まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪番外編1のその後なのです♪
これ、前回を見てないと、内容は多分分からないのです。
説明するのもめんどいんで、あえて、説明はしません。
―・・・・手抜きなやつ・・・・。(大鎌を手に取る)
はっ!?い・・いま、ここで暴れたら、アメリアさん達に正体ばれるのです!!
リナ様!!(←あえてこちらの名前)
―・・・・ちっ・・・。命拾いしたわね・・・・。(大鎌を無に返す)
え・・・ええと・・・あの御方の気が変わらない内に、とっとと、打ち込み開始なのです!!では!!
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あたし達は、偶然にも、(?)ゾアナ王国でまた一緒になった。
ゼルが、『写本』を探してるというので、写本の完全版があるリキド村へ出発することになったのだが。
あたしが、『場所知ってるけどいく?』とゼルに聞いたところ、『ぜひ、案内してくれ』というので。
またまた四人で旅をすることになったのだ。
アメリア曰く、正義の仲良し四人組・・らしいけど♡
その途中、あたしがよく昔(十何年か前)につれ歩いていた(こき使ってた)、ゼロスもでてくるし。
んでもって、ゼロスはSやゼラスに命令されて、あたしのお供をしているのだが。
ま、そこはそれ。
(うう~!!冥王様のばか!!赤瞳の魔王様のばか!!僕ばっかりにおしつけて~!!!)
ゼロスの心の泣き言がよ~く、聞こえているのが日常である。
ちなみに、アメリア達は、ゼロスが魔族とゆ~ことを知らないらしい。
・・・ま、あたしも、わざわざ教えてないし・・・。
さてさて、しっかりと楽しみますかね♡
エル様漫遊記・番外編1・その後 ~もう一つの鏡は?~
ここは、ある村の食堂。
あたし達は、昼食をとる為に、その村の食堂へと入ってきている。
こじんまりとしたその店。だが、こんな辺ぴの場所でも、他にもお客はいるらしい。
あたし達のほかにも、数名の客。
あと、なぜか、食器が置いてあるけど、誰も座っていない席が一つ・・・。
「いらっしゃいませ~!!」
その店のウェイトレスの女性が何やらあたし達に声をかけてるけど。
そういや、ルナもバイトでウェイトレスをしてるわね♡
ま、関係ないか♡
あたし達は、にぎやかに、がたがたと椅子に座り。
「さ~て!!食べるわよ~!!!」
あたし達は、メニューの上から下まで、全部、各十皿づつ注文する。
どかかかか!!運ばれてくる料理の数々。
「おおぉ~♪」
あたし達は目の前の料理に感嘆の声を上げる。
そして、おきまりで始まる食事争奪戦。
あたしも、けっこう、この戦い・・・楽しんでいるのだが。
・・別に食べなくても平気なんだけど・・ね。
あたし達が、料理の奪い合いをしていると、
「おや?リアちゃん。いつの間に服、着替えたんだい?迎えに行くっていってたのはその人達かい?」
あたしを見て、店のマスターが言ってくる。
―・・ん?リア?
「?何いってるんですか?私達、ここ始めてですよ?」
アメリアがいいつつ、でも、食事する手は止めていない♡
「ああ~!!それ、私が狙ってたのに~!!ひどいです!!ゼルガディスさん!!」
アメリアが、自分の狙ってた竜の燻製を取られて、叫び声を上げている。
「・・・。え・・ええと・・。リアちゃんの知り合いかい?あんたら・・・」
とマスターが首を傾げ、アメリア達の勢いに飲まれつつも、アメリア達に聞いている。
「あたしは、リアじゃないわよ。あたしはリナ。リナ=インバースよ。」
あたしは、食事を食べつつ返事を返す。
「リナ=インバース!?あの、ドラマタの!?」
あたしの名前を聞いてそんな叫びを上げているこの店のマスター。
それを聞いて、いち早く、ゼロスは顔を青ざめつつ。
「ああああああなた!!?何てコトを!?す・・すぐに謝ってください!!」
・・・・ゼロス・・・かなり、あわてふためいている。
よ・・・よりによって・・・この御方にそんなことをいったら!!??
