まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ。
うふふ(涙)本当なら・・・これが3話目のはずなのに・・。
しくしくしく・・・。返してぇ!私の三時間ん!(涙)
しくしくしく・・・。それでは・・・・。
しくしくしく・・・・。・・・・何で打ち込んでいる最中・・。
下の変換の文字の所が消えたのかなぁ??(実話)
それはともかく。・・・何で、オリジナルで、他の、台本集はあるのに・・。
完全無欠版だけないのだろーか・・(涙)
う・・台詞の確認に、いちいち・・見るのもなぁ・・・・。
(といいつつ、これを打ち込みはじめる前に、みただろうが!自分!)
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「捕まえた!」
「熱くない?」
森の一角で戯れる男女の姿。
「大丈夫、熱くないよ」
いって、そっと手を広げる青い髪に緑の瞳の少年。
橙色の上着に軽く、プレートアーマーを着込み肩当と胸当て程度でその身を覆っている。
薄い紺色のズボンに深い、藍色の色のブーツ。
手には、そのくるぶしにバンダナをまきつけている。
対してもう一人の女性の方は。
金色の髪に、青い瞳。
ピンクの半そでの上着の上に青い色のワンピースを着込み。
そして、そのピンクの上着の胸元に赤い宝石が一つ。
赤い、かかとの低いパンプスを履き。
特質すべきは、その耳。
人のそれより、とがっているそれは、人でない種族。
その耳が、彼女がエルフであることをものがたっている。
そっと、手を開く少年の手のひらの中で淡く輝く一つの光。
「もうすぐ、このフェアリー・ソウルがたくさん出てくる」
その言葉に。
「そうしたら、私達の村では、村祭りだわ」
そういう少女の言葉に。
「俺もいったら駄目か?」
問いかける少年。
そして、ふと顔を伏せて。
「……お父さんもお母さんも、人と付き合うの……喜ばないの……」
「俺は平気だぞ?」
「私だって……」
いって、互いに見詰め合う二人の姿。
森の中の湖のほとり。
ここが、いつもの二人の遊び場。
人よりも長寿である彼等、エルフにと目をつけて。
虐待したり虐殺したりする人間が少なからずいたせいで、エルフ達は人を極力嫌っているのである。
まあ。
事実。
それで、絶滅寸前にまで追い込まれた種族などもいるのだから。
それでも、欲はたたない人間達。
少しでも寿命を延ばし、なぜか不死にとあこがれる。
そういった輩は少なくない。
そういった大人の世界の思惑など、ここにいる二人に当てはまるわけもなく。
「あ、そろそろいかないと。それじゃあ、またね!ラウリイ!」
「ああ!また明日!メリルーン!」
互いに、別れの挨拶を済ませ。
一人は、エルフの隠れ里に。
一人は、人の住まう地であるとある村にと戻ってゆく。
エル様漫遊記 ~完全無欠版スレイヤーズ!~其のニ~
案内されたのは。
客船の中ほどにある、といっても船尾より船頭よりもちょうど中間地点。
それでいて、その部屋はちょっとした吹き抜け形式となっていて。
船底まで吹き抜けで、一つの部屋が続いており。
その、船底のそこに、はめ込まれているクリスタルにて海のそこが見える仕組みとなっている。
とある、通りがかりの人物を捕まえて作業させたというこの代物。
よせばいいのに、作業をしているのを見物しつつ。
― ああ、そんなのではすぐに浸水しますよ。
とか。
― その材質だったら、こうしたほうがいいですよ?
