まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
さてさて。今回、エルさま、爆弾発言です・・・(汗
何はともあれ、いっきます。
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エル様漫遊記
「ねえ?リナ?何だったの?ロベルトさん?」
とりあえず、ロベルトととの会話を済ませ。
ナーガたちに追いついたあたしにと聞いてきているこのナーガ。
くすっ。
「別にたいしたことじゃないわよ。
とりあえず一番近くにある塔は西にあるやつね。近いしそこから探索しましょ♡」
あたしの言葉に。
「お~ほっほっほっ!私の金貨、一万枚!まってなさいよ!お~ほっほっほ!」
何やら高笑いしているし、このナーガは。
進んでゆくあたしたちの前に。
「…すいません。塔に入るのは遠慮ねがいませんか?」
などと、話しかけてくる一人の女性。
あたしたちが今いるのは、ドルトハウトの西の森の中、
ここに一つ目の塔があったりするんだけど。
あたしたちがいるのは、その塔の少し手前。
そんな彼女をみつつ。
「おや?アリシアさんじゃありませんか?」
にこやかに話しかけていたりするこのゼロス。
そんなゼロスの言葉に。
「?私のことを知っているのですか?」
こちらは、多少、自我も残っているがゆえに。
首をかしげてゼロスに聞いていたりするのはいうまでもなく、アリシア。
塔の封印者であり、管理人。
「いやぁ、250年ほど前に数回、出会ってますしねぇ。」
それに、この前も。
最後の言葉は口にはせずに、にこやかにと話しかけていたりするそんなゼロスの言葉に。
「?それはおそらく、マスターが生きていたことのことですか?
私にはその記憶はありませんが、ともかく、塔の中に入ること。
すなわち、封印をとくのはやめてください。」
淡々と、感情もあらわにせずにあたしたちにいってくるこのアリシア。
そんなアリシアに対し。
ふぁさっ。
髪をかるくかきあげつつ。
「ふっ。ならば、あなたが依頼料の金貨一万枚を払ってくれるのかしら?」
一歩手前にでて、アリシアにといっていたりするナーガの姿。
「もう一度いいます。塔の封印をとくのはやめてください。
もし、やめてくださらないのならば、規則によりあなたたちを排除します。」
淡々と説明するアリシアに対し。
くすっ。
「ま。自分の魂を六つに分けて、足りなくなった生命力をほかの生命で補ったのはいいけど。
でもね。アリシア、あなた自身の寿命、すでにつきかけてるけど?
あなたがいなくなったらどうするのかしら♡この塔の封印は♡」
くすくすくす。
そんな彼女に対し、とりあえず、面白いので話しかけるあたしのそんな言葉に。
「私は塔の封印を守るもの。命あるかぎり。」
いいつつも、こちらに対し、戦闘態勢にとはいっているこのアリシア。
「リナ!くるぞ!」
ガウリイの言葉と同時に。
と。
「……申し訳ありませんが、今はあなたたちよりも先に説得する人がでました。」
そう言い放ち、そのまま姿をかき消してゆくこのアリシア。
そんなアリシアをみて。
「お~ほっほっほっ!この白蛇のナーガ様に恐れをなしたのね!お~ほっほっほっほっ!」
などと一人高笑いしているナーガがいたりするけども。
「あら♡違うわよ♡ほら♡」
くすり。
あたしの説明と同時に。
どぉぉん!!!!!
爆発音が。
あたしたちが向かっている塔の方から、あたしたちの耳にと聞こえてくる。
「何だ!?」
思わず叫んでいるガウリイに。
「あら♡アリシアがもう一人の侵入者に対して、攻撃しかけてるのよ♡」
くすくすくす。
「お~ほっほっほっ!お~ほっほっ!!!…きゅべっ!?」
どごっ!!
高笑いを続けるナーガの頭に。
この先で起こっている戦いの余波で飛んできていた、
ちょっとした握りこぶしほどの大きさの石がそのままナーガの頭を直撃し。
その場に突っ伏すようにと倒れているナーガ。
あらあら。
「とりあえず、いくわよ。ガウリイ。ナーガ、それにゼロスも。」
あたしの言葉に。
「あ、ああ。」
「……は、はぁ……」
倒れているナーガを横目でみつつ。
そんなことをいっているガウリイとゼロスの二人。
「ほら、ナーガ。急がないと依頼料がなくなるわよ♡」
がばっ!
あたしの一言にすぐさまに復活し。
「お~ほっほっほっ!私の金貨一万枚!
