まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
ようやく、全てのバージョンの打ち込み終了!!
わぁぁぃvv今回は、舞台のラスバーグ(爆!)
と、次は、ガウリイの結婚だ!(かなりまてぃ!)
しっかし・・・。あのラスバーグって・・もしかして。
スピ○バーグから・・やっぱりとったんですかねぇ?(笑)
それでは、いっきます!無印16話、舞台にかける青春のパロディ!です!
さて・・・。
昨日は、サボって、早く寝たから・・・。
しかも、今日はお休みなのにまだ一本しか打ち込んでないし・・(駄目です!)
ではでは、いっきまぁす!
##################################### スレイヤーズフォーエバー 第16話 ~魔人リナ?~
グルゥゥゥ……
「お腹すきました……」
「それをいうな……」
ぐったりとなって言っているアメリアに、なぜか溜息をつきつつ言っているゼル。
「この辺りには、どうして盗賊がいないかなぁ……」
などと、愚痴をこぼしているリナ。
「誰でしたっけ?変わったものが食べたいといって。ゼロスさんを料理したのは?」
実体化するのに蟻サイズになって気絶しているゼロスを見ていっているアメリアの言葉に。
「それをいわないでよ。そもそも、アメリア達だって、『食べたい』っていったんだし……」
リナが愚痴をこぼす。
「でも、あの程度でダメージ受けるようじゃあねぇ♡」
くすくすと笑っているユニット。
木の陰でぐったりと、横になっているリナ達。
「そうよねぇ。ちょっとみじん切りにして。料理の材料にしただけなのに」
それで、なぜか。
空間移動も出来ないくらいに、なぜか一時期弱体化しているゼロス。
「でも確かに。変わった触感でおいしかったですわ」
そんなことを言っているシルフィール。
そして、なぜかあたしとユニットをみつつ。
「よく平気ですね。お腹、空かないんですか?」
こちらの世界の【アメリア】があたし達にと聞いてくるけど。
「別に。食べなくても、大丈夫だし♡」
「そうそう」
「ダイエットにはいいですね。それ」
「……お゛い゛……視点が違うぞ……それは……」
あたしとユニットの台詞に、感心している【アメリア】。
そして、そんな【アメリア】に突っ込んでいるゼル。
「まあ、それはそうとして。エル。ユニットちゃん。何か食べ物……ないのかぁ…腹へった……」
ぐたっとなっているガウリイ。
「まあ、できるけど。その代わり何をくれる?」
「……あのですね……」
そんなあたしの言葉に、なぜか突っ込みを入れてくるこちらの世界のアメリア。
「まったく。その辺りに漂っている、分子と原子。
その構成を変えて組み替えて別の組織にしたら。簡単に食べ物なんかはできるわよ」
あたしの言葉に。
「そんなの無理ですぅ……」
「いくらなんでも、それは無理だろ……」
ぐったりと寄り添うようにとなっているアメリアを支えているゼル。
そんな二人がいってくるけど。
「簡単にいってくれるわね。そもそも、あたしやガウリイ。
そしてゼル一号は。手配書がかかっているから町なんかにはいかれないし。
肝心のパシリゼロスが、この状態だし……」
リナが、つぶれてぴくぴくとなっているゼロスをみていう。
この格好のまま、買出しに行かせたところ。
なぜか、つぶされて戻ってくることがしばしば。
そんなこんなで、なぜか未だに弱体化しているゼロスだし。
一度、ユニットが買出しに行ったところ。
人攫いに目を付けられて、面白いことになったりもしたりしたけども。
そんな、リナ達の空腹の負の感情で、どうにか力を復活させていっているゼロスの姿があったりする。
「栄養を摂取しないと生きられないなんて、不便よねぇ」
「まるで、摂取が必要でないような言い方だな……」
ユニットの言葉に、顔をしかめているゼル。
そんなやり取りをしている中。
「ん?」
リナがふと、あることに気付いて飛び起きる。
「リナ!?この匂いは!?」
ガウリイの目もそれに気づいて輝いてるけど。
「こ……これは!」
こちらの世界の【アメリア】の目も輝いてるし。
『シチューだぁぁぁ!!』
そして、三人がくんくんと鼻をぴくぴくさせながら同時に叫び。
ドドドド……
匂いにつられ、匂いの原点にと勢いよく向かってゆくリナ達の姿が。
「まったく……あいつらは。……って……俺のものこしとけよ!」
「急ぎましょう!ゼルガディスさん!全部リナ達に食べられちゃいます!」
そんなリナ達を、あわてて追いかけてゆくアメリアとゼル。
そんな姿を眺めつつ、
「あまりの空腹に、鋭い突っ込みはしてこないみたいね♡」
くすくすと笑っているユニットの言葉に。
「そうみたいね」
まあ、すぐにでも一瞬にできることだけど。
やっぱり、頼り根性が育ったらいけないからね。
何て素敵な親心♡
のんびりとあたし達二人は歩きながら会話しつつ、そんなリナ達を追いかけてゆく。
ガサガサガサ……
「あったぁぁあっ!」
「神よ、感謝します!」
リナの目が輝き、シルフィールが祈りの言葉を捧げている。
「ああ、正義は常に私達に味方しているのね♡」
完全にシチューしかその目に映ってない【アメリア】。
そして、それぞれがその場に座り込み、
「いっただきまぁす!」
パパパ!
