まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ♪
ふふふふ♪
2話続けての打ち込みです♪
うをぁぁぁあ!!!!
早く、打ち込み終了しないと!!
元の話がすすんでゆくぅぅぅ!!!!!(ドラゴンジュニア連載・水竜王の騎士)
ではでは・・・そーいうことで♡←何が!?
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時空の果てに~第9話~
~帰還への序曲~
「アクアさん!!!!!」
あたしが、一番奥にたどり着くと。
すでに、にらみ合いが始まっていた。
その場にるのは、アクアさんと、魔竜王ガーヴ。
そして……レイ=マグナスさん。
「おや?……リナさん達も来たんですか?」
のんびりと、あたしの方を向いていうレイさん。
いつもの、のんびりとした口調。
どこかおどけたような。
ここには水晶が当たり一面に散らばり、
こんな状況でなければ、さっそく水晶の回収にいそしみたいほどの、
純度のいい全ての種類の水晶がこの場所には、当たりかまわずちりばめられていて、
そして生えていた。
まるで水晶の宮殿。
光が当たれば、それこそ反射して、水のごとくに綺麗であろう、その空間。
「……レルフィスさん……と……アクル……は?」
あたしは・・二人の姿が見えないのに気がついた。
「ああ、あの二人ですか?この人間……レイ=マグナスさんがですね。逃がしたんですよ。
まったく……まあ、そのうち見つけますよ。
私の本来の目的は、あの子の中にいるもう一つの欠片ですからね」
にこにこと説明してくるレイさん。
「……な゛!!!!」
あたしは、思わず絶句する。
い…妹の…レルフィスさんにも……欠片が!?
「アクルは、このレイ=マグナス殿が、レルフィスと一緒に逃がしたのよ。
……自我を一時、取り戻して……ね」
アクアさんが、あたしに言ってくる。
その姿は……いつもの姿ではなく。
水色の上下の服を着こなし、まるで、戦士の風貌。
どこかしら、学者風の雰囲気を感じるのは……そういうデザインの服だからであろう。
アクアさんの手には、水色に輝く、透き通るような剣。
水で出来ているかのごときの。
二十代の姿である。
「ちっ…邪魔だな。魔王様……こいつら、始末してもいいですか?」
……おお!!
「えええ!!!!あのガーヴが魔王を様付けで呼んでるぅぅぅぅ!!!?」
あたしは、思わず叫んでしまった。
いや。
だって。
あたしが知っているガーヴ……って……
呼び捨てにしてたし。
魔王のこと。
そのギャップが……
「……どういう意味だ?」
なぜか、じと目であたしを見ているガーヴ。
「いや……なんか、似合ってないなぁぁ……って……」
あんたは、あたし達の時代では魔王に反逆してました。
って……教えちゃろうかしら?
「そういや、こいつに会ったときって……呼び捨てにしてたよなぁ……シャブなんとかは」
ガウリイがのほほ~んという。
「……呼び捨て?この俺が?父親である魔王様を!?」
いぶかしげな表情のガーヴ。
「ち…父親…っ……て(汗)」
一瞬、思考が停止するあたし。
……あ。そっか。
魔王が創った腹心なんだから、こいつらにとっては…父親なんだ。
な…なんか……イメージが……
いや…フィブリゾとかなら、子供です……といってもわかるけど……
いや…見た目でない……というのは、十分にわかってはいるんだけど……
「まあまあ。ガーヴさん、リナさんとガウリイさんには手出しは出来ませんよ?
何せ、お二人とも、ここの時代に精神置いてないですから♡
それに……未来の人間を過去の存在が消せるわけないじゃないですか。
許可があれば別でしょうけど♪」
ころころと笑いながらいってるアクアさん。
……緊張感…まるでなし。
……戦って…るんだよなぁ……
何しろ、ものすっごい攻防繰り広げながら……あたし達に話してるし……
魔王も……アクアさんも……
のんびりといっているようでも、二人とも、あたしの目にはついていけないスピードで、
何やらやっているのは、あたしにもわかる。
ときどき聞こえる剣と仗のぶつかる音。
その合間を縫って、のんびりと会話なんてしてるのだ。
魔王もアクアさんも。
「しっかし……なんで、レイ=マグナスさんの中に魔王がいるのよ!!反則じゃない!!」
まあ確かに。
むちゃくちゃに魔力が高かったり。
あたし達の時代でも、実は生きているんでは?
という噂も流れていたりする。
実は、とあるところでは、カタートで氷付けになってるのは、レイ=マグナスだ。
と伝わっている場所もあったりする。
ちなみに。
あたしが以前、みつけた、死霊都市サイラーグ。
その魔道士協会本部があったころの、手記を発見したとき。
そこには、きっぱり、はっきりと。
『
とかかれてあったりしたけど……
……あれ??