誰かしら!?横からうばっていこうとするのは!?お~ほっほっほっ!」
などといいつつ、そのまま、音のしたほうにと走り出しているナーガだし。
「さ♡いきましょ♡」
「……さすが、アメリアの姉ちゃんで、フィルさんの娘だなぁ。うたれづよいなぁ。」
そんなことをのほほんといっているガウリイに。
「まあまあ♡とりあえず、いきませんか?ガウリイさん♡」
どうやら、エル様…この一件に少しばかり干渉するつもりのようですし…
何やらそんなことを心で思っていたりするゼロスだし。
あら♡当然じゃないのよね♡
どごぉん!
「規則により、攻撃させていただきます!」
「いくぜ!
あたりにと響く、爆発音。
そして、音の中心地帯で対峙している、二人の男女。
あらあら。
「お~。ゼルディガスじゃないか。何してるんだ?デートか?」
それをみて、のほほんとそんなことをいっているガウリイに。
「ゼルガディスだ!旦那、いい加減に間違えないでくれ!
というか、これがデートしているように見えるのか!?」
などと、ガウリイに向かって叫んでいるのは。
鋼の髪に岩の肌。
かつてレゾにと合成獣にとされた、いわずとしれたゼルガディス=グレイワーズ。
「見える♡」
あたしの即答に。
「…あ、あのなぁ…」
なぜかため息ついているゼルだし。
そんなあたしたちの姿をみとめ。
「あなたたちもあきらめてはくれなかったのですね。
しかたありません。全員、規則により死んでいただきます。」
淡々と言い放ち。
そして。
その直後。
「
感情のこもっていないアリシアの声が、低く、あたりにと響き渡る。
「何!?呪文詠唱もなしで!?」
何やらそれをみて、ゼルガディスが叫んでいたりするけども。
「あら♡このあ・た・し・に攻撃するのかしらねぇ?S?」
くっん!
あたしの言葉に反応するかのように、なぜか起動を変えているアリシアの放った
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
なぜかそれをみて、無言となっているゼルとガウリイ。
そして
「な、なあ?今のリナの言葉に反応して、軌道がかわったような気がしないか?」
「というか、今の
なごやかなそんな会話をしているこの二人。
「何!?」
それをみて、なぜか一瞬攻撃の手をやめているこのアリシア。
どすっ!
それと同時に、アリシアの体を黒い三角錐が貫き。
「き……きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
悲鳴とともに、体を貫かれたアリシアが塵と化してゆく。
「いけませんねぇ。アリシアさん。
よりよにって僕らの魔王様の力で、リナさんを攻撃なさらないでくださいます?
かなり困りますので♡」
そんなアリシアをにこにことながめつつ、にこやかに言い放っているゼロスの姿が。
やがて、あたりに再び静寂が訪れると同時。
「さて、それはそうと、お久しぶりですね。」
にこやかにゼルをみて挨拶しているゼロスに。
そんなゼロスをちらりとみて。
なぜかため息を一つつき。
「…今度はリナと一緒にいたんだな。ゼロス、貴様は…」
というか、今の【困る】とは、やはりリナのやつ、あれと関係が深いのか?
そんなことを思いながらいってきているこのゼル。
まあ、関係、というか、その本人なんだけど♡
そして、次にナーガにと視線をむけ。
「?何であんたがここにいる?グレイシアさんよ?」
ナーガにと問いかけているゼル。
そんなゼルの言葉に。
「ふっ愚問ね!お~ほっほっほっ!
アメリアと一緒にセイルーンの親戚筋にとあたる、この国に来ているだけよ!
