まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
あと、サイラーグ編、15ページです・・・・・
・・・・・・・・・・・・。
やっぱ、一話を増やすか?(汗)
どのくらいが見やすいですかねぇ?
一話・・・・。20KB前後か、もしくは30KB前後か・・・
うーみゅ・・・・・・
しかし・・・・・最近、疲れてるのか、またまた心臓とか目がやばひ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何だかなぁ・・・・・(汗
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エル様漫遊記 ~サイラーグの妖魔編~
「さって、ガウリイ、変装しましょうね♡」
にっこり微笑み。
軽く手の中にとある品々を出現させる。
「…って、おい?リナ?それ、今どこから取り出した?」
何かあたしが手にしている、くしなどをみて。
そんなことをいってきているガウリイだけど。
「あら、瞬時にこれくらい取り出せるってば。さ♡ガウリイ、変装しましょうね♡」
「…って!?何でいきなり、オレ、椅子にくくりつけられてるんだよ!?」
何かわめいているけど、ひとまず無視。
とりあえず、そのまま。
出現させた、椅子にとガウリイをくくりつけ。
といっても、ガウリイが瞬きを一度する間にやったんだけど。
何か叫んでるし、このガウリイは。
「つうか!?どこからんな椅子が!?それに、いつ縛った!?いつ!?」
何やらじたばたしてるし???
「ほらほら、騒がないの♡」
んっふっふっ♡
とりあえず、じたばたするガウリイにと軽く化粧を施し、
そしてまた、長い金髪はみつ編みにしてまとめ、ひとつのお団子状にとまとめておく。
そして。
「えい♪」
パチン♪
あたしが軽くガウリイの目の前で指を鳴らすとほぼ同時。
ガウリイの着ている服が瞬時にと変化する。
「…って、まてぃ!?何でこんなことができるんだぁぁぁぁ!?」
何か叫んでるけど、ま、関係ないし♡
まあ、女装は女装でまた楽しませてもらえばいいし♡
ふふ♡
ただいまのガウリイの外見は、一目みただけでは、傭兵には見えない。
どちらかといえば、旅の魔道士かはたまた巫女系。
あたしの化粧と、ちなみに。
外見的には、ガウリイには気づかれないように女性の姿に見えるようにしてみたり♡
体全体を覆うローブに、髪の毛はお団子状の髪の毛がひとつにとまとめられ。
ちょっとした背の高いたびの女性、と第三者からは見えたりして♡
「うっうっうっ。リナぁ。これじゃあまるで女性みたいじゃないかぁ~……」
何やら泣き言をいっているガウリイはひとまず無視するとして。
「あら、いいじゃないのよ。それとも、何?
どうせなら本当に女性形態にさせてあげましょうか?簡単よ?性別を変えるのなんて♡」
「……いや、簡単って…(汗)」
あたしのしごく当たり前な言葉に何やら汗を流しているガウリイだけど。
「ま、それはそうとして、さ、とにかく先に進みましょ。」
なぜかぶつぶつと文句をいうガウリイをひきつれて。
あたしたちはそのまま、襲撃者がいなくなった街道を。
そのまま、のんびりと進んでゆく。
そんな会話をしつつ、ちょっとした丘の頂を登るあたしたち。
朝方出かけた宿屋の主人が言ったとおりに丘の少し先にちょっとした町並みが見て取れる。
「あら、町が見えてきたわね。いくわよ。ガウリイ。」
「ううっ…どうみてもこれって、女に見えるような気がひしひしと…」
何かいまだに文句をいっているガウリイはひとまず無視。
「ま、とにかく、いくわよ。」
なぜかいまだに文句をいっているガウリイはそのままに。
とりあえず、今見えている町にと向かってゆくあたしたち。
町にと入り、とりあえず、のんびりと町並みなどを見物しつつ、情報収集もかね。
表通りを歩いている、そんな中。
あたしとガウリイがとりとめもなく話しをしていると。
「…あれ?その声、ひょっとして兄貴じゃありませんか?」
などと、ガウリイの声にふと気づき。
こちらにと声をかけてきている人物が一人。
あらあら。
あたしたちに声をかけたその人物の方を振り向くと。
そこにいるのは、当然のことながら、一人の傭兵姿の男性だったり。
「よぉ。久しぶりだなぁ…えと、誰だっけ?」
ずしゃ!
