エル様漫遊記 ~スレイヤーズ~
とりあえず、ガウリイに聞かれるままにと。
状況を説明することにするあたし。
「そうねぇ。ま、簡単にいったら、ある仕事でちなみに賞金首とかもいたから、
資金を稼ごうとゆうような内容を含む依頼をうけて、
盗賊を壊滅させたら何かそれって違う盗賊だったのよ。
で、彼らが命だけは助けてくれっていって彼らのお宝を差し出してきたので、
役人には引き渡さなかったのよ。
別に役人なんかに引き渡してもお金、微々たる金額にもならないしね。
それでその品物もらってその場は引いたんだけど。
でもなぜかその差し出した品物を追って彼らおいかけてきてるのよ。しつこく。」
そんなあたしの説明に。
まあ嘘でもないけど真実でもないような説明をしておくあたし。
一部は真実だしv
「ふむ…ま、確かに。賞金がかかってない盗賊を倒しても…なぁ。
それにその盗賊の命乞いを受け入れたわけだし…
でも何で自分たちがさしだしたお宝を追って来るんだ?」
そういいつつ首をかしげているガウリイに。
「知らないわよ。そんなこと。」
まあ、正確には彼らが進んで差し出したわけじゃないんだけどね。
まったく、人間ってどうしてああも心が狭いのかしらねぇ。
「ま、考えてもわからないわよ♪」
にこやかにいうあたしのその言葉に。
「…お前。」
何か隠してるだろ?
そういいかけようとしていたりするガウリイだけど。
その言葉をさえぎり。
トントントン。
あたしたちのいる部屋の入り口の扉をノックする音が耳にと届いてくる。
そのまま無言で扉に警戒を向けるガウリイに。
そのままにこやかにベットに腰掛けたままのあたし。
「誰?」
わかっているけどやっぱりここはその場の雰囲気というかその場ののり。
ということでとりあえず声をかけてみることに。
そんなあたしの声にこたえるようにしばらく黙りこんだ後に。
「―あんたと話がしたい。あんたの持っているあるものをそちらのいいねで買い取ろう。」
扉の向こうから聞こえてくる男性の声。
くす。
そんなわかりきったもののいいように苦笑しつつ。
「くすっ。怪しいわね。」
…お前、何かこの状況…楽しんでないか?
などと思いつつこちらをじと目で見ているガウリイがそこにいたりするけど。
まあそんなガウリイはおいておくとして。
そんなあたしの言葉に。
ひとつドアの向こうで咳払いをしつつ。
「当たり前だ。いってる自分でもかなり怪しいと思うぞ。
普通ならこんなやつ部屋の中には入れたりはせんぞ。」
いともあっさりと自分で認めてるし。
-おいおい、自分でいうか?
などと思って目を点にしているガウリイがそこにいるけど。
「あらvじゃ、ご忠告に従って部屋の中には入れないことにするわ。」
にこやかにそんな扉の向こうにいる相手に向かって話しかけるあたしの言葉に。
「まあ、待ってくれ。確かに俺は怪しいが。
とりあえずいまはお前さんたちに、危害を加えるつもりはまったくない。」
「…なんなんだ、それは。」
そんな扉の向こうの相手の言葉に思わず突っ込みをいれていたりするガウリイだけど。
「あら?でも部屋の中に入ってきたとたんに気がかわる。なんてよくあることよ?」
くすくす笑いつつ問いかけるあたしの言葉に。
「心配するな。というほうが無理かもしれないがな。
そっちには頼もしいボディーガードもついてるだろう。」
そういいつつも扉の向こうで手を口元に当てていたりするその男性。
「なぁ?ボディーガードって?」
わかっていないこちらはガウリイ。
「あんたのことよ。」
首をかしげるガウリイに一言説明し。
「いっておくけど。変なまねしようとしたら、ありったけの攻撃呪文、たたきこむわよv」
その言葉にもう一人いる先ほどから声すらだしていない男性が。
面白いことにびくついていたりするのが視えるけど。
そういうあたしのその言葉に。
「おいおい。まさか部屋に入れるつもりか!?」
こんなにまあ確かに殺気とかは扉の向こうのやつ、もってないようだが。
などと思いつつもあたしに言ってくるガウリイだけど。
「大丈夫よv頼もしいボディーガードがついてるからねv」
そういいつつ軽くウィンクひとつ。
そしてそのまま。
ぷらぷらと足をさせつつも。
軽く手をパチンとひとつ鳴らす。
「おわっ!?」
なぜか手もかけてないのに勝手に扉が開いたぞ!?