素早く、懐から箸を取り出して。
茂みの奥の、広場に置かれていたシチューに手をつけているリナ達。
もぐもぐもぐ。
「それはそうと。どうして、こんなシチューがこんな所にあったんだ?」
「ゼル一号。野暮なことはいわないの。自分だって食べているくせに!」
箸を動かしつつ言っているゼルに、これまた箸を動かしつつ答えているリナ。
「いいじゃないですか。ゼルガディスさん。天は、私達正義の使者を見捨ててはなかったんですよ」
ぱくぱく。
ぱくぱくと肉を口に運びつつ、さらっといっているアメリア。
「あああ!こら!アメリア二人とも!何お肉ばっかり食べてるのよ!」
「ああ!リナ、何でオレにピーマンぱっかりよけてよこすんだよ!」
わきあいあいと。
ぐつぐつと煮込んであったシチューを囲み。
食事タイムにとなっている、リナ、シルフィールと、二人のアメリアにゼルガディス達。
「あらあら、全部たべちゃったの?」
「あぁらら♡」
あたし達がその場にいくと、すでに鍋はカラッボと成り果てていたりするし。
さすがよね♡
リナ達が食事し終わるとほぼ同時。
がさり。
足音が聞こえ、茂みの掻き分ける音がし。
リナ達が、視線を向けると。
まず始めにでんと目に飛び込んできたのは大きな緑の足。
そして、視線をそのまま上にと向けると。
「ああ……俺達のメシがぁぁ……あんたら…何なんだ?」
一人の男性が、そんなリナ達をみて言ってくる。
「え……ええと。」
戸惑いつつも、
『ご馳走さまでした。結構なお手前で。』
いって、空っぽの鍋をそちらにみせているリナ達。
「お腹が空いていたから。ちょっと失敬して、たべちゃったようなのよね」
「まあまあ。許して…ね♡」
あたしの言葉に続いて、ユニットがウィンク一つ。
しばし、そんなユニットに見とれているその男性。
がつがつがつ。
「……(汗)こんなにお腹をすかせているなんて…よっぽどひどい目にあったんだな……」
次々に積み上げられてゆくお皿をみつつ、あきれた声を出しているショートカットの金髪男性。
「そもそもは。リナさんたちが僕を材料になんてするから……うう……」
ようやく、ある程度復活したゼロスが何やらぼやいていたりするけど。
あたしとユニットはといえば、優雅にそんなリナ達の横で紅茶を飲んでいたりする。
「ええ…まあ」
そんな彼の言葉をうけて、リナが言葉を濁して軽く返事を返す。
そしてまた。
「劇団ラスバーグって……お芝居ですか?」
お腹をさすりつつ、落ち着いたアメリアが話しかけ。
「そう。劇団ラスバーグ。
今度、芸術の都モシキータで開かれる祭典にと出るんだ。そのための旅でもあるんだけどね」
そういいかけると。
「シャロン!?シャロンはどこだ!?」
声とともに。
口ひげとあごひげをつなげて伸ばし、頭をバンダナで巻いている男性がリナ達のいる……
つまりは、あたし達のいるテントにと入ってくる。
「シャロンがどうかしたんですか?団長?」
今まであたし達の相手をしていた男性が、そんな彼にと話しかけるが。
「姿が見当たらないんだ。おのれ、さてはにげやがったな!!」
その言葉に。
「ええええ!?どうするんですか!?団長!これで十人目ですよ!役者が足りませんよ!」
驚愕の声を上げている男性。
「じ…十人目って……」
そこに突っ込んでいるゼル。
その言葉に。
「うん?役者ならそこにいるじゃないか」
いって。
ぽん。
ぽん。
ぽぽん。
あたし達の手にとそれぞれ有無を言わさずに手渡されてくる一冊の本。
「練習は明日からだ。それまでにしっかりと台本を読んでおけ!」
その言葉に。
『ええええええええええええええええ!!!!!?』
ゼロス、二人のアメリア、シルフィール、リナ、ゼルガディス。
六人の声が一致する。
ぽん。
そんな口をぱくぱくさせているゼルの肩に手を置いて。
「かわいそうに、あんた達、団長に目をつけられちゃ……」
首を振りつつ、始めにあたし達が遭遇した男性がいってくる。
「団長って……あれが?」
リナが目で指し示すが。
「そう。劇団ラスバーグの団長のラスバーグさん。舞台馬鹿というか……情熱的なのはいいけど。
そのために、すでに二十人以上が逃げ出しているという……」
その言葉に。
