エル様漫遊記 ~白銀の魔獣編~
近くの村の小さな食堂。
とりあえず、そこに移動しているあたしたち。
「あ、一応紹介しておくわ。こいつ、
なぜかいまだに固まっている状態のゼロスを示し、アメリアたちにと説明する。
「
そんなあたしの言葉につぶやいているアメリア。
「で、ゼロス、こっちが。」
あたしが説明しようとすると。
「アメリアです。」
「ガウリイだ。」
軽く挨拶している二人の姿。
つうか、リナのやつ…魔族と昔なじみって……
何やらそんなことを思っているガウリイだけど、ひとまず無視。
「そういや、ゼロスさん…でしたっけ?
ゼロスさんもリナさんと同じようなタリスマン身につけてますね?
デザインは違いますけど……」
ふと、ゼロスが身につけている四つのタリスマンをみてそんなことを聞いているアメリア。
まあ、あたしも見た目ゼロスの物とは異なるけど、かなりかわいいものをつけてるし。
「これですか?」
そんなアメリアの言葉に、首から提げているそれを手にとり。
「いやぁ。実は僕もよく知らないんですよ。何しろ頂き物ですから♡」
そういい、にこやかに微笑み。
「何でも
赤眼の魔王・シャブラニグドゥ・
の四体……この世界の魔王と異世界の魔王三体をあらわしているとか……」
そんなゼロスの説明に。
「異世界の魔王!?」
何やら驚きつつ問い返しているアメリア。
「な!?あなたって……本当なの!?それ!?」
…かなりこの程度で驚いてるし。
「さあ?僕も人からそう聞いただけですから♡」
そんなアメリアににこにこと答えるゼロスに。
首をかしげつつ。
「聞いた…って…誰から?」
そんなアメリアの言葉に。
にっこりと。
「それは秘密です♡」
ぴっ。
と指を口元にあてていっているゼロス。
「まったく。相変わらずねぇ。『それは秘密です♡』のクセ、なおってないのね。
まああんたの性格だけど。それに、結構そのノリ楽しんでるでしょ?ゼロスあんた?」
あたしの言葉に。
「……あ…あの……何ておよびすれば…」
何てこの御方のことをおよびすれば……v
そんなことを思いつつ、多少どもっているゼロスだけど。
「リ・ナ♡」
にこやかにいうあたしの言葉に。
「は…はい!それでは…えっと…あの…リナ様……」
何やらどもりつついってきているゼロス。
くすっ。
「あら。別に様をつけなくてもいいわよ♡」
そんなあたしの言葉に。
「そ…そんな!?そういうわけには!?」
何やらそんなことをいってくるゼロスだけど。
「あら♡いいのよ♡この名前の場合はね♡」
あたしの言葉に。
「…は…はい!それではその…リナさん…とおよびいたしますが…よろしいでしょうか?」
何やらかなりびくつきつつ言ってきているこのゼロス。
そんなゼロスをみて。
「…よっぼど昔こいつ怖い目にあったんだなぁ……」
魔族なのにここまで怯えるなんて……
そんなことを思いつつつぶやいているガウリイに対し。
「ですね。」
などといいつつ、なぜか気の毒そうな表情をゼロスに向けているアメリア。
そしてしみじみとうなづいていたりするし。
あら♡
どういう意味かしら♡
「まあ、それはそうと。ゼロスさん?聞かせてもらえます?
一体あの連中とどういう風にかかわっていたんですか?」
あのやりとりからして何かあったのは明らかですし。
そんなことを思いつつゼロスに聞いているアメリア。
そんなアメリアに対し。
「いやぁ。実はライゼールのほうで、彼らとあるモノの取り合いをやってたんですよぉ。
ま、長くなるのでかいつまんで話ますけど。
結局クロツさんたちがまんまとそれを手にいれて。
本拠地のここに帰ってきた。ということです。」
にこやかに笑みを浮かべて説明するゼロスの言葉に。
「……ずいぶんと思いっきりかいつまんで話してますね。で?あるものって一体何です?」
問いかけているアメリア。
「いやぁ。まあ、その……」
いってもいいものでしょうか…?