などと思いつつもそんな叫びを上げているガウリイは当然無視。
まったくこの程度のことで…
キィ。
あたしの指の音と同時に、ゆっくりと扉が開いてき、そこに彼らはいたりする。
いや、というか、何で何もしてないのに扉が開くんだ?
などと首を傾げつつも。
それでもその扉の向こうにいた相手をみて警戒心をかなり強めているガウリイ。
確かに見た目は怪しい、の一言で言い表せるほどの十分過ぎる風貌。
といったら本人は嫌がるが。
いかんせん、元のベースの肉体にあいつがその二つを掛け合わせているのだから。
そう言い表しても過言ではない。
とりあえず元となった人間の意志と魂はそのままにいじられてなかったりするけど。
そしてそんな外見を忌み嫌い、その全身を白いマントと白いローブ、
そして白いフードで、すっぽりと包み隠すようにと包み込み、
目の部分だけを出していたりする男性が扉の先にいたりする。
というか、逆にそれってかなり目立つのにねぇ。
ふふv
当人、一応これで目立つ姿を抑えているつもりだったりするから、これはこれでまた面白いけど。
そして、もう一人。
そんな彼の後ろに人影ひとつ。
「あらv」
くすくすと笑いつつもそちらにと視線をむけ。
先ほどトロルたちとともに怒鳴り込んできた例の全身包帯だらけの、いわゆる包帯男。
開いた扉をみつつ、ちなみに彼らはガウリイが扉をあけたもの。
と思っていたりするけども。
まあそんなどうでもいいことはおいとくとして。
ゆっくりとそれでいて多少あたりを警戒しつつも部屋の中にと入ってくるその二人。
ちなみにミイラ男の方はなぜか足を少し引きずっていたりするけど。
どうでもいいけど…足を怪我したくらい自力で治しなさいよね…この人間は…。
なぜか先ほどのちょっとした出来事で足を怪我していたりするこのゾルフとかいう人間。
そんな二人が部屋に入ってきたのを見計らい。
とりあえず、何かしでかしてもすぐに行動ができるように、
などと思いつつもガウリイが後ろ手にドアを閉めていたりするけども。
そんなガウリイの行動にビクリと体を震わせているミイラ男に、まったく動じてないもう一人の男性。
ちなみに面白いことにミイラと化している男性の方は。
閉じ込められて呪文か何かをお見舞いされるのでは?
などと思っていたりしつつも動揺しているその感情がまた面白い。
そのままゆっくりと部屋の中央付近まで足を進め。
そこでようやく足を止める。
あたしは今だにベットの上にて腰掛けていたりする。
ガウリイはガウリイで扉の前にと立ったまま。
彼らをあたしとガウリイが挟む格好になっていたりするけど。
…逃げ道は、なし…か。
などと思い思わず内心苦笑しているその男性。
「―で?そのミイラ男の知り合いなわけ?あんたの手下?」
くすくすと笑いつつもとりあえずわかっているけど問いかける。
「―な゛!?ミィラ!」
面白いまでに顔を真っ赤にして、といっても包帯があるのでそれは表向きには見えないけど。
…ミイラ男だと!?このアマ!誰のせいで!