「に…二十人って……それってかなりの数じゃ……」
シルフィールが問いかけるが。
「まあ。これも、団長に気に入られたのが運だと思って。これからよろしくな」
いいつつ。
ぽんとシルフィールの肩に手をおき、テントから出てゆくその男性。
「というか。あの兄ちゃん、俺達の正体……気づいてないようだな」
ゼルが安堵のため息をこぼしつつ何やらいってるけど。
「何で、あたし達が役者の振りをしないと・・と・・まてよ。これはいいチャンスかもしれない。」
リナが、言いかけて、ふと思いとどまる。
「まあ確かに♡このまま、この劇団と一緒にモシキータまでいけば。後はウルル山脈を越えてサイラーグにいくか。
サンドリア・シティから、船に乗って、サンボアへと向かいサイラーグにいけばいいだけだし。
本当に目と鼻の先の距離だしね」
そんなあたしの言葉に。
「なるほど!それはいい手です!」
「それはいい考えですわ。タダでご飯を恵んでくださったお礼もいたしたいですし」
ぽんと手をうって言っている【アメリア】とシルフィール。
「でも…内容が内容だぞ?この劇の内容……」
ガウリイがのほほんといい。
「そうか?ある意味、その通りのような気がするが?特に、リナに関しては」
ちらりとあたしをみて言っているゼル。
「なぁぁにか、いったかしら?ゼルちゃん♡」
どがすっ!
「きゃぁぁぁ!ゼルガディスさぁぁぁん!」
その辺りの木の枝で、いらないことを言ったゼルをとりあえず突き刺しておいて。
なぜか、血を流しているゼルに対し、アメリアが必死に復活を唱えていたりもするけども。
「ええと……あら。台本の内容が。
『正義と平和は我らに……極悪魔人リナ=インバースの最後』まあ、面白そうな題名♡」
「ちょっとまてぃっ!」
がばっ!
シルフィールの言葉に、あわてて台本を手に取り読んでいるリナ。
――邪悪な力を手に入れた極悪魔人リナ=インバース。
邪悪なるドラゴンを手下とし悪行の限りをしつくし。
そのとき、愛と平和を願う正義の勇者が、
極悪魔人リナ=インバースに正義の鉄槌を下すために立ち上がる!
いけ!勇者!正義は我らとともにあり!――
ぷくっ……
それを読んで、なぜか口から泡を出し、さらには白目を向いて倒れているゼロス。
「なぁぁぁんですってぇぇぇぇ!?何であたしが極悪魔人なのよぉ!一言文句いってやるぅ!」
文句をいいつつ、ずかずかと進むリナを。
「まってください!リナさん!」
あわてて止めているこちらの世界の【アメリア】。
「そうだぞ。リナ。そんなことしたら、みすみす捕まえてくださいっていってるようなものだろうが」
ガウリイがリナをなだめていたりするが。
「だって…だってぇぇ!私、極悪魔人なんかじゃないぃ!」
涙をためてうるうるしているリナ。
「お芝居だってば。誰もリナをそんなふうにはみてないから」
そんなパニックになっているリナを、ぎゅっと抱きしめて言っているガウリイ。
「そうですよ。リナさん。お芝居です。お芝居」
ぱらばらと台本をめくって読みつつも軽くいっている【アメリア】。
「うう…ひどい目にあった……」
「大丈夫ですか?ゼルガディスさん?」
なぜか、まだふらふらしているゼルがアメリアに体を支えられて出てくるけど。
「極悪魔人かどうかは別として。わたくしたちの世界のリナさんが、普通でないのは確かですけどね」
『確かにそう(ですね)(だな)』
シルフィールの言葉にうなづき言っている、アメリアとゼル。
「あ…あのねぇ……」
そりゃま。
些細な事なんかはしているけど。
たかが、あの程度の事で普通じゃないなんて言われる筋合いはないとおもうけど♡
くすくすくす。
「エルが極悪魔人だったら…世界なんてあっさり完全消滅して進化もしないでしょうね♡」
くすくすと笑っていっているユニット。
「それをいうなら、あんたもでしょうが!ユニット!」
「ああああ!お二人様!落ち着いてくださいぃぃ!!!!」
あわてて、そんなあたしとユニットに言ってくるゼロス。
そんなあたしとユニットのやり取りの意味に気づくことなく、
「でも、お芝居と割り切ると、結構楽しいですよ。これ」
いって。
「この世に悪がある限り!私の正義は揺るぎません!正義の心がある限りこの世に悪は許さない!」
