まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
そーいやふと思ったけど・・・・・・。
この日帰りクエスト・・・・漫遊記でもやったなぁ(笑)
いえ・・・好きなんですよねv
・・・・ちなみに暴露すればセリナたち・・・キャナルたちの世界にもいくんだが(笑)
そーしてついでにあれまではいって(・・・どこまで続く?笑)
うーん、でも闇の定め・・・のシリーズにはあまりギャグ(にしなくていーです)
になんないからパスv(まてまて!
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白銀の旅立ち ~ファインネル王国~
「……で?どうする?こいつ?」
すでに魔力をすべて出し切った……というのにもかかわらずに。
目の前にいるこの人間の子供はまったく疲れた様子もなく。
にこにことして楽しんでいる。
彼のプライドは……ことごとくに壊される。
とはいえすでにその精神もどこか普通ではなかったのだから。
まあ、いくら彼らが見下している人間に。
こうもあっさりと負ける……ということなど。
彼のプライドが許すはずはなく……
「くっ!覚えていろ!」
セリナが目を離したすきに羽を羽ばたかせ飛んでゆくその白い竜人。
「あ、逃げた。」
そんなことをいいつつ。
そのまますこしかがみこみ。
足元にある雪をかるく握り手のひらサイズの雪玉をつくりだし。
そのまま。
ブン!
飛んでゆくそれにむかって投げているセリナの姿。
ぐぎゃ!?
どさり……
何かかなり視線の先で何かがうめく音と……そして雪の上に落ちる音が響くが。
「……う~ん、さ…ってと。あ♡ゴルお兄ちゃぁん?ここどこ?」
にっこりと息のひとつすら乱さずにそこにいるゴンルノヴァ、ユーリ、
そして……今だに何が起こったのかよく理解ができない彼の元にとあゆみよるセリナ。
「……貴殿らは……いったい?」
あんなに力の落差が激しいのは信じられないことで。
しかも…相手は子供。
そう問いかけるその老人のその言葉に。
「あ、えっと、はじめまして。私はセリナ。セリナ=ガブリエフ。で。」
そういいつつ弟を紹介しようとしたセリナの言葉をさえぎって。
「あ、僕はセリナお姉ちゃんの弟でユリウス=ガブリエフといいます。」
そういってぺこりとお辞儀をしているユーリ。
そしてまた。
「えっと、僕はセリナちゃんとユーリ君のお目付け役…みたいなものかな?
ゴルンノヴァといいます。……えっと?ファインネルのかたがたと。
そしてどうやらえっと…
一応問いかけるその言葉に。
「……こらまて。ゴルンノヴァ……って……あんた…ひょっとして……ダークスターの?」
そんなことを問いかけている黒髪おかっぱの少女。
「ええ、そうですけど?
……確かそういえば、あなたはどうやら。この世界の人ではないようですが……」
などといつつそんな彼女をみているゴルンノヴァ。
「えっと、あたしは村瀬エリ。いちお~この世界に運よく召還された女子高生よv」
などと自分のことを説明しているエリと名乗ったその少女。
その言葉に。
『ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?』
などと叫んだのは……セリナたちではなく……
白い防寒服に身を包んでいる……青い竜人。
「エリさん!?どうしておしえてくれなかったんですか!?」
などといいつつエリにつめよっていたりする。
「だぁぁぁぁ!とゆ~かラーディなんかに話したら!
ぜったいにあんた!あたしの世界にくるっ!とかいうにきまってるじゃないのよ!」
などとそんな彼女にむかっていっているエリ。
「ふ…ふふふふ!これはまた研究の材料が増えました!異世界ですか!?異世界!?
エリさん!是非に私もつれていってください!」
「だぁぁ!やっぱしそ~くるぅぅっ!」
などといいつつ完全に二人の世界に入っているエリとそしてラーディと名乗った彼女たち。
「……え…ええと……異世界……とは?
このエリ殿は貴殿たちの世界では王族ではなかったのか?
もしくは賢者とわれらは聞き及んでいたが?」
とまどいつつそういってくる銀色の竜人のその言葉に。
ぶぶぅ!
おもわずむせこんでいる一人の老人と。
「……エリが賢者だったら……それはそれですごいよな……」
などとおもっていまだに言い争っているエリをみている金色の髪に蒼い瞳をしているその男性。
「……ま…まあエリどのは召還されたのをいいことに……
何しろレックス殿を脅して…この世界に暇つぶしに見学にきている子だからのぉ。」
などといいつついまだに言い合っているエリをみていっている一人の老人。
「……ふむ?その話…もっと詳しく聞かせてはもらえまいか?」
そんな老人の言葉に目を輝かせて質問している銀色の肌をした竜人ゾムド。
「それはそうと。ここ、寒いし。ゴルお兄ちゃん、何か建物でもつくってよ。
あ、ゴルお兄ちゃんの一部ででもいいからv」
まわりの寒さにそんなことをいっているセリナに。
「う~ん、それよりそこにある小屋にこのまま移動しようよ?」
そういっているユーリ。
その言葉に。
「それもそうだね。」
そうあっさりと納得し。
いきなり呪文を唱え始めるセリナ。
「……って!?セリナちゃん!?いきなりそれは!」
おもわず抗議の声を上げるゴルンノヴァの言葉より早く。
カッ!
