まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
・・・・・しくしくしく・・・・・・。ま・・・・またまたエラー発生・・・・き・・・消えた・・・・。
か・・・返して・・・・私の二時間以上の時間・・・・しくしくしく・・・・・。
・・・・しくしくしくしく・・・・・・。
ま・・・・まあ何はともあれ。今日はいろんな意味で気力がなくなってます。
昨日からなぜか元気がなかったうちのモモ。
いつもなら仕事から戻ったときお出迎えがあるのもなく、ずっと寝てました。
しかも今朝方も。何か元気がないなぁ?と思っていて今日仕事から戻ったら・・・・。
・・・・もしもぉし!?・・・・後ろ足・・・・ぴっこ・・・ひいてるし・・・・あ・・・あの?
あわてて時間外だけど病院に電話して見てもらうようにお願いして。
連れて行きました動物病院。
結果。骨には異常はないものの・・・・内出血してます後ろ足の膝の辺りが。
・・・・・・もしもし?(汗)
原因不明です。先生いわくぶつけたかもしくは何かに刺されたかとしか考えられない。
ということですけど・・・。
・・・おそらくは前者・・・・多分寝ててまたまたタンスの上からでも落ちたのでしょう・・・。
・・・よくやるのよ・・・うちの猫ども・・・・寝ててそのままタンスの上とかから落ちるのは・・・・。
でもそれで内出血・・・って・・・本当に猫なのか?(汗)
なのでちょっとかなり様態がきりなりつつの打込です・・・・。
などとつぶやく2003年の8月28日の夜の出来事・・・・。
とゆーか・・・・・あと数行打ち込んで保存して・・・・。
でアップ・・・・というときに・・・エラー発生でき・・・消えたら・・・。
も・・・・なきたくなる以前の問題ですよぉ・・・・。
しくしくしく・・・・。
ノート・・・・四ページブン・・・・すべて打ち込みしてたのに・・・・。
しくしくしく・・・・・。
ま・・・・まさかまたまたエラー発生するとは・・・・。
なぜか『問題が発生しました。クリエイターJは終了します。』
という表示とともに・・・・と・・・・閉じられてしまいます・・・くすん。
せ・・・・せめて保存とかのボタンくらい・・・機能してよぉぉお!(切実)
しくしくしく・・・・。
返してぇぇぇぇ・・・・私の二時間・・・・・・。
しくしくしくしく・・・・・・。
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エル様漫遊記 ~TRY偏~
「ここって本当にすごいですね。何か扉とかにいろいろなものが刻まれていて。」
周りを見渡しつつそんなことをつぶやいているアメリア。
「ええ。本当、見たことのないものばかり……」
というより私達エルフでも知らないような神聖文字とかまであるのは……なぜ?
などと思いつつアメリアの言葉にうなづいているメフィ。
周りを見渡しても彼女たちにとっては見るものすべてがものめずらしいことに他ならない。
そもそもここに使っている材質から彼女たちはまあ見たことがないのだから、
当然といえばそれまでだけど。
揺らめくように輝く壁は光を淡く反射させて部屋を明るく保っている。
そんな会話をしつつ部屋の奥などを見回っているアメリアとメフィ。
しばらく進むと彼女たちの目の前に立ちふさがるのはとある壁。
「あ、ここで行き止まりなんでしょうか?」
そういいつつ目の前にある壁をみてそんなことをいっているアメリア。
そしてその壁に描かれているとある紋章に手を触れる。
と。
ヴン!
