まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
悩んだあげくv
というか、リナ達にとある品物を渡すか、はたまたガウさんの暴露か。
と悩んだ挙句にこの展開v(こらまて
そろそろこの宴もクライマックスちかしv
打ち込みしてたらいろんな展開おもいついてふとかえてたりする私がここにいますv(こらこら
何はともあれ、ゆくのですv
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なぜか宿だというのにでてきた魔族ゾロム。
というか、彼が出てくるのは確か森の中じゃなかったっけ?
アニメのほうではどこかの廃墟となってる村の中だったけど……
そもそも、なんで二巻の内容なのにすでにゼロスがでてきてる!?
という突っ込みどころはかなりある。
というかまだ一巻のイベントも終わってないよなぁ~……
リナさんやゼルやんが怪訝というか何ともいえない表情でこちらをみてくるけど。
こちらとしても説明の仕様がない。
と。
『~~~!!!』『うわ~!!』
『きゃ~!!!』
『……~~~!!!』『ば…化け物ぉぉ~~!!!』
はて?
なぜかこの宿の中だけでなく外のほうからも悲鳴らしきものが聞こえてくる。
えっと……宿にいたひとたちが外にでて騒いでる…というレベルの声じゃないようなんですが?
何やらものすっごく外が騒がしくなっていたりする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ものすご~~~く、嫌な予感がするのは私の気のせい?
できれば気のせいであってほしい。
さすがのリナさん達も何ごとと思ったらしく、ガタン、と席を立ち上がる。
それと同時。
バタッン!
幾人かの町の人らしき人物が宿の中にとなだれ込んでくる。
みれば顔面蒼白で表情が凍り付いている…というのはこういう表情をいうのかもしれない。
というような、あからさまな恐怖がこびりついているかのような表情。
普通に考えれば、窓とかから外の様子が見て取れる。
というのが私の中の一般的な常識。
だけども、このスレイヤーズの世界には、そういった【ガラス窓】というのもは存在していない。
あってもほとんどが木でできている窓くらいなもの。
この世界ってガラスとかってかなり貴重品でしかも高いらしいしね……
だけども、怖いものみたさ。
というか、何が起こっているのかわからないまま、というのもかなり気分的にいいはずもなく。
とりあえず軽く席をたって壁にとある小さな小窓。
といってもやはり木の窓なので開き戸のような形式だけど。
それをこっそりとあけて外を確認する。
何やらこの場にいるすべての人々がおもいっきり騒ぎまくっているので、
こちらの行動はあまり気にとめてもいないらしい。
カチャ。
かんぬきらしき鍵を開けて、こっそりと外をうかがう。
何やら未だに外からは人々の悲鳴というか、何ともいえない叫びが聞こえてきているこの現状。
何となくだけど、あまり大きく開ききったらヤバイようなきがする。
ひしひしと。
もし、自分の考えが正しければなおさらに。
…予想はハズれてほしいけど。
「これはこれは♡」
ゼロスはゼロスで何やらにこやかにそんなことをいってるし。
…たしか、こいつがこういう表情をするときはロクなことがないはずである。
小説やアニメだけで彼を知っているだけだけど、だけども…判る。
ものすっごく。
おそらくは、この混乱振りを彼なりに楽しんでいるとみた。
ま、こいつは魔族なんだからそれはそれで当然…といえばそれまでなんだろうけど……
それはそうと、いつのまにゼロス…戻ってきてたんだろう?
この混乱に乗じてそのあたりから姿現したのかな?
こちらがこいつが魔族、と知っている、と判るのはあまりよろしくないのでそういう質問はしないけど。
少しだけ扉をひらいて、こっそりと外の様子を確認する。
と。
何やら人々が慌てふためいて走っている様子が見て取れる。
そんな彼らの背後というかそこかしこには……
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
バタン。
みなかったことにしよう。
うん。
こそっと覗き見たそこに見えた光景はといえば、なぜか緑色の巨大な大男の姿。
……あれって、あれって二巻にでてきた例の戦闘用の
どうみても……
リナさん達のほうをみてみれば、何やら出入り口のほうから外をみて騒ぎまくってるし……
え~と。
いい子でこの宿でまっていたほうが身のため?
