エル様漫遊記・覇軍の策動偏

「……しかし…何だな。」
今更ながにに、エルフ、そしてドラゴンとの魔力容量キャパシティを感じ道すがらつぶやくゼルガディス。
「元々我ら、竜族とエルフ族のために開発していたものだからな。」
そんな彼に淡々と答えているミルガズィア。
空間移動をするとなれば、逆に気づかれて相手から何か仕掛けてきかねない。
というユニットの意見によって、数日かかる道をついでに発生しているレッサーデーモン等を倒しつつ、
昼前にエルフの隠れ里を出発しているあたし達。
ゼルとルークのみは対魔族用の鎧もどきを身に着けていることが出来ているにしろ、
他のものは全て武器や防具の力の大きさについてゆけず。
結果として気休め程度の【護符】を身につけている程度にとどまっている。
また、失敗作。
つまりは、人の魔力でも扱える程度の力しかもっていない剣などを数本。
そこそこ人型を取れない下級の輩には多少ダメージは与えられはするものの、
実践的にはまったく効果はない。
まあ、エルフの里によったのは、ある意味時間をすこしでも延ばす…という目的があったわけでもあるし。
別にそれはそれで問題はないけど。
ゼルはともかく、ルークが魔力を多少必要とする鎧を制御したことに対し、
ミルガズィアはある危機感をもっていたりするけど。
ま、確かにその通りではあるけどね♡
「…それより、この数…異常すぎませんこと?」
すこし進めば野良デーモンにと突き当たる。
近隣にある小さな村などは見事なまでに廃墟とかしている場所も。
死体があってもおかしくない状況下にあっても、血痕は残っているものの、
目に入るのはブラスデーモンやレッサーデーモンもどきといった存在達ばかり。
正確にいえば、人間などの死体に下っ端が憑依させたりして強度等の実験をしている。
というだけだけど。
後は普通にそのまま憑依している下級の輩がグラウシェラーの影響でちょっぴしはしゃいでいたりとか。
まあ、そんなことは別に説明するまでもないし。
「あら。そんなことないわよ。」
「だって、この辺りにいるデーモンさん達って、ものすっごぉぉく弱いですよ?」
シルフィールの問いに答えるそんなあたしとユニットの言葉に。
「…それは、『あんたらにとっては』…だろうが……」
「噂には聞いていましたが…ここまでとは……」
なぜか突っ込みを入れてくるルークに、多少言葉を詰まらせつつ言っているミリーナ。
「この状態を解決することこそ!私たちの務めですっ!」
一人張り切っているアメリア。
そして。
「相手がたとえ誰であろうとも!正義とは何かということを伝え、全うな道に戻すことが私達の役目っ!」
とかいってるし。
「……僕達魔族にとっては、『世界を混沌に還す』ということが本質的な存在理由なんですけど………」
そんなアメリアに突っ込みをいれているゼロス。
「でも本当、面白いことをしているわよねぇ。リナ。グラウシェラーさんって。
  さっきからさっきから出てきてる幾つかの魔族もどきさんたちって、元は人間だし♡」
「でもやっていることはみみっちいわよ?一度わざわざ殺してからただの肉の塊と化して。
  普通の器にしてから憑依しているヤツラばかりだし。
  どうせなら精神を崩壊させてその上から魂とか残したままで取り付いたほうが、
  能力的には比較的通用するのにねぇ。」
「でもそれだと、未だに情けないことに自力で空間を渡ることすら出来ないみたいじゃない?」
「根性がないのよ。」
「……つ~か、まて。お前ら……」
「…精神を崩壊…って……確かあの、シェーラさんが持っていた剣……
   ドゥールゴーファとかいうあれがそんなことをするための物だったんじゃあ……」
「…あれは本気で洒落にならなかったな。そこの子が何か『間違えた』…とかいって変な薬を盛ったせいで……」