等と思い、ゼロスはかなり動揺しているようだけど♡
面白い♡
「ゼロスさんの言うとおり(もぐもぐ)ですね。」
とアメリア。
「そうだな。(ぱくぱく)下手したら、町ごと吹っ飛ぶぞ。」
とゼル。
「(ぱくぱくむしゃむしゃ)そ・・そうだぞ!死ぬぞ(ごっくん)」
とガウリイ。
ゼロスに同意しながらも、食事を続けてるアメリア、ゼル、ガウリイの三人。
「・・・あ・・・あのね~・・・。あんた達・・・。」
あたしの怒気を含んだその声に
『あははははは(汗)』
から笑いを上げる三人。
ゼロスは固まってるけど。
「・・ふぅ。ま、いいわ。リアがいたの?」
あたしがマスターに聞くと、
「リアちゃんの姉妹かい!?そこまで、そっくりってことは!?」
あたしの言葉に、多少なぜかいまだにおびえつつも。
ピッと、フォークをマスターに指しながら、上に立て。
「違うわよ。でも、リアは知ってる。」
とあたし。
・・ま、あたしの影・・といっても、リナの影だし♪リアは♡
そのとき、
―からららん♪―
店の扉が開く。
「マスタ~、すいませ~ん♪ちょっと、遅くなっちゃいました~。」
と聞き覚えのある声。
アメリア達が一斉にそちらを振り向きー・・
ぶはああぁぁ!!!
その姿をみて噴出してるし♪
思いっきり♡
『リリリリリリナナ(さん)が二人!!??』
アメリア、ゼルガディス、ガウリイの驚愕の声。
そう。
入ってきたのは、あのリアともう一人。
リアはかわいらしい、花柄のワンピースを着こんでいるのだが。
その格好は、やめて欲しいかも♡
まるであたしがそんな格好をしているような感じだしね♡
「まままままま!!??」
ゼロスは『ま』を連発してるし。
もう一人をみて。
「あら♪リア!!ケイル!!久しぶり~♪」
あたしはそちら・・入ってきた二人に声をかける。
ふたりはその声でこちらの団体に気づきー・・そして、あたしにも気づく。
「エ・・エルさ・・ととと!リナ様!?」
とリアが何やら目を見開いて叫んでるし。
・・・リア・・・頭文字の名で呼びそうになってたわね・・・今・・・
「はっ!?おおおひさしぶりでございます!!」
とゲイル。
店にいた人達も、そっくりなあたしとリアを見て、絶句していたり。
あ・・ゼロス♡ダメージ受けてる♡足元が消えかかってるし♡
アメリア達は、リアに気を取られて、そのことには気が付いていない。
「あ。マスタ~♡私、リナ様の席に同伴しますので♡」
リアが何やらいい。
その、かわいわしい、声を聞いて、アメリア達は、鳥肌たてている。
「おや。元気そうですね。ゼロス殿♡ごきげんいかがですか?」
ゼロスににっこりと笑いかける赤瞳の魔王のレイスの影のケイル。
どうやら、ゼロスもそれで、はたと正気にもどったようだけど。
「で・・え゛・・・ひょ・・・ひょっとして・・ゲ・・イ・・ル様でしょうか?」
ゼロスはどうにか固まりつつも、ゲイルに聞き返しているし。
Sの影とゆうこともあり、呼び捨てにはできないらしいし。
そういえばゲイルは、カタートから出て、人間界で聖者として行動してたっけ?
一応、魔族には違いないのに・・・影でも・・・
やがて、リアとゲイルがあたし達の席に一緒に座る。
「リナさん!?ルナさんの他にも姉妹がいたんですか!?」
アメリアは興味深々。
瞳を輝かせて言ってくる。もはや、全員、食事は、そっちのけ。
「あら♪始めまして♪私、リナ様に『シャドウリフレクター』によって映し出され誕生した、リアと申します♪」
ご丁寧に自己紹介を始めているリア。
「同じく。シャドウリフレクターによって、誕生しました、ゲイルと申します。以後、お見知りおきを。」
ゲイルが丁寧にとお辞儀をし自己紹介をしていたり。
以前、あれによって誕生した存在なのよねvこいつは♪
・・Sと違って、やっば、礼儀正しい・・こいつの方が♡
ぶはっ!!ごほごほごほこごほほっ!!!
