まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

こんにちわ。
えっととりあえず、カイリさんの漫画と。そしてゲームの内容を組み合わせつつ小説化してますので。
なにとぞご了解くださいな。
カップリングはともかくとして、漫画はもう壷!ですからね(笑)
未だにゲームボーイアドバンス……購入するかせざるか悩み中……
でもかったら……それこそ本気で寝れなくなる可能性が・・・
何しろこのゲーム……始めたら最後……ご飯も食べずに熱中してしまうから……あはは……

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スイート・メモリーズ     ~第3話~

「……それで?」
問いかけている赤い髪の男性に。
「そうか。ついにみつかったのだな。時期女王候補と例の惑星が……」
そういっている金色の髪の男性。
ある一箇所に集められ……といっても全員ではないが。
この場にいるのは金色の髪の男性に赤い髪の男性……そして水色の髪の男性に。
青い髪にターバンを巻いている男性。
そしてピンクの髪をしている女性、この五人のみ。
天井に近い場所に映し出されているのは……この世界のすべての様子。
「……ええ、実は候補が二人あがっているんです。
  そのどちらかを時期女王に決めるにあたって惑星を育てる試験を行おうと。陛下はお考えです。」
そういいつつ、ピンクの髪の女性がその手にもっている杖にて星にちりばめられている天井を指す。
と、そこに映し出される二人の姿。
一人は。
「一人はロザリア=デ=カタルヘナ。女王や守護聖を多く産出した、名門貴族カタルヘナ家の出身で。
  彼女自身もまた女王候補として非常に優秀な素質をもっています。」
その言葉とともにそこに映し出される紫がかった青い色の髪を縦ロールにとまとめている一人の少女の姿が。
そして。
「そして…もう一人は。」
そういいつつ映し出されたその姿は。
「……あ……あのぉ?気のせい…でしょうか?」
どこか汗を流していっている水色の髪をしている男性。
「……気のせいだ。」
「……いや……しかし……」
映し出されているのは……どう見ても、六歳か七歳程度の…金色の髪に緑の瞳の女の子。
それをみて金色の髪の男性と水色の髪の男性が汗を流していたりするのだが。
「多少童顔というだけだ。」
そういいきる金色の髪の男性に。
……やっぱりジュリアス様もそう思っているんではないですか……
などと思うが口には出さすに。
「しかし……私にはまだどうみても六歳か七歳程度の子供にしか見えませんが……」
そういう彼のその言葉に。
「ああ、そのことですか。それでしたらそれはただ姿が違うだけで。
  彼女は間違いなくこちらのロザリアと同い年。……彼女はちょっと特殊な一族なんですよ。
  ……クリスタル一族の一員です。彼女の名前をアンジェリーク=リモージュ。
  ロザリアと同じくスモルニィ女学園に通う一人の少女です。」
そういってにっこりと微笑むピンク色の髪をしている女性のその言葉に。
「え……ええぇぇ!?ディア!?あの!?今、クリスタル一族っていいませんでしたか!?
   あのすでに滅んだとも伝説ともいわれている!?あの!?」
その言葉に大声を張り上げているターバンを巻いている男性。
「ええ。そうですわルヴァ。その一族の末裔です。
  そのためか歳相応の姿でなくこうして子供の姿をとっているらしいのですわ。」
そうディアと呼ばれた女性がルヴァと呼んだ男性にと話しかけている。


クリスタル一族。
それはこの宇宙に伝わる……伝説ともいっても過言でない一族。
そして……今だにその本質は……全て謎とされている一族。
それはかつて、偏見と欲の深い人間達によってすでに絶滅したと思われていた一族。
人とはまったく異なる時間をすごす一族。
言い換えれば外界の中で唯一、女王や守護聖と同じ時間を過ごしている一族でもあり。
クリスタル一族の平均寿命は……1000年から数万年。
彼らは、各自自分の『花水晶クリスタル・フラワー』をもち、
その力によって姿までも、自在に子供の姿から大人の姿にまで変化することができるという噂。
それすらも誰も確かめたことはない。
彼…地の守護聖たる知識の守護聖と呼ばれているルヴァですら、
知っていることといえば、ただ彼らが自然と意識を共有できること。
そして、長は『レインボゥ・フラワー』と呼ばれる特殊の水晶によって、知らされるということ。


