まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
あははは。なぜか、アンジェリークの第一陣。
元となった、初期、ゲームのOAVが発売され。
それを鑑賞していて、ハイになっている薫です。
というか。それでなぜか今まででているアンジェのOAVを見直してたりして・・・・
でも、一番好きなリモージュが主役、というのは…ないのよね・・・・(涙
なので、すっごくお楽しみvしかも、前女王のアンジェリークもかなり話してるし。
って、ここはスレだってば(笑
何はともあれ、近況報告はほどほどにして(2004年4月1日)
いっきますv今回は、スレイヤーズRPG。スレイヤーズロイヤル。
あちらが舞台ですvゲームをしていない人は、ネタバレです!
それでもいいよ?という人のみどうぞなのですv
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エル様漫遊記
ぱくぱくぱく。
「う~ん、ここのこれ、結構いけるな。」
そんな会話をしつつ、注文しているメニューをとりあえず上から下まですべてを制覇し、
食事を楽しんでいるあたしとガウリイ。
ちなみに、アメリアやゼルとは少し前に別れているし。
というかすぐにまた面白い…もとい、事件があれば合流するんだし。
というか、そのようにしむけてるし。
時刻はちょうど昼近く。
もっとも、まだ昼にもはやく、それでいて朝食には少し遅い。
それゆえに、ここにいる人々はあまり数はいなかったりする、ちょっとした小さな食堂。
「まあここ、新鮮な食材だけはいいから。あ、すいませ~ん。追加おねがいしま~す。」
カチャカチャともっていたフォークとナイフをその場にとおき。
そのあたりを歩いているウェストレスを呼び止める。
「はい?」
あたしたちとは別の客が食べ終わった食器を片付けつつ、あたしの言葉にと足をとめ。
とりあえず、食器をカウンターにと運びおえ、注文シートを手にし。
こちらのテーブルにと向かってくる一人の女性。
まあ、名前はわかってるけど。
別に名前を呼ぶほどでもないし。
「これと、これと、これ、追加おねがいね。」
いいつつ、メニューを指差し、追加注文をかけるあたしのその言葉に。
「ああ!リナ、ずるいぞ!?んじゃ、オレは、これと、これとこれと……」
いいつつ、負けずと追加注文をかけているガウリイ。
まったく。
たかが近くにあったちょっとした小山に、オリハルコンが取れる場所があることから。
ゼロスのやつが、定期報告にゼラスのところに戻っているから、という理由で。
ガウリイに三日三晩。
ツルハシ片手に掘り進ませた程度で、なぜかぶつぶつと文句を言っているガウリイだし。
オリハルコン、という物質は、多少の魔力を撥ね退ける特質を持っているがゆえに。
地精道とか使えば簡単に取れるけど、それだと、山の形があっさりと変わるし。
まあ、変わっても元通りには一瞬のうちに戻せるけど。
やっぱり、仕事人がいるからには、セオリーにも人力で掘らせる、というのが通だしね。
なぜかぐったりとしたガウリイをつれて、この食堂でとりあえず鋭気を養っているあたしたち。
まあ、ガウリイは、何か食べ物とかあたえておいたら、とりあえずそれですむし。
何やらぶつぶつ文句いってたけど、関係ないしv
何はともあれ。
のんびりと、食事を済ませ、そろそろ食後のデザートにでも取り掛かろうか。
という、そんな矢先。
バタン!!!!!
盛大な音をたて、食堂の入り口の扉が大きく開かれ。
そして。
それと同時に。
「お~ほっほっほっほっほっほっほ!お~ほっほっほっほっ!」
がたたたっ!