と、
親切にも説明をしていた挙句。
だったら自分がやってみてくれないか。
と、言われ。
暇だからといって引き受けた人物が、これを創ったという事実があるけど。
そのまま。
船が出来てからのち。
数百年。
ここのみ、これはそのまま数百年間、そのままの姿で使われていたりする。
何でも、ここまでの技術、今だにできないとかという理由で。
あいつは、昔から何をやっているのか……
まったく……
ちょっとしたインテリアに。
船室にと設けられている、ちょっとしたオフロに。
精霊魔術を利用したトイレも完備。
お風呂のお湯は、これまた精霊魔術を利用して蒸留を一度して還元して、
そのまま海にと戻していたりする。
トイレにいたっては、昔の知識の引継ぎ。
というわけでもないけど。
そのまま微生物を知らずに利用して、浄化を試みているその設備。
微生物については、ここ……いまだに、そんなに研究、進んでないのよね……
昔といっても、神魔戦争前には。
そういった技術をもっている国とかもあったけど。
あの戦いで全て滅んだし。
情けないことに。
まあ、どうでもいいことはおいといて……と。
カチャ。
「ご苦労様」
ナーガの言葉にぺこりと頭を下げつつ去ってゆくボーイ。
扉を開くとそこには。
レースに彩られた家具の数々に、それでいて落ち着いた雰囲気の部屋の様子。
扉の奥にまた扉があり、その扉が半開きとなり、
その奥にあるダブルベットよりもふた周り以上大きなベットが。
でん。
と二つ。
しかも色はピンク。
ここ、男性が使ったらどうする気なのかしらねぇ?
もう片方のベットは青色だけど。
そして。
その寝室ではなく。
家具などが調えられている、その部屋の奥。
備え付けられている大理石のテーブルの椅子にと腰をかけぷらぷらと足をふらつかせているのは。
その長く漆黒の長い髪を、後ろでポニーテールにと纏め上げ。
その止めているリボンを、赤いレースのようにと見える材質にと創り出している柔らかな材質のそれを。
喋々リボンにと大きく結び。
正面からみても、その喋々結びのリボンがはっきりと見て取れるほど。
見た目、どうみても、十代より前か、十代前後。
後ろというのは適切ではなく。
どちらかといえば、はっきりいって、九歳か十歳のその姿。
まあ……
あたし達は、姿なんてどうとでもなるんだけど。
それはそれ。
そして。
カチャリ。
扉を開けて、入ってきたあたし達にと気付き。
こちらを振り向きそして、一声。
「遅いわよ!リナ!」
澄んだ、その声が部屋にと響き渡る。
「ユニットが早いのよv」
「あら?他にも、連れがいたの?連れて行くの?」
思わずあたしの隣で少女をみて、唖然としていたナーガをみつつ言っているのは……
「ナーガさんじゃないの。始めまして。
私、リナの親友のユニット。ミリアム=ユニット=ユニバース。愛称はスミレvよろしく♡」
にっこりといって、ナーガに笑いかけるユニットの言葉に。
「……何であたしの名前を?」
不思議がっているナーガ。
「あら、リナから聞いたのよ♡」
にっこりというその言葉に、それ以上は突っ込まずに。
「あら、そうなの。それで、何で愛称がスミレなわけ?」
「気に入ってるからv」
「あらそう」
それで納得しているナーガだし。
そこにいたのは。
このあたしと存在というか、本質を同じくするユニット。
正式名前を。【ユニット=ユニバース=エターナル=コスモス=ストーン=マリーナ】。
といっても、この名前も、ごく一部の抜粋なんだけど……
本気で、全ての名前をいったら。
このあたしと同じく。
その名前の力になぜか、耐え切れなくて消滅する世界とかが結構あるのよね。
なぜか。たかが、真名でなくて通り名というか普通の名前のほうだというのに。
あたしの名前、始めのフルネームを言っただけで、
今までに滅びた世界なんかも結構なぜかあったりしたし。
通称、彼女の世界では。
このあたしが、『金色の王』だの、『
彼女の方は『
要は。
全ての空間や存在そういった、全てを創り出している存在に他ならない。
このあたしもユニットも。
そんな会話をしつつも、とりあえず軽く、自己紹介を済ませて。
荷物を部屋にと置いて。
