まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

はーい♪
こんにちわ♡
代理のユニットでぇす♡
今回は、第十八話の続きでもある。スペシャル六巻の『根性なき戦い』のパロよ♪
さって・・♪私を活躍させるように、お願いしておかないとね♪
(遠くで、悲鳴が巻き起こる・・・・・)

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   エル様漫遊記・番外編・第二十話        ~根性なき戦い編~

すかこぉぉんん!!
思いっきり、ゼルの額に、柔らかな、藻屑がヒットする。
まあ、実際には、音なんてするわけはないけど。
そこはそれ、楽しいから、わざと音をあたしが発生させている。
「・・何かが、音がしましたけど、一体?」
アメリアが当りを見回す。
あたし達は、実は、今、あいつが勤めている高級住宅地のところにやってきているのだが。
アメリア達は、そんなことは、知るはずもない。
「あら?なにかが、・・視線を感じますわ・・。アメリアさん?」
メフィが、こちらに向けられている視線に気がつく。
「・・・どーも、おもいっきり、おどおどしている視線ですねぇ・・・・」
ゼロスがのんびりといい。
「・・というか、この視線の主って・・・・」
Sがそんなことをもらしている。
「あら♪Sさんなのに、わかってるんだ♡」
ユニットの台詞に。
「しくしくしく・・。」
なぜか泣き始めるSである。
「でぇぇぇぃぃ!!!S!!うっとうしい!!」
どがばごめぎゃ!!
あたしが何処からか、もって来た重力の塊の束に押しつぶされるS。
「・・あら♪こんな程度で、情けないわ♡」
とかいって、それに加えて、ユニットが精神世界から、Sに重力百億倍ほどアップさせていたりするけど。
・・・ぐしゃ・・。
なぜか、あの程度で、つぶれているS。
・・ちっ・・。
魔王のくせして・・・・。
なぜか、ミルガズィアとゼロスは冷や汗を流しているが。
ミルガズィアは、竜という属性から、なんとなく、重力のSの周りの変化に気がついたようである。
ゼロスは、精神世界のSがつぶされているのをみて、なぜか冷や汗をかいているようだが・・・。
やがて、ガウリイが、あたし達が横を進んでいる緑の垣根のなかに、
こちらをおどおどと、覗いている二つの瞳を発見する。
まあ、ガウリイは、目はいいからねぇ・・・
でも、なんで、あいつは、こちらを見るだけで、変装なんて、いているのかしらねぇ?
「なんだ。ガードナーじゃないか。」
ゼルもその視線の主に気がつく。
「ああ・・。そんな大声で、言わないでくださいぃ!!恥ずかしいじゃないですか!!」
はっきりいって、蚊の声よりも小さな声で、絶叫を上げているガードナー。
・・器用なやつ・・・。
「・・何か、聞こえましたか?」
アメリアは、はっきりいって、ガードナーの声が聞こえていない。
まあ、エルフであるメフィや、竜であるミルガズィア。
そして、ガウリイと神経を集中していたゼルは、どうにか聞き取れたらしい。
当然、あたしやユニットは、はっきりと聞こえているけどね♪
「・・・例の、ものすっごーく、根性がなかった人間ですね・・。」
なぜかゼロスが汗をかきつつ言う。
・・まあ、余りに、ガードナーがふがいなかったんで、
じゃあ、代わりに♪
というので、Sとゼロスで、散々あの後、あたしとユニットで、遊んだんだけど・・。
まったく・・。
あの程度で、しばらく、実体を保てなくなるなんて、言語道断よね♪
「・・で?人間がなんの用ですの?」
メフィがガードナーに聞き返す。
ガードナーは、まだ、垣根の中の茂みに隠れているのだが・・。
やがて、おずおずと、
「・・とりあえず、こっちにきてください・・。
こんなところで、話しているのも、恥ずかしいですから・・。」
今度は、超音波に近い声で、ガードナーの声がする。
・・結構、それだけで、魔力使っているのに、こいつは、気がついてないし♡
ここまで、臆病で、声まで、魔力で、制限しているやつも、面白い♪
やっぱ、あたしが、いろいろと遊んでいる世界だけのことはあるわね♪
・・というのも、実は、この世界・・というか、Sを含む四界の宇宙・・つまり、中宇宙は。
あたしが、いろいろと暇つぶしをするために。
そして、いろいろと実験するために、創り出した世界だし♪
別名、掃き溜めともいうけどね♪
面白いのよ♪
たとえば、神魔の王にする存在をここで、修行させたり。
そんなやつは、なぜか、Sの欠片を宿したり、果ては、面白い宗教をしでかしたり。
なんて、楽しいことをしでかしているけど♪
とりあえず、関係ないことは、この際おいといて・・と。
「・・勝手に、人様の家に入っても、いいんですかねぇ?」
アメリアが首をかしげている。
「まあ、時と場合によるだろう。
  というか、アメリア、お前は、このまま、生垣を挟んで、こんな聞き取りにくい声をずっと拾うつもりか?」
ゼルがアメリアに突っ込んでいる。
「・・それもそうですね。生垣をはさんで、話しているのを人には、見られたくないですね。
   ただでさえ、レイさんが、姿が透けかけて、目につきますし・・。」
いってちらりとSを見るアメリア。
なぜかSは、あの程度で。
実体を保てなくなりかけて姿が半透明になっているのだが・・・。
・・・ほんとーに情けないったら・・・・・。
(・・なぜ?重力まで、こうもやすやすと扱えるのだ?・汗)
などとミルガズィアが思っているようだが。
関係ないし。
とりあえず、ユニットが皆の意見も聞くことなく。
いきなり全員を垣根の中に瞬間移動させていたりするが。
まあ、手間いらずよね♪
『うどえぅ!?』
なぜかゼルとアメリア、そして、ミルガズィアとメフィが、混乱しかけている。
・・いいかげんに、慣れなさいよねぇ・・。
このあたしの暇つぶしに付き合って遊びの旅に同行するんならね♪
面白いから、あたしは、自分の正体や、ユニットの正体は教えないけど♪