あ、何人か椅子から転げ落ちてるv
または、見ない振りをしている人間も数名いるし。
高笑いをあげつつも、扉、
というか、店の入り口より入ってくる面白い格好をしている一人の女性。
まるで、ビキニのような水着のような格好に、その胸元にある、ドクロのネックレス。
そしてまた。
棘つきのショルターガードに黒いマント。
ちなみに、口元に手をあてて、高笑いしつつ店の中に入ってくるのは。
すでに彼女の日課となっていたりするんだけど。
まあ、それはそれとして。
彼女はざっと店内を見渡しつつ。
そして、なぜか横に積み上げられたお皿の数々で。
入り口からは、四角にとなっている、はずなのに。
ふと、こちらに気づき。
「お~ほっほっほっほっ!って、あら、リナじゃない。偶然ねぇ。お~ほっほっほっ!」
などといいつつ、つかつかと断りもいれずにあたしたちにと近づき。
そのまま、カタンとあたしたちの向かい合わせに座っているのは、いうまでもなくナーガ。
そして、席に座りざまに。
こそこそと、目をあわさないようにして逃げようとしていたウェイトレスを一人捕まえ。
「あ、こっち、ビール大盛でおねがいね~!」
などといいつつ、ちゃっかりと注文かけてるし。
「な、なあ?この姉ちゃん、どこかで見たことなかったか?」
ズシャ!
あ♡
ナーガ、机に突っ伏したv
ガウリイののほほんとしたその言葉に。
面白いまでに机に突っ伏しているナーガだし。
「あ、あのねぇ!さすがリナの連れだわ…ま、いいわ!お~ほっほっほっほっ!」
などといいつつ、ちゃっかりと復活して。
目の前にあるすでに運ばれている食事にと手をつけているナーガ。
「ナーガよ。ガウリイ、いい加減に覚えなさいよ。
それはそうと、ナーガ?あんた、セイルーンにいたんじゃなかったの?」
くすくすくす♡
わかっているけど、問いかけるあたしの言葉に。
ぱくり。
そこにあった、ハムサンドを一口、口にと運びつつ。
「ふっ。愚問ね!リナ!!!!ちょっと、外に遊びに出たら。
道に迷って戻れなくなったにきまってるじゃないのよ!お~ほっほっほっほ!」
『うわぁぁぁぁ!?』
ガタガタガタ!
あ、面白い♡
ナーガの高笑いに耐えられなくなって、次々と席をたって店から出てゆくほかの客たち。
しばし、ナーガの高笑いが響く中。
やがて、店内にいるのは、あたしたちと、店の従業員のみとなっていたりする。
「お~そうか。アメリアの姉ちゃん!…というか、普通迷うか?こんなとこまで?」
ぽんと手をうちつつ、
そして、首を傾げつつつぶやいているガウリイがそこにいたりするけども。
店の人たちは、面白いまでに、頭を抱えてるし。
そんなガウリイのつぶやきに。
「お~ほっほっほっ!
ふっ!自慢じゃないけど、道に迷うことならまかせてほしいわ!お~ほっほっほっ!
家の中でも気づいたら、三つ、四つ先の国にまでいっていることなんて。
この
お~ほっほっほ!」
などと高笑いしているナーガだし。
まあ、確かに。
城の中を歩いてて。
そして、移動が面倒、とかいって。
呪文をつかってそのまままったく別の所に移動するのは、
ナーガにとっては日常的なことだし。
で、右に行くところを左にいったりとかするのもざらだしね。
結果として、面白いまでにまったく逆方向とかにいっていることって。
このナーガにとっては、すでに当たり前のことなのよねv
「今ごろ大騒ぎなんじゃないのかぁ?」
あら。
ガウリイにしては、まともな意見v
「慣れてるわよ。セイルーンは。
あのフィルなんだし騒ぐわけないじゃない。まあ、周りは騒いでるけど。」
まあ、いつものことだし。
というか昔からの。
あたしの言葉に。
「ふっ!お~ほっほっほっほ!お~ほっほっほ!ちょっとぉ!ビールまだぁぁあ!?」
そんなほのぼのとした会話をしつつ。
ナーガの声が、店内にとこだましてゆく。
「は…はぃぃぃぃ!」
面白いまでに顔色を悪くした店員が、ビールをもってやってきたのは。
それから、少ししてからのこと。
てくてくてく。
スタスタスタ。
「なぁ?リナ?あれ、ほうっておいていいのか?」
いいつつ、ちらりと後ろを振り向き、視線で指差しいってくるガウリイ。
「いいのよ。ま、それはそうと。ちょっとナーガ。どうしてついてくるわけ?」
くすり。
苦笑しつつ、問いかけるあたしの言葉に。
「たまたま方向が同じだけよ。」
一言の元に、あさっての方をむきつついってくるナーガ。
食堂をでて、次なる場所にと向かうあたしたちの後に。
店を出てからのち、ずっと後ろにくっつくようにしてついてきているナーガだし。
「あら♪そうなの?