なりきって力説しているこちらの世界の【アメリア】。
「正義の心が悪をのさばらすのを許すわけにはまいりません!今こそ愛と平和と友情で!」
『真実の正義と愛を広めるのです!』
きっちりと、二人のアメリアの台詞とポーズが一致する。
「な……なりきってるよ……この子達……」
そんなアメリア達をみて、頭を抱えているリナ。
そしてまた、
「な…なんか。二人になって、さらにグレードアップしたな……アメリア……」
もしかして…あの姉の影響もあるんじゃぁ……
などと、心でつぶやいているゼル。
まあそれもあるでしょうけどね♡
ナーガだし♡
「それでは。わたくしは、勇者を助ける巫女の役ですわね」
台本片手に自分の役を勝手に決めているシルフィール。
そんなやり取りをしている中。
「あ…ラスバーグさん」
リナがふと、そんなポーズを決めているアメリア達の後ろにと立っているのに気付き声をかける。
「ちょっときてくれ」
いってあたし達を別のテントにと案内してゆくラスバーグ。
リナ達は、正体がばれたのではないか。
と、かなり驚いていたりするけど。
まあ、始めからラスバーグは、リナ達の正体、分かっているけどね♡
そのことを言わないのは、義理の娘でもあり今はもう死んでいる彼女にリナが似ていることもあり。
そして、彼の息子にガウリイが似ているから。
という理由で、役所に突き出す気などはさらさらないけど。
ちなみに、余談だけど。
彼の息子が結婚していた相手の女性の父親の名前は、アシュホードといったりするのだが。
「えええええ!?私達が主役ぅ!?」
鏡の前で衣装を着て、ポーズを決めているダブルアメリア。
「うんうん。儂の目には狂いはなかった。そうしていると死んだ孫娘によく似て……」
そんなアメリア達をみつつ、そんなことを言っているランゴード。
「へぇ。そんなことがあったのか」
「人は見かけによらないな」
感心しているガウリイとゼルに。
後ろから。
「嘘ですからね」
「……へ?」
思わず目を丸くしているゼル。
「うちの座長。思い込みが激しいというか、舞台と現実がごっちゃになっちゃうんです。
ですから、まともに受けないほうがいいですよ」
それを聞いて思わずコメカミに汗を流しているゼル。
「くそぉ!馬鹿にしやがってぇぇぇ!」
主役が決まっていた男性が、いきなりの主役交代に叫び声を上げ。
そのままテントから走り出してゆく。
「あ~あ。また一人……逃げましたね」
なれているので、あまり動じてない団員の言葉。
「うんうん。これぞ儂の求めていたもの!
正義の勇者が実は仲のいい双子のような姉妹!悪を許さぬ心は、人一倍に情熱的に!」
ランゴードのうなづきに。
「わかりました!この不詳アメリア!謹んで主役を頑張らせていただきます!」
「頑張りましょうね!テスラ姉さん!」
ちなみに。
どっちも同じアメリアなので。
こちらの世界の【アメリア】は。
自分よりも年上の方のアメリアを。
もう一つの自分の名前。
テスラ。
テスラ姉さんと呼んでいたりする。
「そうね!アメリアっ!」
がしっ!
同じ顔で互いに瞳を炎にたぎらせて、まだ輝いてもいない星に向かって。
『あの正義の星に誓って!』
互いにポーズをとっている二人のアメリア達。
「……も、好きにしてくれ……」
そんなアメリア達をみつつ、半ば頭を抱えているゼル。
「それで?あたし達は何をすればいいの?
まさか、こんな美少女をほっておくなんて。そんなことするわけないわよねぇ?」
リナの言葉に。
「お前たちにはこれをやってもらう。
そっちのおじょうちゃんは、勇者の補佐の巫女。でもって、あんた達には裏方を頼もう」
シルフィールに、回復役の巫女の役を与え。
そして。
リナ達には裏方を。
あたしとユニットは、団員の身の回りの世話など。
ゼロスにいたっては、裏方の大工仕事。
「私はリナ。リナ=インバース、邪悪の化身。
この世を悪と恐怖で陥れるのが私の使命。出でよドラゴン。かわいい我が僕」
似ても似てつかない、リナの着ぐるみ。
その言葉と同時に舞台の端の扉が開き。
「ちょっとガウリイ!?足が違う!」
「ああ!リナ!それをそ~したら!」
ごげっ!