目の前の壁がそれを合図に掻き消える。
『……え?』
いきなり消えた壁にとまどいつつそれでもその先に部屋があるのを見て取り。
そのまま奥に進んでゆく二人の姿。
そこはちょっとした部屋。
中央には細かい細工が施されている台座にクリスタルのようなオーブが設置されており。
その水晶の玉の上には様々な紋章や模様が立体映像、
もしくは
この世界でいうなれば幻影といったほうが親しみがあるけども。
その台座の前にと歩いてゆき、そこに浮かんでいるそれを手でさわりつつ。
といっても当然触れられはしないけど。
「……これ……何でしょう?」
それをみて首をかしげているアメリア。
「……これ、魔族の樹に出てくる模様とまったく同じですよ……」
アメリアがそこに浮かんでいるひとつの紋章。
それの片方側をみつけそんなことをつぶやいていたりする。
「こっちは神族の樹に出てくる模様とまったく同じですわ。」
アメリアとは逆方向を指差していっているメフィ。
彼らがみているのはこのエリアの四界の世界の神魔の樹。
そんな彼女たちの耳に。
『ようこそ。操縦室へ』
彼女たちの脳裏に声が響く。
この船自体が意識をもったいわゆる生命体みたいなもの。
当然それゆえに自我をもっている。
そんな船の語りかけに。
「……って。……シップさんですよね。……今の声?」
「ここが操縦室なんですの?」
その声に反応するかのように語りかけているアメリアとメフィ。
ちなみにこの二人、
着せ替えルームで遊んでいたときにこの船の意識である彼女とは、
意思疎通をすでに行っているのでそのあたりのことは驚いてないけども。
アメリアとメフィのその言葉に。
『ええ。そうですよ。
もっともここにこられたのは普通の方であれば、あなた方が始めてですけどね。』
まあ確かに。
「?普通??ほかには誰がいたんですか?」
普通という言葉に首をかしげて問いかけるアメリアに。
『獣神官ゼロス殿、スィーフィード様、それにあの御方……ですね。』
その質問に答えるその言葉に。
「?何でスィーフィード様の名前が?」
首をかしげて問いかけているメフィ。
そういえば彼女達ルナ=スィーフィードって知らないからねぇ。
ルナも教えてないし。
別にどうでもいいことだからあたしとしてもどっちでもいいけど。
不思議に思いつつ問いかけているメフィのその言葉に。
『そういえば今は人間なのでルナ=インバース様と説明したほうがよかったですかね』
ふとそのことに思い当たり追加説明してくるその言葉に。
「……?ああ、
それで納得しているメフィ。
まあ違ってるとはいわないけど。
「ところで?これ何ですか?」
そこに浮かんでいるそれを指差して問いかけるアメリア。
『ああ、それはこの北のエリアの神魔の樹の紋章です。
今現在いる場所のみ光で紋章を照らしてあります。』
一部分、左右対称に光でそれが照らされている。
「あら、本当。スィーフィード様を表している紋章と。」
「シャブラニグドゥをあらわしている紋章が光ってますね。」
そこにあるそれをみつつそんなことをいっているこの二人。
「で?何でこんなものがあるのですの?」
どうやらそれが聞きたいらしいメフィ。
別にそんなに気にすることでもないでしょうに。
『それはここが北のエリアだからです。だからこのエリアの樹を出しているわけです。』
あっさりとみも蓋もなく答えるその言葉に。
???
二人して首を傾げていたりする様子が少し面白いけど。
「あの?その北のエリアとはいったい?」
その言葉に首をかしげて問いかけているメフィ。
そういえば彼女達というかいまだにほとんどの存在たち。
エリアのことをいまだにわかっていないのよね。
まあ文明レベルとかがそこまでいってないというにしても。
さすがに、もう少し世界のことを把握してもいいと思うんだけどね。
『それは……』
説明しかけるその言葉をさえぎりつつ。
「アメリア!メフィ!お待たせ!いきましょうか。」
部屋の外より彼女達に語りかけるあたし。
まあ今下手に説明されてあたしの正体、知られても面白くないしね。
あたしの声をとらえ。
『……あの御方が呼ばれてますよ。それではいってらっしゃいませ。』
そういいつつ言葉を区切る。
言葉が途切れるのと同時に一箇所の壁が掻き消えそこに道が開ける。
暗闇に浮かぶ明るい扉。
そこに向かってとりあえず足を歩めるアメリアたち。
「あら、操縦室に入っていたのね。」
出てきた彼女達をみてあたしがいうと。
「あ、リナさんお帰りなさい。……あの?少し聞いてもいいですか?