あたしはてっきり。すぐ戻るつもりだったから、あまりお金をもってでなくて。
それで、すぐさまに資金がつきて。一銭もなくなって。
最近はずっと野宿、または犬小屋を実力で制圧して寝てたりしたから、
あたしたちについてきているのかと思ったわ。」
くすっ。
「ふっ。お~ほっほっほっ!そうともいうわね!お~ほっほっほっ!」
高笑いしつつ、その額に一筋の冷や汗流してるし、このナーガは。
「…犬小屋を制圧って…」
何やらガウリイがつぶやいているけど、ひとまず無視。
だって…ふふふv
どごがぁぁぁぁぁん!!!!!!
あたしたちがそんなほのぼのとした会話を繰り広げている最中。
あたしたちの進む森の中の街道。
そこよりは少し離れた、森の奥の方から聞こえてくる爆発音。
「何だ!?」
いいつつも、すでに駆け出しているガウリイに。
「あらあらvいってみましょうかv」
というか、何が起こっているのか、あたしは知ってるけどね。
というか…部下S…あとで、みっちりとお仕置き決定♪
「ちょっとぉぉ!道案内役がどこにいくのよぉぉ!?ま、いいわ!お~ほっほっほ!
誰か襲われていたら助けて礼金せしめるわよ~!お~ほっほっほっほっ!」
などと笑いつつも、ついてきているナーガ。
ま、面白いからいいけどねv
道なき道を進んでゆくあたしたち。
もっとも、進む道筋の木々は、自然に道をあけていってくれてるけど。
う~ん、自然はあたしのこと、本能的に感じ取ることができる、というのに。
というか、わかるようにしているんだけど♡
今、この瞬間のみは。
「?なあ?リナ?木々が何かかってに動いてないか?」
道を譲るようにと左右に分けてゆく木々に何となく気づき、問いかけてくるガウリイに。
「気のせいよ。」
一言のもとに言い返し。
あたしたちは爆発音のしたその場所にと駆け出してゆく。
ドン!
「…くっ!」
木の根っこにとしりもちをつき。
それでもなお、敵意をあらわににらみつけているひとつの影。
特徴的なのは、尖った耳に、そして、緑の髪。
見た目の年齢は、七歳程度。
でも実際は26歳v
まあ、エルフと人間って、その成長の時間率がまったく異なるからねぇ。
ふふふv
「さっさと来るんだよ!」
いいつつ、赤い髪の女性が転がっているエルフの少年をひっつかむ。
ガサリ。
そんな最中、あたしたちがその現場にとちょうど到着していたりもするんだけど。
「あらあら。弱いもの、いじめ?」
くすくすくす。
そこにある光景をざっとみて、くすくすと笑いつつも問いかけるあたしに。
「…な、なあ?リナ?」
いいつつ、視線であたしにと問いかけてきているガウリイ。
ま、ガウリイは気づくわね。
こいつらが人間でなくて、魔族だっていうのに気配で♡
何しろゼロスの正体ですら、気配で察知してたし♡
この人間はv
ちなみにその気になれば、S程度くらいまでもわかるでしょうけど。
本人、それが無自覚、というのがまたこれが面白いのよねぇ~♪
そんなあたしたちにと気づき。
ちらりとこちらをむきつつも。
…人間の男と女か。
それだけ思い。
「あんたたち、何の用だい?関係ない人間はひっこんでいてちょうだい。」
さらっと言い放ち。
そこに転がっているエルフの少年の髪の毛をつかんでいるし。
「あらvエミリア。何いってるのかしら?」
くすっ♡
そんなあたしの言葉に。
「…な゛!?」
何でこいつ、私の名前を!?