お~ほっほっほっ!」
高笑いしつつも答えているナーガ。
「で♡城から出て、城下町に下りたところで、いつものように道にまよったのよね♡」
そこで、あのエレナたちに出会ったんだけど、このナーガは♡
「それをいわないで、リナちゃん…」
あたしの言葉にそんなことをいってきているナーガだけども。
そんなナーガの言葉に。
「何だ。アメリアも来ているのか。」
なぜか納得しているゼルだし。
「ま、それはそうとして。塔の中にはいりましょ♡」
話が終わりそうもないので、とりあえず、話を進めるあたしの言葉に。
「それなんだが。どうやらあの塔は、
何らかの封印がほどこしてあって中に入ることはできないらしいんだ。
どうにかして、中に入ろうとしていたら、
あのアリシアとかいう女性が、また攻撃をしかけてきてな。」
そんなことをいっているゼルガディスだし。
「あら♡封印を解く鍵は、このアミュレットよ♡
あたしたち今。塔を調べる依頼をうけてるのよ♡」
嘘ではないし♡
あたしのそんな説明に。
「ほぅ。ならちょうどいい、俺も一緒に行動させてもらおう。俺の目的も塔の中なんでな。」
そんなことをいっているゼルだけど。
「あ、そうそう♡ちなみに、塔の中。ガーディアンとか呼ばれてる、
というか名前をつけられた人工的な精神生命体が具現化したやつらがいるから♡
気をつけてね♡」
「……は?」
あたしの説明に、なぜか目を丸くしているゼル。
「って!?精神生命体っ!?人工生命!?何だ!?それは!?」
何か叫んでるけど。
「あら♡みればわかるわよ♡見た目はどこにでもいる下級雑魚魔族と同じようなものよ♡」
「……いや、同じようなものって……」
何やらつぶやいているゼル。
「まあ、見ればわかるわよ♡」
くすっ。
そんな差しさわりのない会話をしつつ。
あたしたちはそのまま、塔の内部にと入ってゆく。
ちなみに、この塔の封印を解く鍵は、あたしが今手にしているこのアミュレット。
別に使わなくても簡単にと解けるけど、それはそれ。
何事も形、というのが大切だしね♡
遊び心、というのは結構面白いのよね♡
わらわらわらわら……
塔に入ってしばらく。
わらわらと、お約束にもでてくるそれらたち。
「な。何だ!?こいつらは!?」
「う~ん、命あるもの、という感じがしないなぁ?何か作り物?」
なぜかそれをみて叫んでいるゼルに、的確にそんなことをいっているガウリイ。
「あら♡これがガーディアンだってば♡
人工的に作り出した魂を具現化させた、精神生命体v
いわば、人工的魔族みたいなものよ♡あ、ちなみにそれぞれが違う属性もってるから。
きく攻撃ときかないかない攻撃があるわよ♡」
それらをみて、にこやかに説明しておくあたし。
あたしたちの前にいるのは。
できそこないの岩などを掛け合わせたような、物体や、子供が作ったような石の生物。
そしてまた、四角い細長い形をし足が申し訳なさそうに意味もなくついている。
そんな存在たち。
ちなみに、色は様々。
属性によって、色は異なっているのが何ともわかりやすい。
「って!?こいつら、攻撃がきかないぞ!?」
襲い掛かってくるそれらに対し、何やら叫んでいるゼルに。
「お~ほっほっほっ!お~ほっほっほっ!
こんな雑魚、軽く蹴散らせばいいのよ!
言い放つと同時。
そのまま、無差別にと呪文を解き放っていたりするナーガ。
「あらあら♡」
「うわっ!?」
「くっ!?」
なぜかナーガの放った術は、ゼルたちまで巻き込んでいたりするけど。
ま、いつものことよね♡
「がんばってね~。そいつら、物理攻撃がきくやつと、きかないやつがいるから♡
自力で弱点探し出して攻略してね♡」
あたしには襲い掛かってこずに、ガウリイ達のみに襲い掛かっているそれらをみつつ。
にこやかにと言い放つあたしのそんな言葉に。
「つうか!?何でこいつら、オレたちにばかりむかってくるんだ!?」
なんか叫んでいるゼルと。
「多分リナのやつ。こいつらにわからないように気配を完全に消してるからじゃないのか?」
あら♡正解♡
「あら♡ガウリイ正解よ♡ま、がんばってね~。」
面白いから、ガウリイやゼル、そしてナーガの戦いでもみて楽しみますか♡
ぜいぜいぜい。
なぜか息を切らしているゼルに。
のほほんとしているガウリイ。
そして。
「お~ほっほっほっ!
