こんにちわ♪やってきました♪
エル様漫遊記♪番外編♪
さてさて、今回の話も、またまたオリジナルぅ♪
実は、今回の話から、覇王ちゃん(爆!)はとある作戦を本格的に実行に移して、
で、本編の二部のパロに突入していくさわりだったりしますのです(笑)
ではでは。いっきまーす♪(笑)
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エル様漫遊記・番外編・第十四話
~エル様とユニットの暇つぶし♪~
「見つけたぞ!!よくもだましてくれたよな!!」
いきなりそいつはやってきた。
あら♪勘違いしてるし♪
「?誰です?こいつ?」
アメリアが首をかしげる。
そいつは、どうみても、人間ではないのだが。
さすがに、Sやゼロスあげくはルナと一緒に旅しているせいか、どうも麻痺してきているようである。
アメリア達の感覚は。
ルナとS、そして、ゼロスは、どこか焦点があっていない。
そ~いえば、情けないにも、ちょっと、ミルガズィアのギャグの編集を頼んだだけで、
ここ数日、こいつらは完全に滅びかけてたりしてるんだけど・・・。
まったく・・・。
あんな程度のことでねぇ・・・・。
ミルガズィアはあたしのお願いに快く協力してくれてるのにねぇ♡
ちなみに、毎晩のように、ミルガズィアによるギャグのオンパレードがS達の部屋で繰り広げられていたりする。
「あ゛~・・・・。」
「う゛~・・・・。」
「ほけぇ~・・・・。」
ルナ、S、ゼロスの情けない声が漏れていたりする。
「よくも、リナ=インバースの名前でだましたくれたよな!!ここであったが覚悟しろ!!」
S達に気にも留めずに、そいつはいきなり仕掛けてくる。
「・・・・?リナ殿?こいつ、誰ですかな?」
ミルガズィアがあたしに聞いてくる。
「こいつは、ミラージュよ♪」
あたしの代わりに答えたのはユニット。
「ふははは!!恐怖しろ!!人間ごときが魔族に対して何も出来ない!ということに!!」
勘違いもはなはだしいそいつは、いきなり呪文を唱える。
「あ~あ・・・・。気の毒に・・・・」
「よりによってリナを襲うとは・・な。」
アメリアとゼルの同情に満ちたまなざしがそいつを見つめていたりする。
ミルガズィア達は、状況が一瞬理解できてないらしく、メフィと一緒に首をかしげていたりする。
「な゛!?空間が歪んでいる!?」
よ~やくそれに気がついたのは、なんとガウリイ!!
あら♪ガウリイなのにすごいわね♡
でも、これってねぇ・・・。
「ねぇ♪リナ♪これって単なる幻影よねぇ♡」
ユニットがあたしに言ってくる。
「そーよねぇ♪幻影よねぇ♪ただの♪」
あたしも楽しそうにいう。
こいつの得意とするのは、存在に対して幻影をみせ、そして、気を狂わすといった力なのだが・・。
「わぁぁ!!なんですかぁ!?これは!?」
メフィがちゃっかりとその幻影にはまっていたりするは、この際、どうでもいいが。
「な゛!!なぜ、驚かない!!」
狼狽してたりするミラージュ。
「本当の空間をゆがめるというのはね♪こ~やるのよ♪」
「そうそう♪」
『バチン♪』
あたしとユニットが指を鳴らすと同じに、上空に空間のゆがみが出現し、そして、あたし達を含めて、吸い込んでゆく。
「ねぇ♪これが本当よねぇ♡ユニット♪」
「そうそう♪リナ♪」
あたしとユニットのほのぼのとした会話に。
『うどわぁぁぁぁぁ!!!!!!』
『うきゃああぁぁぁぁぁ!!!!!!』
なぜだか、アメリア、ゼル、ガウリイ、ミルガズィア、メフィの声が一致した。
「どええ!!?お前!!何やっているんだぁぁ!!?」
ここでようやく正気に戻っているSだったりするのだが。
