まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
ふふふふ♪またまた番外編なのです♪今回は、闇の住まう村バージョンです♪
ではでは♪
一応、説明まで。一応、原作とドラマCDがごっちゃになってますので(笑)
あしからず♪ではでは、パロいきますのです♪

#####################################

エル様漫遊記・番外編・第八回  ~闇の住まう村編~

部下Dたちにお仕置きすませて、で、レイナード王国での事件の結果。
またまた、アメリアとゼルと一緒に旅をしているあたしである。
というのも、ついでだから、セイルーンにでもいってみよっかという、あたしの気まぐれではあるのだけど。
まあ、ゼロスは、相変わらず、あたしに付いてきているけど。
ま、面白いからよし♪
そして、それから二日目の夜のこと。

ちゅっどぉぉぉぉぉんんんん!!!!!
「んっふふふ♪今日も大量♪」
「リナさん!!今日も、悪が一つ滅びましたね!!」
「・・まあ・・。僕は何もいいませんけどねぇ・・・。はあ・・・。」
「またか・・・。よくもまあ、飽きないものだな・・。」
「リナぁぁぁ・・。盗賊いじめもいいけど、それより、俺と、手試合してほしいなぁ・・。」
ゼロスがため息交じりにいい、アメリアは、盗賊が壊滅したのに、満足のご様子。
ガウリイはといえば、まだ、あたしとの剣の手試合をあきらめてないし・・・・
まあ、あたしが本気になったの、ガウリイ・・みたことないし・・ね
どうも、始めてガウリイとであったあの時に、ついついちょっぴり剣で応戦した一件を今だにひこずっているようなのよね。
まあ、あたし、あのとき、手加減して、光の速度で移動したからねぇ・・・。
ガウリイは、その動きについてけなかったらしくて・・・・・
で、ことあるごとに、あたしと勝負してみたい!!
と無茶な希望を言っているのだけども。
まあ、あたしになんにしても勝てる存在なんか、いるはずもないけど
そんなこんなで、その日は、近くの村へとあたし達は、宿をとる。
「きゃあゼルガディスさん・・むにゃむにゃ・・・」
どうやら、アメリアは、ゼルと結婚する夢を見ているよーで、顔がにやけている。
あたしが、ちょっと、宮殿に戻って、で、宿の部屋へと入って行くと、・・そいつはいた。
「そこかぁぁぁぁ!!!!」
かっきぃぃぃんんん!!!!
あたしの放った、フォークをかるくはじく存在一つ。
まあ、あたしも面白半分で投げたので、この結果は当然だけども。
「ふっふっふっふっ・・。さすがは、噂に名高い、リナ=インバース・・。見事だ・・・。」
闇の衣を見にまとい、普通の人間では、気配を感じさせないであろう、男が一人、たたずんでいる。
まあ、あたしには、見えるけど、一応・・と♪
「ライティング!!!」
あたしの声に応じて、部屋が昼間の明るさにと変わる。
「ううぅぅんん・・。リナさ~ん・・・。まだ、夜中ですよぉぉぉ・・。」
アメリアが寝ぼけ眼で目を覚ます。
「寝とぼけててもい~けど。アメリア。で?何の用なの?」
あたしがその男―ギザンに声をかけると。
「ほう!!やはり、我が見こんだお人なことはある!!
   今までなんか、私が枕元に、気配を殺して突っ立ってるだけで、話もきいてはくれなかったし・・・・・。」
ギザンがいうけど・・それは、当たり前の反応だとおもうけど
「ん~んん・・。あ・・あああ!!!暗殺者ぁぁ!!??」
ようやく目を覚ますアメリア。
「失礼な!!私は、暗殺者ではないいぃぃ!!」
ギザンがそれに答える。
 「じゃあ、なんで、夜中に、しかもそんな格好して、乙女の部屋に、しかも気配を殺しているんですかぁぁ!!」
アメリアが聞き返している。
「・・・我が村の習慣だ。」
「いったい、どういった、習慣なんですかぁぁぁぁ!!!???」
「まあ、とにかく、話をきいてくだされ。」
メリアを無視して、勝手に話を進めるギザン。
「私の名は、ギザン。とある村の村おこしのための広報係長をやっておる。」
「・・・・・はい?」
 おもわず、いつのまにか、やってきていたゼロスとアメリアが間抜けな声をだす。
「まあ、我が村は、もともと暗殺者養成村だったのだが・・・・
  …領主がかわってこのかた、普通になるようにとのお達しがでてな・・。で、村おこしに強力してほしいのだ。」
ギザンの言葉に。
『・・・村おこし?』
これまた、いつのまにか、かってに部屋に入ってきてるガウリイとゼル、そして、ゼロスとアメリアの声が一致する。
ギザンは満足そうにうなづくと、
「作用。普通に生活せよといっても、やはり、村の存在をアピールせねば!!我々とて、霞を食べてはいきてはいけん。
  それゆえに、旅人の枕元にいきなり立って、お願いしているのだが。
  いかんせん、誰も話を聞いてはくれずに、逃げ出したり、気絶したりするばかり。」
全然自覚がない台詞を言っているギザンである。
「・・・普通、逃げますよ・・。そんな頼み方では・・・」
ゼロスがあっけにとられて言う。
「なぜだ!?我が村では、これが常識だぞ!?」
全然自覚してないギザン。結構面白い
『それのどこが、常識なんですかぁぁ(なんだぁぁ)!!??』
ゼロス、アメリア、ゼルの声が一致する。
「我が村では、これが、常識だ!!引き受けてくださらぬのならば、このギザン!!
   使命を失敗したとして、この場で朽ち果てるのみ!!」
いって、手榴弾・・・しかも、めちゃくちゃ強力なやつvを取り出して、火をつけているし
「自害する必要なんて、どこにあるんですかぁぁ!!もう、暗殺者ではないんでしょぅぅ!!?」
アメリアがいうと、
「作用。これは、我が村の風習である!!」
『そんな風習があるかぁぁぁぁぁ!!!!』
ゼロス、アメリア、ゼルの悲鳴がこだまする。
まあ、とりあえずとして、ゼロスが精神世界から手榴弾の火を消してるけど

