まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。


うぎゃぁぁぁあ!保存する、の文字が消えたぁぁ!
・・・・何で!?(涙)しくしくしく・・・・・。
・・・・・・再起動したらなおりますよーに(涙)しくしくしく・・・・・。
・・・・・・・なおんないんでやんの・・・・・。
と・・・・とりあえず、画像のフロッピー発見・・・・(汗)
文字でなくてこれでいくしかないのか?(滝汗)
ファイルとか編集、とかの文字がきえました・・・・なぜ?(涙)
・・・・・何かおしたのか?(滝汗・・・・)
・・・・・とりあえず。えっと・・・・名前をつけて保存は・・・・。
「Strl+d」か・・・・・。かいとかないと・・・・。
って・・・・文字表示が消えた場合の説明はどこぉお!(涙)
ど・・・・どうにかそれらしきものを発見・・・・・あうあうあう・・・・・。

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     エル様漫遊記  ~スレイヤーズ~


「それで?おまえさん、どれくらいの能力があるんだ?
火炎球ファイアー・ボールくらいは使えるのか?その格好からすると、
  黒魔術系みたいだけど。」
そういいつつも目の前で必死にビーマンだけ振り分けていたりするガウリイ。
「あらv黒魔法、って人間が呼んでいる中にもいろいろとあるのよv」
にっこりとそんなガウリイにと微笑みかける。

とりあえず。
魔道、といわれている自然界の力には簡単にと分けて数種類存在する。
この世界で一般に知られているのは、白魔術と黒魔術。
そして、地・水・火・風の四元素と精神世界を利用して発動させる精霊魔術。
まああたしはどれでも使える、というか関係ないけど。
というのも全ての力の源は元を正せば全てあたしそのものだし。
だから当然、あたしには使えない力、というものは存在していない。
見た目力を借りているように使っているような術でも。
中にはちょっと切り取って押収して使う術もあったりしたりするのはごくわずかだし。
大体あたし自身の力をそれなりに見せて使っているので問題はないし。
一応、見た目の派手さと、そして使い勝手がいい。
という理由から、もっぱら人間たちが言うところの黒魔法、なるものに入る力を使っているけど。
それもちなみにその系統は分けられる。
たとえば異なる存在を呪ったりする呪術などや。
精霊世界に属さない、攻撃用などの魔術。
これがこの世界では一般に知られている魔道の内容。
ちなみに今このガウリイがいった火炎球ファイアー・ボールとは。
火の精霊の力を借りている、いわゆる精霊魔法。
詳しくここで延々とこのガウリイに説明してもいいのだけど。
まあ説明してもこのガウリイ、興味のないことはあまり頭に残さない、という性格の持ち主だし。
となれば別に説明しても無駄。
というかそれより今から始まることで少しばかり遊ぶほうが、あたしとしては楽しめるし。