そこにいた人間たちとそして竜人たちの姿が銀色の光にと一瞬包み込まれ……
次の瞬間には。
そのちょっと先に位置していたとある小屋。
…さきほどまでエリたちがそこにて会談をしていたその場所にと、彼ら全員は移動してゆく。
「……で?エリ?どういう知り合いなんだ?」
そう問い詰めている金色の髪の男性。
「あ……あはは……」
さて……どうするか。
まさか本当のことをいうわけにもいかないしなぁ。
などと考えていると。
「いや、実は以前このエリさん、奴隷狩りに竜人たちにつかまったことがあったでしょ?
そのときにかわった人なので私が400で購入したんですよ。
私人間たちを研究している一応は学者でもありますから。」
にこやかにそんな彼らの言葉に答えているラーディ。
「……かなり安くない?」
そんな言葉にぼつりと突っ込みをいれているユーリ。
「ま、エリさんは面白い人でしたからねぇ。
何にしろ売られているというのにお客に対してハチャメチャなことをいってましたし♡」
にこやかにそういうラーディのその言葉に。
「……あんたにはそういわれたくないわねぇ。
そんなあたしを物好きにも購入したのはラーディでしょうが。」
などといいつつ、かるくラーディの首を絞めているエリ。
「それはお互い様、ということで♡」
そういいつつもそんなエリに笑いかけているラーディ。
「え……ええと。こ……こほん。とりあえず。
どうしてあのベツァー殿がこの会談に紛れ込んでいたのか……
それはきちんとこちらで調査するとしまして……どうします?和議会談…つづけますか?」
どういうように対応していいものか。
一人の竜人の文官がそんなことを言ってくるが。
「……いや、というか……今どうやったんだ?」
何がいったいどうなったのか。
それでなくても確かに自分は重症たる傷を負っていて……で。
いきなり空から落ちてきたゴルンノヴァと名乗る人物に傷を治され……
そんなことをおもいつつ問いかけている銀色の竜人。
「……う~ん、あたしもう、何があっても驚かないわ。」
などと勝手に納得しているエリ。
まあ、そもそも、ここ、異世界に召喚されたことすらがまるで小説の出来事のようなもの。
「え……ええと。とりあえず僕たちにもどうしてこうなったのかわかりませんが。」
というか……彼が記憶しているところでは…ここは……この時代は……
「とりあえずえっと……簡単に説明しますとどうやら何らかの力で。
僕たちは異世界からここに飛ばされてきたようです。
えっとそこのエリさん……でしたっけ?彼女のように召喚……とかいう形ではなく。」
そうとしか説明がつかないが。
そういいつつ、とりあえず今だに呆然としているそんな彼らにと説明を始めるゴルンノヴァ。
とりあえず互いについての簡単な説明がなされてゆく。
この地は……今は彼ら
ということ。
そして、セリナたちは異世界よりどうやらここに何らかの力で飛ばされたらしい。
ということ。
……実はエリが異世界・・のひとつであるとある世界より召喚された、人間であること。
とりあえず簡単に互いの状況説明をし終わり。
互いの情報交換などをし終え。
……驚きつつもどうにか納得した竜人やそこにいた人間たち。
……まあ、セリナやユーリが見せた力が。
彼らがみたことのない【力】であること。
そんなものを目の当たりにすれば納得せざるを得ないという事実があるのだが。
「う~ん、多分これが原因とおもうなぁ。私は。」
そういいつつその手にとあるクリスタルを取り出して説明しているセリナ。
その淡く銀色に輝いていたそれは、今ではあわくその光を保ちつつ。
ゆらゆらとその光が揺らめいている。
「ああああ!おもいだした!それ!」
ようやくそれに似たものが何なのか。
思い出して交渉の席で叫んでいるゴルンノヴァ。
確かに見たことがあるはずである……それは……いや、これは。
一方では会議は上のものに任せておしゃべりに花を咲かせているエリとラーディ。
ちなみにその会話にまじって話し込んでいるセリナたち。
そんな横ではとりあえず気を取り直して交渉を再開している彼ら。
この国の時期国王クルーガーとそしてロッドヴェル将軍にそして文官と少数の兵士たち。
とりあえずエリがクルーガーの名前を呼んでしまったこともあり。
しかたがないので一応クルーガーの正体を暴露しての会談となっているのだが。
「えええ!?じゃ、エリお姉ちゃんのところには!