などとそんなことを、顔を真っ赤にして怒鳴りかけていたりするし。
そんな彼の言葉をさえぎり。
「先ほどはご丁寧なご挨拶をいただきまして♡おかげでただでとまらせてもらってるわ♡」
にこやかにいう、そんなあたしの言葉に。
なぜか首を傾げつつ。
「…?すまなかったな。こいつはゾルフって名前でね。
責任に感は強いんだがその分、先走りも多くてな。…まあ勘弁しておいてくれ。」
そういいつつも右手でくってかかりかけているゾルフを制止つつ、
いってくる全身白尽くめの男性、ちなみに名前はゼルガディス。
ここで名前をいきなり呼んでみたら面白いでしょうけど。
でもとりあえず、今は…っとvv
「まあいいわ。じゃ、商談に入りましょ。その分、値段に上乗せすればいいんだし。」
にこやかにいう、そんなあたしの言葉に苦笑しつつ。
「何かちゃっかりしてやがるな。…まあいい。商談に入ろう。」
金でけりがつくんなら越したことはないしな。
そんなことをこのゼルガディスは思っていたりするけど。
そんなことをいいつつも。
やがて、商談、というか会談は開始されてゆく。
「あるものを売ってほしい、ってことだったわねv」
ちなみにガウリイはゾルフと並ぶような格好でゼルガディスたちの位置側にと立っている。
あたしはベットからおり、そしてゼルガディスたちの前の床に腰を下ろしていたりするけど。
そんなあたしに向かい合わせに座るようにして、
「そう。お前がしばらく前に盗賊のねぐらから持ち出したもののひとつだ。」
「―へぇ。」
とりあえずその品物が何だかわからない振りをしておく。
そのほうが面白そうだし。
とりあえず、目的が彼らいわく呼んでいる、【賢者の石】という代物であるのは。
あたしはわかりきっているけどね。
もっとも、今ここにはそれ、ないけど。
すでにあたしが精製して、指輪にと変化させているんだし。
まあ、あれは人間が使ったら、なぜか使い方間違えて、
国ひとつ滅ぼした、なんて魔道士も数名いたからまたそれはそれで面白いんだけど。
まあそんなどうでもいいことはとりあえずおいといて。
「一応聞くけど?何なの?その品は?」
にこやかに聞き返すあたしの言葉に。
「…何かおまえさん…楽しんでないか?」
などといいつつ、じと目であたしを見ているガウリイはとりあえず無視。
そんなあたしの言葉に。
「それはいえん。」
あっさりと一言で即答してくるゼルガディス。
「あら?いえないの?」
あたしの言葉に。
「ああ、言えない。」
そういいつつ即答してくるゼルガディスだけど。
「あら、それじゃあ商売のしようってものがないわねぇ。
ま、大方、その品物を探してて、で盗賊の宝の中にそれを見つけて。
でもって、それを手に入れようとしていたところにあたしが来た。
ってところなんでしょうけど♡」
にこやかにいうあたしの言葉に目を丸くしつつも。
「―ほう。」
思わずその言葉をきき。
この女、そこまで正確に想像できるのか?
などと少しばかり関心していたりするゼルガディス。
「しっかし、盗賊の宝を持ち逃げしようとしていたなんて。せこい了見よねぇ。」
くすくす笑いつついうそんなあたしの言葉に。
「……ヒトのこと言えんと思うが…」
そんな突っ込みをしてくるゼルガディス。
「あら、あたしはいいのよ♪」
にっこりと微笑むあたしになぜか無言なっているゼルガディス、ガウリイ、そしてゾルフ。
な…何か、リナ(この女)が笑ったら……
…有無を言わさないような雰囲気があるのは…気のせいか(なのか)?(汗)
などとそんなことを思っているこの三人だけど。
「と…とにかく…だ。しかし、そこまで話がわかっているならば話は早い。
お前が持ち出した品物、それぞれすべてに値段をつけてくれ。
その時点でこちらのほしいものをいい、いいねで引き取ろう。」
こほんと咳払いをしつつ、先ほどの考えをなぜか振り払いつつも。
気を取り直して商談を開始しているゼルガディス。
「あら、なら早速商談に入りましょうかvえっと、まず剣が…」
そういいつつも、床にと盗賊からもらった品々を並べるあたし。
といってもすでにあたしがすでに手を加えている品々ばかりだけど。
「15000…」
妥当なところだな。
あたしの言葉前半部分をききつつ、思わず納得しているゼルガディス。
「兆、でどう?」
ごぎゃ!
がしゃ!
「そえうねぇ。神像が300000兆ってところねv」
ずどどっ!
あら。
なぜかあたしが至極かなりそれでも安い金額を提示したその言葉に。
面白いまでに床にと倒れ付していたりするゼルガディス、ガウリイ、そしてゾルフ、この三人。
なぜかそのまま床に顔をのめりこませているゼルガディスに。
なぜか白めを向いて気絶しかけているゾルフ。
ちなみに口をばくばくさせているガウリイ。
まったく、肝が小さいわねぇ。
「言い値で買うっていったんだから、たかが人間の相場の数倍やその百倍程度!
