まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら
はーい♪代理のユニットでぇす♪
今回は、スペシャルの『頑張れネクロマンサー』のパロよ♪それじゃあね♪
でも、この話は私は出てこないのよねぇ・・・・。
主にCDドラマからのパロみたいだけどね♪
それじゃあ♪

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    エル様漫遊記・番外編・第二十三話   ~頑張れネクロマンサー編~
 

んー♪久しぶりよねぇ♪
潮風が気持ちいいわvv
たまにはのんびりするのもいいわねぇ
セイルーンのお家騒動も万事丸く収まり。
アルフレッドも記憶喪失になっているので、フィル達も追及してないし
カンズェルはあっさりと、
あたしが実験した『烈閃槍(エルメキアランス)』の威力を倍に倍にとした実験であっさりと滅んでたし
面白くないから、とりあえず、そのままでガーヴのところに戻してみたけど
ルナはセイルーンへと戻ってるし。
ナーガはあのまま、セイルーンに残ったし。
というわけで、今はあたしとアメリア、そしてガウリイの三人旅。
あたし達の目の前には広がる海。
「あ♪リナさぁぁん♪蛸がいますよ!!蛸が!!」
アメリアが入り江に蛸を見つけてはしゃいでいたりする。
「何!?蛸!?どこだ?!」
ガウリイがアメリアと一緒にはしゃいでいるが。
「なんかひげそったフィルさんみたいだなぁ。」
ガウリイがその蛸をみてそんなことをいっている。
「そ~いえば、似ているかもしれませんね・・。」
アメリアが同意してたり。
「だろ?」
ガウリイがその蛸をつついて遊んでいるが。
まあ、アメリアもガウリイも、そんなに海が珍しいわけじゃあないでしように
  「捕まえて、蛸の丸焼きにしよ~ぜvv」
  「あ、それいいですね!!」
  ガウリイの意見にアメリアも同意。
  ひゃぃ!?
蛸が言葉を理解できるもので、というかすこし知能がある蛸なので、さく蛸語で悲鳴をあげて、必死で逃げていたり。
「まてまてまてぇぇ
ばしゃばしゃばしゃ・・・・。
しばらく、アメリアとガウリイの蛸とのいたちごっこが続いていた。

「うう・・・。冷たいですぅ・・・」
さすがにアメリアが全身びしょぬれになって、ふるふると身体をふるわせている。
ガウリイは余り気にしてないようである。
それより蛸を逃したのが心底くやしいらしいし
結局、アメリアとガウリイはあの蛸に逃げられたのである。
あたし達は、一件の食堂に入っている。
今、この辺りではちょっと面白いことが起こっているのよねぇ
「あのぉ・・。お客様、まことにすみませんがそろそろ閉店時間なんですが・・・」
店の主人が言ってくる。
「ええ!?まだ、夕方だぞ!?」
ガウリイが驚き。
「夕方ならこれからが儲けどきなんじゃあないですか?!」
アメリアも聞き返す。
「ですが、日が暮れる前に店を閉めませんと・・・。最近、日が暮れると・・出るんです・・・・」
顔を青ざめさせる店主。
「出るって・・?まさかぁ・・。」
アメリアがブルっと身震いさせている。
「ええ、ゾンビや、スケルトンなんかが・・・・。」
「ぞ・・・ゾンビ!?」
店主の言葉にアメリアが鸚鵡返ししているけど。
「なんだ?それ?」
すっぱぁぁぁぁんんんん!!!!
ガウリイの台詞に、あたしのスリッパ攻撃が炸裂する。
今回は、鋼のハリセンで挑戦vv
「アンデットモンスターよ。人間が言っているのは。
   死体に低級霊をとりつかせるか愚靴虫を寄生させて作り出されているのよ♪
   死体が腐りかけるとゾンビvvで、白骨化してるしスケルトンvv」
ぐぅ・・・・・。
「・・・・ガウリイさん・・・・寝てますよ・・・?リナさん?」
「バーストロンド!!!!!!!!」
ちゅっどぉぉぉぉんんんん!!!!!
あたしはかまわず呪文でガウリイを吹っ飛ばす。
まあ、この程度なんだから、蟻の触覚にもならない呪文だけど♪
「いやぁ・・・。俺、難しい話を聞くと、つい眠るんだよなぁ・・。」
ガウリイがちょこっとこげていっている。
そうだけど、まあ、あの場はやっぱりその場の乗りで吹っ飛ばすのがベストだし♪