などとおもいつつ、ちらちらとあたしを見てくるゼロスだし。
そして。
「…ただの写本ですよ。」
あたしが小さくうなづいたのをみて、言っているゼロス。
そんなゼロスの言葉に。
「写本……って!?ちょっとまって!まさか!?」
思わず椅子から立ち上がるアメリア。
「あ、あの?声が大きいですよ?」
そんなアメリアをあわててとめているゼロス。
「写本?ってあの写本のことですか?」
何やら声が震えてるけど。
「たぶん……あの写本です。」
そんなゼロスの言葉に。
「……
小さく何やらつぶやいているアメリア。
「で?何でマゼンダが写本を狙っているの?
っていうか、マゼンダそのこと知ってるのかしら♡あんたと争うことになるのに♡」
にこやかにいうあたしの言葉に。
「……あの?何でそこにマゼンダさんの名前が??」
何やらいっているゼロスだし。
「マゼンダさんって……あなた、あのクロツの仲間のマゼンダの知り合いなんですか!?」
何やらエキサイトしているアメリア。
そんなアメリアの言葉に。
「ええええぇぇぇぇ~~!!?」
面白いまでに大声を上げているゼロス。
そして。
「マゼンダさんが連中の仲間!?」
本気で驚いてるし。
「やっぱり知り合いなんですね!!」
ダンっ!
机に手をついて叫んでいるアメリア。
「ま……まあ一応……。多大今は敵としてですけどね……」
などとつぶやいているゼロス。
「で?その写本って本物なの?」
そんなことを聞いているアメリア。
『写本を手にいれてあなたは何をするつもりなんです?」
そんなゼロスにさらに問い詰めているアメリア。
「まあこのゼロスの仕事は昔っから写本の処理だったからねぇ。ま、悪用はしないわよ♡」
くすくすくす。
そんなあたしの言葉に。
「写本の処理って……。ではあなた、かなり有名なところの神官なんですね?」
などと一人納得しているアメリア。
まあ、確かに有名、といえば有名だけど。
「じゃ。ゼロス、ってことであんたも同行しなさいな♡
こっちもあのマゼンダやあの団体に用事があるから♡」
にっこり。
何やらアメリアと話しているゼロスにと話しかけると。
「…へ?」
目を見開いて丸くしているゼロス。
「い・や♡とはいわないわよねぇ♡
あ、もしイヤなんだったらあんたの上司を連れてきても♡」
あたしの言葉に。
「い、いえ!!!!とんでもないです!」
何やら即座に言ってきているゼロスだし。
「素直ですね。」
そんなゼロスをみてつぶやいているアメリアに。
「……逆らえませんから……」
などとつぶやいているゼロス。
そんな二人の会話に。
「うんうん。」
何やらうなづいているガウリイ。
どごっ!
何やら何もない場所で机に突っ伏しているけど。
「ま、とりあえず、それじゃ決まりね♡」
にっこり。
そんなあたしの言葉に。
なぜか固まっているゼロスだけど。
それはそれ。
「まあ、リナさんの知り合い、というんですし…
…でもあのマゼンダとも知り合いらしいですし……」
何やらそんなことをいいつつ、つぶやいているアメリア。
「ま、いいじゃない。」
にこやかに微笑むあたしの言葉に。
「とりあえず、ゼロスさん、しっかりと詳しく教えてもらうまで離しませんからね!」
「………うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!?」
何やらいってるゼロスだし。
ま、ほっときますか♡
その日の夜。
宿をとり、各自部屋でくつろぐあたし達。
と。
コンコンコン。
扉をノックする音。
くすっ。
やっぱり来てるし♡
「あいてるわよ♡入りなさいな♡」
あたしの言葉に。
「失礼いたします。」
などと深々と頭を下げて入ってくるゼロスの姿が。
