まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ。今回はゼルガディスの登場ですv
ちなみに。
よく外見がわかんない?という人は。
リナとガウリイは無論、見ている人は全員知っているでしょう(まて)
リナちゃんは、ガウリイと結婚して胸が大きくなっているくらいで(まていっ!)
(だって二人の子持ち・・)
ガウリイはあまり代わり映えがない…くらいかな?
ちなみに、レナ=インバースはかつてのリナと振り二つ。
つまり胸がない…というのまで瓜二つ(笑)
ラウリィ君にいたっては、ガウリイにそっくりだけども彼よりは少しはクラゲではありません(笑
2005年11月15日某日
#####################################○パラレル・トラベラーズ○ ~かかわり?~
「……?」
晴れているのに…何で落雷が?
などと思うが…だがしかし。
ふぅ…
ため息一つ。
「おい。大丈夫か?ゾルフ?」
とりあえず、こげているミイラ男に声をかけている、全身白づくめの男性。
みれば、何やらゾルフと呼んだ男性がつれていたトロルたちは、
先ほどの落雷で綺麗さっぱりと焦げて動かなくなっていたりする。
…ま、まあ、天気でも気候は…変わりやすいからな…
などとおもいつつ、少し先にとある山の上にとある黒雲をみて。
そんなことを思っていたりするけども。
「あ…あのあまたちぃぃ!ころすっ!」
「おちつけ。ゾルフ。俺たちの目的を忘れるな。無意味な殺生をすることではない」
「しかしっ!ゼルガディスっ!!」
「くどい。…次は俺がいく。きちんと話せばわかってもらえるかも…しれない。」
だがしかし…まさか、あれが、あの盗賊殺しとして名高い。
噂のレナ=インバースの手に渡ろうとは。
多分間違いがないのだろう。
…あの胸のなさからいっても。
だがしかし…一緒にいるそっくりな年頃の女性と、そしてまた。
どうやらその配偶者らしき男性は一体全体誰なのか。
それはわからない。
判らないが…だが、目的のためには何にしてもあれが必要。
そう…自らをこんな体にした曽祖父を倒すためにも。
物心ついたころにはやさしかったのに…どうしてああなってしまったのか。
ああなり始めたのは…たしか…自分が三歳をすぎてごろ。
実験用にと作り出した人造人間の目があっさりと開いた…ということを聞かされたころだったか。
ともあれ。
どうやら彼らは『アレ』にはまだ気づいていないようだ。
気づかれないうちに、相手の言い値で買い取れれば…それにこしたことは…ない。
そういいつつも、顔を覆っていたフードを少しさげるその男性。
その下からは…見間違えもなく垣間見えるのは…岩の肌。
もし、ここにリナとガウリイがいれば、即座に、とある名前を呼ぶであろう。
ということは…当然、この彼は知る由もない。
「わ~い!!」
「こらっ!マナっ!そんなに走ったら転ぶわよっ!」
家族でお出かけ。
うれしいなv
何かかなり違うような気もするのだが……
ここに移動したには、他ならない、自分と…そして、姉の協力によって。
にもかかわらずに、そんなことを思って、無邪気に喜び走り回っているマイナ。
はっきりいって、みていてかなりはらはらする。
小さい子供が歩いていたり、走っていたりするとどうしてこうはらはらするのか。
それは今にもこけそうに見えるからに他ならない。
まあ、危なっかしい…というのもあるのだが。
そんな娘に向かって叫んでいるリナに。
「マナ~。あまり走ったら……」
いいかける、エイルの言葉が思わずとまる。
道の先をふさぐようにと立っている逆行でよく見えないが、だがしかし。
見間違えのないその姿。
というか…エイルはそれが誰か、一目でわかっているのだが……
シルエットからすれば、全身何やらフードやマントで覆っている男性らしいもの。
「おっと」
こけっ。
前をみずに走ってきたマナを思わずうけとめつつ。
そして、すこししゃがみ。
「お嬢ちゃん?走ったらあぶないよ?」
などと顔をかくしたままで、そんなことをいっているその男性。
「……?おじちゃん?」
マナはその声に心当たりがあったりする。
ものすっごく。
さもありなん…のだが……
「マナっ!!…って!!」
あわてて、マナを追いかけいたリナが、その姿をとらえ。
そして。
次の瞬間。
『ゼルっ!!??』
ものの見事にリナとガウリイの声が一致する。
「わ~い。ゼルディガスおじちゃんだ~」
「マナ。ゼルガディスおじちゃんだよ」
手をぱたぱたとふって、喜びの声を上げるマナに、すかさず突っ込みをいれているエル。
だがしかし。
「…なっ!?なぜっ!?」
なぜ…俺の名前を!?
