まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

こんにちわ♪一話を打ち込んでいる最中。
ついに日付が変っていたりして・・(汗)
うーむ・・・。今日の更新・・・(滝汗)
ちなみに、今日は31日ですv一月のvv

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白銀の瞳    ~第2話~

その中心に配置されているのは、大きな水晶の筒。
そして。
その中に……

「……こ……子供?」

コポコポコポ……
生きているのか死んでいるのか……
見たところ、どうもても、三歳か四歳程度の。
女の子がその水晶の中にと浮いているのである。

……何で??

思わず目を点にする。
何となくだが、その水晶にと触れてみる。
――と。
コポ……
その水晶の中にいる幼女が目を開く。
その透き通るまでのその瞳の色は……
ちらり。
横にいるガウリイにと視線を向ける。
……同じ碧眼……
それでいて目が釘付けになるのは、その子の髪の色。
―……栗色であった。
そう、あたしと同じく。
少し癖のあるその髪質もよく似ている。
ふと。
視線が合う。
「……ママ?」
幼い声が水晶の中から響く。
どういう原理かは分からないが。
どうやら、この液体の中でも話しが可能らしい。
……ふむ。
「……あなた…誰?」
とりあえず問いかける。
何でこんな所にこんな子供が?
かなり疑問には思うが。
だが。
逆を考えると。
この子は、ずっとここにいたことになる。
長い……どれくらい昔からかはわからないが。
それを思うと……何かあたしは切なくなる。
「……セレナママ?ママじゃ……ない?ママは?
  ……すぐにもどってくるって…いったのに……ひくっ……」
あたしを見つめて。
しばし凝視し。
いきなり、泣き出す水晶のケースの中にいる女の子。
ああ!
泣かないでよぉぉ!!(汗)
と…とりあえず……
「え・・・・ええと?どうして、あなた、こんな中にいるの?」
とりあえず、質問を投げかける。
「??」
キョトンとする女の子。
こぽこぽと、その栗色の髪が水晶の中で液体に揺れている。
「……よくわかんない……戦いがあるから……ここにかくれてろって……ママが……」
……駄目だ。
殆どかなり長い時間ここにいたのであろう。
この子は。
それに……
「……おい、リナ。……どうにかしないと……」
ガウリイが話しをしているあたしにと何かを言ってくる。
と。
「…………ぐっ!」
いきなり喉を押さえて、白めを向いて口から泡を吹き始め。
じたばたともがき始める女の子……って……!?
「ちょっと!?」
「やばい!この中の空気がなくなってるんだよ!?」
……ってこらまてぃ!
「そ~いうことは、早くいえぇぇぇ!!!ガウリイ!」
「おう!」
すらっ!
キィィィィン!!
ガシャアアアアアン!!!!
パシャ……ン……