「あら♡ゼロスじゃない♡何?」
わかってるけどにこやかに話しかけるあたしの言葉に。
なぜか。
かしこまりつつ。
パタン。
と扉を閉め。
そして。
すっとその場にとひざまづく。
「先ほどはきちんと挨拶できずに申し訳ありませんでした。
…まさか、あなた様がおられるとは夢にも思いませんで……」
何やらひざまづきつつも、そんなことを言ってくる。
くすくすくす。
そんなに硬くならなくても♡
「あら、そんなに硬くならなくても。もうこの前で慣れてるでしょうに♡」
あたしの言葉に。
なぜか、だくだくと汗を器用に具現化させ、
しかもちょっぴし姿が薄くなっていたりするゼロスの姿。
「ま、それはそれとして♡それはそうと、ガーヴのやつは何をしようとしてるのかしらねぇ♡
自分の配下の一人であるマゼンダをあ~んな団体に入れてたり、
カンヅェルをセイルーンに入れてたり♡
情けないことに、そういや、Sから離反したって連絡うけてるけど♡
たかが、中途半端に人間の心が混じったからって♡」
くすくすくす。
そんなあたしの言葉に。
「さ、さあ?申しわけありません。僕もあまり詳しくは……。とりあえず、どうやら…
ディルス王国を拠点として、カタートに攻め込むおつもりのようですけど……」
何やら固まりつつ、そんなことをいってくるゼロス。
そして。
「あ。あの?と…ところで、あの人間二人。あなた様のことをご存知なんでしょうか?」
びくびく。
おどおど。
なぜかびくびくしつつ聞いてくるし。
「あら♡教えてるわけないじゃない♡そんなこと。あたしの存在自体もしらないのに。
それに、そんなこといったらパニックになるのはわかってるしね。
ま、一応、
ということにしてあるのを知っているだけよ。」
完結なあたしの言葉に。
なぜか、ほっとしていたりするゼロス。
「そういえば、スィーフィードさんはお元気ですか?」
「あら♪元気よ♪あんた達も元気そうよねぇ♡
ま、Sのところには、度々姿変えていってるけど♡」
「は…はぁ(汗)」
なぜか、ゼロスの脳裏に、
だくだくと赤いものを流して倒れているSの姿が、さまざまざとよみがえっていたりするが。
「しっかし、まだ写本の処理♪やってるのね♡のんびりしてるわよねぇ♡」
笑いつつあたしがいうと。
「その節は、僕のようなものの力をあげていただきまして……」
恐縮していたりするゼロスだし。
以前、ゼロスをつれまわっていたときに、力をニ~三倍、向上させておいたのよね。
ゼラスは、ゼロスしか直属の部下を創らなかったから。
他のやつらと比べて、神官、将軍クラスでは、
彼ら腹心を除いて、隣に並ぶものがいない実力をもってるけど。
このゼロス。
ついでにいえば、あたしが力を上昇させたことによって。
今、ゼロスにかなうのは、ま、あたしは例外だけど♡
部下Sのやつ…シャブラニグドゥか。
それか、ゼラス達、Sのやつが部下として創り出している直属の部下達五人のみ。
ま、そんなゼロスに喧嘩、売ろうとしてたフェルティス、無謀もいいところよね♡
ちなみに、今の表面上のゼロスの実力は、
今の半分人間の心が混じっているガーヴのやつと同等だけど♡
実際は実はSよりも上にしてみてたりするのよね♪
ゼロスもSも気づいてないけどね♡
そんな些細な会話をしていると。
外に焼け付くような殺気が生じる。
その瞬間。
どごわぅぅ!!!!
あたしにとっては些細だけど。
強烈な衝撃が部屋全体や宿を覆ってゆき。
焦げ臭い、臭いと熱気、振動と爆発音。
まったく……
「……面倒ね。」
ぽつり。
あたしがつぶやくやいなや、視線で追った空に光の玉が出現し。
ま、あたしが創ったんだけど。
形だけ。というか、目くらましのために。
かっ!!!