で、結局、あたしは面白そうなので、その依頼、引き受けることにする。
アメリア達は、また自害されては、困るというので、即座に賛成してきたけども。
「で?どこにあるんだ?その村は?」
ゼルがいう。
「そういえば、ギザンさん、かってに付いてくるといってましたけど・・。」
アメリアが言いかけると。
びゅるるぅぅぅぅ!!!!
風に舞う、木の葉の中からギザンが出現する。
「うどわっ!?ギザンさん!?どこから出てくるんですかぁぁ!!?」
アメリアがかなり驚いているのは、ほっておくとして。
「・・・面白い人間ですねぇ
ゼロスは状況を楽しんでいる。
「で?いったい、村おこしに今まで、なにやったんだ?」
ゼルがまともな質問をし。
「うむ。かく村を研究して、饅頭や、みやげ物などを開発してるのだが・・・。・・・・いまいち、はっきりせん。」
ギザンが気まずそうにいう。
・・・ま、まあ、あ~んな物、買う物好きは・・・あまりいないだろうけども。
「ともかく、やることは、やってるんですね・・。」
アメリアがいう。
「そろそろだ。」
ギザンの言葉と同時に、声が聞こえてきたり。
「はいはいはいはい♪さ~て♪この村の名物♪
  お土産に暗殺者(アサシン)饅頭はどうですかぁあ♪暗殺者プレートといったものもありますよぉ♪」
売っているのは、黒い髪を肩まで伸ばしている瞳の赤い男性。
そして、横には、ある杖が
ずごがしゃぁ!!!!
ゼロスがそれを目にして盛大にずっこけてるけども
「あ、みやげ物売ってますね♪」
アメリアがそれに駆け寄っていく。
そして・・・・・
「・・・・・なんです?この文句は・・・・(無言)。」
饅頭の殺し文句として、誰でも死ぬおいしさ!!
とか、しびれる味とか、天国行きのおいしさ!!とか書かれているそれ、すなわち、みやげ物。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!???赤瞳の魔王(ルビーアイ)様ぁぁ~!!????
   こんな所でなにやっておられるんですかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????」
ゼロスの絶叫が響き渡る。
「はっ!!!獣神官ゼロス!!??あ゛・・あ゛・・あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
ゼロスの言葉にこちらを向いて、混乱している・・そう、部下S。
「ななななんだって、こんな所にエル様がぁぁぁ!!??」
ざしゅ!!!!
いきなりSは血を吐いて倒れる。
まあ、いきなりあたしの通り名で呼んだ罰である。
んっふふふ♪部下S♪まだ、受けたいのかしら
あたしの精神世界からの問いかけに、ぶんぶん首をふっている部下S。
「・・・・ちょっとまて・・・・・。ゼロス・・・・。お前・・・・いま、この人間・・・なんて呼んだ?」
ゼルがゼロスに聞き返している。
「こいつが、人間の中では、ちょっとは有名な。
  北の魔王とか、たいそーな名前で呼ばれてる赤瞳の魔王シャブラニグドゥよ♪
  ちなみに、こいつなんか、Sでいーわよ♪
  ・・・水竜王の封印のせいで、ちょこっとだけ強力な魔道士の力しかないから♪」
あたしが説明すると、
ずごしゃ!!!!!
あ、面白い♪
ギザンだけでなく、ゼルとアメリアまでもがこけてるし♪
「な゛んで、リナさん、そんなこと、知ってるんですかぁぁ・・・・」
アメリアが涙交じりにいってくるけど。
「そんなの、ルナの関係に決まってるでしょ♪」
嘘ではないし♪
見もふたもなく答えるあたし。
・・・・やっぱ、絶対、リナさん・・・・・。あの金色の魔王と何かしら関係があると思いますぅぅ・・・・
などと心で泣き言をいいつつも、そんなことを思っているアメリア。
まあ、関係というか、あたしが本人なんだけど・・。
面白いから教えないけどね
・・・そーいえば、異世界の神や魔王のヴォルフィードやデュグラディグドゥとも、知り合いだったよーだし・・。
・・・・やっばり、あれと関係が・・・・・あるんだろーなぁ・・・・・怖くて聞けないが・・
などとそんなこと冷や汗流して思いつつ、ゼルまでもが心の中でつっこんでいるけど。
まあ、ゼルとアメリアは、ドラゴンズピークで、水竜王の記憶の欠片―異世界黙示録に触れて、
あたしの・・つまり、断片的な金色の魔王について、聞いてたようだしね
「で♪S♪あんた、こんなところで、何やってるのかなぁ
あたしが聞くと、
なぜか泣いてるSである。
しかも、魔王にたいして、為口・・聞いてるし・・リナ(さん)は・・・・・
そんなことをなぜか冷や汗流しつつ思っているゼルとアメリアはほっといてっと。
「あ・・あのですね・・。フィブリゾが封印されたもので、その事後処理がよ~やく、終了しまして・・・。
   で、竜王達にちょっかいかけられる前に・・自力で欠片・・探そうかと・・・」
なぜかびくびくしつつそんなことを言っているS。
あら♪あの部下Sにしては、ちょっとは、頭を働かしてるじゃないのよ♪
「魔王が怖れてる・・・・」
ほぼ同時にアメリアとゼルが突っ込んでいるけど。
「なんだ。レイ=マグナス殿、お主、魔王だったのか。」
いたって気楽な口調のギザン。
ずごごげっ!!!!!
その台詞でまたまたずっこけているアメリアとゼルだけども。
「このギザンさんもただものじゃ、ありませんよぉ・・・」
「・・・気にするな!!気にしたら・・負けだ・・アメリア・・・」
なぜか、混乱しかけているアメリアとゼル。
まあ、Sの人間の名前は、ゼラス達からゼル達は聞いてるし、例の結界の外にいくときに
「では、とりあえず、私の家においでください。」
ギザンが何事もなかったように、あたし達を自分の家に案内する。