面白いまでに動揺している目の前にいる女性もとい魔族・エミリア。
「どうでもいいけど……
どうせ人間形態とるんだったら、その紫がかった肌色をどうにかなさいよねぇ。
まったく……」
せっかく。
人間の女性の姿になってる、というのに。
肌の色が、それじゃあ…ねぇ…
ちなみに、このエミリア。
赤い髪を短くまとめ、眼は少し鋭め。
ちなみに、耳なんかは、エルフ並に尖った容姿。
肩のショルターガードに見立てている防具のそれは。
数本の牙がむき出しになってるし。
ちなみに、服、の本人はつもりらしいけど。
胸元などを申し訳程度に包んでいる黒いそれを具現化し。
身にまとっているようにとしてるし、こいつは。
「で、モスマン!あんたはあんたで!
そこまで姿を具現化してるんだったら!もうすこししゃきっと!人間形態とんなさい!
それでは、いかにも、自分は魔族、または魔物です、といってるようなもんでしょうが!」
あたしの至極もっともな指摘に。
「…おい、リナ、お前いったいどっちの味方なんだ?」
などとじと目であたしをみつつも、問いかけてきているガウリイ。
「あら、そうはいうけど、ガウリイ。いくら何でも情けなすぎない?
きちんと具現化する実力があるのに…これよ?実際は?」
いいつつ、それらを指差すあたしに。
「…何で、お前。俺たちの名前を?」
あ、面白い♡
何か戸惑ってるし、このモスマンも。
ちなみに、モスマン、という名前の魔族の容姿は。
はっきりいって、エミリアよりもかなり質が悪いし…
まとっているのは、ビキニタイプの黒い下着のみ。
そしてまた。
どうしてこうして。
その頭に二本の角を生やし、ちなみに、その額には青い水晶らしき宝石を埋め込み。
さらには、肌の色は茶色だし…
はっきりいって、質が悪い、というより以外はない。
しかも、その背中にバトルアックスを背負ってるし…
ああもう!
魔族なら魔族らしく、ちゃきっとしなさいよね!
エミリアとモスマンが、あたしたちに気をとられているそんな中。
あら。
結構タフね。
一瞬唖然としてた、エルフの少年。
ちなみに名前はラークv
「エルメキア…ランス!!!!」
こちらをみつつ、唖然とし、動揺していた、二人…といっても。
エミリアに対して呪文を放っているラークの姿。
ちなみに、まだ体制は、木の根元にと座り込んだままで。
「な゛!?」
バシュ!
もろに、正面から、それを喰らい。
肩の半分をもっていかれているエミリア。
「な゛!?こ、こいつ!?」
まだそんな元気があったのか?!
などとそんなことを思いつつ。
肩のバトルアックスを抜き取っているモスマン。
そしてまた。
「お~ほっほっほっほっ!子供一人を大の大人二人がかりでいじめるなんて!
ずいぶんと見苦しいわね!お~ほっほっほっほっ!」
などといいつつ、高笑い。
ちなみに、あのちょっとの間なんだけど。
ナーガ、またまた道に迷ってたりしたのよね。
今のラークの攻撃の音で、こちらに気づいて、たどり着いたのが事実だし。
「「……何だ?あれ?人間か?」」
あ、面白いv
エミリアとモスマンの声が、ナーガをみてから重なってるし。
「ちっ!だぁもう!何がどうなってるんだい!?」
あの魔道士の格好をした女は、あたしたちの名前を言い当てるし。
今、高笑いしながら現れた、多分人間なんだろうけど…
あたしたちは、目立つわけにはいかないんだよ!