足をもつれさせて転げているリナとガウリイ。
ちなみに。
手配書の通りのリナとガウリイが。
賞金稼ぎなどに狙われないようにと、リナ達に与えられたのは着ぐるみドラゴンの役。
そんな配慮にはまったくリナは気づいてないし♡
トンテンカン。
「……何で僕がこんなことを……」
頭に鉢巻。
口に釘を数本。
トンカチ片手に舞台を作っているのを手伝っているゼロス。
「ほらほら、新入り。文句を言わない!」
「ああ!力を使ったら早いのにぃ……しくしくしく……」
ちなみに。
『力を使って直したりするのは当然却下♡』
とあたしがいっているから。
力を使わずに直していっているゼロスの姿が。
「……で?何で俺が捕らわれのお姫様役なんだぁぁ!」
ふりふりのレースのドレスを着せられて叫んでいるゼル。
ゼルに与えられた役は、『魔人に攫われた、とある王国のお姫様♡』という設定だったりする。
女装しているゼルに見とれる団員もかなりいたりするけども。
まあ、そこはそれ。
舞台の稽古をしつつ。
滞りなく。
劇団ラスバーグの一行の馬車は。
コンテストがある芸術の都、モシキータにとたどり着く。
「まったく……ここまできたんだからさ。早いとこ、サンドリアにいってサイラーグに……」
リナが悪夢にうなされつつ起き上がり、アメリア達にと提案するけど。
「まあまあ、リナ。折角だから♡最後まで付き合いましょうよ♡」
「そうですよ!リナさん!せっかくここまで練習してきたのに!そんなの正義じゃないです!」
あたしの言葉に続く【アメリア】。
「でも、モシキータは警備兵がごろごろいるのよ!?」
そんなリナの言葉に。
「大丈夫ですわ。リナさん。何かあったら、ゼロスさんにどうにかしてもらいますし。」
にっこりと微笑んで言っているユニット。
「それが一番厄介なような気もしないでもないけど……」
的をついているリナの発言に。
「いやですねぇ。リナさん。僕だって、エル様にまだ滅ぼされたくはないですし。
というか、上司からの命令もありますことですから。機嫌を損ねるようなことはしませんよ。はっはっはっ♡」
にこにこと笑いつついうゼロスの言葉に。
「で?その命令っていうのは?」
じと目できいているリナ。
「それは秘密です♡」
それで逃げているゼロス。
モシキータを見下ろす、とある小高い丘の上。
「それで?お前から主役を奪った一行というのは。間違いなくこの人間達もいたんだな」
こくこくこく。
木に縛り付けられて、こくこくとうなづいている男性。
「でも、どうするんですかい?旦那?モシキータは警備が厳重ですぜ?」
ザングルスの集めた戦力のうちの一人の獣人が、そう聞いてくるが。
「なぁに。方法はいくらでもあるさ」
いいつつ。
ぴらりと、男から奪った台本を片手にしているザングルスの姿。
「まったく……早くサイラーグに行かないといけないというのに……」
ぶつぶついいつつも、買い物に一人出かけているリナ。
そのまま素顔で歩いているのにまったく無防備。
と。
バン。
ババン!
ふと気付くと。
町の周りの壁にはリナ達の手配書だらけ。
「あ、貴様、さては、手配の!」
警備兵の一人がリナに気づき、何やら言ってくるけど。
う……うぇぇ!?しまった!
リナが一瞬たじろぐが。
「こらっ!こんな所で何をしている!」
ラスバーグの声と。
「捜したんだぞ」
さらっとしたガウリイの声。
そして、にこやかに警備兵に対し、
「すいません。うちの嫁が何かしでかしましたでしょうか?」
「いや…嫁って……」
「オレ。彼の息子のカウリといいます。で、こっちが妻のリィナ」
こらまて!
リナがそんな二人を睨むが。
ちなみに。
ガウリイの服装は、いつもの傭兵の格好ではなく。
どこにでもいるような、普段着の男性の服装。
パチン。
ラスバーグが話しつつも、リナにウィンク一つ。
そっか。お芝居!
リナがようやくそれに気付き。
「ごめんなさいあなた♡あたしと同じ姿の手配書を見て。どうしても同じ格好をしてみたかったの♡」
「まったく♡お茶目さんだなぁ。リィナは♡」
いちゃいちゃいちゃ……
お芝居だと判断し。
それとなく、わざと見せ付けるようにバカップルを演じているリナに。
ガウリイもそれに答える。
というか、ガウリイは嬉々としてやってるんだけど。
あるいみ素だし♡
「すいませんねぇ。まだこいつら新婚なもので」
『・・・・・・・・・・・。わかったからとっとといけぃっ!』
ラスバーグがぺこぺこと兵士達に謝り。
その傍らでは、これぞとばかりにおもいっきりリナにべたべたしているガウリイの姿。
さすがに、目の前でいちゃいちゃされてはたまったものではなく。
あっさりと警備兵たちはリナ達を開放してゆく。
「い…いつまでやってんのよぉ!」
どごっ!
兵士達がいなくなったあとで。
おもいっきり、リナがガウリイを蹴つり飛ばしてるけど。
「まったく。芝居の直前に、町の中にと行く奴があるか」
ぶつぶついっているラスバーグに。
「そうだぞ?リナ。一人で行動はよくないぞ?うん」
うんうんうなづいているガウリイ。
い…いえるか!
大切なものを買いにでた…なんてぇっ!
そろそろ……ヤバイはずだから……
こ~して、町に入ったときに買っておかないとやばいのにぃっ!
