔道士。
「ふっ。いわなくてもわかっています。
その格好からして、あからさまに怪しいじゃないですか!
あやしい、ということ、それすなわち、疑わしい、ということ!疑わしきはすべて悪!」
面白いことを言い放っているアメリアだし。
「疑わしきは罰せず。というコトワザも人間の中にはありますよぉ。アメリアさん♡」
そんなアメリアに対してにこやかにそんなことをいっているゼロス。
「いっとくけど♡あたしが預かったあれは、ミレーヌ本人に、ということだったしね♡
あなたなんかに渡すつもりはさらさらないわよ♡」
というか、そのほうが面白いし。
そんなあたしの言葉に。
「う…うぬぅ。ならば、しかない、腕づくででも!」
「…む、無謀な人間って…いるもんなんですねぇ~…」
そんなかれをみつつ、ぽそりとつぶやいているゼロス。
「いいでしょう!この私たち仲良し四人組、今は一名たりませんけど!
今あなたに正義の鉄槌を下して差し上げます!」
アメリアの言葉とともに。
ざっ。
あたりにたかかだか、ゴーストが四対、そしてスケルトンが五体。
こいつ、一応ネクロマンサーだからねぇ。
あたしたちの周りにと出現する。
「ふっ。やはり正体を現しましたね!
今ここで、あなたを捕まえて、すべての悪事を暴露してもらいます!」
一人、張り切っているアメリアに。
「なぁ?リナ?こんな雑魚をあいてにするのかぁ?」
「あら♡がんばってよね♡ガウリイちゃん♡」
やる気なさそうにいっているガウリイに対し。
にっこりと微笑みかけておく。
「あ…あのぉ?リナさん?僕は何をすれば…」
「面白いから、あいつ、死なないように何とかしときなさい♡」
「……はひ……」
かくして。
ちょっとしたお遊びにも近い戦闘が。
しばしこの場にて始まってゆく。
さって。
ちょっとしたお楽しみの始まりよね♡
今回はただのさわりだから、あまり派手にはしないけど・・・・ね♡
ふふふふふ♡
-続くー
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あとがきもどき:
薫:次はようやくレイナード・シティですね。で、ミレーヌのイベントをやって(笑)
本当はここで合流ではないけど、ゼル、シルフィールと合流(笑)
あ、ラークもでてきますよv(爆!
さって、もう少しほどお付き合い願いますね♡
んではでは・・・・・・
しかし、モモ・・・・もどってこないなぁ・・・・
眠いのに戻らないと寝られないよ・・・・しくしくしく・・・・・
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