本当に間違えたのかは、はなはだ疑問だが。
どうもわざとやったような気がしてるのは俺だけじゃないはずだ。
和やかな、それでいて至極最もな意見を交わすユニットとあたしの会話に、
なぜか額に片手をあて、もう片方の手を前に突き出して呻くように言ってくるゼルに。
そしてまた、以前の【ガルファ】のときの一件を思い出し、なぜか顔色もわるく言っているミリーナとルーク。
「……何があったのだ?……いや、聞くのも何か怖いが……」
そんな二人の反応をみつつ、なぜか一筋汗を流し問いかけてくるミルガズィア。
「ああ。別に何でもないわよ。
  少し前、シェーラがドゥールゴーファを使ってベルゼドで実験をしていたんだけど。
  そのときにちょっと…ね♡」
「……あれが『ちょっと』…か?」
にっこり微笑むあたしに突っ込みを入れてくるガウリイ。
「…あのときはさすがに疲れましたねぇ。…僕の手には負えませんでしたし……
  ゼラス様とダルフィン様が協力して下さり何とかなったようなものですし……」
「「……かなりまて。」」
「「「……ちょっとまってくださいっ!」」」
しみじみ言うゼロスになぜか同時に突っ込んでくるミルガズィアとゼルガディス。
そしてアメリアとシルフィールとメンフィス達。
「…あのぉ?…もしかして、『ゼラス』に『ダルフィン』って……」
恐る恐る、そんなゼロスにと問いかけているジェイド。
そんなジェイドに対し、
「え?ああ。獣王グレータービースト様と海王ディープシー様ですよ♡」
ごけっ!
さらり、と言うゼロスの言葉に、なぜかジェイドはこけてるし……
「……ま、まあ深くは聞くまい……」
「……そうですわね。叔父様……」
なぜか遠くをみつつ、つぶやくようにいっているミルガズィアとメフィ。
「……まあ、リナさんなのでもう何があっても余り驚きませんけど……
  とりあえず、先を急ぎましょう!」
「その前に、どうやらお客さんだぜ?」
アメリアの言葉をさえぎり、ガウリイが身構えつつ目の前を見つめて言い放つ。
…どうでもいいけど…せめて結界くらい張りなさいよね……
「一、二、三…あ、十人いる♡」
「……何だ?このモノ達は……」
行く手をさえぎる十の影。
全て人の形をかろうじて保っているものの、中にはヒドラとしか見えない風貌のものも。
「……相変わらずですね……」
きゃいきゃいと、楽しそうに言っているユニットをみてアメリアがぽつり、といっているけど。
ミガズィアは他の黒い人型もどきの姿をみて呻いていたりする。
「「…こいつは……」」
さすがに幾度も襲撃をうけているので、その独特の気配が同じと察して同時につぶやいているゼルとルーク。
『…町に向かっているようだが…町に向かう人間は殺せ。という命なのでな。
  …いくらドラゴンやエルフとてここにいる元人間達相手では手出しが出来まい?』
偵察にでて、ターゲット…即ち、ジェイドとグライアの近くに黄金竜ゴールドドラゴンのミルガズィアがいるのを知り、
城にたむろしていた人型もどきの下っ端を引き連れてやってきているこのヒドラ魔族。
「…どういう意味ですの!?」
元、人間、という声に反応して叫ぶメフィに、
「どういう意味も何も……。これ、全て元となっているのは人間ですよ?メフィさん♡」
そんなメフィにとにこやかに説明しているゼロス。
『……?ゼロス様とよくにた人間もいるが……。その通り。このものたちは全て城に仕えていたものばかり。
  ――お前たちにいいモノを紹介してやろう。…グランシス。グライア。
  まずお前たちの手でそこの人間…ジェイドとかいったかな?そのものを片付けるがよい。」

ヒドラ魔族。
ちなみに名前をヒドゥル。
ヒドゥルの声と共に、のっぺりとした顔立ちの白い紋様の入った人型もどきが二体。