ドサ……
「……う…………」
あたしの声に応じて、ガウリイが一気に水晶のケースを破壊する。
それと同時に。
中にと入っていた液体がこぼれだし、投げ出される水晶の中にいた女の子。
歳のころならば、二歳か三歳程度。
床に転がるその姿は。
多分この子の母親……セレナとかいう人が着せたのであろう。
かわいらしいワンピースを着込んでいる。
しかし。
デザイン的に、かなり昔のものであるのが一目瞭然。
転がる女の子に駆け寄ると、どうやら息も安定している。
けど。
……まずい!
「ガウリイ!この子、体が冷え切っているから!
  とりあえず!どこかで体をあっためないと!この子……死んじゃう!」
思わずあたしは悲鳴を上げる。
長いこと何らかの液体の中にいたのであろう。
この子の体はかなり冷え切っている。
小刻みに震える小さな体……
……死なさない!
絶対に!
すぐさま服を脱いで、その子にと巻きつける。
この辺りは少し寒いので、あたしは服を五枚ほど重ね着しているのである。
まあ、あたしにしては、かなりの薄着のほうであるのだが……
服を巻きつけて抱き上げると。
かなり体重からして軽く……
……もしかして、何も食べていなかった…とか?
よくよく見れば、かなりやせ気味といえなくもない。
顔色もよくないし……
その白いまでの肌が何とも痛々しい。
「……リナ!」
ガウリイがふと天井を見上げる。
同時に見れば。
ガラガラガラ……
パラパラパラ……
どうやらこのケースが要になっていたらしく、この場の天井が崩れ始めている。
「……やばい!ガウリイ!いくわよ!」
「リナ!?走っても間に合わないぞ!?」
ガラガラガラ!
すでに、かなり大きな音を立てて崩れ始めている音があたしの耳にも届いてゆく。
……一か八か!
こんな所で生き埋めなんて……洒落になんないわよ!
「ガウリイ!この子をお願い!」
「リナ!?」
ガウリイにぐったりと冷たく震えている少女を手渡し。
そして。
あたしは身構える。
「四界の闇を統べる王、汝の力を全てもて、我に更なる力を与えよ……」
ポウ……
あたしの混沌の言葉カオスワーズに伴い。
あたしの首、ブレスレッド、ベルト、その四つのタリスマンが淡く輝く。
増幅版なら、大丈夫のはず!
「黄昏よりも暗きもの、血の流れよりも赤きもの。
  時間の流れに埋もれし、偉大なる汝の名において……」
増幅の言葉の後に混沌の言葉カオスワーズを紡ぎだす。
……天井にと向かって。
すでにその前に、ガウリイとあたし達には風の結界をかけてある。
そして。
そのまま。
竜滅斬ドラグスレイブ!!!!!」

ドゴォォォォォォン!!!!!!!

あたしの増幅版のドラグスレイブが炸裂してゆく。

よっし!
天井からかすかにのぞく外の光。
「ガウリイ!いくわよ!」
あたしはすかさずガウリイの手を取り。
翔封界レイ・ウィング!!!」

ガラガラガラ……

崩れ落ちる瓦礫の中。
これまた、増幅版の高速呪文で。
今のあたしの呪文によってあいた穴にと向かって、一気にと飛び上がる。

スタン。

ガラガラガラ……
ドスゥゥゥゥン……

あたし達が外に出たその直後。
完全にと崩れ去る洞窟。
そのまま、崩れる洞窟を目の端にと捕らえて。
ガウリイの腰に手を回している状態で、そのまま飛行を続けてゆく。
ガウリイは、あたしが言ったとおりにしっかりと水晶の中にいた女の子を抱きかかえているので、
手が使えない状態なのである。

飛んでいる最中も。
女の子は今だに寒さで震えているのか……
はたまた、ずっとあんなところにいたために、体力が落ちているのかわからないが……
ともかく!
早く……早く医者に見せて、体をあっためないと!

しばらく進むと。
眼下に村が見えてくる。
そのまま。
人通りがあるのも構わずに、その街道にと降り立つあたしとガウリイ。
ざわ!?
いきなり空から降りてきたあたし達に多少戸惑いの声が起こるが。
「ちょっと!?この近くに魔法医は!?」
地面に足を付けたとたん、周りにいる人達にと話しかける。
「それなら……そこの角をまがった……」
何か戸惑ったようにいっている男性の姿。
よっし!
「ガウリイ!急いで!」
そのまま、ガウリイを促して。
その教えられた場所にと向かうあたし達。

ドンドンドン!
「すいません!急患なんです!」
あたしの叫びに。
「……どうかしましたか?」
少し太り目のぽっちゃりとしたおばちゃんが扉から出てくる。
「あ…あの!この子……からだが冷え切ってて!」
そういって。
ガウリイが抱きかかえている女の子を目で指すあたし。
それを見たとたん。
「……そりゃいけないよ!早くお入り!」
素人というか、結構あたしも姉ちゃんの特訓の成果で多少の医療の知識はもっている。
だから、この子の容態がかなり悪いというのは分かっているのではあるが。
いかんせん、はっきりいってあたしは医者ではない。
下手に手出しをして、この子に万が一のことがあったらと思うと……
怖くてできない。
おばちゃんにと促され。
そのまま。
ガウリイの手に抱かれているその子を。
どうやら、このおばちゃんが魔法医らしいが。
何やら奥のベットに連れてゆく。
「あんた達!湯を沸かして!あんたは、まきをどんどんたきなさい!」
「は……はい!」
「お……おう!」
指示されるままに。
あたしは、お湯を沸かし。
ガウリイは、暖炉にまきをどんどんとくべてゆく……