何もないところでどうやって操縦するんですか?」
あの部屋にはオーブ以外にははっきりいって何もない。
少なくともアメリアたちの目から見れば。
そんなアメリアの質問に。
「あら、そんなの意思の力とそして力のコントロールに決まってるじゃない。
後は命令さえすれば勝手にこれが移動するからね。」
まあほとんどコントロールすることなんてないけど。
ちょっと前あの部屋に入り込んだとある人間たちが。
この船奪おうとして仕組みを把握というか勘で魔力で動くことを確信して。
この船奪おうとして力つかってそして一時もたたないうちにミイラと化したこともあったりしたけど。
一応これコントロール自力でしようとおもったら人にはなぜかきついらしいし。
これ、多少の力が必要だからねぇ。
そんなほほえましい出来事を思い出しつつアメリアの質問にと答えているあたし。
「?よくわかりません……」
首をかしげているメフィとアメリアをみつつ思わず笑みがこぼれる。
本気で悩んでいる様子が結構面白いし。
「ま、無理にわからなくてもいいわよ。じゃ、いきましょ。」
あたしの言葉に従って。
あたしたちはその部屋を後にしてゆく。
「リナさん、あの部屋で寝てるんですよね?」
廊下を歩きつつアメリアが聞いてくる。
「そうだけど?」
あたしが戻るまでにアメリアたちはあたしがいたあの中央の部屋をとりあえず、
一通り見物しているがためにどこか夢見心地になっているみたいだけど。
「私もあそこで寝てみたいです!ね!メフィさん!」
四方の壁が星空というか見たこともない光の渦が映し出されている映像。
あんなの見たことないですし。
などと心で思いつつあたしにと言ってくるアメリア。
「え……ええ。」
その言葉にメフィもうなづく。
何となくですけど……あれって……宇宙空間のような気が……
少なくともメフィたちは
あれが何なのか何となくだけど見当がついているみたいだけど。
ま、いまだに星が真空の暗黒の中に浮かんでいる……という事実。
知られていないからねぇ。ここでは。
簡単にいうなれば宇宙空間。
アメリアがいっているのはそれらの星星を抱擁している、いわゆる銀河の、銀河団。
それらを映し出している寝室をみてそんなことをいってきていたりするのだけど。
「あら、じゃあ明日にでも寝てみる?今晩はちょっと用事があるからね。」
あたしの言葉に。
「本当ですか!?約束ですよ!リナさん!」
顔をぱっと輝かせて喜んでいるアメリア。
そんなとりとめのない会話をしつつ。
あたしたちはガウリイ達が待っている部屋にと向かってゆく。
ピシリ。
あ、面白い、固まってるしv
「またせたわね。」
あたしが部屋に入ると面白いことにまともに固まっているゼラス、ゼロス、ダルフィン。
ついでにいえばミルガズィアなどは目を見開いてあたしを凝視していたりするけど。
「リナ?お前コルセット……はずしたのか?」
ゼルがあたしにと聞いてくる。
まあ彼らの前で幾度かあたしコルセットはずしてるからね。
「しかし何回みても……違和感が……」
などとぶつぶつつぶやいているゼルの言葉はとあえず無視するとして。
「そうよ。船の中なんだし関係ないからね。」
「まぁ……確かにそうかもしれんが……」
「……いつもその姿だったら慣れるんだけど……というかこの姿の場合……」
ぶつぶつつぶやくゼルに。
コルセットをはずしたときに感じている違和感。
人のはずなのにどことなく人でない雰囲気を感じることがあるんだよな。
などとおもいつつぶつぶついっているガウリイ。
な……何でエル様……よくその身に纏われておられる服装に……(汗)
などと同時に思っているのはゼラス達三人。
ちなみにあたしの今のスタイルは体にフィットした上下の服に。
そして裏地が赤い黒いマント。
ちなみにあたしがよく好んで着ている服装でもあるけど。
― あらvこのほうが動きやすいからに決まってるでしょv
そんな彼らの精神に直接語りかけるあたしのその言葉に。
さらにピシリと凍り付いているゼラス達三人。
う~ん、面白いv
「……何だ?確かにリナ殿……なのだが……この感覚は……」
ミルガズィアといえば絶句しつつ戸惑いの声を上げているけど。