「まあ、なんでかこの世界、攻撃魔法=黒魔法っていうイメージが定着しているけど。
 でも自分の手のうちを明かす魔道士がいるとおもう?」
にこやかにそんな質問をしてくるガウリイの言葉を交わすあたしの言葉に。
「いやぁ、何かおまえさん、乗りやすそうなタイプだから。」
まあ面白そうなことだったりしたら乗るけど。
まあ説明してもいいけど、まだゴルンノヴァに気づかれたら面白くないしねぇ。
とりあえずは……っとv
「ま、いいか。すぐにお前さんの実力、というか能力ちからを見せてもらうとになるだろうし。」
そういいつつちらりと入り口の扉にと視線を向けているガウリイ。
「なるほどね。」
思わずいって苦笑する。
「ん?」
このお嬢ちゃんも気づいてたのか?
などと思っているガウリイはおいとくとして。
とりあえず外にいる連中にと意識をむける。
と。
バッタァァン!
勢いよくけり破られる宿の入り口。
「あの女だ!」
そんな声と共に入ってきた男性などのうち、
全身が包帯だらけの男の手が、まっすぐにこのあたしを指差してくる。
そしてその直後にこれまた面白いことに乱入してくるトロルが少数。
-な゛、なにでこんなところにトロルの群れが!?
などといったほかの客たちの感情が巻き起こっているのがこれまた面白い。
そして、それらに指示を出しているのは。
見た目では魔道士に見えなくもない男性。
ついでにいえばその体全身を包帯で覆っている。
しっかし、仮にも魔道士の資格もってるくせにこいつは、治癒リカバリィや、復活リザレクション
といった人間内部でもっともポピュラーな術、つかえないのよねぇ。
こいつは。
「あら?人違いじゃありません?」
にこやかにそんな彼の言葉をさらりと受け流す。
「やかましい!とにかくっ!ちょっと前盗賊たちの宝蔵をごっそりと荒らしていったやつだ!」
というかあたし、全部没収したんだけどねぇ。
「…おいおいおい。」
このお嬢ちゃん、そんなことしてるのか?
などと思いつつあたしをじと目でみてきているガウリイ。
そして視線にてあたしに説明を求めてくるが。
「ま、それは食べてから説明するわ。」
そういいつつ、食事の続きを……
「無視するなぁぁあ!」
男の絶叫が店の中にと響き渡る。
ほかの客たちはトロルなどの姿をみて、逃げ出そうにもどうしていいのかわからずに。
そのまま席についたまま固まっていたりする。
中には野次馬根性だして、のんびりと見物している客もいたりするけど。
それはそれ。
まったく、五月蝿いったら。
「はいはい。とりあえずこいつらを。」
とりあえずカチャリと手にしていたナイフとフォークをお皿の上にとおきつつ。
そこにいるトロルたちにと視線を移す。
トロルの特徴は平均的な人間達よりも大体二回り程度大きく、
そして力と体力がそこそこあり、なぜかこの程度で動きが敏捷。
といわれているのがこの世界での一般論。
そしてそこそこの再生能力の高さ。
これくらいの知識は小さな子供でも知っている。
そんな理由から、こいつらを倒す場合には一撃必殺。
でなければ多少の怪我とか傷などは彼らの再生能力でその怪我は瞬時にと再生する。
というかこの程度をどうにかできないのなら、それはそれで情けなすぎるけど。
ま、だけどこのあたしには関係ないし。
そんなことを思いつつもふっと人差し指の上にと小さな明かりの玉を生み出し。
そのままトロルの上にとほうってゆく。
そして。
軽く一言。
「ブレイクv」
その言葉だけで十分。
言葉をかけつつ、それでも一応、指を鳴らす。
それと同時にその光の玉より無数の光る矢が生まれ出て、そのままトロル達にと突き刺さる。
「「ぐぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!……」」
何か情けない悲鳴を上げてその矢にと貫かれ消えてゆくトロル達が数名。
「な゛!?」
その光景をみて面白いことに完全に動揺している今宿に入ってきた男。
「さってと、ケリをつけましょv表にでなさい。」
にこやかに言い放つそんなあたしのその言葉に。
「……な゛!いやだ!」
即答だし。
この男、ちなみに名前はゾルフ。
今のあたしの術をみて半ば呆然となっていたりするし。
彼にしてみれば戦力にとつれてきたトロルが分けのわからない攻撃で消えてしまった。
などと面白いまでに手に取るように心の動揺により生じるその負の感情が、
あたりにとあふれ出していたりするけど。
そして視線を移せば残ったトロル達はおびえて縮こまっていたりする。
面白いからわざと数匹、あたしは実は残しておいていたりする。
とりあえず、かるく手のひらをくるりと回すと、天井付近に漂っていた光の玉が掻き消える。
予断だけどちなみに今消えた、
と人々の目に映ったトロル達はただ、カタート山脈の火山地帯にと飛ばしただけ。
面白いまでにあたしの今の術ともいえないそれをみてただただ立ちすくんでいるゾロフ。
「さって、そろそろいきますか。」
にっこりと笑いつつも。
パン。
軽く手の平を胸の前で打ち合わせ、ゆっくりと左右にと開いてゆく。
あたしの手の中にと生まれ出るまばゆいばかりの光の球。
青白い光を放ちつつ輝くそれは広げる手の動きにとあわせてその大きさを増してゆく。
「げっ!?火炎球ファイアー・ボール!」
ミイラと化しているゾロフが目を見開く。
「退け!退けぇぇ!」
そういいつつ、あわてて退却の支持をだしていたりするけど。
そのうろたえようがまた面白い。
必死で叫ぶとそれと同時に。
ばたばたと逃げるようにとその場から立ち去ってゆくトロル達とそのミイラもどき。
「あらあら、つまらないわねぇ。」
くすくすと笑いつつ、そんな逃げてゆくそれらを見送るあたし。
「さって。」
「さてっ。じゃない!おい!どうするんだよ!その火炎球ファイアー・ボール!?」
そういいつつもちゃっかりとテーブルの影にと隠れ、遠巻きになりながら言ってくるガウリイ。
ほかの客などもなぜか避難していたりするけど。