あんなのにかかわりたくないっ!
そもそも、あれが出ているならば例の戦闘用の犬もどきもでてきてるはず!
というか、何でこんな朝っぱらからデイミアはんなのを解き放ったの!?
突っ込みどころは多々とあるけど、誰に問いかけるわけにもいかないし……
ふとみれば、
「……っ!」「って、何であんなのが街の中に!?」
「…っ!!」「まさか、レゾのやつか!?」
「…っ!…!?」「…ってまていっ!レゾってあんなのまで配下にもってるわけっ!?」
何かリナさんとゼルやんは、ぎゃいぎゃいと言い合いをしているし。
何いってるかほんっと~にわかんないけど……
え~と。
多分、私が想像しているリナさんたちの性格からいったら…
このまま外にでてアレらの排除に取り掛かるはずである。
何の力もない自分がでていっても足手まといになるだけだし。
というか下手したら夢の中でしにかねないし。
なので大人しく宿の中でまっておくほうが身の為だし。
とりあえず、言葉通じないし……
あ。
そだ。
これくらいならゼロスに通訳たのんでもいいかな?
「えっと。リナさんたち。私は何も力になれそ~にないので大人しく部屋でまってますね~。
あ、ゼロスさん、すいませんけど、その旨、リナさんたちに伝えてもらえます?
特異体質のゼロスさんのみ私の言葉、理解できるみたいですし」
おもいっきりこの混乱ぶりを楽しんでいるであろうゼロスにと話しかける。
そんなこちらの台詞ににこやかに笑みを浮かべたまま、少し困ったような表情をし、
「…って、ルナさん…ついに特異体質、といいきりますか?あなたは?」
何やらそんなことをいってくるし。
「いや、だって特異体質にはかわりないですし。言葉が通じる。という時点で」
いくら何でもこんなところでゼロスが魔族だから。
とはいえないし。
「…まあ、いいですけどね。えっと。リナさんたち。こちらのルナさん。
何か何の力にもなれそうにないから、大人しく部屋でまってます。とのことですが?
どうなさいますか?というかあなたたち、やっぱり外にいくんですか?」
苦笑しながらもどうにかリナさんたちに話しをつけてくれてるらしいゼロスの姿が目にはいる。
えっと。
あ。
そだv
いいことおもいついた…っと♪
「あ。リナさん。力になれないかわりに、これ何かの役にたつかもしれませんし」
やっぱり保存用と部屋に飾るようにかってたとある特大タペストリーさん。
ちなみに、神魔の樹バージョンv
ごそごそと持って降りていたリュックサック式の鞄の中からそれを取り出し、
くるくると巻いていたそれごとリナさんにと手渡してみる。
「…?…?」「…?これ、何?」
何かそれをうけとり、首をかしげながらも、くるくると巻物状よろしくなっているそれを開くリナさん。
「…げっ!?る…ルナさん!?何でんなものもってるんですかぁぁ!?」
あ。
ゼロスがそれが何かに気付いて思いっきり狼狽した声をあげてくる。
というか、みなくてもわかるんだ。
さすがは高位魔族?
「何で。って買ったから」
とりあえず素直に答えておく。
「って、んなものどこでうってるんですかぁぁ!!?」
何だかゼロスの狼狽振りが面白い。
いや、面白がってちゃいけないんだろうけど。
「今回はこれらが売り出されてるのも知ってたから無理にかいにいったんだしv
あ、他にもあるけど?えっと。エル様力呼び出し用、
ちなみに、たぶん私に攻撃とかしたら、これらに攻撃したことになるだろうから、そのあたりよろしくv」
ひとまず念をいれといたほうがいいとおもうので念はいれておく。
「…いやあの…え……って、ルナさん!あなただからいったい何ものなんですかぁぁ!?」
ゼロスの反応があからさまでおもしろい。
魔族ってここまで反応するもの?