「アニス!!アニスはおらぬか!!」
しゅん!!
「はい。何でしょうか?兄上?」
いきなり天井から降ってくるギザンの妹のアニス。
「客人にお茶を。」
「はいっ!!」
しゅた!!
またまた天井に消えるアニス。
「お待たせしました。」
『うげっ!!?』
「すごいなぁ・・。この姉ちゃん、気配あまり感じさせなかったぞ・・・。」
ガウリイが変なとこで感心してるけど。
「あ、気になさらずに、私の妹で、アニスといいます。」
ギザンが目を丸くしてるアメリアとゼルに説明している。
ゼロスとSは、なぜか、意気投合して、アニスが持ってきたお茶なんかを早速のんでるけど・・。
「・・・ゼロス・・・すまないな・・・。お前に押し付けて・・・」
ずずぅ・・・。
「いえいえ、魔王様の方こそ・・大変でしょうに・・・・」
ずずぅぅぅぅ。
ちょっとまて・・・。どういう意味じゃいい!!??
どがざしゅ!!!!
『ぐばっ!!』
ゼロスとSが血を吐いて動かなくなる。
ふっ!!命知らずな会話なんか、するからよ!!
「あ、魔王とゼロスさんが動きませんけど・・。いっか。どーせ、この二人、魔族ですし。」
「・・・だな。」
アメリアとゼルは、その一言ですましている。
そんなゼロス達のことは、完全に無視し。
「で?アニスさん?なんだって、天井から出てくるんですか?」
アメリアがアニスに聞き返している。
「だって、落ちつくんですの・・・。暗くて、狭くて、じめじめしてる場所なんかだと・・。
  明るい場所だと、なんだか落ち着けなくて・・・。」
「そ・・・そ~ですか・・・」
「そ・・そ~か・・・」
アメリアとゼルがアニスの台詞に冷や汗を流してたりするけど。