― 火炎球ファイアー・ボール
人間の世界の中、というかこの世界ではもっともポビュラーな攻撃魔術。
術者の生み出した光の球を投げると着弾と同時に炸裂し、あたりに火炎を撒き散らす。
簡単にいわゆるちょっとした集団相手に応用できる力のひとつ。
なんでかこの程度で人々は殺戮魔法、とか呼んでいるものも一部いたりするけど。
ま、こんな術なんか術にも入らないし。
ちなみに、個人個人でその破壊力は異なる。
というのも術者の魔力容量に応じてその威力は決まってくるがゆえに。
にんじんよりも小さな小石よりも小さなものから、果ては世界ひとつまるごと燃えつくす。
などとその幅は一応広い。
一般に知られているのはそれは、人間に着弾すると、
一瞬にしてレア程度には焼き上げられる、ということのみ。

「あら。」
未だに、手にしているこれが火炎球ファイアー・ボールだと信じきっている人々をみて思わず苦笑する。
くすりと笑いつつもその手の中にあるそれをみつめ。
そのままおもむろに天井に向かって放り投げる。
『わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』
それをみて、面白いまでに全員の恐怖とそして混乱、そんな感情が入り混じった悲鳴が。
宿屋全体にと響き渡っていたりするけど。
その直後。
光が部屋全体を包んでゆく。

そして。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
しばし沈黙がその場を支配する。

ガウリイが恐る恐る顔を上げ。
ほかの人間達も顔を上げてくる。
くす。
火炎球ファイアー・ボールじゃないわよ。」
くすりと微笑みつつ、店内を見渡し。
「ただの修理魔法よ。」
その言葉に人々が視線を向ければそこには確かに。
先ほど壊されたはずの扉などがしっかりと元通りに再生されていたりする。
トロル達が壊した料理やドアなどをすべて修理したんだけど。
ちなみに今の光はたんなる目くらましv
というか何か術つかったように見せないと、人目があるからねぇ。
ふふふふふv
しばらく絶句する人々の姿が宿の一階にて見受けられていっていたりするけども。
まったく、この程度で……


宿の主人はなぜか上機嫌。
騒ぎがあった、という認識よりもこっちのほうがうれしいらしく。
あたしが修理の際にすべて建物の細微にわたり新品同様にしたのが、
どうやらかなりうれしく、そして気に入ったらしいけど。
ちなみについでにいえばほかの客なども上機嫌。
とりあえず一応すべてを新品にとしたあたし。
たとえば食べかけであった料理なども元の完全な形に戻したりとか。
部屋などに各自置いてあったほとんど壊れかけの品物など。
とにかくすべてにおいて新品同様にとなり、何やらその結果、お礼に。
と心ばかしの金貨を渡してくる人間達もいたりする。
ついでにいえば宿代は無料でいい、といわれ。
宿で一番いい部屋をあたし達にとあてがってくれたりしていたりもしたりする。
あらあら。
とりあえず襲撃者(?)様々よねぇ。
ふふv
まあそんなこんなで。
あたし達は食事の後。
各自部屋にと入っている今現在。