というか、ゼロス。
エル様、という呼び名だけで誰を指し示してるか理解してるみたいだし。
…やっぱりあとがきでよくエル様が北の魔王をいじめ…もとい指導してるのって、
……魔族の中では公認なのかな~?
そんなゼロスの反応をかなりいぶかしりながらもみているゼルやんたち。
リナさんも同じような反応をしながらも、とりあえず私から手渡されたタベストリーをばさっと開く。
と。
「……っ!!??」「…こ、これはっ!?」
あ。
面白いまでに表情がこわばってかたまってる。
「…?…っ!?」「…どれどれ?…っ!こ、これは!?」
ゼルやんもまた、広げたそれを覗き込み、何やら一言いって絶句する。
ちなみに、リナさんに渡したのは中心にエル様のシンボルのマークがはいっており、
左右に、神族と魔族。
すなわち、竜神と魔王。
ちなみに四界の世界の王達バージョンつき。
さらにいえばそれらの上に人や生き物を表すシンボルマークらしきもの。
それらがはいっている、よくある古代の壁画のようなパターンのようなタベストリー。
「あ。その中心にあるのが
びしっ。
あ、ゼロスはそのままかたまってる。
とんっ。
と真ん中を指差して私がいったその台詞に、
「「…なっ!?」」
なぜか絶句するリナさんとゼルやんの声が一致する。
う~ん。
今の短い台詞は一応、私にもわかったけど。
「とりあえず。私は部屋にもどってますね~」
さわらぬ神にたたりなし。
その場にて固まっているゼロスと、タペストリーを凝視して動かないリナさんたち。
そんな彼らをその場にのこして、一人で部屋にともどってゆく。
多分、リナさんならあれの意味を理解して、きっと間違いなく、
確実にエル様の正体にきづいてくれるはずv
そうなれば、今後の展開になるであろう、冥王フィブリゾの介入って…なくなるよね?
ソレより以前に、できればサイラーグの悲劇もなくなってほしいのが切実なんだけど……
しかし…この夢、いつになったら私…目をさますんだろうか??
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おまけ♪~リナサイド~
いったい、この子…何をしたわけ?
宿の中にいきなり出てきた魔族にも驚いたけど。
いや、すぐに魔族ってわかるあたしもあたしなんだけど。
とゆ~か、んな姿のものが普通の人間、とは誰もおもわないし。
インパクトとしては、以前であったラギアソーンという魔族のほうが強かったし……
昨夜のゼル何とか…面倒なのでゼルと呼ぶ。
とにかく、ゼルの話しからすれば、レゾの配下には魔族もいるらしく。
世間では聖人、と名前がとおっているあの彼は、
目を開くためだけにいろいろと裏の世界にも手をだしているとか何とか。
レゾが狙っているのは例の女神像の中にとはいっていた賢者の石。
すでにあれはあたしのものだしっ!
宿にいたほかの客たちに迷惑をかけずにさくっと魔族をつちたおす。
そういう手もあるのはあるけど、先に客たちが騒ぎ始めたのでどうしよう?
とおもっていた矢先に、ルナさんが投げた石のような何かであっさりと逃げていった魔族の姿。
魔族に物理攻撃が効く筈もないし。
彼らって基本的には精神生命体であって、実体化してる、ということはそれなりの実力をもっている魔族。
ということにはかわりがない…はずなのに。
である。
何をしたのかルナさんに問い詰めようと、さらに思念波で話しかけようとしたその直後。
『うわ~!!』
『きゃ~!!!』
『ば…化け物ぉぉ~~!!!』
…えっと?
き…気のせいじゃないよね?
なぜかこの宿の中だけでなく外のほうからも聞こえてくる悲鳴の数々。
しかも、かなり切羽つまっており、しかも大多数。
こ…この騒ぎは外にまさかあの魔族が姿あらわした?