そんなことを思いつつ、何やらわめいているエミリアだし。
ちなみに、わめきつつも、肩をいまだに押さえてるけど、エミリアは。
というか。
瞬時に具現化を再生くらいさせなさいよ!まったく!
「…とにかく、こいつらは、俺が何とかする。エミリア、お前は逃げろ。」
ちなみに、ラークの放った術は。
人間が使う普通の術のおよそ二倍かそこら程度。
あの程度の力でダメージ受けたにもかかわらず、
エミリアのやつは瞬時に再生することができないようだし。
ああもう!お母さん、悲しすぎるわ!
「くっ!そうはいかないよ…といいたいところだけど。すまないモスマン。そうさせてもらうよ。」
このガキのダメージ、すぐには回復しそうにないしね。
などと敵意をこめて、ラークをにらみつけ。
そして、そのまま。
そばにあった、木にと、姿をかき消してゆくエミリア。
どうでもいいけど、わざわざ木の幹に空間への入り口を作らなくてもいいでしょうに…
エミリアが完全にと姿を消して、このあたりの空間から完全にいなくなったのを確認し。
「さて…と。」
いいつつ、体制をととのえつつ、こちらを振り向くモスマン。
「まったく、人間、というやつは…かかわらずにすめば死なずにすんだものを…」
いいつつ。
パチン。
軽く指を鳴らして、呼び出すレッサーデーモン達。
だけども、たったの数匹…
だぁぁあ!せめて、ダース単位くらいいきなさい!
「まったく……どっちがかしら?そだv」
ちょっと、根性を試しますかv
くすくすくす。
「…リナ?何かお前、たくらんでるな?」
くすくす笑うあたしをみて。
何やらいってきているガウリイに。
「ふっ。お~ほっほっほっ!レッサーデーモンくらいこの
雑魚よりも以下に等しいのよ!お~ほっほっほっほ!」
などと、高笑いをあげているナーガ。
「あらvこうするだけよvちょっと根性確認にねv」
にっこり。
そんなじと目であたしを見てきているガウリイと。
いまだに高笑いを続けているナーガにと微笑みかけ。
ただ一言。
「ロード・オブ・ナイトメア♪」
ばしゅしゅばしゅゆっ!!!!!
「だぁぁぁぁぁ!なさけないわね!
何【通り名】だけで一瞬のうちに、完全消滅してるのよぉぉぉお!?
根性以前の問題じゃないのよ!?」
ただ一言により、情けなくも瞬時に消滅してゆくレッサーデーモンたち…
まったく、情けないったら!
お母さん、悲しくて笑っちゃうv
「ぐるわぁぁぁぁ!?」
みれば、何かモスマンも、その形状をたもってないし。
というか、何?
その泥の塊みたいなやつは?
情けない……
「ああもう!あんたら、それでも魔族なのぉぉ!?」
まったくもって、情けないったら。
たかが、通り名を聞いただけでこれとは…
「…え、えっと。」
そんな光景になぜかしばし目を点としつつも。
ふと、今が好機。とばかりにわれにと戻り。
そして。
「
バシュ!!!!
ラークの放った術により、いともたやすく滅んでいるモスマンの姿が。
ああもうっ!情けなすぎるわよっ!!
とりあえず、今滅んだやつらは、
もう少し根性たたきなおすためにも庭掃除でもさせとくとしますかねv
神殿にいる一人にその旨を伝えて。
とりあえず、情けないあいつらには、それなりの罰を受けてもらうことにしてっと…
「あら、あっけないわねぇ。」
「お~ほっほっほっほっ!お~ほっほっほっ!!」
くすくす笑いつつつぶやくあたしに、いまだに高笑いを続けているナーガ。
そして。
「大丈夫か?」
いいつつ、ラークに手を差し出しているガウリイ。
「え?ええ。あ、あの、ありがとうございました。」
とりあえず、何がどうなったのかわかりませんけど。
というか、どうして人間が、【あの御方】の名前をご存知なのでしょうか?