などと、心で叫んでいるリナ。
女性には、毎月必要となる品物があるのだけど。
それをこっそりと買いに出ているリナだったりする。
あたしに言えば早いのにね♡
「しかし、さっきの演技はよかったな。本当に。死んだ息子夫婦が生き返ったようで……」
ラスバーグが涙を浮かべて言い放つが。
「またまた、おっちゃん……」
嘘ばっかり。
そういいかけるが、ラスバーグの涙に気付いて言葉を失っているリナ。
まあ、ガウリイとしては。
演技でなくて、本心であったという根本的な差があるけど。
ぐす。
鼻をすすりつつ。
「ほら、いそぐぞ!」
「ほら、リナ」
「……ま、いっか」
とりあえず。
そのままコンテスト会場にと戻ってゆくリナ達三人。
ジリリ……
開始を告げるベルの音が鳴り響く。
「あ、リナさん!何処にいってたんですか!もう本番が始まっちゃいますよ!?」
「・・・・・・」
そういうアメリアのその先にとある品を発見し、一瞬沈黙し。
「それはそ~と……本気で……あれ……使う気?」
などといっているリナ。
リナが指し示したのは。
着ぐるみでなくゴーレムで作られているリナの人形。
ついでにいえば。
リナ達が着ているドラゴンの着ぐるみも。
口から炎などが出せたりできるという優れもの。
過去のとある出来事を思いだし、すこしひくついているリナ。
魔人というのは、凶悪でなくてはならない。
という人間の深層心理を逆手にとって、『なるべくかわいい姿で』。
というラスバーグの意見で、歩くたびにピコピコとなる足音にプリティな容姿。
その姿は、とある町で大人気の。『ピコピコリナちゃん』そのものの姿だったりする。
ついでに、中にと人が入れるようにと設定してあるので
ちょっとした魔法なんかもこのゴーレムは、
中にある魔法の種類のボタンを押すとできるようにとなっていたりする。
当然、製作したのは、あたしとユニット♡
「お。ついに始まるようですね」
審査員の一人が。
審査基準を計る紙をもち舞台に注目する。
すでに、会場は満員御礼。
ピコン。
『きゃぁぁぁあ!かわいい!』
「ままぁ!あれ、欲しい!」
ゴーレムが姿を現すと、会場の女性たちの歓喜の声と子供達のおねだりの声が響きわたる。
「私は、リナ。リナ=インバース。邪悪の化身」
鈴を転がしたような転換された音声の声が響いてゆく。
「あんな魔王だったら、支配されてもいいかも♡」
「ほう。これは意表をついていますな。悪が邪悪であるにもかかわらず、あんなにかわいい容姿だと……」
いいつつも、得点を付けてゆく審査員たち。
「うん!?何だ!?貴様らは!?」
舞台下にいたラスバーグの元に押しかけてくる数名の存在達。
「おやおや♡」
バシュッ。
「まったく」
「ここで仕掛けてくるとはねぇ♡」
とりあえず。
仕掛けてきた刺客達は、その場でみじん切りにして跡形もなくゼロスがかき消したり。
もしくはそのまま、肉体をもったまま精神世界に飛ばしたりしたところ。
なぜかその程度で死んでいだりする刺客達。
根性がないったら……
――バタン!
勢いよく会場の客席の出入り口の扉が開く。
「お。エキストラですね」
「勇者よ。今こそ我らもその力。お貸ししましょう!」
完全に誰だかわかる
プリティなお面をつけているだけの変装をしているザングルスが舞台の進む劇の最中に乱入してくる。
どごっ!
ちょうど、彼等が舞台に乱入した刹那。
ラスバーグの引っ張った紐が、リナとガウリイを床下にと叩き落す。
ドガガシャュ!