やがて、石の影にかくれて、しゃがみこんでいるガードナーが口を開く。
「・・あ、その説は、大変にお世話になりました。話しというのは・・他でもない、エレミーのことなんです・・・」
隠れたままの姿勢で、一応お辞儀をしたあとに、ガードナーは話し始める。
「・・どうでもいいが、聞き取りにくい・・な。」

うるおん・・。

ミルガズィアが、竜族の言葉で。
声増幅の呪文を唱えている。
「あら♪ミルガズィアさん♪気がきくわね♪お礼に、これ、いかが?」
「・・い・・いえ(汗)遠慮させて、頂きます・・・。」
ユニットの差し出した品物をみて、なぜか汗をかいていたりするミルガズィア。
「えぇ・・。せっかく、今、創ったのにぃ・・・。」
ユニットがそんなことをいっている。
ユニットが手にしているのは、二百分の一にあたるマスコット。
とりあえず、ミルガズィアや、メフィ、あと、各町や、村々、そして、この星そのものといったマスコット。
そして、S、ルナ、D・・といった魔王や竜神達のマスコットもあるのだが・・。
それを水晶のなかに、いれて槍をぶつける。といった玩具である。
さすがに、その玩具がもつ、本来の意味を無意識のうちに感じたらしく、断っているミルガズィア。
「?何ですの?これ?」
メフィがそれを見て、ユニットに聞く。
「やってみる?」
ユニットに促されて。
メフィが、それにとりあえず、その水晶の中に、とある町の模型を入れてクリスタルについているボタンを押したところ。

ずごがぁぁんん!!!!

この町に、いきなり振ってくる隕石一つ。
メフィが入れたのは、この町の模型。
「るぅおお゛゛ん!!」
ミルガズィアが、なんとか、それを粉砕する。
「だあぁぁ!!メフィ!!それに触るなぁ!!」
「メフィさん!!ユニットさんが、いう玩具は、絶対に普通じゃないんですから!!」
ミルガズィアとアメリアの台詞がかさなる。
『ちっ・・・。粉砕しちゃった・・。せっかく面白かったのに・・。』
あたしとユニットがいうと。
『面白がらないで、下さいぃぃ!!とゆーか、今のなんですかぁぁ!!』
なぜか全員の声が一致する。
「?今の?ただ、混沌から、干渉して、クリスタルの情報のとおりに♡隕石を降らしたのよ♪」
ユニットが言った後に。
「そうそう♪ちなみに、今、一個しかなかったのは、メフィが、一個分しか設定してなかったから♪」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
なぜかあたしとユニットの台詞に、無言になる彼らだけど。
(・・・深く、考えたく・・ないなぁ・・・・。)
ゼルが思い。
(まあ、リナさんには、何があっても不思議じゃないです・・。私、悟りました・・。)
アメリアが思い。
(・・絶対に、このリナ殿とユニット殿は、あの御方と関わりがある・・な (汗))
などとミルガズィアが思い。
ガウリイにいたっては、ほけっとしていたりする。
メフィは、完全に顔面蒼白と化しているが。
ぽんぽん・・。
「メフィさん・・・。とりあえず、無事でよかったじゃないですか・・・・。」
ゼロスの悲壮な表情が、メフィに止めを刺している。
「うう・・・・。」
なぜか瞳に涙をためているメフィ。
(まさか、こんなからくりだとはぁ・・!!・涙)
とメフィが心で思っているようだが。