「とりあえず、今後の意見までを聞きたいんですが、よろしいでしょうか?」
ギザンの台詞に。
「とりあえず、あの殺し文句はどうにかしたほうがいいと思いますが・・・」
アメリアがまっとうなことをいう。
そりゃそうよね
「何処が悪いというのだ!?」
まだ、理解してないギザンだし
「普通、あんな言葉が書かれていると毒入りだと思うぞ・・・。」
ゼルがいい。
するといつのまにか復活したのか、部下Sが、
「まあ、普通は、そうだな。
  他には、お湯をかけると、武器にはや代わりするプレートだとか、
  あと、領主をモデルにしてる頑張れアサシン君なんて、物もあるが、どれも、ばっとしない、物だし・・・。」
「へぇ・・・。Sにしては、結構、まともな意見じゃないのよ♪」
あたしの台詞に、
「しくしくしく・・・・。」
いじけている部下S。
ちなみに、【頑張れアサシン君】というのは、お城に剣を突き刺していって。
それでもって外れたら、お城の城主の首がすっ飛ぶというもの
・・・今度、部下達でもって、実物でやってみますか
「・・・なんか、魔王といっても哀れかも・・・。」
アメリアがそんな台詞をほざいてたりするのだが。
「うーむ・・。では、どうすればいいのだ?」
考え込んでいるギザン。
「こういうのは、どうですか?ある程度の宝を村のどこかに隠して、で、村全体でそれを探すテーマパークにするとか
ゼロスがまともな意見を出してくる。
「なるほど!!では、技を駆使しての血みどろの罠!!迎え撃つ快感!!そうして、とびかう無数の血!!いいですな!!」
ギザンの台詞に、
『そうじゃありませんん!!』
ゼル、アメリア、ゼロス、Sの台詞が一致する。
「なぜだ!!では、宝がとられるではないか!!」
「わざと盗らせるんですぅぅ!!」
「何!?すると、宝を持っていかれてしまうではないか!!?」
「それでいいんです!!それで、その関係で、売り込めば!!」
アメリアが説明しているけど。
「そうですよ。なぜか、人間は、無用なものでも、重宝する傾向がありますからねぇ
ゼロスが意見し。
「そういえば、どこかでは、ハニワなんか、集めてる人間もいたっけ・・。」
いつのまにか、復活している部下Sがいう。
・・・もうちょっと、あとで、二人とも、いじめておこっと♪
そんなかんじで、あたし達が意見を言っていると。
どがぁぁぁぁぁんんんん!!!
いきなり家が吹っ飛ばされる。
「ふっふっふっ・・・。愚かな・・。村お越しなんぞに協力するから、短い命だったものを・・・」
「ギザンが連れてきたもの達ゆえ。
  多少は、うでの立つもの達かと思ったのですが、取り越し苦労だったようですね・・・・」
声が聞こえる。ラゼラムとその一派のようであるが。
「おやおや
いきなりゼロスがそんな彼らの後ろに出現し。
「・・・ふう・・・・。」
Sがなぜか息を吐きつつ、結界を解いてたり
「あら♪Sにしては、気が利くじゃなのよ♪」
どうやら、Sは、いまのを結界はって防いだようであるし。
「・・まあ、リナさんに怪我でも負わしたら・・ただではすみませんからねぇ・・・」
アメリアがいい。
「確かにな。しかし、リナに攻撃ふっかけるなんて、命知らずにもいいとこだな・・・・」
ゼルがいう。
「リナが怒ったら、こんなんでは、すまないしなぁぁ・・・・」
ガウリイがいう。
「お前ら!!一体、なんだってゆーんだ!!」
ラゼラムがいうが。
『まさか、知らないわけではないでしょうに。リナ=インバースの名前を。』
きっちりはもっていうゼル、アメリア、ガウリイの四人と、うんうんうなづいているSとゼロス。
びくびくびくくぅぅ!!!
ずざぁぁぁぁぁ!!!!!