今日のところは全ての客が、一同にと食事をする、広間にて食事をすることに決めてゆく。
「でも、まさか、リナが。プラチナチケット持っているとわねぇ」
感心しつつ。
運ばれてくる最高級の品を使った料理を平らげつつ。
最高級品として名高いロマネコンチのワインをそのまま。
どぼどぼとジョッキに注ぎ、一気に飲み干しているナーガの姿。
ちなみに。
あたし達も、コップに軽くワインをついで。
出されてくる、料理に対し、カチャカチャとナイフとフォークを進めつつ食事にと専念しているけど。
「私は、まさかリナが人間を連れてくるとは思わなかったわ。
まあ、リナがいいんだったら、それでいいけど」
そういいつつ。
「あ、おかわりねv大盛で♡」
にっこりいってボーイに言付けているユニット。
「あ、あたしも」
「え……ええ!?」
なぜか。
積み上げられているお皿と、あたし達を交互にみつつ驚いているボーイだけど。
「でも、このロアニア羊の蒸し焼き。かなりいい線いってるわね」
いいつつも。
食事作法にのっとって食事を平らげていっているナーガ。
とりあえず。
ナーガの目的はミプロス島の温泉。
あたし達の目的は別にあるけど、それはとりあえず話してはいないし。
そんな会話をしつつもなごやかに夕飯は進んでゆく。
「あ。後で、部屋にデザートお願いねv」
「か……かしこまりました。」
なぜか、メニューの全てを二十皿づつたいらげたあたし達に、脅威の視線を送ってくるボーイの姿。
たいしたことじゃないでしょうにねぇ。
ザザァン……
静かに何事もなく、船は目的地、ミプロス島にと向かってゆく。
さて……と♡
「あら、リナ、わざわざ夢に進入させてるの?」
にっこりとあたしの側でいってくるユニット。
互いに、一つのベットで寝つつナーガはその隣のべット。
とりあえず。
別に、寝るとかは関係ないといえば関係ないけど。
人として生活して遊んでいる限り、やっぱりそれはお約束なわけで。
まあ、少しは休息も必要だしね♡
そして、人として、寝入り睡眠の中で人がみる夢。
その夢にと進入を許しているあたしに、
その夢に同じく入ってきているユニットがあたしに話しかけてきたのであるけど。
「まあ、夢でないと。ラウリイ、このあたしとコンタクトが取れないようだからねぇ。」
くすくすと笑うあたしの台詞に。
『ほう。さすがはリナ=インバース。これが、夢だと分かっているのか?
というか……儂は、自己紹介などはしてないんじゃが……』
戸惑った声が虚空よりと響いてくる。
その視線の先では。
「これをつけてきて」
「いいのか?メリルーン?」
首に花の首飾りをかけられて。
聞いているのは青い髪を長く伸ばしている少年の姿。
「明日は、村祭りよ。ねぇ、ラウリイ、あたし達、いつまでも仲良くしていきましょうね」
いって。
そっと、青い髪の少年。
ラウリイを自分の胸にと引き寄せているのは、金色の髪の少女……メリルーン。
「過去の、思い出……か」
「まあ、よくも、五百年という短い期間だけど。一途に思い続けられるわよね。
しかも、その全てを引き換えにしてでも。彼女が生き、そして島の望む姿に変えるのを望むなんて」
そんな二人、つまりは、過去の思い出の映像をみつつ、淡々と話すユニットとあたしの台詞に。
『ど……どうして……それを?』
なぜかとまどっている声の主。
そして。
ゆらり。
あたし達の目の前にと声の主が出現してゆく。
そこには。
あごひげ、口ひげ、その両方を伸ばし。
それでいて、髪の長さと身長はあまり代わりなく、真っ白な髪を伸ばしている老人の姿。
手に持っている杖は。
かつて、彼がもっていた、剣のその柄をあしらい杖にとしたもの。
「あらvさすがに、そこまで純粋な願いには。このあたしも答えるわよ」
「エル、優しいものね♡」
にっこりというあたしとユニットの言葉に。
現れた老人は首をかしげつつ。
『え…ええと……』
何を言っていいのか、しばし固まっていたりするけど。
「まあ、このままってわけにも行かないしね。
まあ、本来なら、部下Sとかルナが訂正かけないといけないんだけど……
その願いと純粋なる心に免じて、このあたし自らが、修正してあげるわ♡」
にっこり。
そういって微笑むあたしの言葉に。
『……リナ=インバース?』