やがて、今ので、なぜか気絶していたガードナーが、ようやく続きを話し始める。
Sは、今の町に広がった負の感情を食べ、どうにか実体を保てるまでに回復したようだが・・・。
「おかげさまで、どうにか、無事に、あの一件以来、僕は、ここに戻ることになったのですが・・。
   これからは、以前と同じようにエレミーから庭の草むしりをさせられたり。
   食事をくすねてくるように命令されたり。エレミーの壊した品物を僕のせいにされたのする。
   そんな充実した生活が送れるはずでした・・。」
ここまでのガードナーの台詞に。
『・・・男として、情けなくないか(ありませんか)?』
ミルガズィア・ゼル・S・ゼロスの声が重なる。
傍らで、うなづいているアメリアとメフィ。
「ところがです!!戻ってきたエレミーをエレミーのお父さんが、知り合いのところに行儀見習いに出す!!と言って。
   ゆくゆくは、そこの息子と結婚させるって・・!!多分、政略結婚とかいうやつですぅ!!」
ガードナーの台詞に。
『なんですってぇぇ!!』
メフィとアメリアの声が一致する。
「エレミーの抗議も受け付けずに。昨日無理やりにエレミーは、その家に送り出されたんです!!
   こんな・・こんなことって、許せません!!なんとか、彼女を連れ戻したいんです!!
   お願いです!!手を貸してくださいぃぃ!!」
まるで、子供がおねだりをするような表情で、いうガードナーに。
心を動かされたのは、二人のみ。
「そんなの正義じゃないです!!!!」
アメリアがガッツポーズをし。
「そうですわ!!政略結婚だなんて、とんでもない!!」
メフィまでもが同意してたりする。
・・そういや、メフィも、いきなり結界が弱まった理由で、他のとこのエルフとの結婚話が持ち上がってたっけ・・・・。
それが、メフィも全然あったことがない、竜(ひと)で♡
俗にいう政略結婚なんだけどね♪
長老やメフィ、そして、両親に内緒で、話しが進んでいたから・・。
メフィ、かなり怒って、ゼナファ、完全モードで村で暴れまくって、そして、ミルガズィアと旅に出てるのよねぇ・・・・。
そんな理由から、ガードナーの味方となることを決定ずけているメフィ。
アメリアは、王室がら、政略結婚は好きではない。
ゆえに。
『まかせてください!!!!絶対に政略結婚だなんて阻止して差し上げます!!!』
男共の意見を無視して。
舞い上がっているアメリアとメフィ。

いうなり、アメリアとメフィは、問答無用で、ガードナーを引きずって。
正面玄関から、乗り込んで。
エレミーの父親、クローブに対面していた。
やがて、言い争う声が、ドアの外に漏れている。
「だが!!そうは、いうが、エレミーとガードナーが結婚ということになってみろ!!あれが、私の息子ということになるんだぞ!?」
クローブの台詞に。
『う゛・・っ!!』
言葉に詰まっているアメリアとメフィ。
「正直、あいつが、自分を変えるために旅に出たのを聞いたときには。私も、あいつのことを少しは見直した!!
   だが!!旅から戻ってきたあいつは!!自分のふがいなさに疑問を出だしていた以前と違い。
   完全に今の自分を受け入れてたんだぞ!!旅にでて、更に三回り以上も小さくなって、どうする!!」
クローブの言葉に。
「でも!!政略結婚は、断じて許せません!!」
「誰が、政略結婚だ!!ガードナーが、少しでも、根性をみせるようにと!!
   二人を引き離しただけだ!!故に、エレミーはあそこの息子と結婚させる!!」
かなり矛盾していることを言っているクローブ。
・・そーいや、・・あの人間って・・クローブに、自分の息子のこと・・。話してないのよねぇ・・。
どんぐりの背比べだということを♡
「ならば!!ガードナーが、根性をみせればいいのですね!!」
メフィが、その矛盾に気づかずに、クローブを畳み掛ける。
「それで?エレミーさんは、どこにいるんですか?」
そんなエキサイトしているメフィとアメリアとは打って変わり、のほほーんと、クローブに聞いているゼロス。
「・・あ・・ああ。ベルナ=シティにあるガイウス=コードヴェル。という家だ・・。って!!なんの関係がある!?」
「つまり、ガードナーさんが、根性をみせて、その家から、エレミーさんを連れ出せばいいわけです。
   でしたら、お二人の仲を認めるのでしょう?」
ゼロスののほほーんとした言葉に。
「なぜそうなる!!」
つっかかるクローブ。
「では、やはり、政略結婚・・。」
ゼルがうなり。
「違う!!」
「政略結婚なんてしたら!!セイルーンとの取引は、終了させてもらいます!!」
アメリアが言い放つ。
「こらまて!!・・いや!!待ってください!!アメリア姫!!そこに何の関係が!?」
『大有りです!!』
アメリアの説得というか、おもいっきり暴走しまくっている意見によって。
「ならば、ガードナーが自力で、エレミーを連れ出したら!!認めてやる!!」
半ばあきらめた表情で、クローブはつぶやいた。
「・・ただし!!あくまでもガードナー一人でだからな!!少しでも手助けしたら、認めませんからね!!」
そう念を押しながら。