パチパチパチ……
静かに、時間だけが過ぎてゆく。

「……あの子、大丈夫かな…………」
居間の椅子にと座り、何となく落ち着かずにガウリイにと話しかける。
「……あの子、リナに似てるよな。」
ぽつりというガウリイ。
「……そう?あたしはあんたに似ているように感じたけど……」
特に瞳が。
そういうあたし。
……そっか。
だからほっとけないんだ。
あたしの髪の色とその特徴と同じ髪をもっているだけでなく。
あの子の瞳…あの瞳の色は、こいつと同じ……碧眼の瞳……
「……で?どうするんだ?リナ?あの子?」
そう言ってくるガウリイ。
「…考えてなかった……」
ただ、あのまま見捨てるのは絶対に嫌だっただけ……
しばし、あたしとガウリイの間に沈黙が落ちる。
「…あのね……」
「なあ……」
同時に言い出すあたしとガウリイ。
「……何?ガウリイ?」
何かいいたそうなガウリイの意見を聞こうと。
あたしは先にガウリイの話を聞こうとする。
「リナの方こそ?」
ガウリイがそういったその直後。
― ガチャリ。
扉が開く音がする。
ガタン!
思わずあたしは立ち上がる。
「あ…あの!?」
あたしの声をうけて。
さきほど、付きっ切りで手当てをしていた魔法医のおばちゃんは。
にっこりと微笑み。
「もう大丈夫だよ。」
そうにっこりとあたし達にと言ってくる。
…………そか。
「……よかった……」
ほっと息をなでおろす。
「まあまあ、若いお母さんに若いお父さんだからあわてたんだろうけど?
  少し体が冷えていたようだよ?あの子?
  まあ、大方、先ほどの大雨でかなり体が冷えたんじゃないかい?」
にこにことあたし達に言ってくる…って……
「…………はい?」
思わず目を点にするあたし。
「まあ、子連れの旅は何かと起こるものだからねぇ。気をつけないと。」
……ちょっとまてぃ!
「ちょっとまってください!あの子はあたしの子供じゃないです!」
「またまたぁ、照れちゃって。旦那さんも何かいってやりなさいよ?」
そういって、ガウリイの方にと話しを振るし・・・。
「確かに、子供は結構病気とかいろいろしますからねぇ。気をつけますよ。今後は。」
こらまて!ガウリイ!
ど~して否定しないのよぉぉぉ!!!!!///
にこにことそういっているガウリイだし……
「だ…だぁぁあ!あたしは、まだ十七だぁぁぁぁ!!!」
思わず叫ぶ。
「……まあ、若いときによく決心したねぇ……」
「だ・か・らぁ!ちがぁぁぁぅぅぅぅ!!!!////」
「まあまあ、リナ。いいじゃないか♡」
「よくなぁぁぁぁぁぃぃぃぃい!!!!////」
ぜいぜいぜい……
そりゃまあ、あと少しで十八になるけど……
だからって、何であの子が!
あたしとガウリイの子供になるのよ////
「だから、何であの子があたしとガウリイの子供になるのよ!?
  恋人同士でもいなのよ!?あたし達は!?」
叫ぶあたしに。
「まあ。かなり照れ屋な伴侶だねぇ。」
「そこがかわいいでしょ?」
だ…だぁぁ!?
何を話しをあわせてるぅ!?こいつは!?
真っ赤になっているあたしに。
「……リナ、ここは話しを会わせたほうが楽だぞ?
  どうやっても誤解……とけそうにないぞ?」
「……うぐっ!?」
そりゃま…確かに。
ここでいくら否定したら。
じゃあ、あの子は何なのか……
遺跡の中から発見しました。
とか、役人にでも届けようものならば……
まず、考えられることは。
あの子が少なくとも無事に済む保証など…どこにもないのだ。
だからって…何で、よりによって!?
あたしとガウリイの子供になるのよ!?あの子が!?///
ガウリイの言葉に思わず詰まる。
「し…仕方ないわね!けど!今だけだかんね!」
真っ赤になって叫ぶあたしに。
「おう!」
????
何かガウリイ…異様にうれしそうなんですけど?
一体??
ま…いっか。