二人を知らない彼としては、いきなり名前を呼ばれ…驚愕する以外の何ものでも…ない。
当たり前だが。
…ちょっとまてぃ!!まさかとおもうけど…やっぱりこの『今』って!!
あのときと同じ状況の世界なんじゃないでしょうねぇぇ~~!!!
さすがに、知り合いの姿…しかも、知り合った当時の年齢にどうやら近い。
その姿をみて心の中で叫び声を上げているリナに。
「あれ?ゼル。何でまたキメ何とかにもどってるんだ?」
「ガウリイ。それをいうなら、まだこっちの世界のゼルは人間にもどってないのよ」
そんな彼の気配を感じ、きょとん、といっているガウリイの言葉に思わず突っ込みをいれているリナ。
一方で。
「…ゼルガディス!…って、まさかあの『白のゼルガディス』か!?」
驚愕の声を上げているラウリィに。
「…?リナお姉さんたち?知り合い?」
首をかしげてリナたちにと問いかけているレナ。
「…何というか……」
「……何でおまえら…俺の名前を……」
言葉につまるリナに続いて、思わず驚愕した声を漏らしている彼――ゼルガディスの言葉に。
いや…だって知り合いだし。
あたしたちの世界では。
などとリナはおもえども。
だがしかし。
…自分たちが別世界。
つまり、【平行世界からきた。】
などと説明しようものならば…まず絶対に、信じてもらえない。
それは判っている。
いや…でも、ゼルのことだから…でもねぇ~…
などとリナは心で思うが。
「?で?なに?ゼルおじちゃん?」
「おじちゃんいうなっ!俺はこれでもまだ18だっ!!」
自分を見上げていってくるエルの言葉に、思わず突っ込みをいれてしまう。
…まあ、気持ちはわからなくもないよな…
などと、ラウリィは一瞬心の中で同情しつつ。
「…で?あの【白のゼルガディス殿】が何の用件だ?」
警戒を崩さずに語りかける。
確か…噂では、白のゼルガディスは合成獣のはずだ。
しかも、邪妖精と岩人形の。
しかも、精霊魔術にもたけている…と聞いている。
あくまでも噂だが。
一説には、あの赤法師レゾの手先だ…という説も裏の世界では流れている。
それが事実かどうかは知らないが。
そんなラウリィの言葉に、はっと我にともどり。
「…単刀直入にいおう。おまえらがこの前、盗賊からうばったあるものを売ってもらいたい」
道をふさぐ形で、木漏れ日がまぶしいそんな森の街道の中で。
リナたちにと話しかける全身白尽くめの男性の姿が、しばし見受けられてゆく……
――続く・・・・
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あとがきもどき:
L:まったく。たかが「おじさん。」と呼ばれたくらいで叫ばなくてもv
薫:……そういう問題でしょうか?
あ、そういえば。ガウリイの「元の合成獣に戻ってる」という台詞は?
L:ああ。彼はもうリナたちのところでは人間に戻ってるから。
とりあえず、普通に戻ったみたいよv
薫:……普通に戻った…って…
L:レクターと同じ方法でv
薫:…それ、公認クラブの本もってないとわからないと……
L:あらv大丈夫よvあれって作者も参加してるものだからvいわば公認v
薫:・・いや、ですから…も、いいです……(FC製スレイヤーズリプレイ本より)
L:それはそうと?あ・た・し!の活躍は?
あたしがまったく活躍してないんだけど?
薫:うぐっ!…ま…まあ…さすがにS登場のくだりのあたりは…(ぽそり…そこそこに…)
L:ほぉおう。そういうことをいうわけ?その口はv
薫:って!その手にもっている巨大な本は!?
L:本の角って確か死ぬほど痛いって聞くけど、そんなに痛くないはずよっv
薫:まっ!!
どめっ!!
L:あら?何か完全にぱっくり割れてものをいわなくなっちゃった。…ま、いっか。
それでは、みなさん、また次回でvvまったねvv
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