まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

さってと。
以下に述べている、本当のゲームのストーリーと。
この話。
どこが違うのか、比べてみるのも、また楽しいかもv(かなりまて!
・・・で、なんか、長くなったので。
ナーガのいつものお約束は次回ですな(笑
で、エミリア登場&ゼルガディス登場ですv
ではではvv

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          エル様漫遊記


なぜか、いまだに多少固まりつつも、震えているラーク。
長老の家で、泣き言…というか、何やら話していたりする彼らだけど。
それはそれ。

「しっかし、リナ?さっきのアレ、わざと逃がしただろう?」
何やら、道をあるきつつも。
あたしにと言ってきているガウリイ。
「あら当然じゃない。あそこであいつを滅ぼしたら、これからが面白くないじゃないのよ♪」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ということは、何かまた、あるんだな…確実に…
などとそんなことを思いつつ、無言で何やらため息をついているガウリイ。
「ま、とりあえず、情報収集といきましょvとりあえず、この村の広場にでも…ね♡」
そんなあたしの言葉に。
「…広場に何があるんだ?リナ?」
じと目であたしをみつつ、そんなことを言ってきているガウリイ。
「あら、この先にある洞窟のことが聞けるのよv
  やっぱり、こういうのって。人の話を聞いてから行動したほうが楽しいじゃないv」
にっこり微笑み、答えるそんなあたしの言葉に。
「…知ってるなら、別に話なんか聞かなくてもいいと思うんだが…」
何やら横でぶつぶつつぶやいているガウリイは、とりあえず無視。


「変わったことかい?まあ、この村に人間がやってくるのもかなり珍しいけど。
  あこの前、久しぶりに竜達の峰ドラゴンズ・ピークの長老のミルガズィアさんとかがやってきて。
  あ、そのときに、そのミルガズィアさんが、また傑作のギャグを披露してくれてね。
  もう、村中、大爆笑さ。あ、そのときの記憶球メモリー・オーブ
  そこの道具屋さんで売ってるよ。君たちもひとつどう?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・
そ、そういえば、ミルガズィアのやつ…
行く先々で、頼まれて、あれを連発してたっけ…
ここのエルフと竜族の感性…ちょっと失敗したかしらねぇ?
いや、本当に…
面白そうだから、というので、それに設定して創ったんだけど…
この種族たちを創りだすときに。
・・・・・・・ま、別にいっか♡
「そうでなくて。最近、この町のはずれにある洞窟なんかのことで変わった話聞いてない?」
とりあえず、話が進みそうもないので。
あたしの方から、話を進めていくことに。
そんなあたしの言葉に。
「…町外れ?…あ、ああ。最近、何かみょーな声があのあたりに聞こえてる。とかいって。
  若いやつらの間で、格好の肝試しスポットとかになってたりするなぁ。
  だけど、あのあたりは人間なんかの人攫いとかがでるから。
  あまり近づかないほうが懸命なんだがね。」
そんなとりとめのない会話をしつつ。
あたしたちに軽く挨拶をして、そのまま、道具やの方にと歩いていっている。
あたしたちが今話していたエルフの男性。
…そういえば。
毎日、日替わりで、ここの道具や…新規ギャグ特選集を売り出してたっけ…
…あれを買いにいったのね…彼は…
・・・・・・・・・・・
・・・・・
ま、いっか。
さってと。
とりあえず、気を取り直してっ…っと♡
「さって、とりあえず、話は聞いたことだし。ということで!」
「…何が『と、いうことで。』なんだ?リナ?
  別に話を聞かないで、そのままいくんだったら、いけばよかったんじゃないのか?」
あらあら。
「あら、ガウリイ。何、情緒や風流のなってないことをいってるのよ♡
  他人の話を聞くから、いいんじゃのいのよ♡」
そんなあたしの言葉に。
「…ノーコメント…」
何やら、ため息をついているガウリイ。
「さって、とりあえず、長老の家に戻りますか。」
いまだに、何やらぶつぶついっているガウリイをそのままに。
とりあえず、一度長老の家にと戻り。
それからあたしたちは出かけることにしてみたり♪