「ちょっと!!シャブラニグドゥ!!あんた部下にどういうしつけをしてるのよぉ!!!!」
ルナもよ~やく正気に戻る。
「何やってるんですかぁぁぁ!!!!よりによって何でこの御方にチョッカイなんてぇぇ!!!!」
ゼロスも悲鳴を上げていたりするが。
何で、こんな程度で皆うろたえているのかしら?面白いのにね♡
「こちらから、先にしかければよかったのですな・・・・。」
一瞬、その場にいた存在たちは、そいつのいうことが理解できなかった。
うぉん!!白い姿のそいつが吠えると同じに。
銀色の存在の胸を貫く。
「―!?ゾムド!?」
青い存在―ラーディが銀色の存在―ゾムドを抱き起こす。
こいつらは、この世界に存在しているギオラムという種族である。
「ラーディ・・。ベツァーを止めてくれ・・。」
「けど!!ゾムド!!」
「頼む・・。」
息もたえだえにゾムドはいう。
このゾムドの名前は、白輝帝(ライラギオラム)ゾムド。
一応、彼らの国の国王の弟だったりするのだが。
やがて、ラーディとベツァーが対峙する。
そして、
「そうよねぇ♪これで負けたら四連敗!!たかが、人間ごときでもムキになるわよねぇ!!」
黒髪のおかっぱの少女がベツァーに向かって挑発している。
まあ、ベツァーはこれまでに、何回も、このエリに負けてるからねぇ♪
「きさまぁぁぁぁ!!!!!!」
これには、ベツァーも頭にきたようだけど。
そして、いきがり、次の呪文を唱えようとしたその最中。
と。
ひゅるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!
どかじゃああああああ!!!!!!!!!
ずべしゃああ!!!!
あら♪
みごとに着地に成功してるじゃない♪皆♪
もののみごとに、ゼル、アメリア、ミルガズィア、メフィが、・・・・・・ベツァーの真上・・それも、上空から落っこちてるし♪
「いったぁいい!!!!」
アメリアを助け起こしているゼル。
ゼルはさすがにあまりダメージを受けてないようねぇ♡
「ここどだぁぁぁぁ!!!!!」
瞬時にここが今まで場所とは違うと判断しているガウリイが、そんなことを言ってたりするけども。
アメリア達がとりあえず、ベツァーの上から退いた瞬間。
ひゅるるるる!!!!
ぐがべきゃ!!
今度は、ベツァーの上に、ゼロス、S、ルナ、そしてミラージュが落っこちてくる。
「何考えてるんだぁぁ!!!!お前はあぁぁぁぁあ!!!!!」
Sがミラージュに対してかなり怒っていたりする。
「ええ゛・・・。あの人間・・・。エレナとかいう人間なのでは!?」
完全に勘違いしているミラージュ。
『あの御方本人に決まっている(でしょうが)だろ~がぁぁぁぁ!!!!!』
ルナとS、そしてゼロスの叫びがこだまする。
どうでもいいけど、いい加減にベツァーの上からのいてもいいんじゃない?(はあと)
「え・・・?え・・?もしかして、リナ=インバース・・本人?あの人間?」
ミラージュがここにいたってもまだS達の正体に気づくことなく。
とぼけたことをいっていたりする。
「あたり前だろうがぁ!!我は命じているはずだぞ!!!!
リナ=インバースという人間には、絶対に、くれぐれも!!手を出すな!!とぉぉぉぉ!!!!!」
ごうっ!!!
Sがどうやらあまりに怒りすぎて瘴気の気を全快にさせてたりするけども。
その気で、
「くぅ!!!!」
うなっていたりするミルガズィアとメフィ。
ルナが彼らに結界を張っていなかったら、どうするつもりなのかしら?
Sのやつは・・・。
「ここどこですかぁぁ!!!!!」
「どこなんだぁぁ!!!何が起こったんだぁぁぁ!!??」
完全にパニックになっているアメリアとゼル。
こんな程度でパニックになってどうするのよ?