他の残りの七体より一歩前に進み出る。
「「……なっ!?」」
「ふ…ふざけるなっ!なぜそれが…兄と父の名と同じなのだ!?」
あたし、ユニット、ガウリイを除いた全員が何やら絶句し。
そしてまた一人だけ、そんなそれらに向かって叫んでいるジェイド。
「ふざけてなどいない。――お前たち、自己紹介をしろ。」
ヒドラ魔族ヒドゥルの言葉をうけ。
『な…ま…え。わたし…は、グランシス…コードヴェル……』
『わたし…は…グライア…コードヴェル……』
人としての意識は気持ちほど残っている。
完全に殺してその肉体に下級魔族を憑依させるのでは、他のレッサーデーモン等と変わらない。
だがしかし、魂を残したままその上から憑依すれば話は別。
更にいうならば、多少意識を残していれば、魂の発する負の感情で憑依している魔族の力も増す。
といったことがあるのだけど。
「…というか、一人で突っ走ってコマにされていれば意味ないわねぇ~。」
しごく最もなあたしの意見に。
「リナさんっ!何を悠長なっ!」
「…ほ…本当に…あのグライアさん…ですの?」
アメリアが抗議の声をあげ、シルフィールがかすれた声でいってくる。
「…なるほど。人を使ったのか。」
その姿をみて、はっきりと断言しているミルガズィア。
「さすが黄金竜ゴールドドラゴン。その通り。まあ謀殺を病死として発表する。というのはよくあるらしいが。
  行方不明を病死と発表することがあってもおかしくあるまい?
  ここにいるのは、間違いなくコードヴェル父子と、
  そしてシェーラ様にたてついた、大臣や重臣のなれの果てだ。」
にやり、と口元に笑みを浮かべご丁寧に説明してくるこのヒドゥル。
「……なっ!?」
その言葉になぜか絶句しているゼルたちだけど。
「あなたっ!あなたには正義の心というものがないんですか!?」
そんなヒドゥルに対してぴしっと指をつきつけて、周りの状況関係なく、何やら力説しているアメリアに。
「アメリアさぁん…一応、彼、魔族ですし……」
そんなアメリアにと突っ込みをいれているゼロス。
『ほぉ。お前がアメリア姫か。
  上からの命令で『アメリアとゼルガディス。という人間には手出しはするな。』
  と出ているがゆえに命まではとらんから安心せい。』
などといってくる。
…そ~いやあたしに気づかれるのが怖いからとかいってあいつらそんな命令だしてるのよねぇ。
まったく……
「…何でこの二人のみが指定されてるんだ?」
「おもいっきりあたし達とかかわりがあるから、グラウシェラーのやつが尻込みしてるのよ。きっと♡」
ぽそり、と突っ込みをいれてくるルークに、にこやかに答えておく。
「さってと。それはそうとして。どうする?
  あたしやユニットがやってもいいけど♡それか、ゼロスにやらすか♡」
にっこり微笑みそんなルークたちにと問いかける。
「…お前ならあの人間達を元にもどせるんだろうが……
   ゼロスのやつがやったらそれこそ助かるやつも助からんぞ?」
珍しく、まともな突っ込みをしてきているガウリイ。
そんなガウリイの言葉に。
「…ちょっとまて。かなりまて。…今『戻せる』…といったが…本当か?」
なぜかじと汗をかきつつあたしに問いかけてくるミルガズィアだけど。
「あら?誰でもできますよ♡ミルガズィアさん♡簡単なところでいったら、取り付いている魔族さんを殺すか。
  また消滅させるか滅ぼせば肉体的には開放されますし♡引き剥がす、という手もありますけど♡」
「というか、たかが下っ端魔族くらい、当人たちで。
  …つまり、取り付かれている本人たちの精神力で追い出したり、撃退くらい出来ないと。
  本当、情けないわよねぇ。自我をあっさりと壊されている、ということ自体も情けないし。」
「……だから、それはユニットちゃんやリナの基準だろうが……」
ぴくくっ!