『シ・・シャドウリフレクター!!??』
メリア、ゼル、ゼロスの驚きの声。
あ・・あの恐怖の・・
ゼロスがなぜか心の中でぼうぜんといっている。
「何だ?」
分かっていないガウリイ。
まあそれはいつものことであるけども。
「・・・とゆうわけなのよ。」あたしの簡単な説明を終えて。
ま、さすがにゲイルがSの影ということを言う訳にはいかなかったので、ゲイルについては説明してないのだが。
「何で、そのリアさんとゲイル様が一緒にいるんですか?」
とゼロスが質問する。
「ゲイルさんとは、偶然にも知り合いまして♡聞くと、ゲイルさんも『鏡』から、産まれたとか♡
ですから、一緒に人々への慈善活動をおこなっているんですの♪」
とリアがにこやかに説明し。
「うわ゛ぁ~!!かゆくてたまらん!!」
とガウリイがいきなり身体をかきむしり始める。
どうやら、我慢の限界に達したようだけど。
アメリアとゼルも、それを聞いて、
『ぶはははははは!!!!』
腹を抱えて笑い出す。
あたしの姿で・・というか、リナの姿でんなこといってたら・・・当たり前かしら?
あたしでもかゆいし・・・あれ♡
・・・しかし・・・ゲイル・・・よくないわよ・・・それ・・・あんた・・・一応影とはいえ・・・魔王なのに・・・・。
・・・あとで、Sのやつ・・・・とっちめとこっと・・・・。
「ゼロス殿の質問の答えはこうです。実は、もうひとつの『鏡』が、盗まれちゃいまして♪
リアさんと一緒に追いかけているんです♪今♪」
さらりと言うゲイル。
―しばしの沈黙―・・・。
『ななななんですってー!!?』
しばしの後、アメリア、ゼル、ゼロスの叫び声が店の中にこだまする。
あ゛~・・・あれか・・・・。
あれも、失敗作だったよ~だけど・・・・。
「そうなんです~。目の前で持ち逃げされちゃったんですぅ。」
とリアが涙をためていい。
目の前でって・・・・もしもし?
・・・いや・・・こいつらなら・・・ありえるわね。おそらく間違いなく・・・。
何て楽しいのかしら♡
「ちょっと待ってください!!あれの封印は、絶対とけないはずですよ!?」
とゼロスが何やらわめき。
そ~いや、Sは、部下に命じて、あれの結界・・さらに強化・・してたっけ・・・。
「はずですが・・・え゛・・もじがじで・・・ゲイル・・様?」
とゼロスが何やら冷や汗をかきつつつぶやいてるけど。
「はい♪魔道士サディルさんに、どうしても、見てみたいとせがまれまして♪
結界といて、あれ、みせてあげたんですけどね♪」
にこやかにそんなゼロスに答えているゲイル。
ゼロスは頭を抱えてうずくまっている。
ゲイルなら、結界解くのは朝飯前♡結界をほどこしたのはSことレイス本人たちであるしね♡
強化してた原因・・・あれ・・さらに性格が・・とんでもなくなるからであるのだが。
そーいや、以前、知らない高位魔族がそれ、覗いて・・・・・・映し出されて・・消滅してたっけ♡
あっけなく・・・。
それも、原因らしいのだが。
Sが封印強化してたのは。
「なんで、ゲイルさん・・・その鏡の場所をしってたんですか?」
とアメリア。
「何でっていわれましても・・・。封印したとき、私も手伝いましたからね~・・。」
とゲイル。
「・・・・ぢょっと待て・・・シャザードがあれ・・作ったのは、四百年以上前だぞ!?それなのに!?」
とゼルが何やらわめき。
「ですから、私が映し出されたのは、一つ目の鏡が出来てすぐでしたから・・・。ねぇ・・」
あたしの方に向かって言ってこようとするので、
・・・それ以上いったら・・・即、消滅させるわよ・・・ゲイル♡
あたしは、ゲイルの思考に直に念を押しておく。
「で・・ですから、私が、存在して、四百年はたっているんですよ!?」
あわてて、言いつくろうゲイル。
・・・よろしい♡
「何でそんなに長生きなんですか!?とゆーか、始めの鏡は割れたのでは!?」
とアメリア。
アメリア達には、鏡は割れたと説明してあるのだけど。
「やっぱ、私の元のオリジナルの影響ではないですか?」
にこにこ答えるゲイル。
「?オリジナル?」
そんな彼の言葉に、ゼルとアメリアが聞き返す。
「ええ。私のオリジナルは、北の『レイ=マグナス(=シャブラニグドゥですので)」
ゲイルが言いかけると、ゼロスがあわてて、
「ゲゲゲゲイル様!!で、何で、目の前で盗まれたんですか!?」
・・・話をすり変えてるぜロスがそこにいたりするけど。
「レイ=マグナス!!?」
それをきき、たまげてるアメリア。
「・・・・あの大賢者なら・・・あり得るかもしれませんね・・・。」
そして、変に納得しているし。
本当はそれだけじゃないんだけど♡ねvアメリア♡
「それもそうだな。で、なぜなんだ?」
ゼルが再び聞き返す。
「いや~♪サディルさんに私とリアさんを鏡に映し出されちゃいまして~♪それで、取り逃がしたんですよ♪」
びしっ!!