どうやら本能的に少しばかり感じ取っているようだけど。
ま、気配というか本質的に隠している限りわかるはずもないけどね。
あたしの正体v
「それで?外にいってミルガズィア達はどうするの?」
とりあえず椅子にと座りジュースを口にと運ぶ。
あたしが席につくのと同時に、
ゼロスが全員のドリンクのお代わりを希望を聞いて、運んできていたりするけど。
ちなみに白いエプロンつけて。
あたしの言葉にいまだにとまどいつつ。
「あ…うむ。とりあえず。
いまだにスタイルが変わっただけのあたしに戸惑いつつ、
あたしの質問に答えてくるミルガズィア。
まったく、どうして生き物というのはこうも見た目に惑わされるのかしらね。
でもそれがまた面白いんだけど。
「あら。だったら簡単ね。途中まで一緒にいく?
あたしは古代竜エンシェントドラゴンの神殿にいくつもりだし。」
さらっというあたしのその言葉に。
ぷぴっ!
あ、楽しい。
口に含んだ飲み物を思わず噴出しているミルガズィア。
「エ……エンシェントドラゴンの神殿…だと!?あそこは人間にはちょっと……」
何やら口ごもってるし。
そういえば以前にかけたあそこの結界、いまだに効力続けたままにしてたっけ。
どうでもいいことだけど。
ちょっと以前というかついこの前。
あたしあそこの神殿にあそびにいったことがあるからねぇ。
ほんの少しまえ、この世界でいうなればほんの千年ばかり前に。
「?リナ?そのエンシェント……ドラゴンというのは……何だ?」
首をかしげ問いかけてくるゼル。
「ああ、古代竜エンシェントドラゴン。
ちなみに実力的には黄金竜の非ではないわ。
まあ彼ら一人で黄金竜役数千分の力と能力をもっているんだけどね。」
『・・・・・・・・・・・』
あっさりと説明するあたしのその言葉に目を丸くしているアメリアとゼル。
ガウリイは別に興味がないのでそのままそこにあるクッキーを食べていたりするけど。
「は…初めてそれは聞くが……だが何でそんなやつらが知られていないんだ?」
そんな力をもっているものであれば今まで聞いたことがあってもおかしくはない。
だが実際にはゼルはあたしの今の言葉を聞くまでその話は聞いたことすらもなかった。
それを思いつつ質問してくるゼルガディス。
「ああ、それは簡単よ。彼らはおとなしい種族なのよ。
ちなみに戦いとかは好まない種族でもあるけけどね。いかなる場合も戦いは好まない。
ま、スィーフィードを守るためなら多少は戦っていたんだけどねぇ。」
でも一応彼らの基本としては神にも魔にも属していない部族。
簡単にいうならば狭間の存在。
人が光と闇の心を併せ持つ存在とするなれば彼らもまた似たような種族。
そしてまたあたしが彼ら一族に課せた使命は。
光と闇のその安定。
すなわち彼らは互いの属性のどちらにも属さないが逆にどちらの力をも使える一族でもある。
中にはそんな彼らをあたしよりの一族と呼び称するものもいたりするんだけど。
まあそれはそれ。
ちなみに今は少し前に彼らを危険に勝手に思い込み。
襲撃しようとしたヴラバザードの手から守るために。
ちょっとした結界をあのあたりには施していたりするんだけど。
一応楽しませ……もといお世話になったことでもあるからね。
ローズたちにはねv
それに彼女達結構あたし気に入ったしね。
そんな会話をしているあたしたちの話をききつつ。
「…あ……あの、やっぱり僕もついていかないといけませんよねぇ(汗)ゼラス様ぁぁ~……」
情けない声を上げているゼロス。
「当たり前だ。」
「がんばってくださいね。ゼロス。」
一言の元で断言するゼラスににこやかにいっているダルフィン。
「うう……そもそもこんな大役……僕ごときがやることではないと思うんですよね……
……どうせ…どうせ僕なんて……」
上からの命令であれば断るわけにはいきませんし。
どうせ僕は悲しい中間管理職です……あうあうあう。
などとなぜかいじけているゼロス。
『?』
そんなゼロスの様子に気づいて首をかしげているミルガズィア達だけど。
「じゃあ、そういうことでしたら、私たちの目的地は、その神殿ということですね!