あたし達の会話に対し、ぽそり、といったガウリイの言葉に、あからさまに動揺し。
『……ちょっとまてぃっ!い…今、【リナ】とかいわなかったか!?
  それに…そこのゼロス様と同じ名前の人間といい…まさか…まさかまさかまさかっ!?
  まさか…あの【絶対に手出し無用!】と魔王様や腹心の皆様方から直々に伝令が伝わっている…
  あ…あの【リナ=インバース】なのかっ!?シェーラ様や覇王ダイナスト様はそんなこと一言もおっしゃってなかったぞ!?』
ずざざざっ!
面白いまでに音をたて、後ろに退きつつ何やらいってくるヒドゥル。
今の今までこいつ…気づいてなかったのよねぇ。
まったく…仮にも魔族ともあろうものが……
「というか、教えてないもの♡」
さらっというあたしの言葉に。
『ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!?』
「だぁぁぁあ!もう!情けないわねっ!魔族ともあろうものが、まともにうろたえないのっ!」
情けないことに本気でまともにうろたえているヒドゥルだし。
本気で情けないったら……
「……知らなかったんですね。…この魔族さん……」
「どうせリナのことだ。誰にも気づかれないようにしていたんだろ。」
そんなヒドゥルになぜか同情の声をあげているアメリアとゼル。
「…本当にリナ=インバースさんって一体…この畏れようは尋常じゃあ……」
「まあまあ。シルフィールさん。何しろルナさんですら。
  笑いながら竜神官ラルタークさん達や、腹心皆様方をどつき倒せますから♡」
ほのぼのとそんな会話をしているシルフィールとゼロス。
そしてまた。
「……どうやら、今回の一件…本当に覇王ダイナストが絡んでいるようだな……」
以前、Sがあたしに対してなぜかものすっごぉ~く畏れて、柄いっぱしリと化していたのかをみているせいか、
多少とまどいつつもそんなことを言っているミルガズィア。
「そんなことより。どうするの?リナ?」
にっこりとあたしにと問いかけてきているユニット。
まあ傍目からみれば、にこやかに微笑んでいるユニットの姿は、
この場からしたら浮いているように見えなくもないけど。
くすっ。
「ま、とりあえず♡ヒドゥルはついでだからS達の手伝いにあっちに飛ばすとして♡他は…っと♪」
パチン♪
にっこり微笑み軽く指をならす。
と。
「…な、ななななっ!?」
何やら叫びつつ、その場から瞬時に掻き消えて行くヒドゥルと、そしてまた、それと同時。
「「るぐわぁぁぁ~!!!??」」
全てのものが同時にのたうち苦しみながら、バタバタとその場に倒れて言っている人型もどき達。
その倒れたからだから黒いもやが抜け出てそれらは瞬く間に空中に霧散する。
黒いもやが完全に霧散した後には、道並倒れている人間達の姿が見受けられていたりする。
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
「…ま、まあリナだしな……」
「リナさんですしね。」
「だな。」
無言になるミルガズィア・メフィ・ジェイドたちとは対照的に、しみじみと倒れた人々をみていっている、
ガウリイ、アメリア、ゼルの三人。
そしてまた、
「…リナさんって絶対にルナさんの妹…というだけではないと思いますわ……」
それをみて、何やらぽそり、とつぶやいているシルフィール。
「……きくのも怖いが…あえてきく。…リナ殿?…今何をしたのだ?」
あからさまに動揺している様子を隠し切れずに、声を震わせてあたしに聞いてくるミルガズィアだけど。
くすっ。
「あら。ただ別にあのヒドラもどきのヒドゥルは、
  未だに【ファインネル王国】で何やらやっているS達のところに本体ごと送っただけよ。
  でもって、ついでにそこらに転がっている人間達の中にいた下っ端たちを消しただけよ♡」
「「「…『だけ』…って……」」」
「あのぉ?それで、この人たち。どうするんですか?」
みたところ、精神崩壊してるままのようですけど……
ユニットとゼロスを除く全員が同時につぶやき、ゼロスはゼロスで倒れている人々をみて聞いてきてるけど。
そしてなぜか、がくり、とその場に座り込み半ば呆然と倒れている人々を見ているジェイド。
ジェイドの父親のグランシスに兄のグライアもそこに倒れているけども。
そしてまた、父親の関係で顔見知りでもあった国王に仕えていたはずの役職についていた人々。
そんないるはずがない者たちがここにいる…ということは……
即ち、本当にあの『ばけもの』達が元は人間であった。という証拠。
そんなことを心の片隅で思いつつ、なぜか力なくぺたり、と地面に座り込んでいるようだけど。
まったく。こんなことくらいで気力なくしてどうするのよ。
「ま、とりあえず。そうねぇ。とりあえずこの人間達は自我が壊れてるようだし♡――ルナっ!」
シュッ!