そういえば、ユニットと、一時一緒になったんだけど。
一度、彼女は自分の世界に戻ってるしねぇ…
ま、また近いうちにくるのわかってるけど。
それはそれとして…っと。
「ええ!?町のはずれにある洞窟にいくんですか!?
  今、あのあたりでは、幽霊がでる、とかうわさになってるのに!?」
何か叫んでいるラーク。
「あら、だからよ。面白そうじゃないのよv」
なぜか、しり込みしているラークにとにっこりと微笑みかけ。
「さって。それじゃあたしたちはそろそろ出発しますので。別にあと話とかはないでしょう?」
とりあえず、椅子に座っている長老にと話しかけるそんなあたしの言葉に。
「まあ、それはないが…じゃが、気をつけなされよ。相手は、まがりなりにも魔族じゃ。
  ラーク、魔族がそれを狙っている、ということは、もしかすると。
  世界を変える何か、かもしれぬ。奪われそうになったら死んででも阻止するんじゃぞ。
  おぬしの命をとしてでも。」
「…おじさ~ん…縁起でもないことをいわないでくださぁぁぁぁぃ~…」
そんな彼の言葉に、なみだ目で抗議の声を上げているラーク。
「ま、どうでもいいけど。とっとといくわよv」
くすっ。
そんなほのぼのとしたやりとりをみつつ。
軽く、腕を顔の横にと上げ。
「…げっ!?」
あたしが何をしようとしているのか察知して、なぜか身構えているガウリイに。
「?」
意味がわからずに、首をかしげているラークたち。
「えいv」
パチン♪
ゆらり。
あたしが、指を鳴らすと同時に。
あたしたちの姿は、瞬時にして、その場所から掻き消えてゆく。
「って、やっぱしかぁぁぁぁぁぁぁ!?」
何やら叫んでいるガウリイに。
「…って、何なんですかぁあ!?これはぁぁぁ!?」
いいつつも、そんなことを叫んでいるラーク。
そして。
「…な、なんと!…最近の人間は、魔力で瞬間移動までできるようになってるのか…
  わしらエルフもがんばらないといけないのぉ…」
瞬間的に姿が掻き消えてゆくあたしたちをみつつ。
何やらそんなことをつぶやいていたりする長老の姿。

『うどわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?』
まったく。
慣れなさいよねぇ…
ちなみに、あたしが今、使った移動方法は。
空間と空間をつなげる、という、何ともポビュラーな代物。
途中、一瞬ほど。
時間ときの狭間の空間を通ったりしてたりするけど。
それはそれ。
何か、同じ叫びを上げているガウリイとラークがそこにいたりするけども。
ガウリイのやつは、なかなかこれに慣れないわよねぇ…
いい加減に慣れなさいよね♡


ぜいぜいぜい。
なぜか息を切らしているラークとガウリイ。
「…リナ、頼むから、いきなりの瞬間移動はやめてくれ…し、心臓に悪い…」
なぜかそんなことをいってきているガウリイに。
「…というか!?今の何なんですかぁ!?
  って!?ああ!もう洞窟についてる!?いったい!?」
何やら面白いまでに狼狽しているラーク。
くすっ。
「あら、ガウリイ。いい加減に慣れなさいよ。
  それと、ラーク。何って、ただの瞬間移動よv誰でもできるでしょ♡」
にっこりと微笑むあたしのそんな言葉に。
『(だから)でき(ません)(ないってば)。』
なぜかきっちりと、声をハモらせて、そんなことをいってきているラークとガウリイ。
あらあら。
「あら、努力が足りないわよvま、それはそうと。とにかく、いくわよv」
ちなみにあたしたちが長老の家から、瞬時に移動したその先には。
グラムストックの町のはずれ、というか、町を出た少し先にある、とある洞窟の内部。
あたりは、光コケの影響で、ほんのりと明るく照らし出されていたりする。
「ま、二人とも、ぶつぶついってないでvくるわよv」
くすっ。
いまだに、なぜか、息を切らしている二人に対し。
すい。
洞窟、というか、あたしたちを取り囲んでいるそれらを指差し。
笑いつつもとりあえず、説明しておくあたし。
「…って!?リナ!?何トロル達の群れの中に移動してるんだよぉぉお!?」
何やらガウリイが叫んでるけど。
「さ、ガウリイ、ラーク。がんばってねぇ♡」
あたしの言葉を合図に。
『うがぁぁぁぁぁぁ!』
突如として出現したあたしたちに。
面白いまでに警戒心をあらわにして。
あたしたちにと向かってきていたりするのは。
この洞窟の内部に生息し。
ちなみに、盗賊達の護衛をも偶然的にもかねているトロルの群れだったり。
このトロル、なまじ、多少再生力があるがゆえに。
ちょっとやそっとの攻撃などは、瞬時にその傷などは再生するという能力をもってたりv
ま、こいつ程度ならば、そのあたりにでも転がっている物質。
つまりは小石の一つや紙切れ一つくらいで倒せないと、普通じゃないんだけどね♡
「つうか!?リナ、見てないで何とかしろぉぉぉぉ!?」
何かガウリイが叫んでるけど。
「あら、なら、ここで、竜破斬ドラグスレイブでもいってみる?
  洞窟ごと崩れるでしょうねぇ。あ、重破斬ギガスレイブとかもいいかもv
  それか、隕石をこの場に降り注がせるとかv」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ……いい。オレが何とかする……」
何か素直になって、そのまま一人、剣を振るい始めているガウリイ。
あら、やればできるじゃないv

