まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ。ついに、ついにカティス様登場ですv
いやぁ、カティス様、動く映像とかでみたいです。切実に(こらこら)
またOAV化にならないかなぁ?アンジェリーク・・・・。
たとえば試験中のエピソードとかをOAV化とかにしてv(切望)
ディア様の動いているところもみたいvついでに前女王アンジェリークも(だからまて)
もやっぱり一番好きなのはリモちゃんさvふふふふふv
2003年10月3日某日
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スイート・メモリーズ ~第22話~
あたりを見渡せば。
アンジェリークのいった通りに、
どうやら只今は村を上げてのお祭りなのか、屋台なども出ていたりする。
それはいいのだが。
「あれ?リモージュ様?いったいいつ御戻りに!?」
なぜか屋台で火の子の精霊で焼きそばを焼いていた一人の人物。
いや、人物といってもいいものか。
何しろその耳は少しとがりそれでいてその背中には薄青い四枚の羽が。
ふとその手を止めて、道を歩くアンジェリークにと話しかけてくる。
「あら、ウィル。久しぶり。たった今。」
そういって話しかけてきたその存在に向かってにっこりと微笑んでいるアンジェリークの姿。
その言葉にはっと気づいた人々が。
あっという間にアンジェリークたちの周りにと群がり。
「あ、本当だ。アンジェリーク様だ!」
「リモージュ様だ!お帰りなさいませ!」
などと全員がアンジェに向かって敬意をささげている様子に、思わず首をかしげるマルセルたち。
まあそれは当然。
彼らはまさかアンジェリークがこの一族の長であるなどとは知らないのだからして。
そして、ふと横にいるマルセルたち三人に気づき。
「あれ?リモージュ様?こちらの御方たちは?普通とは異なる気配をまとっておられますが?」
そう問いかけている村人いや、一族の一人の姿が。
「ああ、彼ら緑、風、鋼の守護聖よ。」
にっこりと、さらりと言い放つその言葉に。
どよっ!
あたりが一瞬ざわめき立つ。
「まあ、それはそれとして。カティス。きてるんでしょ?」
ざわめく人々をあっさりと制し。
どうしてどうみてもアンジェリークよりも年上の人たちまでもが、
アンジェリークに対して、敬意を払っているのかはマルセル達にはわからないが。
とにかく全員がアンジェに対して丁寧な態度をとっているのは一目瞭然。
問いかけるアンジェのその言葉に。
「あ。はい、こられてますよ。あ、そういえばその御方。
カティス様が以前話されてた後継者のマルセル様ですか。納得ですね。」
などと、ふと今さらながらに気づいてマルセルをしみじみと見ている一族のメンバー。
「ということは神殿に?」
「はい。」
???
まったくその会話についていけないマルセルたちはといえば、
ただただ顔を見合わせて首をかしげるのみ。
「カティスさん、神殿にいるそうです。いきます?皆さま?」
くるりと村人の方から向き直りにっこりと微笑みかけてくるアンジェの言葉に。
「神殿?」
「つうか何でアンジェより年上の人たちまでアンジェに対して敬意しめしてるんだよ?」
「やっぱりここの雰囲気、聖地のしかも女王の気配に似てるよなぁ?」
などといっているのはマルセル、ゼフェル、ランディ。
口々に違うことをいっていたりするのだが。
「ええ。この村の聖なる場所です。様々な儀式などもそこで行われるんですよ?」
そういって歩きはじめるアンジェの行く先々を、ざっと音を立てて道をあけている人々の姿が。
しかも全員が全員アンジェに対してうやうやしくお辞儀をしているのはどういうわけなのか。
しかも空を飛び交う風の精霊などもまた。
アンジェリークに対してうやうやしくお辞儀をしていたりするのも目に留まる。
首をかしげる三人に。
「いきましょ。皆様?」
そういってにっこりと微笑んでそのまま歩き始め。
村の中ほどに位置する、この隠れ里の神聖なる場所でもある神殿にと歩き始めるアンジェリーク。
村の中央に近づけば近づくほど。
ここが普通の主星の中だとは信じがたい光景が目に留まる。
いや、そもそも本当の主星にこんな場所があったのか。
それよりも一瞬のうちに時空というか宇宙を移動して、本当に主星にきているのか。
などといった疑問が頭を掠めるが。
とりあえず、見るものすべてが珍しくきょろきょろしつつあたりを見渡していると。
やがてその視界に白い建物が映りこむ。
いや、白く見えているのはどうやら周りに生えている木々の白い花が反射して。
その建物に移りこんでいるからに他ならないのだが。
よくよくみればその建物もどうやら透明な、それでいて中が見えないが。
とにかく透き通るまでに透明な何かで立てられている建物。
しいていうならばまるで水晶でできたような建物、というべきか。
ドーム型の建物が中央にありそしてそれを取り囲むかのように、
まるでどこかの王家のお城のような建物がそこにはあったりする。
周りには湖のほとりにあった花々が咲き乱れ。
これは緑の守護聖たるマルセルですら見たことのない花ではある。
ふとその建物の前にいたどうやら見張り番の人物のなか。
近づいてくるアンジェリークたちにと気づき。
思わず一瞬目を見開いて、あわててお辞儀をし、そのままくるりとむきを変えて。
建物の奥にとひっこんでゆく。
「ねえ?さっきから思ってたんだけど?この村の人たち、アンジェに対してやけに丁寧じゃない?」
ぽそりというマルセルのその言葉に。
「それは俺もそう思う。」
「同感。」
そんな会話をしている三人の姿が。
彼らがそんな会話をしていると。
やがて奥から白いひげを蓄えた老人と、
そしてその周りに数名の、どうやらこの村の長なのかどうかはわからないが。
ともかく年配の人物が数名、奥から出てくる。
そして。
「マルセル!?連絡をうけてまさか!?と思ったが、本当にマルセルか!?」
マルセルたちの耳に。
懐かしい声が聞こえてきたのは、まさにそんな時であった。
ふと、その声のした方を彼らが振り向けば。
そこには。
肩になぜか袋を担いでいる、それでいて、かつての姿とあまり変わらない。
星の印がついた肩当をマントにあて、動きやすい服装をしている男性が。
太陽の微笑みのごとくにそこには立っているのであった。
―― カティス。
マルセルの前任者でもある、元緑の守護聖。その当人―――
-第23話へー
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あとがきもどき:
薫:うわぁ・・・・。
じ・・・時間がかかりすぎたよ・・・くすん。
今日の予定ではこれとスレ行く予定だったのにぃぃぃ!
あうあうあうあう・・・・・。
やっばお話をしながらでは打ち込みが遅くなるか・・・・うーみゅ。
まあ何はともあれ。登場、カティス様ですv
ではでは、また次回でお会いしましょうv
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