「で?何でガウリイがあたしの部屋にいるわけ?」
ちゃっかりとあたしの部屋にとやってきているガウリイ。
とりあえずこの場はのり、ということで問いかける。
ちなみに本気で不思議に思っているような口調で。
「後で事情を説明してくれる。っていったろう?」
そういいつつあたしを見てくるガウリイ。
「あら、そういえばそうだったかしらね。」
「そうだよ。」
しっかし、さっきのあれ。
あの光…ただの光のようだったようなきがするのは…オレの気のせいか?
何か光に気をとられている一瞬に、瞬間的にすべてが新品同様になったような気がするんだが…
などと心でそんなことを思いつつもあたしに聞いてくるガウリイ。
あら、さすがにそのあたりの勘はいいわねぇ。
このガウリイはv
でも、とりあえずはっと。
あたしもガウリイに直接に聞いてみたいこともあったことだしね。
本人、異界、とまではわかってないけど。
魔に近い、というのは漠然と理解していたりするし。あいつのこと。
魔族だけど少し違う何かの魔族…って認識なのよねぇ。
どうでもいいけど。
「ま、いいわ。説明してあげる。けどその前にこっちの質問に答えてもらうわよ?」
にこやかに問いかけるあたしの言葉に。
「いいぜ?何だい?お嬢ちゃん?」
「その『嬢ちゃん』っていうのはやめてね。ま、いいわ、座って。」
あたしの言葉に手近にある椅子にと腰掛けるガウリイ。
あたしとちょうど向かい合わせの位置にあたるけど。
ちなみにあたしはベットに腰を下ろしているんだけど。
「座ったぜ。」
ちょこんと腰掛けて、あたしに言ってくるガウリイに。
しばし、わざとしばらくじっと見つめ。
「―あなた、あたしのことどう思う?」
― …ぴしっ。
硬直。
う~んv面白い。
いや、どう思うも何も、そういう意味で聞いているのか、はたまた、ほかの意味なのか?
いやでも、さっきのあれって人間ができる業でないような気も…
などと面白いまでに混乱しているガウリイの感情が。
そんな戸惑いの感情が部屋にと満ち溢れてゆくけども。
当然のことながらどうやらやっぱりこの『あたし』の正体には気づいてないようね。
ふふ。
う~ん、このまま混乱するガウリイを見ていても面白いんだけど。
それだったら逆にあいつをからかえないし。
「って。冗談よ。冗談。」
にっこりと微笑みいうあたしの言葉に。
ほぅ。
大きくため息ひとつはいてゆくガウリイであるけど。
「…悪い冗談はよしてくれ。死ぬかと思った…」
まさかこんなまだ子供みたいな子を相手にナニしたらそれこそなぁ。
その気はないけど。
などと思っていたりするガウリイ。
「あのねぇ。」
思わずそんな素直な心を感じ取り思わず苦笑する。
まあ、生物におけるすべてにはそういった反応、というのがついてるし。
というかつけたのはあたしなんだけど、そこはそれ。
苦笑しつつも、とりあえず。
「ま、いいわ。それはそうと、その剣、あたしに譲るきない?」
にこやかににっこりと微笑みつつ、視線でガウリイがもつとある一振りの剣を示すあたし。
そんなあたしの言葉に。
「…な゛!?おい!さっきのやつらに関しての聞きたいことじゃなかったのか!?」
自分が思っていたのとはまったく違うことをいわれて。
思わず突っ込みをいれてきているガウリイ。
「あら、別にあたしも当然あいつらが外にいるの知ってたし。
  あんなのはどうでもいいのよvそれより、ね?どう?譲らない?♡」
   にこやかに微笑みかけるそんなあたしのその言葉に。
しっかりとひざの上に剣を抱きかかえ。
「ダメダメ!これはオレの家に代々伝わる家宝の剣だ!いくらつまれてもやらない!」
というか、これがもし人手にわたったら。
またオレの家のようなことが…
などと思っているガウリイの心はこのあたしには丸わかり。
「あら、ケチねぇ。」
「ケチでも何でもダメなのものはダメ!」
そういいつつしっかりとそれを抱きかかえているガウリイに。
「あら。それじゃ、ときどきそのゴルンノヴァ。あたしにかしてね♡」
にっこりと言い放つあたしの言葉に。
なぜだかびくんと震えている、
ガウリイが抱きかかえている剣-光の剣こと、部下Dの腹心であるゴルンノヴァ。
にこやかにいうそんなあたしの言葉に首をかしげつつ。
「…は?何だ?そのゴル…ナニとかってのは?これは『光の剣』だぞ?」
さらりと何気に暴露しているガウリイ。
「あら、だからゴルンノヴァじゃないのよvDの部下のv」
びくっ。
なぜ、この人間、私のことに詳しいのだ!?
などとガウリイの手の中であたしをじっと意識のみで見つめてきているそれだけど。
「?は??とにかくこれはそんな名前のものじゃないぞ?」
そういいつつ首をかしげているガウリイだけど。
そういえば…
「そういえばやっぱりまだそれの正式名称、知らないの?
  というか一緒にいるっていうのにそれくらい聞きだしなさいよ。実力で。―まあいいわ。」
「ん?さっきから何か剣が動いているような気がするんだが…気のせいだろ。」
ふと腕の中の剣そのものが微妙に動いているのを感じとり。
そんなことをつぶやいているガウリイだけど、気のせい、の一言ですませているし。
どうやら名前を呼ばれて反応しているみたいねぇ。
「まったく。名前を呼ばれたくらいで、根性がなってないわねぇ。」
いや、どうしてこの人間、この私のとこを?どこまで知ってるんだ?
などと面白いまでにこのあたしに警戒を始めているゴルンノヴァ。
「それはそうと、何だ?その正式な名前って?」
かなり気になるしな。
もしかして、これの本来の姿がわかるかもしれないし。
父さんや家族はただの剣、と思ってたようだけど、
これはこの世界の魔の気配とは異なるにしても感じる気配は、魔、そのものだし。
などと思いつつもあたしの言葉に問いかけてくるガウリイ。
くす。
そんなガウリイの言葉に少し苦笑しつつ。
「まあ、確かにねぇ。『光の剣』は人間が勝手につけた呼び名だしね。
  それの本来の名前はゴルンノヴァ。
  ちなみにこの世界では『閃光の剣』とも呼んでいる存在もいるけどね。
  とりあえず、そいつは部下D…とと。異世界の魔王、
  なぜか最近ちょっぴり情けないことに暴走気味の、闇を撒くものダークスター
  デュグラディグドゥが生み出した五人の腹心というか部下の一人。
  ここの世界でいうところの赤眼の魔王ルビーアイシャブラニグドゥのやつと、
  一応は同僚にあたるやつの部下よ。そいつ。」
エルフや竜族などがつかっているこれの呼び方などは、『烈光の剣』そう呼んでいたりする。
「異界の…って、ま、どうでもいいや。とりあえず光の剣で。呼び名なんて関係ないしな。」
なるほど、これは異界の魔族、だったのかぁ。
それで一人で勝手にすんなりと納得しているガウリイがそこにいたりするし。
あたしの言葉に面白いまでに驚愕してるのは他ならないガウリイ当人ではなく。
ガウリイが手にしているゴルンノヴァの方だったりするし。
―な゛!?何なんだ!?いったい、この目の前の人間の女性は!?
面白いまでにその混乱する感情があたしにと流れ込んできていたりする。
う~ん、面白いv
「まあとりあえず、オレがもっている剣がまあ魔族らしい。
  というのはどうでもいいからおいとくとして。」
―…とゆーか、この人間もそれですましますか!?普通!?
などとあっさりしたガウリイに思わず突っ込みをいれているゴルンノヴァ。
どうせだったら言葉に出せばいいのに。
思っているだけでなくて。
そのほうが面白いのにねぇ。
ふふふふv
「ま、どうでもいいことはおいとくとして。」
それですまし。
「ま、確かにどうでもいいわね。」
―……どうでもいいって…(汗)
なんか面白いまでに混乱しているゴルンノヴァの精神体。
面白いからこのままほっぽっておきましょう。