そこは只今、遊びの空間…もとい。
戦いのまっ最中♡
ゼロスが、ストレス発散とばかりに。
手や足、そして、耳。
指の一本づつ、にこにこと笑いつつもバシュバシュと消滅させて。
その相手から発せられる恐怖の感情を食べていたりもするけど。
「こぉらぁっ!役者が舞台をほっぽってどうする!」
落ちてきたリナ達に言い放っているラスバーグ。
「いや……そんな問題じゃないかと……」
会場では、ゴーレムの中にいる団員がパニックを起こし、
その中にと設置されているボタンの数々を連射していたりするけど。
パニックになった人間って面白い行動をとるわよね。
ほんと♡
「ほう、舞台効果も抜群ですな」
「本当の魔法のようですな」
本物の魔法なのに、それで済ませている審査員たち。
ラスバーグの言葉に、一度は抗議するものの。
だがしかし、思いなおし。
「そっか、お芝居続けよう」
リナがぽんと手をうち。
「ってことで♡エル達も協力してね♡」
リナがにっこりと、あたしとユニットにといってくる。
ガラガラガラ……
ドライアイスの煙とともに。
舞台の下から魔道士姿のリナと剣士姿のガウリイ。
そして。
同じく魔道士姿の私と巫女のような格好をしているユニット。
そして、黒い神官服を纏っているゼロス。
この五人でと舞台の上にと登ってゆく。
その一方で。
下ではゼルが、今だに攻撃仕掛けてきている刺客達の相手をしつつ、
ラスバーグ達団員を守っているけど。
「ついに現れたな。ガウリイッ!」
ガウリイの姿をみとめると同時、そんなことを叫んでいるザングルス。
パキン。
ザングルスのつけていたお面が割れ。
『あああ!ザングルス!』
二人のアメリアの声が同時に発せられる。
そんなザングルスをついっと指差して。
「ついに現れたわね。魔王ザングルス♡」
すっと。
ピンクの色彩にしているロッドを片手で突き出すユニット。
「……へ?魔王?」
ザングルスが、それについていけなく目を丸くするが。
「勇者に仕える聖戦士であるこのリナ=インバースと。ガウリイ=ガブリエフをその邪悪な力で竜にと変えて。
さらには偽者のあたしで操らせ!勇者との共倒れを狙った卑劣な計画!」
リナが高々と言い放つと。
『おおおおお!』
「ほう、新解釈ですな」
会場からどよめきがおこり。
審査員が、感嘆の声を上げてゆく。
「リナが封じられていたら。このあたし。
リナの分身でもある精霊たる王の我も力を出すことなどはできはしない。
それを狙っての悪行の数々。ゆるすまじ」
こ~いうイベントって、楽しいから好きよ♡
あたしの言葉に、ちょっと力を込めただけなのに。
びくり。
と空気が一瞬震えていたりするけど。
多少空気が振動しているそんな中。
「僕は、王に仕えるしがない神官♡覚悟はいいですね?」
リナさんたちがこれに気づきませんように……
などと内心思いつつ、にこにこといっているゼロス。
「ほら、聖戦士ガウリイ。あんたも何かいいなさいよ」
リナがガウリイを小突き言い放ち。
「ザ…ザングルス。今度こそ、貴様の最後だ」
格好をつけているリナに見とれていたガウリイは少しあわてて言い放つが。
その様子がまるで照れているようにと会場の女性達にはうつり。
『きゃぁぁぁ!かわいい!』
女性たちの黄色い声が飛び交ってゆく。
「わ…私達が主役なのにぃ……」
「リナさん達が目立ってますうっ!」
二人のアメリアが同時にいいつつも、気をとりなおし。
たたたっとあたし達の方にと走ってくる。
そして。
「やはり、そういうことだったのですねっ!」
「今こそ、聖戦士とその力!とくと真の正義の力を見せるときです!」
ドッガァン!
その後ろで水蒸気爆発を起こし水のしぶきを上げておく。
ちょっとした舞台演出♡
『おおおおおお!!』
「……うけてますね……」
「とにかく!お芝居ということにして!ザングルスをやっつけるわよ!」
小声で指示を飛ばすリナ。
「ふ。返りうちにしてくれるわ!」
パチン。
ザングルスが指を鳴らすと。
わらわらと客製の出入り口の扉から出てくる、彼たちが雇った刺客達。
「すっげぇ。一体、何人エキストラがいるんだ?」
「ほう。客席まで巻き込む斬新なアイデア……特A……と」
観客たちは完全にお芝居と捕らえ、審査員たちもお芝居と信じて疑ってなかったりする。
「貴様の相手は、この私だ……」
「出たわね!魔王を操る大魔王ヴルムグン!
しかぁし!こうして元の姿にもどっているからには。私達の正義の心の前に敵はなし!」
ちょっとはずかしいかな//
のりにのりつつ言っているリナは、内心そんなことを思ったりするけど。
そんなことは関係なく。
『おぉぉぉぉおっ!』
会場は大いにうけてたり♡
「火炎球!」
「勇者よ!姫は助け出しました!」
「このお……私も、聖戦士の一人!今こそ裁きを!」
結構こちらも乗っているシルフィールとゼル。
会場全てを舞台とし。
あたし達の芝居という名目のザングルス達を追い払う戦いが、幕をきって落とされてゆく。
「すっげぇ!まるで本物だぜ!」
レッサーデーモンとかの姿をみて、感嘆の声を上げている観客達。
「烈閃槍!」
ポビュ!
呪文をくらい消滅してゆく彼らに。
「どうやってるんだ?あの仕掛け?」
「本物の魔法のようよね」
感激している客たちの姿。
ちなみに。
観客達には。
あたしとユニットが全員に、それなりの結界を施しているので。
あたし達がどんなにあばれようと、被害はなし。
それで、よけいに、本当の芝居と思いこんでいたりする。
「それとも、客席を巻き込んで、竜破斬でもうつか?」
淡々といっているヴルムグンの言葉に。
「ああ、リナ、大丈夫よ。やっても。被害はでないから」
「そうそう。彼等の目には。光だけしか映らないからv」
あたしとユニットの言葉に。
「よしゃぁ!じゃ、そ~いうことで♡」
ためらいなく、竜破斬の詠唱を始めるリナ。
「あのな……いい加減に諦めないか?」
あきれて言っているガウリイ。
「貴様が本気で俺と勝負するまでだっ!」
「……勝負にもならんと思うが……」
繰り出される剣を指一本で止めているガウリイ。
そして。
ふと。
「……げっ!?その呪文は!?」
ザングルスが、リナが唱えている呪文の正体に気付き叫び声を上げ。
「……やばっ!」
即座に、斬妖剣の方を抜き放っているガウリイ。
周囲の魔力を切れ味とするその特性を生かして。
建物などに影響されるであろう魔力を。
その剣にと一瞬のうちに、リナが呪文を放つと同時に吸収してゆく。
「竜破斬!」
ドッゴォォォォン!!!!!
