まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

う~。疲れてるのかなぁ?
かなり眠いです・・・つーか、休みなのに、ほとんど寝てる・・・で、しかも、まだ眠い・・・・
でも、寝ようとしたら、寝れないのよね・・・・
あー。まじでノートバソコンほしいよー(涙
そーしたら、打ち込みくらいは横になったままでできる(おい!笑
何はともあれ、いっきます!

#####################################

スイート・メモリーズ     ~第71話~

空が、大地が悲鳴を上げる。
「ディア?つかれてるんじゃないのか?」
ふと、顔色をみると、どことなく悪い。
女王補佐官を気遣い問いかける炎の守護聖オスカーのその言葉に。
「大丈夫ですわ。オスカー。私は大丈夫です。それより陛下のほうが……」
心配だからこそ、毎日のように、ここ、飛空都市と、聖地を往復しているディア。
本当ならば、ずっと彼女のそばにいて、手助けしたいのが本音。
彼女はどこか、自分の命すらをも粗末にして事を成し遂げよう、
とするところがあるのをしっているがゆえに。
先日の、女王光臨は、それぞれに。
守護聖たちの結束をかため。
また、新たに。
女王候補たちは、よりよく育成にと励んでいる。
「確かに、女王陛下の心配ももっともだが…。
  ディア、俺たち守護聖はここを離れるわけにはいかない。
  宇宙がああいう状態になっている、と知ればなおさらに。
  新たな世界を完成させる義務がある。
  ここは、俺たち守護聖にと任せてもらって、ディアは陛下の補佐をしてくれないか?」
「オスカー!?」
いきなりのその言葉に思わず目を見開くディア。
それは、確かにそうしたいのは山々。
だけども…それは…
「ですが…それは…」
言いよどむディアのその言葉に。
カツン。
「ディア。それは私たちからも頼む。
  というか、これは私たち守護聖全員と。それと女王候補たちの願いでもあるのだ。」
奥の扉より、人の足音がしたかと思うと。
凛とした声がディアの耳にと聞こえてくる。
「ジュリアス!?クラヴィス!?それに!?ルヴァ!?」
そこにいたのは。
守護聖の中でも年長組みであり、そしてまた。
自分たちの女王候補時代をしる守護聖たちの姿。
思わず彼らの登場に目を丸くするディアに。
「は~い。ディア。私たちもいるよぉん。」
手をひらひらさせつつ別の扉から入ってくるオリヴィエに。
「ディア様!ここは、僕たちにまかせて、陛下のそばに!」
そんなオリヴィエの後ろから、両手を組んで、そんなことをいってくるマルセルに。
「まあ、あんたがいなくてもどうにかやってやるよ。
  つうか、女王陛下一人だと何かと大変だろうしな。
  あ、別にこれは、俺がいった、とかでなくて!アンジェやロザリアの意見を尊重してだな!?」
などといいつつも、照れて顔を真っ赤にしていっているのでは説得力など皆無。
「そうですよ。ディア様。ここは、僕たちに任せて、ディア様は陛下の元に。」
そんな顔を真っ赤にして、何やら言い訳をしているゼフェルにとかわり。
そんなことをいっているのはランディ。
「あなた方…皆様…みんな……」
ふと、見渡せば。
いつのまにやら、自分の周りに守護聖全員がそろっていたりする。

宇宙が崩壊の危険にさらされている。
そのことを正確に知らされた守護聖たちは、それぞれにと話し合い。
そしてまた。
そこに、アンジェリークが今の宇宙の声と、そして、状況をリアルタイムで伝えた結果。
まあ、彼女がそんな声まで聞ける、というのにかなり驚きの声を上げていたものも多少いたりはしたが。
まあ、ルヴァの説明で、彼女の一族が、初代女王の血筋。
というので、何かどこか漠然とであるが納得し。
そして、彼らが出した結論は。

…ここ、新たな世界は、自分たちで守るから、ディアには、女王のそばでその補佐を…

というもの。
二人の女王候補たちは。
それぞれの大陸の災害の余波を防ぐために、奔走しているがゆえに、
この場には現れることはできないが。
それでも。
気づけば、ロザリアはリモージュのいつのまにか、導きをうけ。
彼女の大陸…フェリシアもまた、よりよい発展を遂げていっている。