とりあえず。
よくよく冷静に考えてみると。
まさか、遺跡というかどこかの研究所の遺跡の中から。
つれてきた子供とは言えるはずもなく。
― 結局。
ガウリイの提案のとおり。
というか、おばちゃんの勘違いで通すことにしたあたし達ではあるが……
うう……
でも…でもでもでもぉ!
いくら話しをあわせるためとはいえ!
何でガウリイと…そそそそその///
恋人もしくは夫婦っておもわれなくちゃいけないのよぉぉ!///
……そりゃ、うれし~けど…さ…
あいつはあたしを子供にしか思ってないのがわかってるから……
よけーにむなしくなるだけなんですけど……
あうあうあう……


「もう、大丈夫だよ?」
「……大丈夫?」
カチャリ。
扉を開ける。

……回復するまで、この家にと滞在しなさい。
と進められ。
あの子が回復するまでお言葉に甘えて厄介になってるんだけど……
あわわわ//
この数日間…ガウリイと…その…一緒の部屋で//
いくら振りとはいえ、その…恋人と思われている…というのが恥ずかしいし……
そんなこんなで。
普通ならば、床で寝るところなのだ……が!
この辺り、かなり朝晩が冷え込むのよぉぉぉ!
かといって、ガウリイを床で寝させて。
それこそ病気にでもさせたりしたら。
それこそ寝覚めが悪いし……
しかたないので一緒のベットで寝ているあたし達……
うう…何で一部屋!?
しかもベットが一つしかないわけぇ!?
この数日間は……はっきりいって、かなり心臓にわるかった……
とはいえ!
ようやくあの子がもう大丈夫ということらしいし!
おばちゃんがそう教えてくれたその朝食の後に。
あの子が寝ている部屋にと向かうあたし。


みれば顔色もよく。
そして。
あたしがそっと額に触れると。
「??セレナママ?」
ぼんやりと眠たい瞳をこすりつつ、その碧色の瞳を開く少女。
「あたしは、リナよ。リナ=インバース。」
「??セレナママじゃないの?」
キョトンとするその言葉に。
「……あなた…名前は?」
「……せりな!」
元気よく答えてくる。
がちゃり。
「おおい、リナ?どんな様子だ?」
あたしの後にガウリイが部屋にと入ってくる。
「……カウイパパ?……じゃ…ない?」
……ど~やら、この子の母親の名前がセレナ。
父親の名前がカウイというらしい……
「オレはガウリイ。ガウリイ=ガブリエフ。このリナの相棒だ。」
そういって、あたしの肩にと手を置いてくるガウリイ。
「??そ~だよね……パパは…まぞくにころされたんだよね……そ~だよね……」
……ちょっとまて……
つぶやく女の子……セリナの言葉に。
「……今、何ていった?……魔族?」
思わず聞き返す。
「あのね、せりなのたんじょ~びのときにね。
  まぞくとにんげんがむらをおそってきたの……
  それから……せりなきづいたら……ままとおじ~ちゃんといっしょで……
  それからは……おじ~ちゃんがしんで……
  ままがあそこでまってなさいっていって……
  ……せりな、ずっとねんねしてまってたの……」
聞いたことがある。
あの辺りにあった昔の人間の集落と。
そして、エルフの村など。
今、あの辺りが誰もすんでいないのは……
かつての降戦争の折に、あの辺りはかなりの激戦だったらしく。
その後も争いが絶えず。
何でも、噂では。
とあるエルフか人間かが。
何らかの人体実験をしたがために、村が滅んだ。
とも伝わっている曰くつきの土地であるがゆえに。
あの辺りには集落ができないのである。
もしかして……この子……
「……他に何か覚えてない?」
「んとね?ままがいってたけど……
  すいりゅうおうさまが、なんでもまぞくにころされたから。いけなくなったって……」
…………まてぃぃぃい!
やっぱり、……というか、まさか!?
「……セリナ…貴女、まさか……千年前の女の子!?」
思わず叫ぶ。
話のつじつまを合わせてゆくと。
どうしてもそういうふうに解釈が見て取れる。
「まあ、この時代の人間じゃないよな。匂いで。」
……こらまて。
「……あんた……そこまでわかるわけ?」
思わず隣にいるガウリイを睨む。
「へ?分かるだろ?普通?」
「……わかんないって……」
「????せりな……ママは?ねえ?リナママ?ガウリイパパ?」
ま…ママ……
な…何かくすぐったいんですけど……///
「……ねえ?ガウリイ?」
ガウリイを見上げる。
「オレはリナが思うとおりでいいぞ?」
何もいわなくても、あたしの言いたいことを理解してか、そういってくれるガウリイ。
それがとても心地よい。
「え…と。セリナだったわよね?
  とりあえずあたしとガウリイとで、あなたの両親というかママ。捜してあげる。
  でも、見つからなかったら……一緒にくる?」
あたしの言葉に。
「……うん!せりな、リナママとガウリイパパといく!」
そのくりっとした碧眼の瞳を大きく開き。
そのまま、その小さな手であたしに抱きついてくる。
「わぁぁぁぃ!セレナママとおなじかみ!
  せれなともおなじかみのいろの、リナママ!それに、ガウリイぱぱ!」
か……かわいい!
……このまま、育てるのもわるくないかも……
って…あたし、今何考えたのよ!?
思わずあたしの脳裏に。
この子とガウリイとで。
小さな家にと住んで生活している光景を思い描いたし……///
……あたしに子供ができたら…こんな感じなのかな?
って!?
だから、何で……あたし何を考えているのよ!?