「じゃあ、いきましょう!!!」
がしぃ!!
と洗濯物をしていたガードナーの両腕をつかみ。
アメリアとメフィが移動しようとする。
「・・あ・・あのぉ?どこへ?」
「決まってます!!エレミーさんのとこです!!
  ガードナーさんが、エレミーさんを連れ出すのに成功すれば、話しは、マルく収まるんです!!」
アメリアがいい。
「そういうことで。いきますわよ。」
メフィが続けていう。
「ええ!?僕もいくんですかぁ!?」
驚愕の声を出すガードナー。
『貴方の問題でしょう!!』
アメリアとメフィの剣幕に。
「いきます!!一緒にいきます!!あ、でも、この洗濯物はやっちゃいますね。
   でないと後で、お手伝いさんに怒られちゃいますから。」
いってガードナーは洗濯物の続きを始めている。
「・・・・男として、情けないな・・・・。」
そんなガードナーをみて、うんうんうなづいているミルガズィア達。

ベルナ=シティに到着したのは、それから五日後のこと。
ちょっとでも、根性を鍛えなおすために。
盗賊のアジトにガードナーを放り込んだりしていたのだが。
まあ、子犬に吠えられたくらいで、失神し。
果ては、デーモンを見ただけで、気絶して。
まあ、時間がかかる・・かかる・・。
面倒なので、Sに、どいつか呼び出させて、ガードナーの根性をたたき直す練習をさせてみたけど。
一向に効き目なし。
・なぜか、ガードナーは、あたしやユニットに対して怯えてるし・・・。
魂に根性焼きを入れようとしたくらいで、そう怯えなくても・・。
結局。 面倒だし、時間がかかりすぎるので、
一気に空間移動で、ベルナシティまで移動したのだ。
ベルナは、絹織物で少しは名前が通っている町である。
そんな小さな町にも、住宅街はある。
まあ、これで、高級住宅というのだから・・・。
まったく・・。
せめて、百キロくらいの敷地は、最低でももってなさいよね・・。
まあ、無理なんだろうけど・・・。
・・ふっ・・。
人間って・・かわいそう♡
「ともかく!!エレミーさんが、いるのは、この町の中心部ですね!!」
アメリアがガードナーをひこずりながらいう。
ガードナーは、ここまできて、まだ、おなかが痛いだの。頭が痛いだの。と駄々をこねているのだが。
アメリア達は聞く耳などもっていない。
そんなガードナーを連れたって、コードヴェル家にたどり着く。
「さて♪クローブから、話しが通ってて♪ガッツを試すために、手加減なくやってくれ♪
   と話しがコードヴェルに通っているから♪どんどんいきましょ♪」
あたしが楽しそうにいうと。
『?なんで、そんなこと、知ってるんですか?』
不思議そうな表情のメフィやゼル達。
「ふふ♪秘密♪ってことで、S♪ゼロス♪死なさない程度に暴れてもいーわよ♡」
あたしの言葉に。
『どこまででしょうか?』
なぜか聞き返してくるSとゼロス。
「あら♪そんなことは、自分達で、考えないと♪」
ユニットが、とっても楽しそうにいうと、
なぜか、顔色を青くして、うなづいているSとゼロス。
「ふむ・・・・」
何か考え込んでいたSだが。
ふいに。
カタートから、数十匹のデーモン達を呼び寄せている。
ゼロスも、自分の配下の魔族達を呼び寄せているが。
「まあ、死なさないように。すこし、遊んで来い。」
Sの言葉で、沸き立つ魔族達。
彼らは、Sの身の回りの役をSが命じている部下達である。
まったく・・。
なぜか、よく、自分では、仕事がこなせないからとかいって、手伝わせているのよねぇ・・。
部下達に・・・。
だから、無能だっていってるのよ♡
「じゃあ、少し、遊んでくださいね♡あ♪死なしたら、ダメですよ♡」
ゼロス配下である魔族達も、ゼロスの言葉に、首をかしげつつも。
最近、あまり暴れたりなかったのか、やる気まんまんだったりする。
「魔族相手だと、問題はないですね♡」
いうなり、魔族が作戦に取り掛かると同じに。

ビィー!!ビィビィー!!!!