「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!」
そんな時、外から悲鳴が聞こえてくる。
あ、またやってるし
「今の悲鳴は!?」
「まさか、こんな時間から!?」
アメリアがいい、店主がうろたえる。
「リナ!!アメリア!!!!」
いってガウリイは店を飛び出す。
外にでて、しばらくいった浜辺にゾンビに囲まれている女性が佇んでいる。
「なんですかぁ!?このゾンビの群れは!?」
アメリアが一瞬、狼狽し。すぐさま気を取り直す。
「あとから、あとからあとからわいてくるぞ!?」
ガウリイがたまげている。
「お待ちなさい!!!!人々に害をなす不浄の者共よ。
  この世に未練があるならば、暴力で示すのではなく道理をもって話すのです。この私が話しくらい聞いてあげますから。」
アメリアがゾンビに説得を始めていたりする。
でも、そんなことを聞くゾンビではないし
うるわぁ・・・・・
いいながら、あたし達の方にせまってくるゾンビ。
「むっ!!人がせっかく彼方たちの話を聞いてあげようというのに!!
  いいこと!?戦いからは何も生まれないわ!!まずお互い話し合うことが大切なのよ!!」
アメリアはそんなことはお構いなしで、説得を続けている。
「無駄よvvアメリア♪このゾンビ達は何も考えてないから♪
  ってことで、呪文、とっとと唱えてねvvじゃないとあたしが唱えるから
あたしの言葉にち。
「ええ!?こんなところで、ドラグスレイブはやめてください!!リナさん!!分かりました!!
  『この世ならざる者よ、歪みし哀れなる者よ、浄化の光もて、世界と世界を結ぶかなたに消え去らんことを!
  メキドフレア!!』」
アメリアがあわてて、精霊魔法である浄化魔法を唱えている。
誰もドラスレ打つとはいってないけどね
アメリアの言葉に応じて、その場一体村全体に浄化の光が広がってゆく。
うぉ・・・・。
ゾンビ達は、憑依していた低級霊が浄化され、あたしのことに戻ってきかけていたりするけども。
そして、器になっていた体は崩れ去ってゆく。
「ふぅ・・・・」
アメリアが一息。
「へぇ・・・。まるで巫女のよ~だなぁ・・・・」
ガウリイがノンビリといっている。
「ガウリイさぁん・・・・。私、これでもセイルーンの巫女頭なんですけど・・・。」
アメリアがどこかこけながらいう。
「ま、ガウリイに記憶力なんて期待するほーが無駄よ
「ですね。ガウリイさんですし・・。」
あたしの言葉にあっさりと納得しているアメリア。
「とりあえず、さっきの店にもどりましょう♪」
「ですね。あれ?さっきの女性がいないです・・。まっ、いいか。」
アメリアが先ほどの女性―ウィニーがいないのに気がつくが、あまり気にしてない様子。
とりあえず、先ほどの店に戻るあたし達。
毎回ウィニーは面白いったらvv
店に戻ると店主が話し始める。
誰も聞いてもいないのに
「最近なんですよ。この辺りの村々でゾンビやスケルトンが大量発生してるのは・・・。
  ただ、単にたむろしているたけで、実害はないのですが・・・・。
  いかんせん、見た目や子供の教育にもよくありませんし・・・・。
  いかがでしょう?みたところ、旅の魔道士と巫女どのと戦士どのとお見受けしましたが。
  どうにかこの件、解決していただけないでしょうか?」
店主の言葉に。
「わかりました!!!困っている人をほうっておくこと!!それ、すなわち、悪!!!!
  このアメリアが天に成り代わり、万事解決してみせます!!!!!」
だだん!!!!
アメリアがいきなりテーブルの上にのって演説を始める。
「あ・・あのぉ・・・・。テーブルの上に乗るのは・・やめていただけないでしょうかぁ~・・・・。」
店主のつぶやきもなんのその。
「ああ。困っている村人を助けるなんて甘美なのこれこそ、私があこがれているヒーローです!!!」
うっとりと自分の世界に入っているアメリア。
「・・・・しくしく・・・。聞いてはくださらない・・・。テーブル・・・・。
  とりあえず、成功報酬で金貨十枚と、この町名物の蛸料理をごちそうします。引き受けていただけますか?」
「おお!!!!!蛸料理!!!!リナ!!引き受けよう!!なっ!!なっ!!」
ガウリイの目が輝いている。
「困っている人を助けて、名物まで食べれる!!!!なんて素敵!!!
  リナさん!!!!さっそく解決にとりかかりましよう!!」
がたがた・・・・。
ガウリイとアメリアは同時に席をたち。
ずだだだだだだだっ!!!!!
駆け足で店の外へと出てゆく。
まったく・・・・。
そんなにあわてなくても・・・。
まあ、面白そうだし♪
ちょっと遊びますか


