まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
・・・たまにパソコン上プレビュー画面での確認で。
お、間違い発見・・・と思うときあり。
・・・でそのファイルと番号・・・訂正するのはいいのだが・・。
これがまたなかなかに・・・なぜか訂正するときには見つからない・・・なぜ?(涙)
・・・・あとまったく気づかなくて数ヶ月たってから、あれ?と思う間違い箇所も発見したり・・・。
・・・・この前なんか・・名前・・・間違えてたよ・・いや、本当に。
・・・・なぜ打ち込みどきとアップするときの確認で・・見つからないのかなぁ?
そういう間違い・・・・なぞです・・・・・。
多分自分の頭の中では小説になってるから・・・かな?とも思うけど・・・。
・・・・何か間違いがなくなるいい方法・・・ないかな?
あと・・・・気づいたら変な変換されてたりとか・・・・(くすん)
・・・・本気でどうにかならないかなぁ(いい方法考えてみるか・・・)
あと・・・眠気をこらえて打ち込んでたら・・・後からみたら文になってなかったり・・・。
何となく最近・・・
頭の中の映像を小説化する能力が枯渇してきているような気がしている今日この頃・・・・・。
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白銀の旅立ち ~疲弊、腐敗の原因それは・・・~
暁の眠れる大陸。
それは噂ではそこの大陸は竜神が住まう地であり、そしてまた、
赤の竜神を信仰している生き物などにとってはいわゆる聖地。
といってあがめられている場所。
それゆえに定期的に、いまだに海が危険地帯と化した今でも。
要望があるがゆえに、危険な船旅は今でも続いているこの状況。
今この時代。
いや、この混乱に満ちた世界の中で船旅をするのは、かなり勇気の伴うこと。
すでに海にも地にも魔物と呼ばれる異形としかいいようのないものがあふれ。
そしてまた本来はおとなしいはずの生物ですら、
世界の混乱した気配に毒され、それに犯されるかのように、凶暴と化し。
かつては共存していた海の生き物と人間などもまた今ではほとんどが敵対し。
かつての平和であったころのようがうそのよう。
事実その当時のことを覚えているものなど……
もはや、御伽噺か、または、年配者が父、母、または祖母から聞いたという昔話の中でのみ。
どうしてこのようになったのかそれは誰にもわからない。
それまでは確かに魔による被害なども多少はあったにもかかわらず。
確かにすべての生き物は共存していたのだ。
人も魔も……そして神族も。
一体全体どうしてこのように殺伐とした戦いになってしまったのか。
誰も知らない。
理由のひとつにとある御方の呼び出しであるものを食した神魔の王たちが。
それで暴走した……という説が一部ではまことしやかに噂されていたりするが。
それがうそなのかまたは事実なのかそのような雲の上よりもさらに上、
崇高なる存在に関することまで生きとしいけるものたちが知るはずもなく。
ただ彼らは生きるためにこの殺伐とした世界で必死に生き抜いている。
そんな状況。
だがしかしいくら状況がどうだからといって、この大地に生きているものたちは。
この惑星と共に生きてゆくしかないのもまた……事実。
どんよりと曇った空。
もうしばらく太陽の光など見ていないという。
すでに海のその色も青い、という色ではなくどす黒い…と表現したほうがよくなっている。
「……海っていう感じじゃあないよね。」
それを見て、ため息交じりにいっているセリナ。
「……確かに。ねぇ?これだと海水浴する気分にもならないよね。お姉ちゃん。」
そんな会話をしているセリナとユーリ。
この時代にそんな悠長なことを思う子供など普通いるはずはない。
ないがこの二人はどちらかといえば平和な時代から来ている未来の子供たちである。
そのように考えてしまうのもまた子供ならでは……といえるのかもしれないが。
海水浴などすでにもうこの時代では死後に等しい。
まず海に入れば間違いなく海の魔物に襲われる。
そんな情勢がここ数十年以上……いや、百年近く、いや、それ以上か?