『うどわぁぁぁぁ!!!!??』
いきなりメフィが、ゼナファ、完全モードで暴走を始めてるし♪
「うわぁぁ!!?町が壊れるぅぅ!!」
ゼルとミルガズィアが、抗議していたりするが。
メフィの耳には、届いていない。
まあ、何があってもいいように、結界張ってるし♡
この町自体に♪今♪
そんなこんなで、隠れていた魔道士たちもかなりパニックになっているようだが。
「結構、おいしい感情が出てるわねぇ♪」
「ねぇ♪それに、Sとゼロスの感情もなかなかよ♪」
ユニットの台詞に、あたしも同意。
そして、ゼロスとSは、なぜか途方にくれているのだが。
・・楽しいったら♪

「あら?リナさん達じゃ、ないですか?」
「あ!!エレミーさん!!」
声の方を向き。
アメリアが、やたらと無意味といえるほどに。
ひらひらのついている淡いブルーのドレスを身にまとっているエレミーに声をかける。
「この騒ぎの原因は、何ですの?」
このデーモン達の襲撃とメフィのゼナファの暴走の中を、完全に無傷で進んでいるエレミー。
「・・ガードナーにあわなかったのか?」
ゼルがエレミーに聞いている。
どうにか防御呪文を維持しながら。
「ガードナーが!?どういうことですの?!」
エレミーの言葉に。
「クローブさんが、ガードナーさんが、エレミーさんを連れ出すことに成功したら、二人の仲を見とめる・・と約束したんです!!」
アメリアがいう。
「まあ、ガードナーさんは、どこかではぐれてますけどねぇ・・。」
ゼロスの言葉に。
「ああ、あいつなら、さっき、デーモンに遊ばれてたぞ?」
ガウリイがのほホーンという。
「でも、逃げてたぞ?」
Sの言葉に。
「当然ですわ♡ガードナーは、絶対に捕まりませんわ♡ガードナーは、隠れるのは、上手ですから。
  以前にも、お父さまの壷を割ってしまったときなんて♡
  怒られるのが怖くて五日間隠れていて♡脱水症状おこして、生死の境をさまよったことがありますし♡」
ごがしゃ!!
エレミーの台詞に、なぜかこけているガウリイ・ゼル・ゼロス・アメリア・S。
「・・ふ・・普通、怒られるのが、怖くて、そこまで、するか?(汗)」
なんてミルガズィアがいっているけど。
「・・そういえば、無駄にも、私のとこでも、私の怒りが怖いとかなんとかいって、隠れてるつもりで。
  面白いから、ほっといたら♪本当に死んだ存在がいたわねぇ♡些細なことだけどね♪」
ユニットが思い出したようにいう。
「ああ・・そういえば、いたわねぇ・・。あの時、あたしも遊びにいってたから・・。
  二人して、かなりいろいろとお仕置きしたわねぇ♪」
あたしの言葉に。
ずざぁぁ!!
顔色が透明へと変化しているSとゼロス。
「・・・い・・いったい?今の言葉の意味は?」
ミルガズィアが戸惑っているが。
『絶対にいえません!!!!』
涙をダクダク流して同時にいうSとゼロス。

そんなほほえましい昔の話しをあたしとユニットがしていると。
エレミーは、ふと顔を曇らせる。
「実は、わたくし、悩んでいますの。父上に無理やりここに送り込まれたのですが。
   行儀見習いと、ゆくゆくはここの息子のバリスと結婚させるという話しで・・・。
   正直。いやで、いやで、たまりませんでしたわ・・。」
エレミーの言葉に、うなづいているアメリア。
メフィは、未だに暴走中。
「ところが、そのバリスなんですけど、実際にあってみると、なんていうか、ガードナーに似ていて♡男らしくて♡
    好みのタイプなんですの♡」
ぽっと顔を赤らめて言ったエレミーの言葉に。
「そんなの、間違ってます!!」
アメリアが抗議する。
「・・まあ、確かに、あのガードナーより、男らしいというのであれば、それもいいかも・・。」
ゼルの言葉に。
きっ!!
ゼルをにらみつけるアメリア。
「ゼルガディスさん!!人は、愛する人と一緒になってこそ、幸せなんです!!
  一時の、気の迷いと、寂しさからではありません!!ゼルガディスさんは、そんな不殺生な人間なんですか!?」
「・・う゛・・い・・いや・・(汗)」
アメリアの希薄にたじたじのゼル。
「ああ・・二人の男性の間でゆれる♡(はあと)この乙女心♡わたくし、どうしたらいいのでしょうか♡」
とかいいつつ、自分の世界に浸っているエレミー。
「じゃあ、こうしましょうよ♪」
あたしとユニットの提案に、エレミーは、快くうなづいた。
直にエレミーの頭に言葉をあたし達は送り込んだので、アメリア達には聞こえてはいないけど。