「敵か!?味方か!?」
金髪の青年が構えてたりする。
「一応、味方かしらね♡」
「そうねぇ♡」
あたしとユニットが上空から声をかける。
あたしとユニットは、まだ地面に降りてなく空中に浮かんでいたりするのだけども。
そして、あたしとユニットを見て。
「うっそぉぉぉぉ!!!!!きゃあああああ!!!!リナちゃんにユニットちゃんじゃないのよぉぉ!!
ひさりぶりねぇ!!!!元気ぃぃぃぃ!!!!!」
ぶんぶんと手を振る黒いおかっぱの少女―エリ。
彼女の名前は、村瀬エリ。
この銀河の中のとある太陽系とか呼ばれていたりする、中の星に住んでいる存在である。
まあ、この星も、同じ銀河の中にあるのだけどね♡
「やっほー♪エリぃ♪元気ぃ?」
ユニットがそう言ってエリの横に降り立つ。
「あれ?リナちゃんは、ちゃんと成長してるのに、なんでスミレちゃんは、当時のままなの?」
あたしは一応、今十六歳の姿となっているが、ユニットは、姿は十代のままである。
「このほうが、動きやすいから♡」
即座に答えているユニット。
「しかし、本当に元気そうよねぇ♡リナちゃんとスミレちゃんが転校していってから面白いこと、なくなったのよねぇ・・。
まあ、今は、そこのレックスのおかげで異世界旅行を楽しんでるけどねぇ・・・」
エリがしみじみという。
まあ、あたしとユニットは、このエリの世界に七歳のころから十歳のころまで、
彼女の学校に転校してみて、遊んでたのだけどね(はあと)
「楽しかったわよねぇ♡なぜか、いきなりどこかの世界にいったりとか♪
はては、なぜか恐竜達がすんでいる世界に迷い込んだりとか♡
またまた、週末ごとには、友達同士で、どこかに遊びにいったりとか♡」
エリがしみじみと思い出していう。
まあね♪
楽しそうだから、あたしとユニットは、学校の裏手に、空間移動ゲートを開きっぱなしにして遊んでたらねぇ♡
エリの友人のメイ曰く。
それがエリの性格にも影響したのでは?などといってたけど。
「あ・・・あのぉ?エリさん?お知り合いですか?」
ラーディがエリに聞く。
「あ!!ごめんごめん!!この二人ね!!あたしの幼馴染で、リナとスミレちゃん!!」
「あ。リナちゃん、すみれちゃん、こっちの人達がね。」
エリが説明を始めようとすると。
「大変です!!この人!!怪我してます!!ゼルガディスさん!!」
「分かった!!!!」
『回復(リザレクション)!!!!』
腹に穴を開けて倒れているゾムドに向かって回復呪文を唱えだすアメリアとゼル。
「説明はいわないわよ♪エリ♪知ってるから♡」
あたしがいうと、
「そうなんだ♪」
あっさりと認めてたりするエリ。
「・・・・どういうことか、説明してはもらえぬか?」
ミルガズィアがあたしとユニットに聞いてくるので。
「別にたいしたことじゃないって♡」
「そうそう。ただ、別の銀河に移動しただけよ♡」
「まあ、ミルガズィア達には、別の銀河といっても分からないかもしれないから?別の異世界に移動してるのよ♡」
「そうそう♪幻影ではなく、本当のね♡」
あたしとユニットの交互の台詞に。
びしぃぃぃぃぃ!!!
なぜか、音をたてて固まっていたりするミルガズィアとメフィ。
(いったい、リナ殿って、何者なんですかぁぁぁぁ!!!!????)
などと、心の中で絶叫してたりするけど。
やがて。完全に忘れ去られていたベツァーがどうにか起き上がり。
「き・・・きさまらぁぁぁぁ!!!!」
呪文を放とうとするが、完全に目が据わっていたりるするSとルナによって。
『五月蝿いぃぃぃぃ!!!!!!』
ばしゅううううぅぅぅぅ!!!!!