ずっと続いているのである。
後々にあまり神魔戦争のことが詳しく語られていないのもこれがひとつの原因ではあるのだが。
「ほらほら、二人とも?とりあえずチケットは買ったから。とりあえず船に乗るよ?」
船に乗ること=命を落とすこと。
その覚悟でこの時代に生きる人々は船に乗りこむ。
こんな時代だからこそなのか神にすがろうとする心弱き人間は後を絶たない。
どうがんばっても最後にどうにかするのは自分しかいないというのに。
人はありえるはずのない救いの手を求め神に祈る。
そして……中にはその救いがないのを逆恨みして、魔と契約するものも後を絶たない。
どうして自分自身の力で難問を切り抜けようとする努力を怠るのか。
それがはなはだ疑問ではあるがそれが人の弱さ…というものなのかもしれない。
ゴルンノヴァの言葉をうけて、
巡礼、という名目上では運営されている、その客船にと乗り込んでゆくセリナたち。
ザザザ……
波の音のみが響く中。
船の中では絶えず竜神をあがめる歌が流されており。
これもまたセリナたちの時代にはないもの。
船の壁にはめ込まれたとある装置からその歌は船のいたるところに流れている。
「……それより手っ取り早く呪文とかあとは防御の拡大とか。
そういうカオスワーズを流せばいいのに。」
しごくまともな指摘をしているセリナ。
確かに聖歌などは何の足しにもならないが。
だがしかし、いくら魔力が少ないとしてもそれでも防御術のカオスワーズ。
それを流すのと流さないのとでは耐久性からしてかなり違う。
しかも……見たところ神の加護があるから。
とかいう何とも馬鹿らしい理由で、
この船にはそういった、防御結界……というものが実は施されてなかったりするのである。
どこをどうしたらそこまで勝手に神の加護があると信じ込めるものなのか。
とにかく巡礼に自分たちが赴くのだから神が何とかしてくれる。
……そんな理由から最低限できることすらしていない人間達。
「……ま、こんなだからここの世界…疲弊してるんだよね……この時代……」
自分で努力するのではなく他人を犠牲にし・・・そしてまた。
祈りをささげ……努力もせずに助けを請う。
それが今のこの世界のほとんど一晩常識的な現実。
自分で努力しようとするものは……気が狂った…とまでいわれさげすまれる。
だからこそ、争いは後を絶たない。
原因は自分たちにあるとまったく気づかずに。
「……それもあってあれ……やったらしいけど…ね。」
ふとこれから起こることを思い出してつぶやいているゴルンノヴァ。
そう。
そんな簡単なことすらわからない生き物を生かしておいても、
それはそれで発展が見られるはずもなく。
自分でどうにか復興しようとする意思のあるもの。
それらを残し…この地はこれよりしばらく後に……一度浄化されることとなる。
それに必要なのがこれからしばらく後に行われる、光と闇の全力のぶつかり合い。
それによって一度この星は滅びを迎え、そして滅びは再生の兆しとなる。
滅亡とともに希望と再生という希望がある、その表裏一体の関連性に。
いったいどれくらいの存在が気づいているであろうか。
どちらもかけてはならない存在だ・・・というのに気づいたものは。
それらを組み合わせて巨大なまでの力を得ることができる。
いい例が、神魔融合呪文であろう。
「そういえば以前ルナお姉さんから聞いたけど。
確か神魔戦争って……最後に隕石の雨が降り注いだ……って聞いたような気がする。」
「うん、それ僕も聞いた。あとそれと魔王と竜神のぶつかり合いで。
この惑星の中心地帯にちょっとした空間のゆがみができた……とかいうのも。」
そんな会話を海原をみつついっているセリナたち。
ちなみにセリナたちと共に乗り込んでいるほかの乗客たちはといえば、
熱心に竜神に祈りをささげていたりする。
それより瞑想とか術の確認とかしていたほうがよっぼど自分の身を守ることに役立つはずなのだが。
「出たぞ!シーサーペントだぁぁぁぁぁ!」
『きしゃぁぁぁぁぁぁあ!』
そんな会話をしていたセリナたちの耳に。
聞こえてくるとある言葉。
古にこの大地に反映していた古代の生き物。
この時代にはまだそれらもまた共存の道をたどっていたが。
今ではそれらは人にとって脅威でしかありえない存在と成り果てている。
叫び声と共に海面がゆれ盛大に船が揺れる。
「きゃぁぁぁ!?ちょっと!?ほかの乗客はどうしてるのよ!?」
思わず船が揺れるのでぐらつく体を何とか押しとどめ。
敵意をもつものが出現した……というのにまったく出てこようとしないほかの乗客。
それを思い叫んでいるセリナ。
「……セリナお姉ちゃん……みんな情けないことに……祈ってるよ……」
あきれつついっているユーリ。
……明らかに何かしないとこの船は沈む……というのがわかるであろうに。
部屋に閉じこもり……ただただ祈りをささげている大人たち。
……ぷちり。
「だぁぁぁぁぁぁ!この時代の大人って……全員腑抜けばかりかぁぁぁぁあ!」
そんなただ祈りをささげているだけの大人たちの姿を捉え。
セリナの中で何かが切れる。
「……げっ!?完全にセリナちゃん……きれた!?」
すすすっ……
あわてて退き防御を張り巡らせているゴルンノヴァに。
「……あ゛~。確かにセリナお姉ちゃんとか……お母さんとかには……
ああいう態度って……切れる原因だよね……」
そういいつつこちらもまた避難を開始しているユーリ。
生まれたときからの付き合いであるからこそ。
そしてまた……
セリナの性格がリナ譲りである。
というのを把握してしまっている、ゴルンノヴァだからこそ。
セリナの中で何かが切れたのは一目瞭然。
すぐに理解し各自自分に被害が及ばないように防壁を張り巡らせる。
何もせずにただただ祈りをささげれば何とかなる。
という何とも本気で何もしようとしない人間達。
この世界がここまで疲弊している原因のひとつ。
ということにすら気づかずに。
一部の者たち以外はみなこれが常識になってきているのだから……
どこをどうがんばっても敵意あるものに勝てるはずもない。
だから……他人や他の命を犠牲にしたあのような鎧ですら、公式的に認められている。
それが今のこの時代の現状。
ぷちちちっ。
船員たちはといえば彼らといえば船体に破損箇所がないか調べているものもいるが。
……うち数名は祈りをささげてそのままそこに座り込んでいる船員の姿すら……
「だぁぁぁぁ!祈りだけで何とかなるわけないじゃないのよぉぉぉぉ!こうなったら!