「さて♪じゃあ、いきますか♪」

いって、あたしは皆と一緒に。
コードヴェルの正面玄関へとやってくる。
途中で、デーモンにお手玉にして遊ばれていたガードナーを連れたって。

「・・で?この状況をどうにかする気は、ないのか?」
すんなりとあたし達は、コードヴェルに対面した。
さすがに、デーモン達には、驚いたらしく。
かなりの戸惑いの感情がそこかしこからあふれ出ている。
「まあ、話しによりますね♡」
「私たち、ガードナーとバリスのことで、面白いことを考えたんです♪」
あたしとユニットの言葉に。
「ほぉぅ・・。面白いこと・・。」
ガイウスの表情が、ぴくりと動く。
まあ、この人間も面白いこと好きだからねぇ♡
「まず、この町の入り口から、ガードナーがここまで、無事にくること♡
   無論、どんな妨害があっても、オッケー♪捕まればそれでおしまい♡」
「次に、エレミーの前で、バリスとガードナーの決闘♪ 魔道は、一切なしで♡
   ガードナーが勝てば、エレミーはガードナーと一緒に戻る♪負ければ、すんなりとあきらめる♪」
あたしとユニットの提案に。
「―ふむ。確かに面白いな。その勝負!!受けてたとう!!今日から五日後!!
   舞台は、こちらでセッティングする!!宿を教えてくれれば、詳しいことは、おって連絡する!!」
ガイウス=コードヴェルの言葉に。
「エレミーさん、争奪戦いですか(はあと)ああ、なんてロマンティック♡」
アメリアがうっとりしてたりする。
「それじゃ♪」
あたし達が屋敷を出ようとすると。
「・・・その前に、あのデーモン達と・・あの白い巨人をなんとかしてもらえんだろうか?」
目で外を指したコードヴェルの目線の先には、暴走しまくっているメフィの姿と。
かなり遊んでいる無数のデーモンの数々・・・。

結局、退屈だから、五日間、あたしはそのままにしておいたのだが・・・・。
数日後、言ったとおりに説明の紙が届けられるが。
こちらはこちらですでに対策済みv
届いた指定の道筋には。
当たり前ながら、罠が仕掛けられていたりするが、それを交わしつつ、ガードナーは進んでゆく。
というか、正確にいうならば、地面の中を進んでいるガードナー。
やがて、当然のことながらすんなりと、コードヴェルの前へとたどり着く。
「こら!!反則じゃあ、ないか!!」
結構力を入れてたコードヴェルは、反撃してくるが。
「いつ!!何処で!!誰が!!土の中は、ダメだとおっしゃったというのですか!!?」
「そうです!!土の中でも、立派に道順です!!」
メフィとアメリアの剣幕におされしぶしぶ納得するコードヴェル。
(下手に反撃して、また暴れられては、かなわん・・。)
などと思っていることは、あたしとユニットには筒抜けだとは知らずに(はあと)

とりあえず、第ニラウンド開始である。
コードヴェル邸の中庭が、その舞台なのだが・・・・。
魔道を禁じられているガードナーとバリス=コードヴェルの一騎打ち。
決闘の見届け人は、エレミー。
横では、決闘というので、メンフィスとアメリアが目をきらきらとさせている。
「ああ♡一人の女性をめぐっての戦い♡いいですねぇ♡」
メフィが感動し。
「素敵ですぅ♡」
アメリアが顔を紅潮させていたりする。
「・・はぁ・・・」
そんなアメリアを見て、なぜかゼルがため息をついているが。
「・・女性って。こんなことで、感動するものなのか?」
ミルガズィアがガウリイに聞いている。
「よーわからん。」
・・まあ、ガウリイに聞いた時点で分かっているけどね♪
「それはそうと、辺りにある武器の数々の、トゲ鉄球鎖(モーニングスター)・波刃剣(フランベルジュ)
   槍斧(ハウルバード)・戦斧(バトルアックス)はなんなんでしょうか・・?(汗)」
ゼロスとSが辺りを見回してそんなことをいっている。
「数十の武器に囲まれて、一体、あの人間は、何やっているのだ?」
ミルガズィアがそんなことをつぶやいている。
ガイウスが、そこにいるのが、エレミー一人だと分かって。
「・・バリスは?」
苦い表情でエレミーに聞いている。
エレミーは夢見ごこちの声で、
「逃げましたわ♡」
『はい?』
その言葉に、あたしとユニット以外のものの表情が点になっていたりする。
「ええい!!やっぱりか!!誰か!!バリスのヤツを探して来い!!
  必ず屋敷の敷地中にいるはずだ!!あやつに、この屋敷中から一人で出る度胸なんてない!!」
ガイウスが屋敷の使用人たちにいっている。
「・・なんか、どこかの誰かと同じことを言われているなぁ・・。」
Sがそんなことをほざいている。
「まあ、バリスも、ガードナーと同様♪性格が似てて根性なしだからねぇ♪」
「そうねぇ♪面白いほどに根性なしよねぇ♪バリスもガードナーと同じで♡」
あたしとユニットの台詞に。
「あら♡分かってましたの?ガードナーもバリスも男らしくて♡いやなことを押し付けられてもいやとはいえず♡
  その場は笑って後で陰でめそめそしているところなんかが、特に♡」
エレミーがぽっと顔を赤らめて説明している。
『あれが、男らしいというのか?(汗)』
当然のことながら、Sとゼロス・ミルガズィアの声が重なっているが。
ガウリイは、よく理解できていない。
こちらも、当然のことだけども。
「ふむ・・。武器を使って自由に戦って、どちらかが、意識を失った時点で終了という形ですねぇ・・・」
ゼロスが無能Sとは違い。
部屋から詳細が書かれた紙を持ってきてそれをみている。
・・やっぱ、ゼロスって、Sより使えるのよねぇ・・。
「・・普通、それって死ぬんじゃないか?」
ゼルがなぜか冷や汗を流していたりする。
  