あっけなく、跡形もなく消え去るベツァーの姿があったりするけども。
「あら♪このベツァーの魂♪使えそうじゃない♡」
あたしが楽しそうに、魂だけの存在となっているベツァーを捕まえつついうと。
「そーねぇ♡そだ♪こいつに世界を任せてみない?」
「おお!!ユニット!!それは、面白そうよねぇ♡」
などとあたしとユニットは話し込む。
「あ・・あのぉ?え・・えっと・・・・?」
いきなりの展開にとまどっていたりするラーディやクルーガー。
そして、将軍ロッドヴェル。
「あ♡気にしないで♪単なる異世界旅行者だから♪あたし達♡」
「そうそう♪そこのエリと同じよ♡」
あたしとユニットの台詞に。
「エリさん!!なぜ、教えてくれなかったんですかぁ!!!私もエリさんの世界にいきたいですぅ!!」
ごかしゃ!!
まともにその台詞を聞いてずっこけている、
ミルガズィア、メフィ、S、アメリア、ゼル、そして、クルーガー達。
「あ゛・・。やっぱりラーディはそ~いうと思った・・。」
エリは完全に悟っていたらしく、あまり動じてはいない。
『普通、それで納得するか?!』
S達がそんなことをいっているけども。
『まあ、エリさんですからねぇ・・・・・』
エリの性格を知っているクルーガー達は、あまり驚いていないようである。
「しかし・・・・。エリさんの世界って、ほとんど、こ~いう人ばかりなのでしょうか?」
などと冷や汗かいてたりするアレクサンドラ―中称レックス。
やがて、完全に回復した、ゾムドが起き上がる。
「いや・・・。これは、失礼したしました。危ないところを助けていただき感謝いたします。」
丁寧にもお礼を言ってくる。
「で?貴方たち、何者なんですか?見たことない姿ですが?」
アメリアがラーディたちに聞きかえす。
「というか、存在自体も、初めてみるぞ・・。気配からして、初めてだし・・・」
ガウリイがぽりぽりと頭をかきつついう。
「しかし、精神世界面からの精霊などの仕組みは、同じみたいだぞ?」
ミルガズィアがそんなことをいってたりするが。
なぜか、まだ、冷や汗流していたりする。
「彼らはこの世界では、南の方に生息している「ギオラム族」と呼ばれている存在よ♪」
「そうそう♪今、とりあえず、休戦交渉がされていたのよねぇ♡)」
ユニットとあたしの台詞に。
『なんで、そんなことまで、知っているのですか?(汗)』
きっぱりと。
ゼル、アメリア、メフィ、ミルガズィア、メフィ、ラーディ、ゾムド、クルーガー、そして、そのほかの存在の声が一致する。
「あら?当たり前じゃない♡」
「そうそう♪当たり前よねぇ♡」
あたしとユニットの台詞に。
「頼むから、それ以上は追求しないでくれ・・・(涙)」
「お願い・・・。それ以上は聞かないで・・・(涙)」
なぜだか、泣いてアメリア達に懇願してるSとルナ。
「あ・・あのぉ?(滝汗)一体、あのリナとかいう人間って何者なのですか?魔王様?ゼロス様?」
ミラージュがどうにか死につつもSとゼロスに聞いてたりするが。
『いえるわけがない・・・・・。(涙)』
なぜだか、同時にいうSとゼロス。
(それは、我々も知りたいな・・・・・汗)
などとミルガズィアも思っていたりするけども。
「まあ、リナさんですから。深くは考えないようにします。ところで、そのエリさんとはどういうお知り合いですか?」
アメリアがそんな会話の最中、割り込んで聞いてくる。
「別に♪ただ、七歳から十歳までの間、彼女の世界に遊びにいってたのよ♡ユニットと♪」
「そうそう♪彼女の学校に転校してね♡面白かったわよねぇ♡
次元の穴を開きっぱなしにして、いろいろとするのって♡」
「そうよねぇ♡彼女の学校の裏山にその穴を作ってね♪あと、彼女達をゼフィーリアなんかに連れて行って遊んだり♪」
「Dの世界に遊びに行ったり♪ほかには、時空を超えて遊びに行ったりとかね♡」
あたしとユニットのすっごく丁寧な説明に。
『・・・・・・・。聞かなかったことにします(涙)』