にしては外からきこえてくる悲鳴の数が尋常ではない。
どうやらあたしと同じ考えにいたったらしく、ガタン、と席を立ち上がるゼルとガウリイ。
とりあえず何がおこっているのか現状把握が切実。
もし、レゾが攻めてきたりでもしてたのなら…対策を考えないといけないし。
そんなことを思っていると、
バタッン!
幾人かの町の人らしき人物が宿の中にとなだれ込んでくる。
みれば顔面蒼白で表情が凍り付いている…というのはこういう表情をいうのかもしれない。
というような、あからさまな恐怖がこびりついているかのような表情。
何かただならないことが外でおこっているらしい。
というのがその表情からもあきらか。
彼らに話しを聞こうと近寄ろうとし、ふとルナさんをみてみれば、
何やら窓際のほうにとあるいていき、かけてあるかんぬきを外しているルナさん。
どうやらルナさんも外で何が起こっているのか気になっているらしい。
小さく窓をひらいてすぐに窓をとじているルナさん。
…外でいったい何が?
そんなことを思っていると、
「これはこれは♡」
いつのまに戻ってきたのかゼロスとなのった謎の神官がそんなことをいってるし。
というかこいつ…いつほんとにもどってきたんだろうか?
あたしにすら気配を感じさせないとは…この神官、けっこうできる。
とにかく、何が起こっているのかを確認するのが先決。
なだれ込んできた…といっても過言でないそんな人々とは対照的に、
そのまま出入り口のほうにとかけだしてゆく。
ふと横をみればゼルやガウリイも同じ考えらしく出入り口のほうに向かっていたりする。
未だに幾人かの人々が宿の中に駆け込んできているので出入り口の扉はほぼ開いたまま。
ゆえにこそ、開いた扉から外の様子が垣間見える。
……ってっ?!
「って、何であんなのが街の中に!?」
思わずそこに信じられないものを目にして叫んでしまうのは仕方ないとおもう。
絶対に。
そんなあたしの横では、
「まさか、レゾのやつか!?」
ゼルがそんなことを叫んでるし。
ってかなりまていっ!
「…ってまていっ!レゾってあんなのまで配下にもってるわけっ!?」
ゼルの切羽詰まったような、それでいてやられた…というようなそんな声。
その声をきいて思わず突っ込みをいれる。
レゾの配下って魔族だけじゃないんかいっ!
……いったい、赤法師レゾって……
思わず頭を抱えたくなってしまう。
もしかして、見境なくなってる?
あたしたちがそんな言い合いをしていると、
「…って、ルナさん…ついに特異体質、といいきりますか?あなたは?」
何やらふと気付けばゼロスがルナさんと何やら話しているのが見て取れる。
ってやっぱりこいつ、ルナさんの言葉がわかるんだ。
ほんと、何でわかるんだろ?
ルナさんはゼロスのことを特異体質、と言い切ってるようだけど。
ゼロスの口ぶりから察するに……
外も気になるけどルナさんのほうも気にかかる。
……何をはなしているんだろうか?
と。
「…まあ、いいですけどね。えっと。リナさんたち。こちらのルナさん。
何か何の力にもなれそうにないから、大人しく部屋でまってます。とのことですが?
どうなさいますか?というかあなたたち、やっぱり外にいくんですか?」
どうやらルナさんと何やら話しがついたらしく、こちらに歩いてきながら話しかけてくるゼロスの姿。
なるほど。
どうやらルナさんは部屋で待っているから、というのをゼロスに伝言を頼んだらしい。
たしかに…アレをほうっておくわけにはいかないであろう。
というか、何であたしが外に出てあれらの駆除をするだろう。
というのがわかったんだろうか?
そんなに長い付き合いでもないんだけど?
このルナさんとは…?
言葉が通じなくても判りやすい性格なのかなぁ?
あたしって……
「・・・リナ…。・・・・」「あ。リナさん。力になれないかわりに、これ何かの役にたつかもしれませんし」
そんなことを思っていると、いつもルナさんが背中に背負っている変わった形の鞄さん。
その中から何やら巻物状の何かを取り出してあたしにと手渡してくる。
ちょっとした大きさはあるようである。
何かの布?