首をかしげる老人。
つまりは。
目の前で思い出の映像として映し出されている少年の今現在の姿。
「とりあえず。ミプロス島の様子が先よね。お楽しみは、これからってね♡」
これまたあたしに続けていうユニットの言葉に。
『……いや、それは、儂が、用意していた台詞……』
なぜか。
決まりも悪く言っているラウリイの姿。
「まあまあ。心配しなくても。ちゃんと、島の望みの時間率には変更するわよ。
さすがに、このあたしが、いる場所で。好き勝手なことをされるのも癪だしねぇ」
当然のあたしのその言葉に。
『???』
なぜか。
しばらく、首をかしげるしかないラウリイであるけど。
やがて。
窓の外が、明るくなり始めたのを確認し。
「あ、そろそろ、あたし達、起きるわね」
「それじゃ、また。ラウリイさん」
いって。
ふい。
あたし達は、その場から掻き消える。
といっても。
精神をそこから抜け出して、元の体…つまりは、眠っているその体にと戻したに過ぎないけど。
ミプロス島。
通常は、ここ、五百年ばかり霧にと覆われて鳥やちょっとした魔族なども近づけなれないその空間。
まあ、それは当然のこと。
何しろ。
普段、このミプロス島自体ここに存在していないんだから。
いつもは、時空の狭間の空間に島ごと漂っていたりする。
そのことについては、島に住んでいる存在達などは一部を除いて気づいてないけど。
この五百年の間。
ずっと♡
この時期。
フェアリー・ソウルの出始めるこの時期だけ、
島はその狭間からこの空間にと戻ってきて外部との接触をもつ。
それゆえに。
とある島の一部にて、過去と現在、未来が交錯し。
ある人は、かつての恋人の姿と再会し。
あるものは、未来の恋人と再会する。
または、未来の我が子と再会する。
といった現象も起きている。
それゆえに、人々はこの島をこう呼ぶ。
『約束の島』
と。
「うふふふふふ……」
完全に食事がおいしくてハイになっているせいか。
いきなり。
ガイドブックを取り出して島のことを説明し始めるナーガ。
「……リナ、止めないの?」
「いうだけ無駄よ」
誰にともなく温泉世界めぐりのガイドブックを取り出して。
目の前に向かって話しかけているナーガの姿が、寝室にと見受けられてゆく。
「ぎゃははは。」
ぴょこ。
木の頂上に、満月を背にして笑いつつ。
その手に、お酒の瓶を抱えて哂っているのは緑の物体。
その姿は、どうみても蛙もどきとしかいいようがない。
せめて、もっと違う姿にしなさいよね♪
まあ、コイツ程度だから人の姿は無理なんだけど。
本当、根性いれてそれくらい何とかしなさい!
あたし達が向かっている、ミプロス島のその一角で。
ぐびぐびとお酒をあおりつつ、哂っている物体一つ。
この島……ミプロス島が。
次元の狭間にとその身を移動するきっかけとなった張本人。
やがて。
船は、霧が完全に晴れた、ミプロス島の沿岸にとたどり着いてゆく。
いくら、俗世と普段、切り離されているとはいえ。
一年に一度。
外から、技術者などは移動してくるわけで、あまりかたよった進化は遂げていないのが現状。
がやがやがや……
明るい人々のざわめきの中。
あたし達は。
ミプロス島にと、船を降りて上陸してゆく。
町は。
この一年の間にその殆どが。
あいつの、支配下というか洗脳によって面白いことに、とあるグッズで埋め尽くされているけども。
……なぜに、くらげなのかしら♪
-続くー
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あとがきもどき:
長くなりそーなので。
次回にまわしv(まてこら!)
というか・・・・。
結局・・・。一日中・・・パソコンに向き合ってましたね・・(実話)
さて・・・・・。
今度は、いつこれ・・・打ち込めるだろうか・・(これまた実話)
スミレちゃんv登場ですv
ナーガ。このとき、初めて、スミレちゃんと出会っております(爆!)
あまり、まだ、エル様や、スミレちゃんが活躍してないのは。
気にしないでください(かなり問題だろうが!それは!かなり!)
それではv
またv
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