なぜだか、現実逃避に走りだすアメリア達。
「ま、それはそうと♪まさか、リナをあのエレナと勘違いして、突っかかってくる面白いやつがいるとわねぇ♡」
ユニットがそんなことをいいつつ、ミラージュの方を見ている。
「ま、ねぇ♡一応、エレナは人間だからねぇ♡」
あたしの台詞に、
(まるでリナさんが人間じゃないような言い方ですね・・。ある意味そうなのかもしれませんが・・・。)
アメリアがそんなことを思っていたりする。
「でも、せっかく来たんだし♪しばらくこの世界で遊んでいきましょ♪」
「あ!!それいいですね!!!」
アメリアが完全に割り切って賛成してくる。
『ちょっとまてぇぇぇぇ!!!!!』
なぜか抗議の声が上がっているけども。無視。
「そうそう♪エリ♪いちいち、召喚されないとここにこれないのは、不便でしょ?直通通路を開きましょうか?」
あたしがエリに聞くと。
「ええ!!いいの!!それ、ぜひお願い!!」
エリの即答。
『エリさんんんんん!!!!!!!!(涙)』
なぜだか、レックスたちの悲鳴が沸き起こる。
あとは・・そうねぇ♡
「あ♪S♪ルナ♪ゼロス♪あんた達は、彼らの町の移動を手伝いなさいね♡
城を明け渡すのが条件だから♡そうねぇ♡期限は、半日で次の町を作りなさい♡」
あたしがいうと、
『でぇぇぇぇぇ!!!!!!無理ですぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!』
なぜか泣き始めるS達だけど。
「何いってるのよ?仮にも魔王や竜神なのにねぇ♡」
ユニットがいい。
「そうそう♪あんた達、ここの世界には、あまり今のところは干渉してないんだから♡
これくらいのサービス精神くらい見せなさいよね♪」
実は、ここ、一応、Sとルナに任せている世界の中の一部なのよね。
こいつらは、いまだに、一つの星でちまちまとやってるからねぇ・・・・。
「あ♪それい~わねぇ♡よかったじゃない♪ラーディ♪あんた達、何もしないで、新しい町に移動できるわよ♪」
エリがぽんぽんとラーディの背中を叩く。
『無理ですぅぅぅぅう!!!!!』
なぜだか、まだ泣き喚いてたりするS、ルナ、ゼロスの三人。
『じゃあ、お仕置きコース♪』
あたしとユニットが同時にいうと。
『やらせていただきますのです・・・・。(涙)』
ころりと態度を変えているS達だけども。
「始めっから素直になればいいのにねぇ♡」
あたしの台詞に、
だからリナ(さん)(殿)っていったい何者(なんだ)(でしょうか)?
などと思いつつ、完全に無言になってるミルガイズィアとメフィ。そして、ゼルとアメリアの姿がしばし見受けられてゆく。
とりあえず、互いに軽く自己紹介を済ませ。
立ち話も何だから、というので。
とある場所にと移動して、滞在することしばらく。
それから、数時間後。
その間、あたしたちはいろいろと話などをして互いの状況を説明していたりしたりはするけども。
S達の力によって、この国―ファインネル王国の中に、もう一個の新たなる町が一日もたないうちに出来上がってゆく。
あら♪
やればできるじゃない♪
まあ、ちょっと、時間がかかりすぎているので、当然お仕置きだけどね♪
「いちいち、結界を人物によって、張るのは、ナンセンスよ♪」
などと、ユニットがそういい、町全体を魔法陣で覆う、というか、地形そのものをいじって特殊な結界にしたようだけど。
「そうよねぇ♪やっぱ、そのままの移動がベストよねぇ♡」
『え?!』
一瞬。
あたしの言いたいことが理解できなかったらしく。
Sたちは、固まっている。
そして、あたしが指をならすと、同時に。
刹那。
城を含めて、全てが金色の光につつまれる。
その光が退いたあとには、
全ての町に住んでいたギオラムなどの移動が一瞬のうちに完了していたり。
ま、当然だけどね♪
『え゛!?』
一瞬、なぜか硬直するゾムドたち。とクルーガー達。