会場を。
まばゆい爆音と光が覆いつくしてき。
そして。
観客達が目を開くと。
そこにいるのは、あたし達の姿のみ。
「かくして。魔王ザングルスと大魔王ヴルムグンの悪のたくらみは費え。
捕らわれていた姫であり、我らが勇者の一員でもあるルル姫も無事に取り戻し!
かくして一つの戦いが終わりを告げたのであった」
「しかし!魔王達がいる限り、新の平和は訪れはしない!
今こそ、聖戦士と、精霊王の力とともに!私達、正義の戦士の旅はまだまだ続くのです!」
交互に最後の占めを行っているアメリア達。
『わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
「舞台効果も文句なし」
「演出もすばらしい。これは、今回の優勝は決まりですね」
審査員たちがそんなことを話しているが。
「うけてる、うけてる。受ければ……よし!」
うんうんとうなづいているラスバーグ。
盛大に盛り上がる舞台を後にして。
あたし達は劇団と別れ。
次に進むは。
サイラーグに行く道筋にいくまでの、サンボアに行く船が出ているサンドリア。
まだまだ旅は続きそうね♡
「くっそぉぉ!ガウリイ!覚えてろぉっ!」
全身を包帯でまきつつ。
こりずに、ガウリイとの戦いを希望しているザングルス。
「……ザングルス。あまり熱くなるな……」
「五月蝿い!この不死身やろう!」
一人のコピーがやられたので、次のコピーが送られてきていたりする彼らたち。
というか、普通ザングルスも気づくでしょうにねぇ。
これがコピーだって♡
くすっ♡
「ね、エル♡今度、ドラスレにも耐えられる結界のやり方教えて♡そ~したら町の中でも使いたいほ~だいだし♡」
舞台が終わったその刹那、あたしに聞いてくるリナに。
「いいわよ♡」
あたしが即答すると。
「かなりまてぃっ!」
なぜか悲鳴を上げているゼルに。
「それはまってください!」
同じく止めているアメリア。
「そ…それは……さすがに止めて欲しいのですが……」
シルフィールはなぜか汗を流しつつ。
「え…エル様ぁぁぁ!!!リナさぁぁぁぁぁん!!!!!」
ゼロスにいたっては、なぜか泣き始めていたりする。
「いいじゃないですか!悪が滅びて善良な一般人に被害がでない!というのであれば!」
「アメリア!話せるじゃない!」
「はい!正義のために頑張りましょう!リナさん!」
『……何処に正義がある(んでしょうか)』
盛り上がる【アメリア】とリナの言葉に。
つっこんでいる、ゼル、ゼロス、シルフィールの三人。
う~ん。
あの甘えてきていたリナ…よかったよな♡
よぉし!
あれをいつか現実のものにするぞ!
一人別の意味で誓っているガウリイ。
わきあいあいと話しつつ。
道は続くよ、どこまでも♪
さぁぁぁてと♡
次は男性陣たちを女装させますかね♡
ふふふふふふ♡
-続くー
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あとがき:
薫:ネタバレになるので。ザングルス達が乱入してきた場所。省きました。(こらまて!今更!)
姫:というより。うまく表現できなかったからよねv
薫:・・・う(汗)
とりあえず、次回!ついにきました!例の、ガウリイ、結婚する!?(爆!)
ちなみに。考えているの・・・。
ゼルもプロポーズ・・受けたりして・・・(爆!)
何か、今回。エル様と菫ちゃんが活躍してない・・・・。
ま・・いっか(よくないぞ!かなり!)
姫:えー。なぜか、自己嫌悪になっている薫はほっといて。
さぼりつつ、打ち込んでいた結果。
折角の休みに小説打ち込んだのが、たったの一本!
すでに次の日に繰り越している愚かな薫なのです♡
薫:・・ぐさっ!(しくしくしく・・・)
姫:彼方が、なぜか、ヒカルの碁が読みたくなって。
最新巻まで読破してるから・・・・。
薫:あ・・あはは(汗)
まあ、何はともあれ。
姫:それでは、また次回でv
姫:私とエルをもっと活躍させなさい!
薫:ひ・・ひぇぇぇぇぇ!!!!!!
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