スィーフィード様をあがめている私の国にとってもぜひに言ってみたいです!」
あたしの言葉に元気よく言っているアメリア。
しかも席をたちこぶしを握り締め、目をきらきらとさせつつ。
「あ……あの?そのようなところにいったい全体何の御用が?」
恐る恐る聞いてくるゼラス。
「あら、用があるのはあの一族ではなくて彼らのところにいるあれよv」
……ぴしり。
あたしの言葉に面白いまでに石化しているゼラス達。
あれというのはあそこにいるガルヴェイラのこと。
ちなみに余談だけど彼は一応ここのフィブリゾと実力的にはほぼ同等。
ほかの部下Dの部下、ゴルンノヴァ、ラグドメゼギス、ボーディガー、ネザードは、
ここでは部下Sの部下たるゼラス、ダルフィン、ガーヴ、グラウシェラーに位置する強さ。
さらにどこか一部では勘違いされていたりするけど実は部下Dの部下たち五人。
それがどこをどう面白いことに間違って伝わったのか。
Dが作り出した武器……といわれていたりする事実もまたあったりするんだけど。
まあ関係ないといえばそれまでなんだけど。
とりあえずあたしが用事があるのはそこにいる部下Dの部下である、ガルヴェイラ。
……いまだにあいつら……暴走してるのよねぇ。
いい加減にすればいいものを……
まったく。
それにこっちの世界に干渉を始めてるしねぇ。
Vの部下が……
だからやっぱりそれはそれ、それなりのお仕置きというものは必要だと思うのよね。
ふふv
『……だからどうみてもリナ殿(さん)に…
…どうみてもこの人たち……おびえていないか?(ませんか)?』
あたしの言葉に完全に凍り付いているゼラスやダルフィン、そしてゼロスをみつつ。
そんなことを同時につぶやいているミルガズィアとメフィ。
「あら、気のせいよ。」
そんな彼らにさらっと言い切るあたし。
……いや、絶対に気のせいじゃない(とおもいます)(うぞ。俺は)
あたしの言葉になぜか全員の思考が一致していたりするけども。
何はともあれそんなほのぼのとした会話をしつつ。
あたしたちが乗っている船を含めたこのたびの平和使節団は、すみやかに航路を進んでゆく。
数日後。
「どうやら無事にすべての船が結界を抜けたみたいですわね。」
海の上に浮かびつつそんなことを言っているゼラス。
「そうですわね。ゼラス。でも同船して・・・正解でしたわね・・・」
「……た……確かにな……」
そんな会話をしつつなぜか冷や汗流しているこの二人。
やっぱり世の中には面白い存在はいるのは至極当然で。
面白いまでに馬鹿をやるものはいる。
船団にとちょっかいかけてきそうになった仲間……つまりは魔族に直接一喝などし。
事なきを得たことに安堵しつつも。
もしそうでなかったら……
二人の脳裏にある考えが浮かんでいたりする。
すなわち、それは。
(エル様のお仕置き……)
二人同時に同じことを思い浮かべ冷や汗を器用にも具現化して流している二人だし。
あのねぇ。
あたしはそんなに心がせまくないわよ。
お仕置きというか母の偉大なる愛といってほしいわよね。
とりあえず船団のすべてが無事に結界を通り抜けたのを確認し。
「それではゼロス。私たちは戻るから後は頼むぞ?」
横にいるゼロスにいっているゼラス。
「は……はぃ……」
やっぱり僕がまた一人であの御方のお供なんですね……いいです。