数分後。
といっても、時間的にはちょうど三分v
「う~ん、トロル30匹を三分かぁ。ガウリイ、まだまだ精進が大切よv」
ぜいぜいと肩でいきをついているガウリイに、
にっこりと微笑みつつも話しかける、そんなあたしのその言葉に。
「…………ガウリイさんも苦労してるんですねぇ………」
何かしみじみとそんなことをいってたりするラークだし。
「ま、とりあえず、とっとと奥にいくわよv」
ラークになぜかなぐさめられているガウリイがそこにいたりするけど。
とりあえず、そんな二人はほうっておいて。
そのまま、洞窟の奥にと進んでゆくあたしたち。

洞窟は、様々な道にと入り組んでおり。
ちなみに、この洞窟の岩肌は、かなり柔らかな地層であるがゆえに。
出てくるのは、トロルとか、または、半魚人、とかいったもの達だったり♡
とりあえず、そのまま。
邪魔、というか、行く先を立ちふさがる壁などは。
そのまま、かるく、あたしが足を一歩踏み出すごとに。
面白いまでにと、あたしの行く先の壁は、ものの見事に消滅してゆく。
「…あ?あの?リナさん…あれ、何をやってるんでしょうか?
  僕の目には、何も呪文なんか唱えてないような気がするんですけど…」
すたすたと、まっすぐに歩いてゆくあたしの後ろから。
何やらガウリイにそんなことをいっていたりするラーク。
「ま、リナだしな。それより…?…何だ?この声?」
「…声?」
ラークがそんなガウリイの言葉に思わず眉をひそめ。
「あら、ようやく…ね♪」
くすっ。
あたしの言葉と同時に。
洞窟の奥から。
「お~ほっほっほっほっ!お~ほっほっほっほっほっ!」
などといった、面白いまでの高笑いが、洞窟内部にと響き渡る。
そうこうしているうちにと、やがてあたしたち三人は、
ちょっとした開けた洞窟内部の部屋にとたどり着く。
そこにいるのは。
数名の男たちと。
そして…
「けっ。進入者か…。わかってますよね。姉さん、やっちゃってくださいな。」
などといいつつ、彼らの横にいる、人物にと、そんなことをいっていたりする彼らたち。
そして、そんな彼らの横には…
「お~ほっほっほっ!まかしといて!侵入者は、この白蛇サーペントの…」
高笑いしつつ、いいかけたその言葉をさえぎり。
「…ナ、ナーガさん!?」
面白いまでにラークが叫んでるし♪
「…いったい、何考えてるんだ?この姉ちゃんは…」
何かガウリイがあきれてつぶやいていたりするけども。
「あら。簡単なことよ。は~い。ナーガ。
  あんた、何、盗賊たちの用心棒。つまりは悪人の用心棒なんてやってるのよ♡」
くすくすくす。
笑いつつも問いかけておく。
ちなみに。
そこにいるのは、当然のことながら。
「…って、あら、リナにラークじゃない。それにリナのおまけさん。」
「…おまけって…」
何やらガウリイがいじけてるけど、ま、関係ないし。
あたしたちに気づいて、そんな台詞を言ってきているナーガ。
「?何いってるのよ?リナ?どこに、悪人…盗賊なんかがいるっていうのよ?」
いいつつ、きょろきょろとあたりを見渡し、そして。
「ふっ。わかったわ!リナ!あなた…ついに、盗賊なんて家業に足を踏み入れたのね?!
  まあいいわ。このあなたの永遠のライバル、白蛇サーペントのナーガ様が。
  今ここで、あなたに引導をわたしてくれるわ!お~ほっほっほ!」
などと高笑いしつつ言っているナーガ。
「…盗賊って…ナーガ、あんたの後ろにいるじゃない♡」
あたしのその言葉に。
しばし。
「………………え?」
固まりつつも後ろをしばしみつめ。
自分を雇っている人物たちを眺めていたりするし。
そして。
「まさか、ふっ。嘘は大概にするものね!リナ!」
などと、びしっと、あたしに対して指を突きつけてきていたりするし。
「盗賊団。ヘルバトラー。ちなみに、今まで、営利誘拐の数は、およそ十件。
  人身販売組織では、とりあえず、常時ベストテンに入っている経歴の盗賊団。
  で?ナーガ?そんな悪人の組織に入ってるの、あのフィルが知ったらどうするかしらね?」
にっこり。
いまだに理解していない、ナーガにととりあえず説明をしておくあたし。
う~ん♡
何て親切なのかしら♪
「…ちょっと?リナ?それ、本当なの?…あなたたち、悪人なわけ?」
くるりと向きを変えて、後ろにいる、彼らにと問いかけていたりするナーガ。
「…いや、『悪人なわけ?』とかいわれても……」
「普通、見ただけで、わかると思うが……」
まあね。
はっきりいって、こいつらは定番、としかいいようのない悪人スタイルだし。
そんな彼らの言葉に。
くるりと、向きを向きなおし。
そして。
ピシッ!
「ふっ。よくもこの白蛇サーペントのナーガ様をだましてくれたわね!
  そうね。お詫びはここの、お宝全部で簡便しといてあげるわ!」
などと、そんな盗賊団の団員たちにと向かい、指をつきつけいっているナーガだったり♡
「ちょっとまて!あんたを雇ってるのはオレたちなんだぞ!?
  つうか、あんた。依頼を破棄するつもりか!?」
何やら叫んでいたりするけど。
「あら、ふっ。知らないの?悪人との契約は守らなくてもいい。
  という法律があるのよ!お~ほっほっほっほっ!」
いいつつ、そんな彼らに高笑い。
「…あ、あの?本当にそんな法律、あるんですか?」
そんなナーガの台詞を受け、ぽそりと何やらガウリイに聞いているラーク。
「リナの故郷のゼフィーリアにはあるらしいぞ…」
何かそんな会話をラークとガウリイはしていたりするけども。
ま、それはそれ。
「とにかく!よくもこの私をだましてくれたわね!覚悟することね!」
『いつ、だました!いつ!?』
そんなナーガの言葉に思わず突っ込みをいれている盗賊達だったりするけども。
う~ん♪
楽しい♡
ま、確かに、だましてはないわよねぇ。
行き倒れ寸前になってたナーガを助けて。
・・・というか、助けた、というか、ナーガが吊り上げられた…というのが事実なんだけど…
ま、別に説明する必要もないわよね♡
さってと。
とりあえず、これから何が起こるのかは。
ガウリイたちには、内緒にして、楽しむとしますかね♪