などと疑問に思いつつもとりあえずは御礼を言ってきているラーク。
「お前さん、名前はなんていうんだ?」
手をかしつつ、問いかけるガウリイのその質問に。
「ラークといいます。」
いって立ち上がり。
ぺこりとあたしたちに対してお辞儀をしてくる礼儀正しいラーク。
このあたりは礼儀はしつけられてるんだけどね…こいつは…
「で?ラーク?どうしてあの魔族のエミリアとモスマンのやつは。あんたを襲ってたわけ?」
わかっているけど質問するあたしのその言葉に。
「えええええええ!?リナ、あいつらって魔族だったの!?」
ずげっ!
あ、ラークがこけたv
ナーガ、本気で驚いてるし。
「あら、空間移動したでしょ?それ
しかも、あの程度の通り名で滅んだりもしたし、魔族以外の何者だっていうのよ?
ナーガ?
くすっ。
あたしのその問いかけに。
「なるほどね。ふっ。そういうこと。
でも、空間移動とか瞬間移動なんて。リナやスミレちゃんだってしてたじゃない。」
「それはそれ。その気になれば誰でもあんな程度はできるのよv」
「「…いや、誰でもって……」」
何か突っ込みをいれているラークとガウリイはとりあえず無視。
「まあいいわ。ところで、理由を聞かせてくれるんでしょう?」
とりあえず、話の話題をさらりと変えて。
問いかけるあたしのその言葉に。
「あなた方人間をそれも無関係な人を巻き込むわけにはいきません。」
いいつつ、ばんばんと足元をはたきつつも、言ってくるラーク。
「あらvでも、そういうわけにはいかないのよねぇv
まがりなりにも、このあたしに対してちょっかいかけてきたんだし。あいつら♪」
にっこりと、笑みを浮かべるあたしに。
なぜか凍り付いているナーガ。
そんなあたしの表情になぜか冷や汗を流しつつ。
「リナには逆らわないほうがいいぞ~?ラークだっけ?」
こそりと、ラークに耳打ちしているガウリイだし。
バコッ!
きゅう…
なぜか、突如として、出現した、ちょっとした巨大ハリセンに頭をたたかれ。
その場につっぷしているガウリイ。
「あらあら、どうしたのかしらねぇ?ふふvガウリイ、いらないことはいわないのよv」
「……(汗)わ、わかりました…でも、ここでは…」
今、あのハリセン…いったいどこから?
なんかそんなことを思っているラークだけど。
「それもそうね。リナ、どこか近くの宿屋にでもいきましょう。」
まあ、いつものことよね。
それですまし。
あたしにといってきているナーガ。
というか、ナーガの心には。
【十数日ぶりにふかふかのベットで寝たい。】
というのもあるんだけど。
それはそれ。
「そうね。それじゃ、近くの町にでもいきましょvえいv」
『…え゛!?』
バチンv
あたしが軽く指を鳴らしたその刹那。
あたしたちは瞬時にして、その場から掻き消え。
少し、数キロ先にあるとある町の町外れにと一瞬のうちにと移動してゆく。
さってと。
楽しくなってきたわね。
ふふふふふvv
-続くー
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あとがきもどき:
薫:エルさま、エル様・・・・・(汗)
まあ、何もいいません・・・・はい(滝汗
それはそうと。うーん、エミリアとモスマンの容姿。あれでわかるかなぁ?
・・・わかんない人は、ゲームをやるか、または攻略本をみてください!(他力本願・・
何はともあれ、次回、ラークの過去話!?ですv
んではではv
2004年4月1&2日某日
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