「さってと♪これからは、あんた達がどうするかね♡あ、そこのS達、こき使ってもい~から♡」
あたしがSを指差していうと、
『え゛え゛え゛!!?エル様ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!』
なぜか完全にうろたえ始めるS達三人。いや・・。四人か。
今、アメリア達は、この世界で遊ぶとかいって、遊びにいってるから、いいとしても・・・。
ミルガズィアもこの町を見てみたいとかいって、外にいってたりするのだが。
「そういうわけで♪こいつら、どんなにこき使っても死なないから♡」
「そうそう♪仮にも、魔王や竜神だからねぇ♡」
あたしとユニットの台詞に。
「魔王とか竜神とか、まるで、おとぎばなしの中の登場人物!!それをこき使えるなんて!!感激ぃぃ!!」
エリは飛び上がって喜んでいたりする。
「ま・・・まあ、人手が欲しいのは、事実だがな・・・・」
クルーガーが冷や汗かきつつそういうけども。
「あ♪そうそう♪エリ♪あんた、勉強のことで、とやかく言われているんでしょ?じゃあ、コレあげる♡」
あたしがエリに手渡したのは、一つの飴玉。
「何?これ?あ♪おいしい♪」
エリはいきなり口にほおばって食べ始める。
「あれ?きゃああ♪なんだか、頭がさえてきた感じぃ♪」
エリがいうけども。
それもそのはず♡
実は、エリに渡したあれは、脳の中に直接情報を叩き込む代物。
つまり、とりあえず、エリ達の世界で必要な限りのこと全てを、脳に叩き込んだのである。
これで、エリの成績の心配はないっと♪
だって、エリが成績が悪いからとかいって、この世界に遊びにこれなくなっても面白くないしね♡
「あと♪エリ♪これもあげる♪」
ユニットが何かのノート型パソコンのようなものをエリにあげている。
「それ♪全然、電気とか、いらないから♡
あと、文章にするにも、中にあるマイクに話すだけで、文章化できるわよ♡
それとか、吸盤を額にくっつけるだけで、思っていることが文章化にもできるし♡それと、これもね♡」
そう言って、ハンド型のビデオを渡す。
「それはね♪そのノートに接続するだけで、思っていることが、完全に映像化できるから♡
あと、普通に使うこともできるわよ♪」
ユニットとあたしの説明に。
「面白そう♪じゃあ、さっそく使ってみるわね♪」
後日。
それを使ってエリが文章化した小説で、エリが世界中で有名人と化すことになるのだが。
果ては、それを映画化する動きなど。
それもエリのそのままの映像で、放映されると同時に。
爆発的な人気を獲得し、エリは、高校生ながらにして、かなりの収入を得ることになるのだけども。
まあ、それはまた別の話なんだけどね♡
あと、余りに有名になったので、とある会社を設立し、これはあたしとユニットが手を貸しているんだけど♡
つまりは、異世界への旅行をする会社♡(
といっても、皆は、現実だとは、気がついてないようだけどね♡
アトラクションのようなものである。
いろいろな世界を選んで、そして、帰りのチップを貰い。
そして、気が済むまで遊べるという。
あと、自分が好きな存在になれる異空間というものも、結構人気があったりするけどね♪
それらはまた、これより数年先の未来のことなので、それはまあ、別の話♡
「結構楽しかったですね!!ゼルガディスさん!!」
アメリアがゼルに対してそんなことをいっている。
「まあ・・。しかし、魔王もスィーフィードも気の毒に・・・・。」
ゼルがS達に対して同情してたりする。
「何が?」
あたしの言葉に。、
「結局、あそこの世界に取り残されているだろーが・・。」
ゼルが疲れたようにいってたりするけど。
「あら♪いいのよ♪どうせSなんだし♪」
あたしの即答に、
「はぁぁぁぁぁ・・・・・。リナ・・・・。お前って・・・・いや、なんでもない・・・・(汗)」
なぜか言葉を切るゼル。
あたし達がとりあえず、あそこの世界からこちらに戻ってくると、なぜか、この世界はごたごたし始めていたりするし。