「・・・ラゼランさーん・・・。逃げましょうよぉ・・・」
あたしの名前を聞いただけで、そんな反応をしているラゼラムの部下一派。
「・・・・・あんたら・・・・許さん・・・・」
まったく、こんなか弱い少女にむかって何て反応かしら
あたしが言いかけるのとほぼ同時。
「お主!!なぜ、こんなことをする!!ラゼランム!!」
ギザンが何かいってるけど。
「村おこしに反対だからに決まっているじゃないかぁぁ!!
  第一、ギザン、貴様はかつては雷光のギザンと呼ばれてたのに!!
  今では、村おこし広報課長だ!!情けないとは思わないのかぁ!!」
「さては、貴様、私が広報課長になったのをねたんでるなぁ!!」
「そんなことがあるかぁぁぁぁぁ!!!!」
そんなほのぼのとした会話を繰り広げているこの二人。
その二人の会話にあっけにとられているアメリア達。
「とにかく!!今は、時代が違うのだ!!時代がかわったのだよ・・。」
ギザンがいうけど。
「ふふふ・・。そうとも限らんさ。我々で、隣国の王を暗殺すればな。」
「何!?」
ギザンが驚くが。
「そんなこと、許しません!!まだ、地方の名物料理を食べてません!!」
メリアがガッツポーズをとり。
「そうよねぇ♪
  【ラケドニア地方の羊料理】や【にゃらにゃらの踊り食い】【ミルサー料理】なんかが結構、おいしいという話だし♪
  まだ食べてないしね♪」
あたしの台詞に、
「どういう、理屈だぁぁ!!!!」
ラゼランは叫び返している。
「まあ・・・。ともかく、この御方がいるときに、そんなことしでかしてもらっては・・困る・・・」
Sが冷や汗かきつつ何やら言い。
「そうですねぇ・・・・・。
  そんなことして御機嫌をそこねてもしたら、この星どころか世界そのものが完全に消滅してしまいますし・・・・。」
ゼロスまでもがいっている。
その台詞にラゼランがなぜか硬直してたりするけど。
い、今の意味は一体?などと思っているその感情が何とも面白い。
彼が硬直しているそんな中。
「兄上!!大変です!!村おこしの資金が盗まれました!!」
アニスがいきなり走ってくる。
「そういえば、砂金なんか、集めてたっけ・・。」
Sがふとアニスの言葉につぶやき。
「何!!なぜだ!!」
アニスの言葉に反応し、ギザンは叫びつつも、倉庫の方に走ってゆく。
そんなアニスの言葉に顔を見合わせ、そのままギザンと共にアメリア達も走っていっているけど。
「ともかく、エル様の機嫌をそこねることはしないでくださいね
ゼロスが念を押している。
「まあ、ちょっと、S、ゼロス、こいつら、精神世界につれてって、遊んできなさいな
あたしはアメリア達がいなくなったので、とりあえず、こいつらのお仕置きを先にすることにしますかね
『は・・はいいぃぃぃ(汗)』
そう言って、ゼロスとSは、ラゼラムたちをつれて、掻き消える。
さて・・と。あたしは、あっちにいきますか♪