そ~いや……。
あの手記の作者の名前っ……て……
確か……
『私は、兄を助けたい。だから…ここに、魔道士協会を設立することにした。
兄を助けるために。そして……』
ところどころ、なぜか、読めなかったりしたけど。
確か……最後に……
『後の私の子孫へ。私の意志を果たせなかったときのために。― レルフィス=ラナ=……』
後の文字は消えてて、読めなかったけど。
って……
……まさか!?
あのレルフィスなわけ!?
今まで、気にも留めなかったけど!?
「いやぁ……そろそろ行動しないと……後が怖いんですよ……はははは♡」
にこにこと、仗を振りかざし、攻撃を繰り出しているレイさん……魔王がいう。
……ま…魔王が怖いって……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
……ひたすらに、怖い予感がするなぁ……
これ以上、つっこむまい……
「それで?あんたは、アクアさんをどうする気?レイ=マグナス=シャブラニグドゥ?」
確認をこめて魔王に問いかけるあたし。
「いやぁ……滅ぼすのは、力の関係上無理でしょうから♪せめて、この神々の結界を壊す程度には♡」
……なるほど。
「じゃあ……邪魔してあげる。みすみす、アクアさんを危険な目に合わせるわけにはいかないじゃない」
あたしは数歩、歩み寄る。
なぜか、あたしとガウリイには、ここに吹き荒れている衝撃波は関係ないみたいだし。
吹き荒れている衝撃波や力の並にも関らず、あたしとガウリイは、なぜかいたって平気である。
……普通なら、発狂するとか、少し動きにくいとか……
そ~いうのがあると思うんだけど??
『無理でしょう(ょ)。』
――― え??
なぜか、アクアさんと、魔王の言葉が一致した。
刹那。
どぉっ!
すざましいまでの烈風。
「リナ!!」
ガウリイがあたしに覆いかぶさるようにして、あたしを風から守ってくれる。
みると……
魔王が、ガーヴを解して……アクアさんに、直に、力を叩き込んでいた。
「アクアさん!!!!!!」
あたしの悲鳴がこだまする。
その直後。
るぇぇぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・
どこからともなく響く声……
……きゅぅ……
……あたしは間違いなく……泡吹いて、ぶっ倒れた自分を自覚した……
あたし……竜語…理解……できる……のよ……
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~!!!!
なんで、こんなときに、ミルガズィアさんのギャグがぁぁぁぁぁ~~~!!!!
「……ん……」
あたしが目を覚ますと、目の前に……その…あいつの顔が……///
「き……きゃぁぁぁぁ!!!!!!」
どっがぁぁぁぁぁんんんん!!!
思わず、至近距離にも関らず、呪文をぶちかますあたし。
……はぁ……はぁ///
な…なんだって、あ…あんな目の前にあいつの顔があったのよ!!!!//
「リナ!!よかった!!!」
がしぃ!!
なぜか、あたしに抱きついてくるガウリイ。
ちっ。
今の至近距離からの攻撃…かわされたか!?
「は…はなせぃ!!!何だっていうのょぉぉぉ!!!////」
あたしがじたばたしていると。
「いやぁ……リナ…気絶してたし」
ガウリイがいう。
「……へ?」
ぽん。
そういえば……
あたし……あのギャグ……まともに……聞いて……(汗)
思い出しただけで、また気が遠くになりかける。
その前……あたし……何してたっけ??
何か口の中がむずむずするわねぇ……??
ま、気にしないでっ……と。
ええと……
ようやく、思考が回転し始める。
「あ゛……あ゛あ゛!!!そ~よ!!!アクアさんと魔王!!!」
あたしは、ガウリイを突き飛ばして、戦いが行われている方向にいく。
あたしがいくと。
すでに、すざましいまでの殺気が互いから発せられていた。
「だぁぁぁぁ!!!!やめぇぇぇぇぇぃぃぃぃ!!!!」
あたしがいっても聞く耳持たず。
「んっふっふっ……なら……考えがあるまでよ……」
あたしは低くうなった。
「……闇よりも暗き存在、夜よりも深き存在、混沌の海にたゆたいし、金色なりし闇の王……」
びたり。
なぜか、同時に攻撃の手を止めているアクアさんと魔王。
「だぁぁぁぁ!!その呪文はぁぁぁあ!!??」
「き…きゃぁぁぁぁいやぁぁぁあ!!!止めてぇぇ!!リナさん!!」
しるか!!!
二人を止める……仮にも、魔王と竜王!!!
この方法が一番確実!!
こっちだったら暴走する心配、皆無だし!!!!
空気が……振動する。
ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・。
なぜか、不完全版なのに、出現する、黒い塊。
そして、それに伴う、渦。
「うわぁぁぁぁ!?」
「きゃぁぁぁあ!?」
なぜかパニクっている魔王とアクアさん。
あたしも目が点。
遥か視界の先の海上に同時に出現する黒い渦。
……それが……なんとこっちにむかってくるぅぅぅぅぅ!!!!!!!??