お母さんたちの話の小説があるの!?読みたい!」
などといいつつ目をきらきらさせているセリナ。
「うん、それ面白そうvみたいな、僕もv」
エリの会話の中で彼女の世界に【スレイヤーズ】という小説がある。
という話をきき、目をきらきらとさせているセリナとユーリ。
「……そ~いや……あのお方……というか。ダークスター様が…
とある世界であのお方がとある人間脅して……とと命令して本にさせてる……
とかいってたっけ……」
などといいつつどこか遠い目をしているゴルンノヴァ。
もしここにゼロスがいれば、『僕もそれ魔王様から聞いたことがあります。』
とすぐさまに同意のつっこみがはいったであろうが。
その言葉にふとあることが思い当たり。
「……あのおかた?それって……あのあとがきにでてくる、あの金髪大魔王?」
さらっといっているエリ。
「ああああああ!そんな恐れ多いことをいわないでくださいよぉ!(涙)」
そんなエリの言葉に絶叫を上げているゴルンノヴァ。
知らない…というのはある意味最強なのかもしれない。
「エリさん、今度私もエリさんの世界につれていってくださいねvふふ……異世界研究♡」
にこやかにそういっている青い竜人ラーディ。
「だぁぁ!だからぁ!ラーディーには異世界人だっていいたくなかったのよぉ!」
そんな会話をしているエリ。
彼らがほのぼのとした会話をしているさなか。
「……では、条件は…それでよろしいですかな?」
そういって今回の実験の責任者でもあるゾムドが話しかける。
「しかし、どうしていまさら…休戦など?」
とりあえず話しがまとまり、城を明け渡し、そして違う場所にて結界の持続。
それで話がついた彼ら竜人たちとそして人間たち。
少し疑問におもっていたロッドヴェルが話を切り出す。
「ああ、それでしたら……まあ貴殿たちの知り合いでもある、そこのエリ殿
……彼女がいろいろと知識を知っていた……というのも驚愕でしたし。
それに……そもそもこの実験には私ははじめから反対だったんですよ。
まあ……王命……というので仕方なく……なんですけど。」
などととりあえず話しがまとまり安堵してそんな本音をいっているゾムド。
バイルド将軍と紹介されたとある竜人は、またベツァーが戻ってこないともかぎらない。
そういって小屋の周りの見回りに出ているまま。
というより彼がわざとベツァーをこの対談の中に組み入れたのがわかると。
それはほとんど極刑に等しい出来事。
何が何だかわからないが、とりあえず白輝帝は助かったものの……
一歩間違えれば・・・それは王族殺しの片棒を担いだことにほかならず。
今の彼は……そのことが露見するのを何よりも恐れていたりするがゆえのその行動。
「まあ、実をいえばいまだに我々の中にもこの休戦交渉には反対しているものもおりますけど。
私としてはこれ以上同族が死ぬのを見たくはありませんし。
そもそも、こんな『無謀なことをしているのは我々のほうだ。』。
とは、把握はしているんですがね。」
そういいつつ苦笑するゾムドに。
「……ほう。」
この結界の責任者だというゾムドという竜人はどうやらものの道理がわかった竜人らしい。
そうおもい関心して息をついているロッドヴェル。
そんな会話をしつつ第一回目の休戦交渉は……
元宮廷魔道士ベツァーの乱入。
というハプニングはあったものの……なぜか異世界からの来訪者の手により。
それは免れ…とどこおりなく交渉は無事にと行われてゆく。
そんなこんなでとりあえずは会談は滞りなく終了してゆくのであった。
-続く・・(のか?)-
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あとがきもどき:
薫:なぜかこの話を打ち込み始めて。またまた日帰りクエストよみたくなって(笑)
小説、漫画とを読み返している私です(爆!)
・・・それはそーと・・・・・仕事から戻ったら・・・・猫がでてます!(滝汗)
とゆーか!父親!きちんと閉めていけ!窓!(汗)
って!呼んでもでてこないよぉぉぉぉ!(絶叫!!)
鈴の音すらしない・・・・あわわ・・・・何かあったんじゃ(不安・・)
うう・・・・やだよぉ・・・こーいう場合・・・ちびのときを思い出すから・・・。
もどってこおい・・・・モモぉ・・・・(涙)
(ちびのときは二時間さがして・・・・みつけたら動かなくなってた・・・涙)
あうあうあう・・・・。もーいっかい探しにいってみよう・・・・(汗)
父親の馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!!!!
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