「見つけましたよ!!!!蛸さんゲットのための情報源!!」
アメリア・・完全に目的がすり替わっているってば(はあと)
「ゾンビに襲われていた彼方なら、何か知っているはずです!!!!
  天は何もかもお見通しです!!さぁ!!彼方も正義の道へと進むために、蛸さんゲットのために協力してください!!」
アメリアがウィニーを見つけて聞いている。
「ふ・・・・ふぇぇぇぇぇぇぇぇんんんん!!!!!!!!」
いきなり泣き始めるウィニー。
「ちょっと、ちょっと、泣いてては分かりません!!あ゛あ゛・・そんな目で見ないでくださぃぃぃ!!」
ウィニーが涙をためて、アメリアを見上げている。
「うぇぇぇぇぇん!!悪気はなかったんですぅぅ!!!!事情があるんですぅぅ!!ふぇぇぇぇんん!!!!」
泣き叫びながらウィニーがいう。
「事情・・って、もしかして、彼方が犯人!!?」
アメリア・・・どうやら気がついてなかったようだし
本当に楽しいわvv
「まあ、この調子だと、話も聞けないようだぞぉ・・・・。のんびり待つか・・・」
ガウリイがのほほーんといっていたりする。
「それもそ~ですね。ガウリイさん、お茶、どうですか?」
「饅頭も欲しいなァ・・・。」
アメリアがザックから取り出したお茶セットを用意してお茶会を始めていたりする。
あたしも仲間に入ろうっと
そんな様子をみてか。
「あ・・・・私にもお茶下さい・・・」
ウィニーがお茶の香りで泣き止み。
「どうぞ。」
ずずぅ・・・・。
アメリアが差し出したお茶を飲み干して一息ついているウィニー。
「・・・私、ウィニーっていいます。ごらんの通りの魔道士で、
  家系は代々父も母も立派な死霊術士をやってたんですぅ・・・・。
  そんな理由で私も小さなころから魔道士としての才能ありというので、
  死霊術(ネクロマンシー)の秘法の数々を教え込まれてきてたんですけど・・・・」
ウィニーの台詞に。
「・・・ずいぶんと変わった家だなぁ・・・。」
ガウリイがそんなことをいっていたりする。
ガウリイの家も面白いじゃないのよ
何しろ、曾祖母がエルフでしょ♪
祖母が竜でしょ♪
そして、ガウリイの母親がエルフ♪
しかも、ゴルンノヴァもってきたのが、ヴォルフィードのことの部下だったし
あいつは、ガウリイの先祖と結婚してたりしたのよねぇ
だから、ガウリイには、部下漆黒の竜神(ナイトドラゴン)のとこの血筋に、黄金竜の血筋そしてエルフの血筋にと♪
いろいろ混じっているのにね
ガウリイやガウリイの両親は知らないみたいだけどね
「じゃあ、それがいやで家を出たんですか?」
アメリアが聞くと。
「いえ。そうじゃあないんですぅ・・・・。
  一通り一辺の技術や知識はマスターして、死霊術(ネクロマンシー)のノウハウも頑張って勉強しました。
  そして、実施したんですけど。父も母もこんないきのいいゾンビは初めてだとほめてくれました。」
「・・い・・いきのいい・・ぞ・・・ゾンビ・・ですか?」
アメリアがちょっとひいていたりする。
「ところがですぅ・・・。そのときになって分かったんですけど・・・。
   私ゾンビやスケルトンって生理的に駄目だったんですぅぅぅぅぅ!!!!」
どごがしゃ!!!!
ぶばっ!!!