あ、こけてるv
軽く手をあげ、その人物に対して、話しかけ、そしてそのまま。
あたしをみつつ、そんなことを言っていたりするガウリイだし。
そんなガウリイの言葉に、そのまま、その場に地面とキスをしているその人物。
「あら、久しぶりねぇ。ランツ。」
くすくすくす。
あたしのそんな言葉に。
「って!?その声…ま、まさか!?」
がばっ!?
何やら起き上がりつつも、驚きの声を上げているし、このランツは…
ちょっと前、アトラスでかかわりのあったこの人物。
ちなみに、当人はサイラーグにいく、
といってあの町を出て行ったのが、かなり前だったりするんだけどね♡
そんなランツの声に。
しみじみと。
「おお、そうか、ランツか。いや、それがだなぁ。その『まさか』なんだよなぁ。これが。
信じられないだろうが、これがあのリナなんだぜ?
簡単な変装、と本人はいってるんだけど…まったく別人だよなぁ。特にスタイルとか。」
などといいつつ、腕をくみ、そんなことをいっているガウリイ。
「あらあら、ガウリイ、いったでしょう?
いつもはいろいろと面倒だから。コルセットでスタイル抑えてるって♡
何かこのスタイルだと、秒刻みでいろんなヤツがいいよってきたりするのよねぇ~。」
まあ、それが面白いときもあるけど、あまりしつこいと何だかねぇ~……
「まあ、それはそうとして、ランツ?あんたひげ伸ばしたの?
はっきりいって似合ってないわよ♡」
きっぱりと言い切るあたしのそんな言葉に。
「…いや、ベットで怪我してうめいてるときに伸びてしまって…
…は一回きれいにそったんですけど…何となく…」
なぜかいまだにあたしに対してデスマス口調のままのランツだし。
ちなみに、今のランツの姿はちょっとした愛嬌のある姿だったり♡
ちょっとした愛嬌のある顔立ちに不相応に伸ばしているひげ。
はっきりいって、まったくぜんぜん似合ってないし♡
「あら、でもぜんぜん似合ってないわよ♡」
きっぱりと言い切るあたしの言葉に。
「…ほっといてください!しかし…大変ですよね…兄貴たちも…」
あ、何気に話題を変えてるしv
このランツはv
「まあな。時にランツ。何ですぐオレたちがわかったんだ?一応変装してるんだが?」
などといいつつ、ランツに質問しているガウリイ。
「え?ああ、声ですよ。声。それに、ものすっごい美人がいるなぁ。
とおもって、凝視してたもので…まさか、リナさんだったとは…
兄貴の声でもしかして?と思って声をかけたんですよ。
似た声の人かな?とも思ったんですがね…」
なぜかこのランツ。
いまだにあたしに対して多少恐怖とか畏怖を感じてるのよねぇ。
まったく、こぉぉんな心優しいあたしを捕まえて♡
「ま、いいわ。それより、ほらね。
ガウリイ、やっぱこの姿だと、お互いあたしたちを知らないものはわからないでしょう?」
ふふ♡
あたしのそんな言葉に。
「…だからって、わざわざ化粧とか、こんなのしなくても…」
ぶつぶつぶつ…
いまだにぶつぶつと文句を言っているガウリイ。
「あら、細かいことを言わないの♡」
「……細かくないと思うぞ?」
そんなあたしたちのほのぼのとした会話を聞きつつ。
周りを多少きょろきょろと見渡し。
そして、申し訳ない程度に多少声を低くして。
「…なるほどね。あの手配書の対策ですか。」
しみじみと関心してつぶやいているランツだし。
「うん?知ってるのか?」
そんなランツに問いかけているガウリイ。
「知ってるも何も。当たり前ですよ。このあたりでは有名ですよ。
どこへいっても兄貴たちの噂で持ちきりですよ。
前代未聞の賞金首。いったい何をやらかした連中なんだ…ってね。
しかし、あれだけ大騒ぎになるほどの賞金をかけられるってことは、
かなりの大物に目をつけられたんでしょうが…いったい何をしでかしたんです?」
しごくまじめに聞いてくるそんなランツの言葉に。
「あら♡大金でも何でもないわよ♡ふふ♡」
そんなランツの言葉に笑顔で返しておくあたし。
「…ふぅん。とすると。そのお互いの格好は例の手配をかけたやつから逃げているわけですか?」
なぜか一瞬、あたしの笑顔に見とれ。
そして、はたと正気に戻り、あたしたちにそんなことを言ってきているこのランツ。
「あら♡違うわよ♡」
「いやぁ。サイラーグにいるそいつから、招待をうけてな。」
あたしに続いてさらりと説明しているガウリイだし。
あらあら。
ここで、ランツを巻き込んでどうするのよ♡
面白いからいいけど♡
そんなガウリイの言葉に。
「ほっ。反撃ですかい。なるほど、らしいですね。なら、兄貴、リナさん。
俺も一緒にサイラーグまで行きましょうか?