「どうやら、この金庫・・こじ開けてはいないな・・・」
ゼルが金庫を見てからいう。
「何!?では、村おこし賛成派の中に、うらぎりものが!?」
驚いているギザン。
「あれ?リナ?ゼロスとあのSとかいうやつはどうした?」
ガウリイがゼロスやSがいないのに気がついて聞いてくる。
「あっちで、ラゼラムたちで遊んでる
「そ・・・そうですか・・・」
「そ・・そうか・・・・」
アメリアとゼルが冷や汗かきつついうけど。
「とにかく・・・。砂金を取り戻さなければ!!」
ギザンはいって、その場を後にする。
とんてんかん!!!
ギザンの家にと戻ってゆくと、ギザンの家を建て直しているアニス。
「アニス?これは?」
「あ、兄上、ラゼラムに壊された家を直そうかと思いまして・・。」
アニスがいうけど、
どすっ!!!!
ずざぁぁぁぁぁ!!!!
虚空より黒い錐が出現し、アニスが直していた壁を突き破る。
『あ゛あ゛あ゛!!?砂金がぁぁ!!??』
ギザン、ゼル、アメリア、ガウリイの四人の声が重なる。
「素直に、ラゼラムさんが教えてくれましたよ
虚空より声が響き、そして、Sとゼロスがいきなり出現する。
『な゛!!??』
アニスたちは、かなり驚いているけど。
「アニス!!おのれ!!わが妹とはいえ!!食らえ!!」
かっきぃぃぃんん!!!
アニスとギザンが攻撃を開始して、しばし、面白い兄と妹の戦いがその場にて繰り広げられてゆく。

「私の負けです・・。兄上・・。」
「いうな。アニス、身内の罪は、我が罪!!かくなる上は、ともに自爆して!!」
『するなぁぁぁぁぁ!!!!』
アニスとギザンの台詞に、ゼルとアメリアがつっこむ。
「そーそー♪せめて、一生、トイレ掃除とか、着ぐるみきてのアトラクションをやらせたほーが、いーじゃないのよ♪」
あたしの台詞に、
「しくしくしく・・・・。死んだほうがましかも・・・・」
とにかく、あたしはギザンから依頼料を貰って、その村を後にする。
ま、当たり前ながら、その村の村おこしは・・失敗したりしてたりして
ギザンたちは、いっさい、手加減というものをせずに、罠や技を使いまくり。
当然、領主から中止するように命令がくだったのよね。
ま、当然よね

「さーてと♪ついでだから、S、あんたもゼロスと一緒についてきなさいなvv♪」
あたしの台詞に、
「なら、今晩から、Sさんにも、生の賛歌を毎晩聞かせて上げます!!」
アメリアが元気一杯Sにいう。
『え゛え゛え゛ぇぇ~!!!!そんなぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
ゼロスとSの叫びがひびくけど、そんなことはお構いなし。
「まあ、リナに捕まったのが、不運だったな。魔王さんよ。」
ゼルがいうけど・・・それで、すますのねゼル♡ だいぶお茶目になってきたわね♡
そんなわけで、あたしの旅にふがいない部下Sも加わって、
ゼル、アメリア、ガウリイ、ゼロス、部下Sの計六人旅となったりして。
さーてと♪今晩からでも、S、からかって遊びますか♪
ちなみに、余談だが、ラゼラムはというと・・・。
どうやら、気が触れてしまったらしいけど情けないわねぇ
「さーて♪じゃあ、セイルーンへむけて、出発よ♪」
「おう!!」
「ですね!!」
「だな・・。」
『しくしくしく・・。』
ガウリイ、アメリア、ゼル、S、ゼロスの声が重なる。
さてさて、部下Sも加わって、これから面白くなりそーよね♪

                                   -闇の住まう村編終了ー



     TOP   BACK   NEXT 


####################################

  あとがき:
    かお:よーやく、どうにか、今日中に、打ち込み終了!!!
    エル:・・・あんたが、チャットで遊んでいるから遅くなるのでしょーが・・・・。
    かお:しくしくしく・・・・。えー・・・。
      Sが加わっているこの話、これ、実は、目ざせサイラーグ編の前置きの話なんですよねぇ・・・・。
    エル:ああ、あの、超巨大かくれんぼの・・・・。
    かお:と、いうわけで、次の話は、その話と、どれか、一個かんがえますので・・・・。
    エル:それはともかく♪長編の続きも打ち込みなさいよね♪
    かお:はいです・・。しくしくしく・・・・。
    エル:では、あたしは、もうちょっと、このかおをいじめていますので♪
       では、またね♪
    かお:・・・しくしくしく・・・・。では、また・・・・・。(今回パロになってなぃぃぃ・涙)




   TOP   BACK   NEXT