アメリアが盛大にずっこけて、ガウリイがお茶を噴出しむせ込んでいたりする。
あのガウリイまでもが話しについてきているとわね
退屈しなくていいわ
・・・ふ・・普通もっとはやく気がつきませんかぁぁぁぁ!!?
アメリアが心で絶叫上げていたりするけども。
「とにかくですぅ・・・・。嫌いっていうんじゃあなくて・・・・。
   ゾンビやスケルトンに囲まれて生活するのは憧れっていうか、女の子の夢みたいなところがありますしぃ・・・」
ないですよ・・・。それは・・・・。
アメリアがそんなことを思いつつ、冷や汗かいていたりする。
「だから、アンデットさん達に慣れようと思って修行の旅にでたんですけど・・・・。
   とりあえず、片っ端からゾンビやスケルトンを呼び出しているんですけど・・・・。
   いざ作ってみるとやっぱりどーにも怖くて・・・いつも逃げ出しちゃうんですぅ・・・。
   でも、なんとかそれを乗り切ってアンデットさん達とお友達になりたいんですぅ・・・。」
ウィニーが説明し終わる。
「修行・・って。なんかグレイシア姉さんのようですね・・・。
   姉さんも修行の旅に出て、ついこの間戻ってきましたし・・・。
   分かりました!!このアメリアが責任もってウィニーさんの怖がりを直してさしあげます!!
   これも人助け!!強いては蛸さんのため!!!!」
「だな・・・・。ど~にかしないと、蛸が食べれないし・・・・。」
報酬より蛸目当てのアメリアとガウリイだし
「それじゃあ、今晩にでも作戦開始しましょvv」
あたしが楽しそうにいうと。
「・・・リナさん?何かいい策でもあるんですか?」
アメリアが聞いてくる。
「まぁねvvとりあえず、暗闇になれるとこからねvv」


あたしの愛用の鎌に似ている三日月が闇夜に浮かぶ。
大きな街道から離れた山の中へと続く細い道。
「ガウリイさんに任せたのが失敗でした・・・・」
いいながらもまんざらではないアメリア。
ガウリイにウィニーを驚かすための道具を用意するよーにいったのが夕方。
そして、お約束にもガウリイが用意してきたのは、着ぐるみだし
アメリアは星の着ぐるみ、ガウリイはくらげの着ぐるみ。
あたしは着ていなかったりするけど
ただ、死神の格好をしているけどね
ちなみにもっているのは、あたしの愛用の大鎌だったりするけど
「・・リナさんって、死神の格好が異常に似合ってますよねぇ・・・・」
「だなぁ・・・・。しかも髪の色まで変えているしなぁ・・・・」
アメリアとガウリイがそんなことをぼそぼそと話していたりするのだが、あたしにはまる聞こえであるのは当然のこと。
あたしは芸がなくちゃ面白くないので、髪の色だけ栗色にしていたのから、金色へと戻しているのだ。
そんなあたし達を見た通行人たちは、なぜか大部分が悲鳴を上げて逃げていたけど・・・
力も気配も隠しているのにねぇあたし泣いちゃう
こんな格好だけでその反応なんて
そんな会話をしている最中。

「・・・きゃぁ!!!!~~!!!!」
悲鳴が聞こえてくる。
「ウィニーさんの声です!!」
アメリアは駆け出してゆく。
ガウリイは数十本もあるくらげの手足を動かして、そして移動していたりするけど。
「へっへっへっ・・。こんな夜中に山の中の一人歩きは危ないなぁ・・・。
  どうだい?俺達がエスコートしていーとこつれてってやるよ。天国へも登る心地へさぁ。」
ウィニーに群がる十名の夜盗達。
「やめてください!!お願いします!!。」
ウィニーは嫌がっているけど、その手をつかんで強引に連れ去ろうとしている男共。
「へっへっへっ・・・・。そう嫌がるんじゃあないよ。」
「そこまでよ!!か弱き女性に狼狽しようとする不貞のやから!!たとえ天が許しても、この私が許しません!!」
『何!?どこだ!?どこだ!?』
いきなり響いた声に戸惑う夜盗達。
「ここです!!」
盗賊達は月明かりを背にして木の頂上に乗っている星を見つける。
『・・・・・お星様?』
全員があっけにとられているけど。
「とぅ!!!!!!」
ボスン・・ボスン・・・ボスン・・・・。
着ぐるみのおかげで今回は着地は弾みで飛び張ねているアメリア。
「・・こほん。さあ、観念してウィニーさんを離しなさい!!」
アメリアがぴっと夜盗を指差して言い放つ。
「だ・・誰がお星様のいこうことなんて聞くかぁぁ!!」
「仕方ありません!!!!氷の矢(フリーズアロー)!!」
アメリアが呪文を唱える。
「観念するんだな・・。あ゛あ゛!?」
ガウリイが背中の剣を抜こうとして。
ご~ろご~ろご~ろ・・・・・。
足がこんがらがって地面を転がっていたりする。
「なんだ!?なんだ!?お星様の次はくらげかよ!?」
混乱する夜盗に、涙目になってきているウィニー。
「は~いウィニー
あたしが木陰から姿を現すと・・。
『ひ・・ひょどげぇぇぇぇ!!!!!????死神ぃぃぃい!!?』
「いやぁぁぁあ!!!!怖いぃぃぃい!!!『ラグナドライブ』ぅぅぅ!!!!」
夜盗とウィニーの悲鳴が同時に重なる。