ごぉぉぉぉぉぉ……
……空に……あたしが見覚えのある……渦が出来ていた。
……かつて、ミプロス島で、体験した、あの渦と同じものが。
……え……これって??
-続くー
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おまけ♪
リナがミルガズィアのギャグを聞いて、気絶した直後。
ガウリイの雰囲気が一辺する。
「リナ!?一体!?」
ガウリイからふきすざむすざましいまでの殺気。
傍らでは、今のをまともに、聞いてしまった、
アクアと、シャブラニグドゥが、完全に凍り付いていたりする。
「……はっ!!!」
どうにか、正気を先に取り戻したアクア。
「くっ!!!こんな手を使われるとは!!ガーヴ!!
ゴメンだけど……彼方には…人間になってもらうわよ!!」
アクアが力を振り絞る。
……いまので、かなりダメージ受けているようだ。
竜の属性を利用して、同じ竜の属性を持っている竜王たる自分に、力を直に叩き込んできた魔王。
この方法は他の竜王にもできること。
力の差を、ガーヴを媒介にすることによって、シャブラニグドゥは誤差を埋めたのだ。
ガーヴも承諾しているからこそ、やってるらしいが。
でないと、こいつは絶対にやらない。
ガーヴに自分の力の一部は渡してある。
そして、それをガーヴの本体に組み込んだ。
あくまでも、最小限の自らの力を媒体にすることでダメージうける量を減らすために。
……親ばかだからねぇ……S……
「……るぐわ!?」
さすがに、今の力を媒介としたダメージと。
ミルガズィアのギャグのダメージと。
さらには今のアクアの封印の攻撃。
これには……ガーヴはひとたまりもなかった。
「……ガーヴ!!!!!?」
シャブラニグドゥが悲鳴を上げる。
……正気に戻ってるし。
「水竜王!!あの子に何をしたんですか!!!」
アクアにくってかかってるS。
「それは……こっちが聞きたいな……リナ……に何した?」
低いまでのガウリイの声。
リナは、目を回して気絶している。
ガウリイには、それがまさか、ミルガズィアのギャグによるものだとは理解できない。
まあ、ガウリイを育てたのは……
実質メリルーンだから、エルフや竜族のギャグには体制ができているから。
そんなリナを庇うようにして立つガウリイ。
すでに、リナの前でのガウリイではない。
「……おま…え?……!!!!」
シャブラニグドゥは、彼の放つ殺気の中に、共鳴するものを感じ取る。
そして、アクアも。
「いけない!!!ガウリイさん!!!怒りに任せてはいけない!!」
アクアが止める。
そして、静かに諭すように。
「ふぅ……リナさんは、今のミルガズィア殿の……ギャグに…目を回しているだけよ……
……あれは……きついからねぇ……」
汗をながしていっているアクア。
「気絶?」
ガウリイがすこし落ち着く。
『そう、気絶』
きっちり、かっちりはもっていうアクアとS。
「そっか……気絶してるだけ……か」
ほっとするガウリイ。
「……リナ……目を覚ましてくれ……リナ……」
リナを抱き上げて、とりあえず、安全な場所であろう所に移動するガウリイ。
『・・・・・・・・・』
一瞬、目が点となるアクアとS。
「あ……こ…こほん。決着は……つけないと…ね」
「望むところ…だな」
シャブラニグドゥと、アクアが向き合う。
とりあえず……ガウリイとリナは、この際ほっておくことに、二人とも同意したようである。
「……リナ……」
「……ん……」
リナが目を覚まさないので、何度も、何度も、人工呼吸してるガウリイ。
やがて…それは、深い口付けへとガウリイをのし上げてゆく。
「……ん……」
ガウリイがさらなる行動にエスカレートする前にリナは正気に戻る。
……面白くないわね……
ま……いいか。
お楽しみは……まだまだだし。
この過去で進展があっても……ねぇ♡
そうだ♡
ふふ♪
いいこと思いついちゃった♪
時期をみて実行に移しましょう♡
リナとガウリイ。
本当に、我の退屈しのぎの格好のいい材料である。
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あとがき:
薫:よっしゃぁぁぁぁ!!!!次回で、終了♪わぁぁぃ♪
って・・・次回・・・おまけ・・・・二つになるな・・(汗)
それか・・・片方をエピローグにするか・・???
リナとガウリイが元の時代に戻るところに。
その後の魔王とあくあの攻防。
そして、全てが終わった後の・・魔族と神族の対応・・っと。
さて・・・今日中に・・いけるかな・・って!!!
あ゛あ゛!!!!もう、23時だぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!(滝汗)
うう・・・今日中は・・無理・・か?(涙)
しくしくしく・・・・・。
では・・・・また・・・・しくしくしく・・・・・・。
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