かるくポーンと気持ちよく払いなさいよねぇv」
にこやかに、それでいてにっこりと微笑みつつ、
有無を言わさぬ口調で、そんな彼らにと微笑みかける。
まったく。
こんな微々たる金額で驚くなんて、なってないわねぇ。
なぜかそういえばこの金額だと人間たちの世界では、
国ひとつくらい丸々何個か買えたりする金額、というのは横においておくとしても。
まったく。
「…そ、相場の二倍や三倍は吹っかけられる覚悟はしていたが…」
などといいつつのめりこんだ顔を床から抜きつつ。
などとなぜか疲れ果てたようにとつぶやいているゼルガディス。
「あらvこのあたしが手を加えてるんだから、こんな金額でも安いほうよv
ま、といっても、なぜか人間って兆単位って支払い大変らしいから。
まけて億単位に変更してあげるわ♡ね♪」
にこやかに笑いかけるそんなあたしの言葉に。
「…『ね♪』…じゃないぜ…」
つ~かいったいどこからそんな金額が出てくるんだ?
それに…人間にはって…(汗)
なぜかそこに心の中で突っ込みをいれているゼルガディスに。
「こっ…この小娘っ!下手に出れば付け上がりおっ…」
「だまってろ。ゾルフ。」
どごっ!
「「・・・・・・・・・・・・・・・」」
「あらぁvどうしたのかしらねぇ?そのミイラ♡」
なぜかいきなり床というか天井にと飛び上がり、天井裏にとのめりこんだゾルフをみて。
なぜか無言になっているゼルガディスとガウリイのこの二人。
「…い、いまあんた何を…。と、とりあえず。」
なぜか見なかったことにして。
その額からはなぜか一筋の汗を流しつつ。
「分割払い、とかはだめだろうな…やっぱり。」
ちなみになぜかゾルフは今だに天井にとのめりこんだまま、
なぜかびくびくと痙攣を起こしていたりするけどとりあえず無視。
まったく。
このあたしに向かって何て口の聞き方をするのかしらねぇvふふv
そんなゼルガディスの言葉に。
「あら、問題外ね。自分の怪我も治させないような。
しかも
三流、いや四流以下の何ものでもない魔道士に、いきなり子供扱いされた上に、
何でそんな馬鹿な条件をぽこぽことのんであげないといけないわけ?」
そんな会話をしている間に。
どさり。
何かが天井から落ちてきている音がしていたりするけども。
「な゛!?何゛たと!?さっきのは
というか、今のは何だぁぁ!?
などと面白いまでに動揺しつつも、あたしに言ってくるゾルフ。
「あらv今頃気づいたの?魔道士もどきさんvまったく、回復魔法くらい使いなさいよ。
というか自力で怪我くらい治しなさいよね。一瞬で。」
そんなゾルフに向かってさらりというあたしのその言葉に。
なぜか面白いまでにさらに動揺心を大きくしつつ。
「な゛!?そういうお前は!」
などと言いかけるその言葉を。
「ゾルフ!よせ!といっている。」
「も、もうしわけありません。」
ゼルガディスの叱責にそのまま黙り込み、びくりと体を震わせ謝っていたりするし。
「…なら、これが最後のアイデアなんだが。俺に手をかさないか?
一年…いや、半年で、お前が始めにいった額、
そこまではいかなくてもそれなりの金額にはなるだろう。払える範囲で払ってやろう。」
というか、兆、なんて単位、一体全体どうやったらたまるというんだ…
ちょっとした国とかの国家予算でもそこまではいかんぞ(汗)
などとそんなことを思っていたりするゼルガディス。
「あら。」
その言葉に一応相槌をうちつつ。腕を組み。
「却下ね。その逆なら考えてあげてもいいけどねv条件つきでねv」
にっこりと微笑むあたしのその言葉に。
「…おい?リナ?」
まさかお前、こいつらと本気で手を組む気なんじゃ…
などとそんなことを思っているガウリイがいたりするけど。
不安げな表情をあからさまにしているし。
「まずひとつ、あなたの上司、そうねぇ。
簡単にいったら指示を出している親玉、つまりはレゾにあわすことv
二つ、あなたが望んでいる人間の体に戻す代わりに、ときどきあたしのことを手伝うことv
三つv」
つらつらと当たり前なことを述べてゆくあたしのその言葉に。
「な゛!?」
なぜか面白いまでにあからさまに動揺しているゼルガディス。
「なぜ!?なぜ俺が!?」
なぜ俺が元の体に戻りたがっていることがわかったんだ!?