「それはそうとそろそろ説明してもらえるか?
  お前さんが何をしてなぜやつらに狙われているのか、追われているのか。を。」
そういいつつ、剣を横のテーブルにと置き。
あたしの方にと向き直り、問いかけてくるガウリイだし。
「わかったわ。ま、話せば簡単な理由よ。」
そういいつつ、あたしはガウリイにと簡単にと説明を開始してゆく。
さって、そろそろあいつも来るころだしね。
面白くなってきたわねぇ。
ふふふふふv


                                   -続くー

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あとがき:
リナ:・・・・・・・・・・・・このあたしがまったく活躍してない。
   というか!部下D!あいつはいったい部下にどんなしつけを!?
   ゴルンノヴァなんてあたしにまったく気づいてないじゃないのよ!
 薫:・・・・いや、普通気づけませんって(汗)
リナ:まったく。最近の部下達全部も含むけど、神族といい魔族といい。
   なさけないったらありはしないわ!
   今度しっかりと教育しなおさないとダメねぇ。これはやっばり。ふふふふふv
 薫:・・・・・・・・な、何かはてしなぁぁぁく怖いような台詞を聞いたような・・・。
   き・・・・きのせいでしょう、うん。
リナ:ま、とりあえず、薫?どうしてあたしがまったく活躍してないのかしらねぇ?
 薫:(しまった!?矛先がこちらに!?)
   あ・・・・あはは・・・・。あ、私用事を思い出しましたので!
 リナ:ふぅぅぅん、逃げられるとおもってるの♡

イやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

リナ:さってと。何だか液体の塊の中に消えていった薫はおいておくとして。
   またまた次回でおあいしましょうvそれではねv

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