「お世話になりました。」
「おばちゃん!ありがと~!」
「どうもお世話になりました。」
ペコリとセリナをあたしが抱っこしてお礼をいう。

数日後。
完全に回復したセリナをつれて。
あたし達はとりあえず、セリナの母親を捜すために出発してゆく。
「わぁぃvリナママとパパといっしょv」
ぎゅっ。
そんなあたしの首にと小さな手を巻きつけてくるセリナ。
「……な…何かなつかれちゃったみたい//」
「リナに子供が出来たら、きっとこんな感じなんだろうなぁ。
  やっばり、リナに似た女の子だろうな。あ、男の子でもいいなぁ♡」
……ぽふん////
こ……こいつ、何変に誤解させてくれるうな発言を……
き……気にしちゃ駄目よ……あたし……
こいつは、何も考えてないんだから……そう……
だって……
……あいかわらずに子供扱いしてくれるからね……
……あたし、これでもも~少しで十八になるのに……
……ガウリイの馬鹿!!!


                                        -続くー

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おまけ♪

うう……
あそこまでいって……気付かないか……
リナぁ……(涙)
でも、リナがセリナを抱えていると……本当にオレとリナの子供みたいだよな♡
・・・だけど。
リナにいったほうがいいんだろうか・・。
このセリナ・・・・・。
まあ、今はいいか♡
だって、セリナがいれば、オレとリナはどうみても♡
若い夫婦に見られているようだからな♡
このまま、リナも気付いてくれればいいんだが……はぁ……

ま、気長にいくか。
それで駄目なら……周りから固めるという手もあるしなv
リナの両親とその姉に許可を貰えばv
いくら照れ屋のリナでも逃げられないだろうしな♡

でも、当然、オレ以外のやつとリナが結婚するのは……却下なvv

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あとがき:

薫:・・・・はい。おまけは、ガウリイの心情でした・・・(爆!)
  周りからみてもどーみても親子vにしか見えない、リナ、ガウリイ、セリナですv
  こらから三人の旅が始まりますv
  んではではv
  え?せりなの正体?
  ・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・
  ・・・・・
エル:一言でいえば・・・。生まれ変わって、リナとガウリイの娘に転生v
 薫:あああ!ばらさないでくださいぃ!そ・・それでは!


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