まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
最近。またまたすぐにネット接続が切れてます。
・・・・やっぱし、これ・・・。ビルダーのページを十ページ以上も開いているせいか?
何はともあれ。・・・・ただいまあるシーン。
・・・実はこれ、マルセルちゃんが勝手にサクリア、使うところがあるんだけど。
・・・いや、消去法でいったらどうしても・・・彼になるのよねぇ。
・・・多分カイリさんも同じ理由でしょうねぇ。
・・・・・ゲームではなかよくなった守護聖様がたが勝手に力を送ってくれるからなぁ。
・・・お願いだからスペシャルでそれはやめてほしい・・・・
・・・・おかげでいったいいくつ惑星とかが壊れることか・・・・くすん。
・・・・トロワにもあれがあったら便利なのに・・・ないしなぁ。ちっ。
などとまあぼやきつつ。
何はともあれ、そこで彼が自覚する・・・シーン。
・・・・実は彼の中の元となるサクリアの大本の存在が見せる夢・・・・があるんだけど。
それをやろうかどうしようかただいま悩み中。
・・・・それやったらおもいっきりアンジェの過去。
・・・つまりはスミレちゃん関連の話に・・・なるんですよね・・・・あはははは(汗)
何はともあれ。とりあえずはいくのです。
2003年8月14日某日
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スイート・メモリーズ ~第5話~
飛空都市。
それは、惑星ε-α、その上空に設けられた惑星の軌道上にある、浮遊大陸。
彼女たちの宇宙たる銀河から次元回廊と呼ばれる道を通じ。
この新たな新宇宙にとやってきている金色の髪の女の子に、紫色の髪の少女。
「いっときますけど、アンジェリーク?女王になるのはこのわたくしですからね。お~ほっほっほっ!」
そういいつつ廊下を歩きつつ横にいる七歳程度の少女に話しかけている、
紫がかった青い色の髪を縦ロールにまとめている少女。
「お互いにがんばろうね。ロザリア。」
そんな彼女ににっこりと微笑んでいるのは金色の髪に緑の瞳の七歳程度の少女。
事実見た目はどうみても六歳か七歳にしか見えないのだが。
その髪を赤いリボンで結んでいるその理由は。
かつての彼女を知っているものならばその理由もわかるであろうが。
そのことを知っているはずのロザリアと呼ばれた少女は。
そのかつての…前世の記憶を今は持ち合わせてはいない。
「とりあえず、すでに守護聖たちはすでに飛空都市に移動しています。
まず先に守護聖たちの紹介をいたしますね。」
守護聖とはこの世界をつかさどる九つの力。
その力……サクリアを司る男性たちのこと。
それはかつて、もともとは一人ですべてを行っていたのだが。
【彼女】を支えるがためにできた……その仕組み。
今ではもはやそのことを覚えているものなどいないのであるが。
長い廊下を歩いてゆくとその壁に埋め込まれた窓から、空の明かりが差し込んでくる。
すでにここはもはや、彼女たちがもといた宇宙ではない。
まだ生命も誕生していない、まっさらな新世界。
未だにこの新宇宙は、生命が住めるような惑星は……
きちんと、安定している惑星はひとつしか存在していない。
そのひとつが、惑星ε-α。
ロザリアとアンジェリーク、彼女たちはその惑星を育成し、その惑星の中心にある中の島。
そこに生命をたどり着かせることにより、それをもって新たな女王を決める。
という試験がそこで行われるのである。
そういいつつ、彼女たちの前をあるくピンクの髪の女性が後ろをついてくる二人の少女にと語りかける。
女王補佐官ディア。
現女王、アンジェリークの親友でもあり、そしてまた、補佐官でもある彼女、ディア。
補佐官とは女王の代わりにその意思を回りに伝える役目を持つ人のこと。
そういいつつ、案内されたその先は。
ここ、飛空都市に建設された宮殿の中にある謁見室。
そこに並ぶ九つの輝きをもつ男性たち。
扉をくぐるとそこには。
金、黒、赤、水色、青、鋼色、茶色……などといった髪色の組み合わせ。
それぞれがそれぞれのサクリア。
つまり力を秘め、その輝きに満ち溢れている。
一般の普通の人間が彼らをみたらまず恐怖するか畏怖するようなそんな雰囲気の持ち主たち。
扉を入ったその横でロザリアが小さく口を押さえて思わず唖然としているが。
知識では幼いころからいろいろと教えられていた。
習ってもいた。
だがこうして実物を目の前にするのと知識とでは雲泥の差がある。
そんな内心の動揺を押し殺しつつ、毅然とたたずむロザリア。
「皆さん、紹介いたしますわ。女王候補の二人です。