「せっかく、魔王がいなくなったというのに・・・・。」
メフィがぶつぶついったたりする。
というのも、あたしがとりあえず、あそこの手伝いをするんだから♡
という理由から、Sの封印を解いて、Sの本体ごと、あっちに移動させたのよね♡
いきなり、Sの気配が消えたこの世界では、なぜだか、争いが起こり始めているようだし・・。
各地でデーモン達が大量発生などをして。
どうやら、覇王がとある計画を本格的に実行し始めたようである。
情けないにも、Sの身代わりにかつての影を隠れ蓑にして。
「まあねぇ♡でも、いいじゃない♪リナ♪面白そうだし♪」
「それもそうね♪」
ユニットの台詞にうなづくあたし。
『あぅぅ・・。リナさん・・・。』
なぜかメフィとアメリアの泣き声が一致してたりするけど、ま、気のせいでしょ♡
「ともかく、我々は、魔族が何を考えているのか、会議などを開くので、とりあえず、ここで分かれます(汗)」
「じゃあ。そういうことで。縁があったらまたあいましょうね(滝汗)」
ミルガイズィアとメフィはそう言ってあたし達のパーティから離れていった。
アメリアは立ち寄ったセイルーンで、フィルに足止めされ、
何でも、またまた外との交流についての会議やデーモン達の対策を練るとか。
別にそんなもの、いらないと思うけどね♪
ゼルは、とりあえず、ということで、あたし達から一度分かれて、自力で、必要な物質を探し出すとか・・。
そんなこと、しなくても、あたしに言えば、さっさと人間に戻してあげるのにねぇ(はあと)
なぜか、
「リナに頼んだら、後が恐ろしいような気がするから・・・。自力でなんとかする・・・。」
とかいってるんだけど・・・・。
そんなこんなで、今、あたしの旅のつれは、ガウリイとユニットとあたし。
この三人である。
「さーてと♪今度はどこにいきますか♪」
あたしの明るい声が響き渡る。
今晩にでも、別のとこの部下達でも、からかいにいきましょっと♪
-エル様とユニットの暇つぶし♪終了ー
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あとがき:
かお:はい!!よーやく、打ち込み終了です!!
これ、おもいっきり本編、二部のパロに続きの内容の中の、
つなぎのエピソードです(笑)
姫:なんで、覇王が、あんな作戦をたてたのか?
それは、なんでか、Sがいなくなったからとか・・。
あんなていどでねぇ・・・・・。
エル:そうそう。あんな部下Sのことなんて、どうでもいいでしょうに(はあと)
エリ:でも、クルーガー達は、かなり重宝してるわよ♪
休憩なしで、こき使えるから♪あいつたち♪
エル:まあ、あたしやユニットもよく指導にいっているからねぇ(はあと)
姫:そうそう♪でも、なんで、あんな些細なとこで、
エルんとこに何度も戻っていくのかしらねぇ?
エル:情けないわよねぇ・・・・。
そのたびに、かなりのお仕置きすえて、もどしてるけどね(はあと)
かお:(・・・いや・・。それは、お二人にかかっては無理もないのでは・・汗)
エル&姫:あら♪何か思ったのは、誰かしら?(はあと)
かお:あ゛あ゛あ゛!!しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
エリ:あら?あいつ、どこかにいったけど?
どうしたの?リナちゃん?すみれちゃん?
エル:寝たんでしょうよ(はあと)
エリ:あっそ(はあと)
姫:さてと。では、次回からは、またまたちょと時間が戻るそうです(はあと)
エル:ってことで♪あたし達の活躍、みてねぇ♪
エル&姫:じゃあ、また次回であいましょうね♪
エリ:(そーいえば、あの次元の穴・・・あのまになってるらしいけど・・・。
・・・・・いっか・はあと)
エル&姫&エリ:それじゃあね♪
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