その光が一瞬、輝くと同時に光が宿を多いつくす。
そして。
何ごともなかったかのような宿にと一瞬のうちにと戻りゆく。
「きたみたいよ♪ゼロス♪いくわよvv」
いいつつ。
そのまま、部屋の窓から下にと降りてゆく。
なぜか、部屋の下の前で呆然としているマゼンダがいたりするけど。
そして、あたしの姿を認めると。
なぜか、苦笑するように。
「―――久しぶりね…」
紅い唇が笑みの形に小さく歪む。
「もしも…貴女を知っていれば……。
始めに出会ったあのときに…遊ばずに殺しておけばよかった……」
無駄なことを思って、言ってたりするけど。
そして、ふと気づくように。
「そういえばバルグモンの話だともう一人、得たいの知れない神官がいたということだけど。
けど…貴女、あのリナ=インバースなんですって?」
瞳に浮かぶのは。
なぜか、恐怖と畏怖。
今あたしが一瞬にやったことが信じられないようだけど。
誰でもできるでしょうが。
こんなこと♡
そのまま、下がるようにして、一歩足踏みしていたりするが。
「バルグモンから貴女の名前を聞いたときには、驚いたわ。」
そして、さらに言葉を続けるマゼンダ。
と。
「ええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
マゼンダの後ろから叫び声があがるが。
「リナさんって…フルネーム、リナ=インバースさんっていうんですかぁぁ!?」
…こら♡
それくらい調べときなさい!!
S!教育がなってないわよ!!
本気で驚いて驚愕しているゼロスの声。
「あら♡言ってなかったっけ?」
ぶんぶんとたてに首をふるゼロス。
そんなゼロスをちらりと一瞥するだけのあたし。
かなり、ゼロスから、驚きという名の負の感情が溢れてるけどvv
まあ、面白くなるからってフルネームは教えてなかったのも事実だけどね♡
そのとたん、マゼンダの顔がまともにこわばっていたりするが。
「―――ま…まさか……」
汗をかきつつ。
彼女は視線を後ろにと向ける。
視線の行き着くその先に、黒いローブ姿の神官。
「―――ゼロス!!!!何で…何で彼方がこんな所に!!!!?」
悲鳴に近い声で絶叫するマゼンダ。
「いやはや、それは、こっちの台詞ですよ。
…まさか、よりによって、魔王信仰の邪教の幹部さんとは……」
いいつつ苦笑を浮かべていたりするゼロス。
「けど、それならそれで。自分の教祖様が一体、何の目的で動いているのか。
それくらいは把握しておいたほうがいいとおもいますけどねぇ♡」
にこにこにこ。
「す……すると、クロツが持ち帰ったのは……」
すでに、逃げ腰となり、かなり動揺しているマゼンダ。
楽しい♡
絶句するマゼンダに対して。
「そう♡
そうでなくても…あなたを野放しにしておくわけにはいきませんからねぇ♡」
にこにことしつつ、嬉々として言い放つゼロス。
「どうするつもりよぉ…」
そんなゼロスの言葉に対して、こちらはこちらで、消え入りそうな口調のマゼンダ。
じりじりと後ろに退がりつつ。
そんなマゼンダに、にっこりと微笑むゼロス。
「どうするって…きまってるでしょう♡」
その瞬間。
「ひぃ!!!!」
マゼンダは、悲鳴を上げて逃げようとする。
―――が。
「はいはい♪ゼロス♪マゼンダ、あっさり滅ぼさないのよ♪
まがりなりにも、このあたしにちょっかいをかけて♡
あろうことか、このあたしの魔力、封印しようとしたんだから♪
ま、できるわけもないけどねvv」
いいつつ、ゼロスの方に、つまりはマゼンダの方にと歩み寄るあたし。
そのとたん。
ゼロスはなぜか完全に色を失っていたりするけど。
そして。
「ちょっ!?ちょっかいって!!!!マゼンダさん!!彼方!!!!」
かなり狼狽しているゼロス。
そんなゼロスの様子を信じられないというようにみているマゼンダ。
「さってと♪空間を渡っても、逃げられないからね♡マゼンダ♡
ちょうどいいところにきたわね♪さってと♪どうしようかなぁ♪」
くすくすと笑いながらいうあたし。
すでにゼロスはなぜか、石化&蒼白状態と成り果てていたりする。