ロザリア=デ=カタルヘナと、アンジェリーク=リモージュ。」
そういいつつ、そこに並ぶ九人の男性たちに二人を紹介しているディア。
「お初にお目にかかります。わたくし、ロザリア=デ=カタルヘナと申します。」
そういいつつスカートのすそをかるくもち会釈をするロザリアに。
「えっと、アンジェリーク=リモージュです、よろしくお願いします。」
そういってぺこりと頭を下げるリモージュ。
そんな二人をみつつ。
「……やっばりどうみても子供にしかみえないよね?」
こっそりと横にいる茶色い髪の少年にと話しかけている、
見た目……女の子でもはっきりいってまかり通るほどの美少年。
金色の髪の少年がそんなことをこっそりと話しかけていたりするが。
「こら、マルセル、本当のことをいったらだめだろ?」
そんな少年にこれまた駄目押しに近いような注意をいっている茶色い髪の少年。
「おやおや、まあまあ。
一人は思いっきりお嬢様で。一人は見た目はお子様か。これは面白くなりそうだよね。」
挨拶をした二人をみつつ言っているのは、
きらびやかな服装に身を包んだ金色の髪の一部色を染めている一人の男性。
「お姫様の方は俺の守備範囲としてもお嬢ちゃんの方は……ちょっとな。」
手をあごにかけてそんなことをいっている赤い髪の男性に。
「……オスカー、あなたという人は、女王候補に対して何をそんなことを……」
そんな赤い髪の男性のその言葉に首を振りかぶっている水色の髪の男性。
「……けっ。」
勝手にこんなところにつれてこられて、こいつら、自分というものがあるのか?
などとおもいつつそっぽを向いている鋼の髪色をしている少年。
「あ~、なるほど、本当に幼女の姿なんですねぇ。」
などといいつつなぜか本を片手にもっている青い髪にターバンを頭に巻いている男性に。
「ディア、この二人が女王候補か?」
そういいつつリモージュたちの横にいるディアに話しかけているのは、金色の髪の男性。
「・・・・・・・・・」
うん?この少女は……
ふとかつて水晶玉に映し出された姿を思い出し心でふと思っている、黒い髪の男性。
「ええ。そうですわ。ジュリアス。まずロザリア、アンジェリーク、
あなた方にこれから惑星を育てる上で必要不可欠でもある、守護聖の皆様方をご紹介しますね。」
そういいつつ、ディアによる説明が二人に施されてゆく。
金色の髪に青い瞳、光の守護聖、ジュリアス。
黒い髪に薄い紫色の瞳、闇の守護聖、クラヴィス。
紅い髪に青い瞳、炎の守護聖、オスカー。
水色の髪に水色の瞳、水の守護聖、リュミエール。
青い髪に特徴的なのは頭にターバンを巻いている、地の守護聖、ルヴァ。
派手な衣装に身を包んでいる金色の髪の男性、夢の守護聖オリヴィエ。
茶色い髪に青い瞳、風の守護聖、ランディ。
鋼色の髪に赤い瞳、鋼の守護聖、ゼフェル。
ストレートの長い金色の髪に紫の瞳、緑の守護聖、マルセル。
光、闇、水、炎、地、夢、風、鋼、緑、この九つの力が宇宙の均衡を保っている力。
そして、それらの力を司っている人の総称を守護聖と呼び証している。
彼らは一般の人々とは時間の流れもすべて異なり、
その宇宙の安定のために。
その身を女王の元というかそばにおき、その力を女王の意思のもと、宇宙の均衡のためにと使っている。
とりあえず簡単に守護聖たちの紹介がなされ。
「この宮殿には彼らの執務室が作られてます。大概皆さんはそこにおられるでしょうけど。
それでは、次にこの飛空都市の案内をいたしますね。」
かるく九人の説明が終わり。
次にこの飛空都市の案内をいってくるディア。
「ディア様、それには及びませんわ。そこまでディア様もお忙しいでしょうに。
それは私たちで理解することですわ。」
そういってやんわりとその申し出をことわっているロザリア。
「んじゃあロザリア、一緒に探検しよv」
「あのね!わたくしたちは遊びにきたんじゃなくってよ!アンジェ!」
そういってにっこりと微笑んでくるリモージュに思わず叱咤を飛ばすロザリア。
「でも、きちんと知ってないといろいろと後に困るとおもわない?一人より二人の方が楽しいし?」
「あのね!それは確かに正論かもしれないけど!どうしてそれが探検になるのよ!」
きょとんとした顔でにこにこしていっているリモージュにあきれつつも、
強い口調でいっているそんなロザリアのその言葉に。
そんな二人のやり取りをみつつ。
「まあ、二人とも、仲がいいのね。」
思わず目を点にしてくすくすと笑う。
「はい。ロザリアは私にとって大切な友達ですから。」
本当は友達以上、つまりは親友と思っているリモージュなのだが。
「いっておきますけど?わたくしはあなたとなれなれしくするつもりありませんことよ?