『う・・う・・・うるぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・。』
『ひょどげぇぇぇぇ!!!!????』
またまた夜盗達の悲鳴。
「ウィニーさん!!なにこんなにアンデットを呼び出しているんですか!?」
アメリアが驚いているようだけど。
「ま、近くに墓があるからねぇ
あたしはノンビリと楽しんでいたりする。
視界の先には、二百十三ほどのゾンビやスケルトンの数々の群れ。
ガウリイは・・まだ転がっている。
「んきゃぁぁぁ!?生理的に汚いですぅぅ!!」
アメリアが悲鳴を上げているけど。
別にどうってことないでしょに
「ちょうどいいじゃないvvウィニー彼方が夜盗達を倒すのよ♪
  そのアンデットたちを操って呼び出した術者のことはいうこと聞くし
あたしがにっこりと笑って言うと。
「・・・え・・えぇ・・・・と(涙)もしかして、その声・・リナさん・・・?でも・・でもぉ・・・・」
なみだ目で抗議しているウィニー。
「ならvvあたしがドラスレでもやりましょぅか
ずざぁぁぁぁ!!
あたしの言葉にウィニーは顔を青くして。
「わかりました・・。え・・ええとぉ!!皆さん!!やっちゃってくださいぃぃ!!」
『何を?・・・・・』
ウィニーの命令に一同突っ込むアンデット達。
「へぇ・・・。ゾンビって話せるんだなぁ・・・・」
ごろごろごろ・・。
まだ転がっているガウリイ。
立ち上がるのができないらしいし
「・・ウィニーさんって、技量はすごいんですね・・・」
アメリアがゾンビ達が話したのを見て取ってそんな言葉をもらしている。
そして夜盗達はすでにパニクっているけども。
けっこう狼狽しているから負の感情がでているけど・・・あんまりおいしくないわねぇ・・・・。
やっぱ、雑念がねぇ・・・・。
おやつにするにもやっぱり純粋の感情でなきゃ
「え・・ええとぉ・・・・。ここにいる人達をどこかにやっちゃってくださいぃぃ!!」
うろうろとうろたえてウィニーが命令を出す。
あらあらそんな命令すると
「んにょぇぃ!?そんな命令したら、私達まで巻き込まれるじゃないですかぁ!?」
アメリアがウィニーにいい返す。
ぞろぞろぞろ・・・・・
こちらに向かってくるアンデット達。
そして、アメリアとガウリイの前で立ち止まり。
「こ・・こいつらは・・・。」
「こ・・・こいつらわぁ・・。人間じゃぁ・・・・ない・・・・。」
「はい!?」
アンデット達がアメリアをまじまじと見た後、そういってくるりときびすを返す。
まあ、着ぐるみきてるから、人間とは認識が出来なかったようね
「あっちは・・・・。関らないほ~が・・・・いい・・・・・」
「こっちだ・・こっちだ・・・・」
あたしの方をみてそんなことをつぶやいているアンデッド達。
なんか本能的に恐怖を感じ取ったみたいねぇ・・・・。
まだ、こいつらでは、そんなに冥土で遊んでないのに・・・・。
「もしかして、着ぐるみのせいで人間扱いされてない?ンデットに人間扱いされれないなんて・・・・。」
アメリアがそんなことをいっていじけているが。
『ひょどうぇぇぇぇぇ!!!!!!!!??????』
『ワッショイ・・ワッショイ・・ワッショイ・・・・・ワッショイ!!』
あ・・・ウィニーたち、アンデット達に胴上げされて、移動されてるし
「あ・・・胴上げされてます・・・・」
「ゾンビ達に抱きかかえられてるなぁ・・・・・」
アンデット達に胴上げされながら、あさっての方に連れて行かれているウィニーと夜盗達。
「あ゛あ゛あ゛!!助けてぇぇぇぇぇ!!!!」
ウィニーの悲鳴が夜の闇に響き渡ってゆく。