布が巻物状になってる?
何だろ?
これって?
「…?これ、何?」
くれる、というのならばもらうけど。
タダほど嬉しいものはないっ!
何かわからないので首をかしげながらも、とりあえず。
その巻物状になっている布らしきもの。
それをとにかく開いてみる。
あたしがそれを開いていると。
「…げっ!?る…ルナさん!?何でんなものもってるんですかぁぁ!?」
ゼロスがあたしがもっているこれをみて何やら思いっきり狼狽した声をあげてくる。
何狼狽してるんだろ?
「…。……」「何で。って買ったから」
「って、んなものどこでうってるんですかぁぁ!!?」
何だかゼロスの狼狽振りが面白い。
どうやら、何か買ったみたいなことをいったらしい。
ルナさんが何をいっているのか相変わらずまったくもってあたしには不明だが。
「……。…エル…
そんなゼロスににこやかに何やら説明しているルナさん。
かろうじてわかるのは、エル、というどうやら人の名前らしい単語と、
そしてなぜか、ほんと~になぜかあたしのオリジナルのはずの呪文の名前……
「…いやあの…え……って、ルナさん!あなただからいったい何ものなんですかぁぁ!?」
いやあの…えっと?
このゼロスがここまで過剰に反応してるこれっていったい何なわけ?
どうやらこれが原因だろう。
というのは何となくだけど理解できる。
とりあえずゼロスの反応をいぶかしりながらも巻物状になっているそれをぱさり、と開いてみる。
ばさっ。
「…こ、これはっ!?」
思わず開いた直後、そこに書かれているソレをみて顔がこわばるのが自分でもわかる。
「…どれどれ?…っ!こ、これは!?」
あたしがその場に一時硬直した状態になっていると、横からゼルもまた覗きこんでくる。
そしてそのままゼルも何やらいったまま絶句してるし。
……これって……魔族の樹。
それに、郷里の姉ちゃんに連れられてみたことがある王宮にあった神族の樹。
それらのシンボルマークが書き込まれている布。
しかも、中心には太陽のような意味不明…いや、何となくだけどものすっごく嫌な予感するけど…
とにかく、その紋様を中心として、上のほうには人や他の生物といった存在らしきもの。
それらを表すような紋様までもが描かれている。
こ…これって……
というか、何でこんなもの、このルナさんがもってるわけっ!?
しばしそれを凝視していると、ルナさんがその布の中心。
つまりは太陽のマークを指差して、
「・・・・・・
何やらいってくるし……
ぴしっ。
ルナさんがにこやかにいった何かの台詞にその場に完全に固まっているゼロス。
「「…なっ!?」」
って、かなりまていっ!
今のルナさんの動作の内容からして、つまり…つまり…それって…
でぇぇぇっ!?
どうやらゼルも同じ考えに陥っているらしい……
あたしとゼルの短い驚愕した叫びが一致する。
「・・・。……~」「とりあえず。私は部屋にもどってますね~」
そんな固まるあたしたちをそのままに、ルナさんはにこやかに二階にともどってゆく。
も…もしかして…あれって…ただ単に、魔族の王の中の王…というんじゃ…なかったみたい……
……知らないほうがよかったよ~…あううぅぅっ……
――つづく?
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あとがきもどき:
薫:さてさて。主人公。おもいっきりあるいみ暴露v
ゼロスが一応無事なのは、腐っても高位魔族vということでv
ちなみに、設定として、リナはルナ姉ちゃんに連れられてゼフィーリア王宮にいったとき、
神族の樹の紋様は壁画としてみておりますv(笑
さてさて。そろそろこの宴もクライマックスちかしv
次回からはリナバージョンのほうでないと何が起こってるのか理解不能、と思われます(笑
何はともあれ、それではまた、次回にてv
2007年11月9日(金)某日
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