そんな、話しをのほほーんと話していると。
やがて、一人の男がひこずられてやってくる。
「いやだぁぁ!!決闘なんて、いやだぁぁ!!父さぁぁん!!助けてぇぇ!!」
もはや、なりふりかまわずに泣き叫んでいる、ガイウス=コードヴェルの息子のバリス。
金髪碧眼長身のバリスをみて、あきれた表情をしている皆。
「・・なんか、S達の恐怖に襲われている表情に似ているわねぇ・・。」
「そーねぇ・・。なんでか、あいつたちって、こんな表情をするときがあるわねぇ・・。」
ユニットとあたしのほのぼのとした会話。
「ええい!!やかましい!!・・ったくわが息子ながら情けない!!
  少しは度胸をつけさしてやろうと、わざわざこの場を設けたのに!!
  逃げ出すとは!!男なら覚悟を決めて勝負せい!!」
ガイウスの叱咤がバリスに飛んでいる。
やがて、傍でバリスと同じように震えているガードナーに目をやって。
・・・・類は友を呼ぶというやつね♡
・・確か、人間ってこういってたわよねぇ♪
「そこの人・・。決闘の相手のガードナーさんですね!!ねぇ、やめましょうよ!!こんなこと!!お願いですから!!」
大泣きしつつガードナーに泣きついている。
「そ・・そうですね。やめましょうか・・。」
ガードナーも同意してたりする。
「まあ!!?ガードナーわたくしのことを愛してないの!?」
「・・い・・いや!!?そういうわけじゃあないんだエレミー!!
  ただ・・なんてゆーか、その・・・・。怖いっていうか、逃げ出したいだけで・・・・。」
突っ込んでいるエレミーに言い訳になってない言い訳をいっているガードナー。
エレミーは、バリスのほうをむいて。
「バリスは!!わたくしのことを愛していてくださらないのですか!!?」
「愛してない!!!!!」
即答してたりするバリス。
「だって、エレミーさん、僕のこと、苛めるんだもん!!」
「まあ♡いやよよいやよも好きのうち♡という奴ですのね♡」
エレミーの言葉に。
「違うぅぅ!!」
バリスの悲鳴が響きわたってゆく。
「・・いったい・・。」
アメリア達は、途方にくれているようだが。
「まあ、でも、これじゃあ、面白くないわねぇ♡リナ♪」
「そうね♡」
ぱちん♪
あたしが指を鳴らすと。
フィブリゾが現れる。
ここの場所をフィブリゾを封印(?)している場所に移動させただけなんだけどね♪
『フィブリゾ(様)!!?』
Sとゼロスの叫びがなぜか響き渡る。
「あ゛あ゛!!赤瞳の魔王様ぁ!?獣神官ゼロスぅ!?なんで、この場所にって・・・・。」
「エル様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
べち♪
一瞬で、血を流して倒れているフィブリゾ。
フィブリゾは、まがりなりにも、このあたしを利用した作戦なんかを考えてたので、
あたしが干渉力をなくして、ちょっぴし封印してるのよねぇ♪
ついでに、庭(混沌)の掃除なんかも命令してるけど♡
「・・魔王・・って・・(汗)」
ガードナーがその言葉に、顔色を悪くしているが、関係なしい。
「・・なんですの?あの子供は・・?」
メフィが怪訝そうな表情だが。
「・・う゛・・・。メフィ・・。あれが、冥王フィブリゾだ・・・(滝汗)」
ミルガズィアのうなるような声がしている。
『なんだって(何ですってえ)ぇぇ!?』
ゼルとアメリア、そしてメフィの叫び。
「だって、あの時の子供に似てますよ!?」
なぜか思い出して混乱しかけていたりするアメリア。
・・まあ、アメリアとゼルは、しばらくフィブリゾをあたしが連れていたので、知っているしねぇ・・。
・・ただの人間の子供と思ってたよ~だし、あたしも教えなかったけど♡
「まあ、魔族なら、姿は自在なんじゃないのか?」
ガウリイの台詞に。
「世界の終わりですぅぅ!!ガウリイさんがまともなことをいってますぅぅ!!」
「なにぃぃ!!ガウリイがまともなことをいってるぅぅ!!?」
「何!?あの人間が正気のことをいった!?」
「あの!!人間が!!?天変地異がおこりますわ!!」
口々に叫んでいるアメリア・ゼル・ミルガズィア・そしてメフィの四人。
「・・あ・・あのなぁ・・・。」
ガウリイの抗議の声なんて無視して。
「じゃあ、フィブリゾ♪この二人相手に、ちょっと、遊んでね♪あ、死なしたりしたら、アウトね♪それじゃあ、開始♪」
「そうそう♪ちなみに、錯乱してもアウトだからね♪」
あたしとユニットの台詞に。
『そんなぁぁ!!!!』
なぜか泣き始めるフィブリゾ。