というか、どうしてレゾの名前が!?
面白いまでに本当に動揺してるし。
この感情、結構面白いわねv
面白いまでにわたわたと慌てふためいているし。
う~ん、みてて面白いv
「…ちっ!」
この、女、侮れん!
などと心で思いつつもはき捨ての言葉ひとつ。
「交渉決裂だ!いくぞ!ゾルフ!」
などといいつつなぜかあわててこの場から立ち去ろうとしているゼルガディスだし。
「あらそう?残念ねぇ。」
どこまでこいつ、知ってやがる?
警戒は…必要だな。
などと思いつつも。
「今日のところは約束なのでおとなしく退くよ。
だが明日の朝、お前たちがこの宿を出た瞬間からお前と俺は敵になる。
…またな。気の強いお嬢さん。」
何とか心の動揺を隠しつつ、そういいつつ、ドアにむかって歩き出しているけど。
そんな動揺心を隠しているのはあたしには丸わかり、というのにすら気づいてないしv
やがて。
ドアの前に立ち。
「そうそう。俺のの名前はゼルガディスという。覚えておいてくれ。」
そうドアの前にたったまま振り向きもせずにいってくる。
「いくぞ、ゾルフ。」
「し…しかし…」
そのままそんな戸惑うゾルフをつれて、そのまま扉をあけて廊下にでてゆくゼルガディス。
まあ扉をあけたのはタイミングよく今度はガウリイが開いていたりするけども。
そのまま廊下にでてゆくゼルガディスをしばし、あたしたちを交互に見つめた後で、
あわてて追いかけていっているゾルフの姿が。
やがて足音が遠ざかるのを見計らい。
「― 行ったようだな。」
やがて足音と気配が完全に遠のき、ぽつりとつぶやくガウリイ。
「― しっかし何でお前さん、あんな無茶な値をつけたんだ?
まああのミイラを天井に吹き飛ばしたのはまあ置いとくとしても。」
さりげにさらっとそんなことをいいつつ。
…ま、こいつ魔道士みたいだし、何かオレの知らない術でも使ったんだろうし。
その程度で済ましていたりするガウリイ。
「あらv別に無茶でも何でもないわよvあれでもかなり金額は低いくらいよ?」
にこやかにいうあたしの言葉に。
なぜかため息ひとつ。
「…あのなぁ。」
というかどこが低いんだ…どこが…
などとなぜか心で突っ込みをいれつつも。
首を横に振っていたりするガウリイがそこにいたりするけども。
「ま、それはそうと。そろそろ寝ましょ。ということではいvガウリイもとっとと部屋に戻ってねv」
「あ!おい!」
そのまま、まだ何かいおうとしているガウリイをそのまま部屋から追い出して。
今日のところの話はおしまいv
さって。
これからが面白くなってきたわよvふふふふv
「う~ん。魔道士ってやつはいろんなことができるんだなぁ。」
などとしみじみ本気で感心しつつ。
部屋に戻ってゆくガウリイの姿が廊下で見受けられていたりするけど。
ま、普通できないのが不思議だからねぇ。ふふふv
-続くー
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あとがき:
薫:しくしくしくしく・・・・・・。打ち込み開始したの・・・・22時なのに・・・なのにぃぃぃ!
どうして打ち込み終わってるのが1時半なんだ?(汗)
・・・・本気で打ち込みスビードが落ちている・・・しくしくしく・・・・。
やっぱメッセで話しながらだからかなぁ(まてやこら)
何はともあれ、ようやくゼル、でてきましたねv
というか、ガウリイ、それですませていいのでしょうか?(笑
ま、何はともあれ、無修正版、漫遊記スレイヤーズ一巻分。
もう少しお付き合いくださいなvそれでは、またv
2003年11月18&19日某日
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