ゼロスが石化してるし。
これ以上、ややこしい、Sの影が誕生したということが分かったためらしい。
・・・Sのやつをいじめ・・・もとい、お仕置きする材料がもうひとつ増えたのね♡
「・・・・ちなみに、それ・・・どんなやつだ?」
ゼルがおそるおそる聞く。
「そ~ですね~。性格的には、一緒です。でも、あちらは、私達と違って、魔法・・・
少しは使いますけどね~・・。黒魔法を。私達はおそろしくて、できませんけど♡)」
にこやかにそんなことをさらりといっているゲイルだし。
・・・・魔王(様)の台詞じゃない(ぞ)(です)・・・それ・・・ゲイル(さん)(様)・・・・。
そんな彼の言葉に心で突っ込みをいれているゼロス、アメリア、ゼルガディスの三人達。
「・・・・・追いましょう・・・・。」
ゼロスがぽつりと言っているけど。
「ゼロスさん、やけに、積極的ですね?」
アメリアはそんなゼロスに首を傾げていたり。
「ど~せ、面白そうだからとかゆ~んだろ~が。」
とゼルがあきれてつぶやき。
どうやら、ゼロスの性格は把握してきてるようね♡この二人♡
「・・・・そんなんじゃ・・・ないですよ・・・。アメリアさん・・・ゼルガディスさん・・・・(汗)
では、聞きますけど、もし、アメリアさんのお父さん・・あのフィル殿下が
瞳をウルウルさせながら、『泣いちゃうから(はあと)』とか、ゆーのが、生み出されたら、ど~するんです!?」
ゼロスの言葉に
ぴっしいいぃぃぃぃぃ!!!!
アメリアとゼルは凍りつく。
・・・・確かに・・・そりは・・・・面白い・・・もとい、恐ろしいかも♡
「そーいえば、サディルさん、どこかの王室に知り合いがいるとか言ってましたよ。
そこの人で、あれ、実験してみたいっていってましたし。」
とリア。
「・・・・(滝汗)すぐに追いましょう!!私達も協力します!!!」
アメリアが悲鳴に近い声で言う。
「・・・(滝汗)う゛あ゛・・・確かに・・・それは怖いからな!!協力するぞ!!」
とゼルも叫ぶ。
ガウリイでさえも、
「瞳をウルウル・・フィルさん・・・。それ、絶対、みたくないな・・・。」
とこぼしてたりする。
「そーいえば、何で、魔法で、追っかけなかったの?あんた達?」
あたしがリアとゲイルに聞くと、
『だって、怖いじゃないですか♡追っかけるのなんて♡』
リアとゲイルが同時に答え。
ひゅううううぅぅぅ!!!!
冷たい風がとおりすぎてゆく。
アメリア達四人は、その言葉とともに、完全に氷の結晶体と化したのであった・・。
・・・・こ・・・こいつらわ・・・・作り直してやろっかしら♡
ーその後の2に続きますー
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あとがき:
かお:ささてさて。なぜか、二つに分かれてしまいましたのです。
行数的には、本編の鏡の話と一緒なのですが?
エル:そーいう、問題でもないでしょーに・・・・。
かお:はっ!?エル様!?なぜ!?
エル:大丈夫♪彼ら、まだ、凍り付いてるから♪
かお:・・・それで、元の姿(?)にしてるのですか?
エル:そーいうこと♪やっぱ、この姿の方が気に入ってるのよねー♪
ま、あっちの姿もまあまあだけど♪
かお:そ・・・そーなんですか・・・・。(汗)
エル:ま、いーわ。あたしが活躍してないのは、どーゆーわけなのかな~♪
ん♪あんた♪
かお:え゛!?だって、正体バレたら面白くない!
と言われてたのはエル様でしょ!?
・・・でも、Sやルナさん達は知っているのですけど・・・。
エル:そこはそれ♪ってことで♪
かお:あ゛!!?ま゛・・まって・・・!!?
ブシュザグッ!!!
エル:ふう♪すこしは、すっとした♪さて、またあの世界に戻り(?)ますかね♪
次は、その後の2ですね♪そこで、あたしに会ってね♪
(エル様、戻ってゆく。
その後には、なぜか、肉の塊と化している物体が一つ取り残されている・・・。)
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