結局・・。
たったの一日ともたずに。
ガードナーとバリスは、混乱して、気絶しているし・・・・
根性がないわよねぇ・・・

「つまらないわねぇ・・・・。(はあと)」
「ってことで、あんた達も連体責任♪」
『え゛!?』
なぜかしり込みしているS・ゼロス・フィブリゾの三人。
ぶん♪
なぜかあたしとユニットが放った一撃で、完全に動かなくなっているS達がいたりするけど。
そんな光景をみて、なぜか。
「・・まあ、平和ですねぇ・・・。」
「・・だな・・。ああ、お茶がおいしい・・・・。」
なぜかまたまた現実逃避に走っているミルガズィアとメフィ。



結果。
ガードナーは、コードヴェルの手紙を持って。
エレミーとともに、戻っていったのだが・・・。
気がつくのに、約一ヶ月は、かかったけど・・。
ちっ・・。あの程度で・・・。
ガイウスが、これ以上、ごたごたに巻き込まれるのは、勘弁というようなことをなぜか心から思ったらしく、
エレミーをクローブの元に送り返すことにしたらしいけど。
「まあ、愛するもの同士が一緒になるんですから、何の問題もないでしょう♪」
アメリアが完全に性格を考えずにそんなことをいう。
「そうですね。性格は、どうであれ、愛するものどうしが、一緒になるのが一番ですよね♪アメリアさん♡」
メフィがアメリアにいっていたりする。
『そーかぁ?』
そんなアメリアとメフィをじと目でみているゼル・ミルガズィアの二人。
なぜか、Sとゼロスは、物質化できないとか・・・・。
あの程度で・・・・。
「うう・・。まあ、結局、ガイウスさんが、クローブさんに宛てた手紙の内容が、あれですからねぇ・・。」
器用に声だけ飛ばしているゼロス。
Sは、まだ声すらもこちらに飛ばせないのにねぇ・・。
やっぱSより役に立つゼロス・・・。
「ああ。あれね。
  『バリスとガードナー。どちらに転んでも根性なし。なら好きあっている者同士が一緒になるべき。』
  って、書いてあるしねぇ♪」
ユニットが手紙の内容を楽しそうにいってたり。
まあ、どっちに転んでも、面白いんだけどね♪
『・・なんとなく、クローブさんが、哀れかも・・・。』
去ってゆく、エレミーとガードナーを見て。
ミルガズィアとゼルの声が風に溶け消えているが。
・・まあ、彼らが戻ったら、覗いて楽しみましょっと♪
「さってと♪次は、どこにいこうかしら♡」
「そうねぇ♪どこにする♡」
あたしとユニットの台詞に。
とりあえず、そのまま、進んでいるあたし達であるけど。
なんでか、ゼルとミルガズィアは汗を流しているけど。

まあ、気のむ向くままにいきますか♪


                                    ―根性なき戦い編終了―


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  あとがき:
    エル:・・・遅い・・・・。三日かかってる・・・・・。
    かお:うぐっ・・・・・。
     姫:なんで、寒いからって、打ち込まずに寝てるかなぁ?(はあと)
    かお:うううぅぅ・・・・。
    だって、すっごく寒かったし・・・・。
    エル:まあ、じゃあ、今日中に、何本か、打ち込みなさい♪
    かお:んなぁ・・!!?
     姫:やれば、できるって♪
    かお:無理ですぅ・・・・。
        まあ、とりあえず、先に、こっちを打ち込んでいるので、
        次に、十九話を打ち込んで、それから、
        長編の続きを打ち込んで。
        んでもって、別の小説を打ち込む予定ですが・・・・。
    エル:それって、何日前から、いってること(はあと)
    かお:うううっ・・・。(図星・・・)
        ま・・まあ、頑張りますのです・・・・。
       それでは・・・・。(逃げるように去ってゆく。)
    エル&姫:逃がすか!!!!!!!


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