夜盗達は、完全に気が狂ったようだけど。
とりあえず、ウィニーの怖がりはなんとか解決したようであるし
まあ、アンデットに対する恐怖は少しばかり増したけども。
なんかそれよりあたしの姿の方がインパクトが強かったとかなんとかで・・・・。
気配も完全に遮断してるのにねぇ
そんなこんなで、ウィニーは、今度は僧侶として浄化呪文などの研究にいそしんでいる。
本質的には、嫌ってないから、自分の意識に気がつくのも時間の問題よねvv
ふふふふふ
さ~て、ルフィニアナが行動を開始するのが楽しみよねぇ

「リナさん!!今度はどこにいきますか!?」
「あ・・・。やすらぐぅ・・・・・。」
ガウリイは未だにくらげの着ぐるみを着込んでいるけど。
「そうねぇ。ま、進んでたら、面白いことがあるわよvv」
「それもそ~ですね。」
あたしの言葉に納得するアメリア。
「ガウリイさん、いい加減にその着ぐるみ・・ぬいでくださいね・・・。置いていきますよ?」
アメリアが笑いをこらえてガウリイにいう。
どうやらあまりに似合いすぎているので、笑いが止まらないようなのだけど。
ま、ガウリイだし
「それじゃあまあ、のんびりといきますかvv」
「は~い
「ああ!!待ってくれぇぇ!!」
このまま進めば、そのうちマインの村に突き当たるし
んふふふふ
楽しくなりそう
                               ー頑張れネクロマンサー編終了ー


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  あとがき:
    かお:え~・・・・。
       この話は、あくまで、原作をベースにしてる本編
       (でもテレビ版も追加されている)の、番外編といった設定なので、
       ゼルガディスは、いません(汗)
       だって、小説の方が先だったので・・・(汗)テレビよりも(滝汗)
       というのは、第一回目の(4巻バトルオブセイルーン)
       セイルーン騒動のあとのエピソード・・といった形にしてるからです(汗)
       というわけで、(こらこら・汗)この辺りは本編(原作)
       と照らし合わせて考えてください(涙)
       登場人物は、エル様(りな)・ガウリイ・アメリアです(汗)
       ゼルガディスがこのとき、ゼロスとのクロツとの戦い(!?) 
       に赴いている辺りとなってます(爆!)←伝説の書物(だよな?)より(汗)
       ゼルガディスが合流するのは、本家スレイヤーズ本編五巻の『白銀の魔獣』
       よりとなりますのです(汗)
       んで、も~一回セイルーンでの騒動があります(汗)この漫遊記では(滝汗)
       そのとき、あのテレビの話へと(爆!)
       始め、エル様バージョンで、本編中心にしてパロ・・つくってましたので(汗)
       それから、テレビ版も追加・・ということで(汗)
       ↑だって、八巻より後だったし・・アニメ化&ビデオ化・・。
       はぅ・・・・。そのうち、頑張ってこの漫遊記の本編も打ち込むのです・・・・(涙)
       では・・・・。←こらこら(汗)
     姫:はーい♪次は私とエルが遊びますvv
       脱出一把一からげのパロよ♪
    エル:それじゃあ♪あたし達は、こいつに長編の方を打ち込みさせるから♪
    かお:あぅ!!
      それじゃあ、バレンタインまであの小説が打ち込み終了できないぃぃ!!(涙)
    エル:いいのよ!!このあたしが一つもでてない小説なんて!!!
     姫:そうそう♪しかも、まだ、根底の部分・・迷っているくせに(はあと)
    かお:うぅ・・・。それはそうですが・・・・。
       (普通にするかはたまた記憶封印バージョンでいくか、・・・どっちにしょ?)
    エル:なんか頭を抱えて悩み始めたこいつはほっといて♪
     姫:それでは、次回で(はあと)
    エル&姫:またね(はあと)


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