どこの誰かが、この私に金貨を渡さないために邪魔をしているようね!お~ほっほっほっ!」
などとまったく見当違いなことをいいつつも高笑いしているナーガ。
とりあえず、戦闘はガウリイたちにと任せ。
そのまま、塔の周りを囲むようにと作られている階段を上り、
最上階にと向かってゆくあたしたち。
「ここが最上階ね。」
あたしの言葉に。
「お~。湖がきれいだなぁ。」
塔の最上階から、湖をみて、そんなことをいっているガウリイ。
「塔の最上部には、部屋がひとつ…か。いくか。」
いいつつも、塔の最上部にあるひとつの部屋にとむかい、歩き始めていたりするゼル。
広く周りの景色が見渡せる、塔の最上階。
というか、ここから残りの六つの塔も見えるんだけど。
なぜか人間とかの視力では見えなかったりするのよねぇ。
こぉぉぉぉんな近くに位置している、というのにね♡
ギギィ。
静かな音をたて、ゆっくりと部屋の扉が開く。
そして、その中には、中心にとすえられている台座にとあるオーブがひとつと。
そして、その横に落ちているひとつの本。
「…部屋の中には…オーブがひとつ?ほかは何もなし……か?」
あたりを見渡してそんなことをつぶやいているゼルに。
「あら♡ここに本が落ちてるわよ♡」
どうでもいいけど、そういえばこの前彼女がここにきたとき、落としてたわねぇ。
そんなあたしの言葉にそれに気づき。
「…読めない文字、だな…」
ぱらばらとそれをめくり、つぶやいているゼル。
ちなみに、この本。
ベルナレスが手がけ、アリシアが完成させた、とある書物だったりするんだけど♡
ま、それは今別に話すことでもないし♡
ぱらぱらと本をめくるゼルを覗き込み。
「あら、古代文字じゃないのよ。」
そんなことをいっているナーガ。
「おや、珍しいですねぇ。その文字をみるのは。」
にこやかにそれをみてそんなことをいっているゼロスに。
くすっ。
「それにしてもゼロス♡
この塔を封印したベルレナス親子、もうちょっとマークしといたほうがよかったわね♡
この封印で、あいつもが封印されてるわよ♡」
くすくすくす。
あたしのその言葉に。
なぜか。
「……え゛!?」
固まっているゼロスだし。
「…本当ですか?」
「あら♡嘘いってどうするのよ♡
まあ、あいつの魔力も利用して、この封印作ってるしねぇ。彼らは♡」
だから面白いんだけどね。
「…そ、それは…大変な失敗でしたね…うぅん…」
そのまま、何やらぶつぶつとつぶやいているゼロスだし。
そんなあたしの言葉に。
「?どういうことだ?リナ?」
首を傾げつつも問いかけてくるゼルガディス。
「あら♡何ってことはないわよ♡ただね。ここを250年ほど前に封印した親子。
というか魔道士ベルナレス=クナップハウザーと。アリシア=クナップハウザー。
この二人の父娘ね。その父親の方、
部…でなかった、Sことシャブラニグドゥのやつが、実は封印されていたりしたのよね♡
まあ、それはその本に残ってる残留魔力でもわかるでしょうけど♡誰でも♡
それはそれとして、ともかく、この封印、彼自身が人柱になって、
で、娘であるアリシアがその魂をわけて、完成させてるようなものなのよ♡」
あたしのその言葉に。
「な゛!?」
なぜかものの見事に固まっているゼルガディス。
「……ちょっと、それは本当なのか?」
何か声がかすれてるような気がするけど、ま、気のせいよね♡
あたしの説明になぜか声を震わせてきいてきているこのゼルガディス。
「あら♡そこの本からSの残留魔力が感じられるでしょ♡」
「・・・・・・・・・・・・・・」
あ、何か固まってしばし無言になってるし。
まったく、この程度で何を驚いているのかしらね♡
「とりあえず、ここにあったのはこの本とオーブだけだし♡次の塔にいきましょ♡」
あたしの言葉に。
なぜか無言でうなづいているゼルガディスたち。
いまだにゼロスはぶつぶつとつぶやいていたりするけど、それはそれ。
さって、次の塔に向かいますかね♡
-続くー
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あとがきもどき:
薫:うーん。ロイヤル2のダビングしたテープがどこかにいったぞ・・・・(涙
つうか、ムービーがみれないから、自力でブレイしつつ、録画してたんだが・・・
初期のやつはあるけど!全体の流れをダビングしたやつはどこぉ!?(こらこらこら!
まあ、自分が楽しむだけだからねぇ。ゲームのテープダビング(笑
初期のやつは、二つあるエンディング、あれしか録画してないんだよなぁ・・・・
(つまりは、データが消える前・・・・
で、データが消えてから、またやり始めるのに、またまたするのも何だから。
とおもって、プレイしつつ、録画してたんだが・・・・
・・・・・・また、時間のあるときに、するしかないのか?
二通りほど(シルフィールが仲間になるバターンと、ナラナイバターン)
あと、最後のロベルト戦のときに、
リナたちが事情をしっているバターンと、知らないパターン・・・・
とりあえず、捨ててはないはず・・・・
というのでちょっとぱかり探してみるのです・・・はい。
つうか、やっぱりはじめからきちんとプレイして録画したほうが、楽かなぁ?
そうしたら、見たいときにいつでもみれる(爆!
まあ、何はともあれ、それでは、また次回にてv
2004年5月3日某日
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