「????ルヴァ?どういうことだ?というか何だ?その一族というのは?ディア?」
その言葉に首をかしげる金色の髪の男性に。
「ああああ、ジュリアス、これはすごい画期的なことですよぉ。
  そ~ですか、あの一族の一人が女王候補…これはいろいろと、研究がはかどりますねぇ♡」
にこにこといっているルヴァのその言葉に。
「……ルヴァ、今は一族の研究ではなく女王試験の話です。」
そういいつつかるく苦笑するディアの姿がその場にて見受けられてゆく。



スモルニィ女学園。
この大銀河の中心に位置する…恒星の横に位置する、ひとつの惑星。
その惑星…主星と呼ばれるそんな中にと存在しているひとつの学園。
その学園の掲げる精神は。
宇宙の創造、世界への貢献。
ここ、王立スモルニィ女学園。
ここを創立した初代理事長は、女王であったという説がかなり有力。
代々の銀河をすべる女王を養成するために設立された…といっても過言ではない。
大体、これまでの代々の女王もここの出身者などから選ばれているのも。
この学園がかなり女王養成学校として有名・・というのもよくわかるその事実。

「……というわけで聖地より要請がありました。アンジェリーク=リモージュさん?」
先日、正式に聖地より…彼女を候補として迎え入れる。
という連絡があり、本日その当人を呼んでの説明会。
「ともかく、本来ならば女王候補は、特別な教育を受けた女王特待生の中から選ばれるのですが。
  前例がないわけではありません。」
それでなくてもこの学園で…彼女の一族…
…クリスタル一族を受け入れたのが、かなり珍しいというのに。
その彼女が……よもや女王候補として聖地よりお招きが入るなど。
学園長としても驚く以外の何物でもない。
そう説明する学園長のその言葉に。
「はい。わかってます。」
そういいつつ、かるくお辞儀をする金色の髪の歳のころならば七歳程度の女の子。
だがしかし、彼女の本来の年齢は……17歳。
ただ彼女は子供の姿を形どっているのに他ならない。
そう、彼女の一族は……そのようなことが可能な一族なのである。
「それと、もう一人。今回の候補に選ばれたのは。これもまあ運命というか必然というのか。」
そういいつつ思わず苦笑する。
これまでこの一年の間。
彼女とその彼女が首位を争いつつ、
…それでいて、常に互いに平行線のままにやってきていることを学園長は知っている。
「もう一人はロザリアなんですよね?何かうれしいです。すっごく♡」
本気でそういいつつにっこりと微笑むその姿に。
「そうですね。確かにあなたたちは特待生と一般生徒。
  というわりに、結構よきライバルでもありますから。がんばりなさい。アンジェリーク。」
そのまま主席入学ということもあり特待生の扱いにもできる。
その誘いを断り一般生徒として通っているこのアンジェリーク。
金色の髪に緑の瞳をしている少女。
「はい!」
そういって元気に挨拶するものの。
これはもう決めたことだから。と思っているアンジェリーク。
この地が滅びることは……それすなわち。
わがままを聞き入れてくれた…彼女に対して。
そしてまた……すべてのこの世界に息づく生命に申し訳がたたない。
この地の滅びは…すべての滅びを意味するのだから……


                                    -第4話へー

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あとがきもどき:
薫:こんにちわ。
   ・・・・そーいや最近やってないな。アンジェリーク。
   いえね、やってもトロワばかり・・・・。
   って・・・・ああ!どうしていつもクラヴィス様とリュミエール様がお誘いに!?
   とゆーか・・・・他のでも思ったけど・・・・。どうしてそういつも守護聖さまたち、お誘いにくるの?(笑)
   あなたがた、試験を本気でやる気あるの?
   と思わず突っ込みをいれていた私ですけど。
   こう思った人おそらくは私のほかにもいるでしょう。
   ・・・・そーいえば天空も・・・いまだにレベル上げの段階なんだよな・・・・。
   でも何かアリオスエンディング・・・見るのにどこかで選択肢・・・間違ってないだろうなぁ(汗)
   などと思いつつのプレイです・・・・。
   違ってたらまたはじめからだよ・・・くすん。
   まあ、とりあえずゲームはおいておくとして。
   次回で食事会&試験開始ですv食事会は漫画とほぼ一緒・・・かな?
   ディア様だからそれやるだろうな?と思ってたし。
   ではでは。
   2003年8月2日某日。

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