その日のうちに。
しばらく、女王補佐官ディアが聖地に戻ったのは……いうまでもないこと。


大地と大気の悲鳴は、とどまることを知らない。
だけども。
「確かに、あの子のいうとおり…答えは自然の中にあるのね……」
どうしたらいいのか、戸惑うロザリアに。
自然の声にと耳を傾ければ、おのずからどうすればいいのかがわかってくる。
そんな言葉をうけ、自らの意識をフェリシアの自然と同調させる。
同調することにより、これから起こるたいていの事柄は、事前に、
それこそ、王立研究院の手助けすらもなく、
どのように対策を練ればいいのかが自然とわかってくる。
「宇宙が滅ぶ…ううん。私たちが、がんばらないと。」
心のどこかでは。
選ばれるのは、間違いなく、もう一人の女王候補であると漠然と納得している。
だけども。
彼女は、何かみていて、ほうっておけない。
そう。
わが身のすべてを投げ出してでも、何事にも挑もうとする。
それは、短い間…
といっても、高等部にと進学してから、彼女と出会い、付き合っていた中で性格は理解している。
だからこそ。
「たとえ結果がわかっていたとしても。私は、私に与えられたことを精一杯するだけですわ。」
自分自身にと言い聞かせ、育成にさらに心を注いでゆくロザリア。



「もうすぐ…がんばって…」
あと少し。
あと少しで、こちらの受け入れる体制が完全にと整う。
「…ごめんなさいね…アンジェリーク……」
彼女に苦労をさせている、というのは十分に理解している。
だけども。
「私がそのまま、…というのでもいいんだけど…それだと…」
確かに。
自分の力ならば、簡単にと防ぐことはできる。
宇宙の寿命を一時とめおくことなどは。
だが、これより後のことを思えばこそ。
あえて、物質化するための力を温存する必要があった、というのもまた事実。
それとまた…
「あの子は…やさしいから……」
わかっているのにとめられない。
そんな自分がまた、はがゆい。
だけども、選ぶのは、彼自身。
そして…何よりも、彼は自分の干渉はあまり好まない。
自分に迷惑をかけたくない、力になりたい。
という理由から、かつて新たにできた宇宙…いわば、星雲へと出向いていったのは、
ほかならぬ、彼自身。
やさしさと、そして、その魂自体に含まれているその力。
ゆえに……
力をもてあましたりする、ということも、昔からしばしばあったこと…
しかも、今回は。
彼の母方の血筋からして、表面の容姿が、あの地においては、忌み嫌われる。
それがわかっているのに…
「どうか…エリオスに安らぎを……」
かの地で。
これより生まれてくるかの人物にむかい、そっと、祈りをささげるアンジェリーク。
懐かしい彼と再会するのは…まだ、先のこと。
それがわかっていても、なお…
「さて、フェリアーナ。アンジェリークの手助け…していてくれるかしら?」
祈りをささげ、ふと、顔を上げ、空を見上げるアンジェリーク。
空に輝くのは、いまだに生命すらも存在していない、活動真っ盛りの星星の輝きのみ…


                -第72話へー

Home   Top   Back    Next

#########################################

あとがきもどき:
薫:にゅふふふふvようやくゲット!アンジェリークOAV!
  というか!きゃぁぁぁぁ!アンジェが、アンジェがぁぁぁあ!!!!(舞い上がり中・・・
  ふふふ。頭の中のイメージのアンジェリーク=ユニバース。
  彼女とほぼかわりない映像がぁぁぁあ!
  うきゃぁぁぁぁぁ!あのイメージなんですよねぇv
  アンジェリーク=ユニバースの容姿ってvふふふふv
  あれで、瞳が金色だったらもう、完璧ですv
  まあ、容姿のイメージはもう少し髪が長いですけどね・・・
  ふふふふv
  さて、次回、ようやくアンジェ&ロザリア。
  二人のラブラブ(笑)イベントですv
  そーして、即位だ!にゅふふふふv
  あ、ちなみに。即位後もすこぉぉしやりますよぉ(笑)
  んではではv
  また、次回にてv


2004年4月1日某日

Home   Top   Back    Next