黄昏よりも暗きもの 金色の御名の下に 我の意思よりて
我が目の前に立ちふさがりしものに
紅き血の流れよりも赤きものの手によりて 裁きを与えん! ルビテック・フィールド!」
キュルルル ……
どごがぁぁぁぁぁぁん!
ばしゃぁぁぁぁぁぁぁぁんん……
セリナのその聞きなれない言葉とともに。
空から紅い一筋の光が一瞬のうちに舞い降りてきて、
船の前にと立ちふさがっていた全長100メートル以上はあろうかという、
蛇のような巨体をした種族名、シーサーペント。
その巨体がその光に貫かれ…その長いからだをくねらせる。
次の瞬間には。
紅い光に焼き尽くされるように……船を襲いかけていたシーサーペントの体は。
波の中にと塵と化して消えてゆく。
「だぁぁぁぁ!こら!あんたたち!仮にも大人でしょうが!
子供に戦わせて自分たちだけ祈っているだけっていうのはどういうわけよ!
でぇぇぇぃ、こうなったら全員根性たたきなおしてやるぅぅぅぅ!」
怒りに燃えているというか完全にあきれて切れているセリナは。
目の前のとりあえずの当面の敵をあっさりと下し。
セリナたちが戦っているのに船室の中で震えていたほかの乗客。
特に男性や大人たちを中心に……その怒りの視点は変わってゆく。
「……あ~あ。こうなったら……セリナお姉ちゃん……止められないね……」
「……というか一人でも立ち向かう勇気もってる人間がいたら……
ここまでセリナちゃんも切れないだろうけどね……」
そこにいたというかこの船に乗り合わせている全員。
セリナは簡易的に結界を作り出し全員をそこに閉じ込め。
根性をたたきなおす!とかいって何か始めているのである。
そんなセリナをとめることなどは……まず皆無に等しい。
「……母さんだったら、父さんが実力行使で止めるんだけどね……」
母であるリナが切れたときには父であるガウリイが、実力行使……というか、
つまりはキスなどを送りそれでリナの気を収めている……のであるが。
いかんせん。
セリナとリナとでは、その根本的な実力からはっきりいって違う。
ましてや切れているときのセリナは……問答無用でしかけてくるのだと。
長い付き合いである弟であるユーリであるからこそ。
そしてまた無理やり……というか、
とある御方の間接的とはいえ命令によってセリナについているゴルンノヴァだからこそ。
それはよく理解している。
そんな二人の、もはやあきらめきった会話が混じる中。
『うどわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
大陸に着くまでのしばらくの間。
人々の悲鳴が……すがすがしく響き渡ってゆくのであった。
セリナとしては彼らの精神を鍛える!
といって精神と肉体を分離させて精神を鍛えているので、
精神が消滅したりしないかぎりはまず死はありえない。
そんな仕組みをとっているがゆえに手加減なしで、
彼らの根性を・・・根本的からたたきなおしてゆくのであった……
セリナ=ガブリエフ。
道理にあわないことはとことん嫌う性格の持ち主である。
このあたりは……母親の性格に…似ている……のかもしれない。
-続く-
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あとがきもどき:
薫:・・・・なぜか小説打ち込んでたら・・・ほかのことがしたくなるのはなぜなんでしょうねぇ?
たとえば唐突にビデオを見たくなったりとか。
たとえば漫画とか小説読みたくなって朝まで読みふけってたりとか。(三時、四時ごろまで)
・・・・なぜでしょう?
小説打ち込みする気力が乗っているときには本当に三十分もあれば、
ひとつ(20KBくらいあっという間に行くんですけど・・・)
(この場合テキストでいえば40kbに当ります)
あと頭ではぼんぼん新しい話は思いつくけど。
それをパソコンに打ち込みする気力になるまでにかなりかかります・・・。
事実今日も打ち込みしよう・・・と思っていたはず・・・・なのに。
なぜかまったく違うこれとか漫遊記とか・・・・あとはまたいつもの病気(笑)で、
小説読みはじめるのに逃げてしまったり・・・。
あ、そういえば話は変わりますけど。
十○国記、パロディ本があったんですねぇ。
キャロット出版さんからでている海客宣言。
・・・・・よく本屋さんでみてたのに・・・あれのバロだとは知りませんでしたよ。
・・・・よくよく注意してみないとだめですね・・・・。
まあ何はともあれ、祝!スペシャル21巻。
・・・・しかし・・・・蔓のような物に襲われる女の子が見たい・・って。
あの?隊長さぁん?兵士のみなさぁぁぁぁん?(爆!)
(意味のわからない人は即購入してくださいv)
まあいろいろとわけのわからない独り言でしたが。
ではまた次回で。
2003年8月22&23日某日
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