あたしの声とほぼ同時。
間をほぼおかずして、…といっても数秒遅れてるけど……
あたしの前にと出現してくる一人の女性。
そして。
「エルさ…とと!何でしょうか?リナさん。」
いいつつ、うやうやしくあたしにお辞儀をし。
そして。
「…あの?ところで…その…あのヒドラマゾクはどうされたのでしょうか?一体……
  何かいきなり私たちの目の前に現れましたが……」
深々とお辞儀をしつつ、あたしにと聞いてくるのは……
『なっ!?赤の竜神騎士スィーフィードナイト殿!?』
出てきたその人物の姿をみとめ、何やら同時に叫んでいるミルガズィアとメフィに。
そして。
「あれ?ルナさん!お久しぶりですっ!」
「……お前は、彼女がいきなり現れた。というところに突っ込まんのか……」
その女性――いうまでもなくルナの姿をみて、しゅたっ、と手を上げて挨拶しているアメリアに。
そんなアメリアに対して突っ込んでいるゼル。
「…ルナ様!?」
そしてまた、ルナの姿をみて驚きの声を上げているシルフィール。
「?」
一人、理解できていないジェイドは未だに座り込んでいるまま。
誰でしょうか?
などと呆然としている思考の中でそんなことを思い首をかしげていたりする。
どうも、あまりに呆然としているので、
【ミルガズィアたちの言葉を正確に理解する】、ということが出来なくなってるようだけど。
別に、人型もどきの姿をしていた彼らが元の人の姿に戻った。
という些細なことを目の当たりにした程度で、これほどまでに動揺しなくてもいいでしょうにね♡
でもルナ♡
呼んでくるの遅れたから、あとでしっかりとお仕置きは決定ね♡
ふふ♡

累々と大地に横たわっている人間達を前にして、そんなほのぼのとした会話をしているあたし達。
さってと。
やっぱり、これらはどうするかは…決まってるわよね。
ふふ♡


              -続くー

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あとがき:
薫:またまた登場、ルナさん(まて
   ・・・というか、未だにルナさんたちは…以前エル様に飛ばされた「異世界」において。
   未だに復興作業を手伝わされている状態です…
   この辺りは番外編の14話を参考にしてください(他人任せ……
   一番気の毒なのは…やっぱり免疫ないジェイドなん…でしょうねぇ…きっと……
   …まあ、この後…今度はマイアス君も参加するし……
   何はともあれ。
   ラストのほうでちまっとでてきたルナ(笑
   だがしかし、用事がすんだらやっぱりとっととお払い箱(?)に(こらこら……
   ま、エル様には逆らえませんからねぇ……
   と、いうわけで(何が?)次回、マイアス君の登場です!
   ではでは。
   2006年3月1日某日
  

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