まあ、今のお互いの兄貴やリナさんの格好でも十分過ぎるとは思いますけど。
賞金目当てでやってくる連中の目くらまし程度にはなると思いますよ?」
そんなことをいってきてるし、このランツは。
あらあら♡
前回のアレで、魔族が絡んでる、と知ったとたんにいとも簡単にリタイアした、というのにね♪
ま、面白いから詳しくは説明はしないでおきますか♡
くすくすくす。
くすくす笑うあたしの横で。
まったく似合っていないひげをゆっくりと触りつつ。
「ま、もともと俺もサイラーグにいくつもりだったし…」
そんなことをいっているこのランツ。
「あら♡ランツ、すでにいったんじゃなかったの?」
くすっ。
わかっているけどわざと問いかけるそんなあたしの言葉に。
「確か、サイラーグにいく、といって町を出たのは、あたしたちより一週間以上も前よねぇ♡」
くすくすくす。
「…オマエ、いったい何やってたんだ?」
あたしのそんな言葉をうけ、あきれつつ、ランツをみつつ問いかけているガウリイ。
そんなガウリイの問いかけに、決まり悪そうに軽くぽりぽりと頭をかきつつ。
「いやぁ、あちこち途中でいろいろとやってたから…」
などと言葉を濁してるし。
「あら、いろいろ、じゃないでしょう?
ちょっと、ナンパした女性に貢いで、それでもって、搾り取られるだけ搾り取られて。
気づいたら、金貨千枚以上も使わされてて、
それでもって、借金までして女性の気を引こうとして貢いだのに。
お金がなくなったらあっさりと逃げられて♡
それでもって、借金取りにしばらく追われてたのは、どこの誰かしらねぇ♡」
「な…何でそんなことをリナさんが知ってるんですか!?」
何かしごく当たり前のことで驚いているランツだけど。
「…お前、少しはこりろよな…」
ぼつりと。
何やらランツに対してつぶやいているガウリイ。
ふふ♡
「まあ、それはそうとして。そんなの誰でもわかるわよ♡それはともかく、ランツ。
今回のいっとくけど、前よりも面白い…もとい、始末が悪いわよ♡その分、楽しめるけど♡」
あたしの言葉に。
「「…いや『面白い』って…(汗)」」
なぜか同時につぶやいているランツとガウリイ。
そして、同時につぶやき。
なぜか一瞬言葉を詰まらせた後。
「な…なぁに、ヤバクなったら足出まといになる前に、とっととトンズラこかせてもらうさ。」
いいつつ笑みを凍りつかせたまま殻笑いしているランツ。
う~ん、なかなかにわかりやすいリアクションをするわよね♡
「まあ、別にいいわよ。」
「だな。」
「なら、決まりだな。よろしくな。兄貴、そして、リナさん。よろしくお願いします。」
なぜかあたしに対しては丁寧にいってきているこのランツ。
ふふふ♡
楽しくなりそうよね♡
ランツを新たに仲間に加え。
あたしたちが向かうのは、サイラーグ・シティ。
-続くー
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あとがき:
薫:うっしゃぁぁぁあ!ようやく、ようやく!次回からサイラーグ突入だぁぁぁぁ!
でも、このあたり、表に載せてるやつとほとんど代わり映えなし・・・(実話
ルナさん、ファイトv
何か気力が乗らないので・・・・というかね。お医者さん・・・・。
あたり、はずれありますよねぇ・・・・
いえね、うちの祖父が風邪が治らないからって、病院いってたんですけど・・・
昨日、朝起きるもの起きれないから、というので病院につれてったところ・・・
肺炎で(しかもすでに悪化状態)緊急入院・・・・・・・・
ちなみに、今朝朝方には様態急変した・・・・と連絡あり、ただいまICU・・・・(汗
というか!肺炎になる前に!医者!何とかしろよ!いってただろうが!病院にはぁぁ!(絶叫!
ぜいぜいぜい・・・・
どこに怒りを向けていいのかがわかんない・・・・
おとといまでは元気だったのに・・・・元気だったのにぃ・・・・(涙
しくしくしく・・・・・
まあ、個人的なぼやきはともかくとして。
何はともあれ、次回につづくのです・・・・
2004年4月19日某日
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