そしてなぜか、心底同情したようにマゼンダの方をみて。
「……マゼンダさん。僕に倒されていたほうがよかったと思いますよ……
ま、これも、貴方の身から出たさび。
よりによって、この御方にちょっかいかけたなんて・・・・・
ぽんぽんと。
マゼンダの肩に手を置きながら言っていたりするゼロスだけど。
「ゼロス♪よけいなことは、言わないのvv」
にっこりと微笑むあたしに。
「は…はい!すいません!」
あわてて、平謝りにあまりすすっと下がって膝をつくゼロス。
「…ゼ……ゼロスが怯えてるって…あ…あなた……一体??!」
なぜか、あたしに対して、かなり怯えているマゼンダだけど。
わめき、かなりな悲鳴を上げていたりするが。
と。
「リナさん!!!」
「リナ!!」
何やら声が聞こえてくる。
「あら、ガウリイとアメリアだわ。あ~あ。二人が出てきちゃった。」
声の方をみると。
ちょうど、アメリアとガウリイがこちらにやってくるところ。
ゼロスはアメリア達の姿をみて、立ち上がっているけれど。
「リナさん!!大丈夫ですか!!って…マゼンダ!」
マゼンダをびしって指差すアメリア。
そのまま正義の口上を並べ立てようとする。
「あらあら、しょうがないわねぇ♡じゃ、マゼンダ♪クロツたちのアジトに案内する?」
あたしがいったその刹那。
―――ざっ。
今しかない!
そんなことを思いつつ。
マゼンダは一瞬のうちに、空間を移動する。
「あ…逃げちゃいましたけど……」
それをみて、ゼロスが何やらいってくるけど。
「あら、いいのよ、別に。それより、ガウリイ、アメリア♪クロツのアジトにいくわよ♪」
あたしの言葉に。
「けど、リナ。場所、分かるのか?」
ガウリイが聞いてくる。
「あら♪マゼンダが案内してくれるのよ♪逃げた波動を追えばいいんだから♪」
本当はそんなことしないでもわかるけどねvv
形は大事だし♡
「それより…リナさん…あのマゼンダって人…。目の前でやっぱり…消えましたよね??」
アメリアがいってくる。
「そーよ。」
「世の中って広いです。
そんなことをつぶやきつつも、感心していたりするアメリアだし。
その言葉に。
「??アメリア、人間っていうが…あのマゼンダって人、魔族の人だぞ?」
さらりといっているガウリイ。
『ええええええ!!!!』
アメリアとゼロスが驚いていたりするが。
「本当なんですか?!」
「そ~だけど?」
あたしに視線をむけてきたので、答えるあたし。
「けど、ガウリイさん!何でそんなの分かるんですか!?」
ゼロスはかなり驚いているようだし。
「何でって…気配でわかるだろ?普通?」
ガウリイの言葉に絶句しているゼロス。
まさか、僕のことも…いや…まさか……
ぶつぶつつぶやいていたりするが。
ばれてるってば♡
「分かりませんって…(汗)
それはともかく。どうしてゼロスさん、魔族と知り合いなんですか!?」
その矛先をゼロスに向けるアメリア。
「それは、秘密です♡」
にっこりと、人差し指をふるゼロス。
「アメリア。それ以上こいつに言っても口は割らないって♪
それはそうと♪明日の朝にでも、マゼンダを追いかけるわよ♪」
「わかりました……」
不満そうなアメリアを無視し。
そのまま、各自の部屋にと戻ってゆく。
その日。
深夜遅くまで、ゼロスの耳元で。
アメリアがゼロスを糾弾していたりもするけど、それはどうでもいいことだし。
さって、楽しくなってきたじゃないvv
-続くー
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あとがき:
薫:ガウリイの爆弾発言はいつにも健在ですねぇ。
たぶん、シェーラのときも、忘れてた、というか魔族だから気にしなくてもいい。
というので、気にしてなかったんでしょうねぇ。まだ彼女が村娘の格好してたとき(笑
まあ、何はともあれ、それでは、またv
この辺りとかは、元々アップしてる本編とありま代わり映えがしてませんvあしからずv
2005年1月31日某日
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