どうせ……どうせ僕なんて……
などと心でいじけているゼロス。
……後でちょっぴしお仕置き決定v
とりあえず事後処理などを済ませ。
『それでは失礼いたします。』
丁寧に全員に挨拶してから後にここより立ち去っているゼラスとダルフィン。
そのまま二人、空間を掻き消えて行く。
「いっちゃいましたね。」
掻き消えた二人を眺めしばらく後にぽつりとつぶやくアメリア。
「あ……ああ。一緒にいると魔王の腹心……魔族という感じはなかったな……」
ほとんど呆然とそんなことをいっているゼル。
「……本当に何もしないで戻っていったのか……あの二人……」
半ば呆然としてつぶやいているミルガズィア。
この数日、神経を研ぎ澄ませていたものの何もする気配のない獣王と海王。
やはり……これは…リナ殿が何らかの形でかかわっているのか?
そんなことをおもいつつあたしの方をちらりと見てきていたりするけど。
「ま…まあ、ともかく。よかったじゃないですか。ね、おじ様?
私たちじゃどうあがいてもかないませんし……」
だけどもうわさに聞いていた腹心の思い描いていた姿と。
あたしにこき使われている姿とのギャップは、
面白いことにメフィの頭を少しばかり混乱させていたりするようだけど。
「で?リナ?どこから上陸するんだ?」
すでに船団は目的の場所に向けて航路を向けている。
あたしたちとは少し場所が違うためにあたしたちは船団から今は離れていたりする。
そんなことをのんびりと聞いてくるガウリイに。
「そうね。じゃ、そのあたりで。」
そんな会話をしつつあたしたちは近くの港町にと船をつける。
ここは滅びの砂漠と呼ばれる場所より少し南。
この世界でいうところの魔の結界の外。
さって、しばらく楽しむとしますかねv
-続くー
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あとがきもどき:
薫:・・・・・・・・そういえばもうスレイヤーズが始まって(?)・・・15年・・・。
月日がたつのは早いですねぇ(遠い目)
でも八月末のサイン会・・・・いいなぁ、近くの人は(くすん)
どーせブレゼント応募しても無駄だしね(当たったためしない人)
まあ何はともあれ・・・・・。
・・・・・何で二日連続で終わりかけてエラーで消える!?
うちこみした文字ぃぃぃぃ!(絶叫!)
しくしくしくしく・・・・・。
ああ・・・・今日の私の苦労はいったいどこに・・ルールールー・・・・・。
などと嘆いている2003年の8月28日のある午後のひと時・・・・。
な・・・・何かさすがにノート4ページ分以上・・打ち込みしてて、
でエラーで消えると・・・・打ち込みする気力がないです・・・・。
なので・・・これはまた別の日にまわしましょう・・・(あとがき先にかくな!)
しくしくしくしく・・・・・。私の二時間・・・・・しくしくしく・・・・・・。
ついでに横ではモモが寝てるし・・・・大丈夫なのか?本当に・・・?
・・・・しくしくしく。
さてと・・・。とりあえず愚痴はとりあえずおいといて。
ちなみに、ローズ=トゥエル=コプトゥーラ。
彼女は番外編3話を参考にしてください。
2003年8月31日。某日
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