                                -続くー

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あとがきもどき:
薫:さて。どうも、ゲームをやったことがない。という人もかなりいるようですねぇ・・・・
   楽しいですよvあれはv2でもムービーのみの閲覧があれば(まだいってる人・・・
   ちなみに。ロイヤル1の舞台は。
   沿岸諸国連合、セイルーン王国、ラルティーグ王国。
   この三つが舞台となっているお話です。
   まず、お話のはじめは。レイクウッドから始まり。
   
レイクウッド→バークランド東の森→バークランド→バークランド西の森
グラムストック東→グラムストック。
→(裏街道・ソニアシティ街道→ソニアシティ北)(表街道・グラムストック南の森)
→ソニア・シティ→バークランド南の森→バークランド→バークランド東の森
→(マークウェルズ)→イゼルセン→イゼルセン北の森
→セイルーン国境→イゼルセン→イゼルセン北の森→セイルーン国境
→フリーグランド→キューザック西→キューザック→キューザック北の森
→セイルーン東→セイルーン→ラルティーグ王国国境→サンブルグ東
→サンブルグ→トゥールシティ→レザリアム→エンディング。

  上記のストーリーで成り立っているお話です。
  またまた、エルフが何やらしでかしてます(笑
  何を考えてるんですかねぇ・・・エルフって(爆!
  ま、大まかのゲームの町並みとかの進行状況の流れを把握されましたら。
  やったことない人は、ゲームやってみることをお勧めいたしますv
  んではでは。
  また、次回にてvv

 2004年4月14日某日

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