い~い?わたくしとあなたはライバルなんですからね!」
そんなアンジェリークの言葉に言い返しているロザリア。
そんなロザリアに。
「あらあら、ロザリア?今からそんなに凝り固まってどうなさるの?
アンジェリークのいうことももっともですよ?
あなたたちはこの世界に二人しかいない、女王候補。
ライバルとは相手を敵対視するものではなく、互いに互いを高めてゆく大切な友人でもあるんですから。」
そういってにっこりと微笑むディア。
親友でもありライバル。
敵は相手を蹴落とそうとするものだが、ライバルは違う。
互いに互いを高めてゆくためのどちらがかけてもいけない間柄。
そんなディアの言葉に。
「それはわかっておりますわ。ディア様。」
「じゃ、決まりねv後でこの都市、いろいろと見てまわろ。」
そんなディアの言葉にうつむきつつ、
素直に確かに言われるとおりだと、返事をしているロザリアとは対照的に。
勝手に話を進めて言っているリモージュ。
「だから!わたくしはあなたとなれなれしくつもりはありませんことよっ!って!」
「あら、でしたらこれを渡しておきますわ。
この飛空都市の観光名所などが書かれているガイドブックです。」
リモージュに自らが監修を手がけている飛空都市ガイドをリモージュに手渡すディア。
「あ、ロザリア、この店、ケーキがおいしいんだって。」
「アンジェ~!!!人の話をききなさいぃぃぃぃ~!」
にこにことその本をみつつ勝手に話を進めて言っているリモージュに。
わなわなと体を振るわせつつ叫ぶロザリアの姿が。
ここ、女王候補寮にて見受けられてゆく。
「ま……負けたわ……」
恐るべき庶民パワーというやつかしら?
結局アンジェに言われるままアンジェリークとともに、
この飛空都市を結局のところ見て回るハメになっているロザリア。
「あ、ロザリアのケーキ、おいしそう。」
などといいつつ、ロザリアのケーキをみて。
「一口頂戴ねv私のも上げるからv」
などといいつつ、一口づつ取替えっこしているリモージュ。
「ああもう!ほら!アンジェ!口にクリームがついてるわよ!」
ぱくぱくとおいしそうにケーキを食べているリモージュの口元にクリームがついているのを見て、
取りあわててそれをふき取っているロザリア。
「…って、だからわたくしがどうしてこんなことをしないといけないの!?」
はたと正気にもどり叫ぶロザリアであった。
-第6話へー
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あとがきもどき:
薫:・・・・・あ゛あ゛!打ち込んでたら・・・・十二時に!?(あははは・・・・)
うーん。本気でマルセルの夢の中で。
・・・・・スミレちゃん・・・・出すか出さざるか(こらこらこら)
とりあえず、次回より試験開始v
・・・・・漫画、ゲーム、ドラマCD。
それらがいろいろと組み合わさってできております。
それを了解の人のみどうぞなのです。
ではでは。
2003年8月15日某日
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