黒曜の宝石 ~きっかけ~
「ねえ?おかーさんは?」
家に戻ると母親がいない。
「エミーリアは遠いところに旅たったのだよ。シルフィール。」
「うそ!おかーさんがシルフィールをおいてどこにもいくはずないもん!」
まだ幼いシルフィールには人の死。
そういうものが理解はできない。
いつか目覚める。
そう思い、すでに棺にと入っている母親の隣で駄々をこねているシルフィール。
まだ四歳になったばかりのシルフィールにはそれは過酷なまでの現実。
「・・・・シルフィールちゃん、いつもエミーリアはシルフィールちゃんのそばにいるのよ?
目を閉ざしてごらん?瞳の中にあなたのお母さんはいるでしょう?」
そういいつつ駄々をこねるシルフィールを抱きしめる。
「・・・・いや、いやいや。シルフィール、おかーさんが起きるまでまってる!」
二度と目覚めることのない母親にすがってなく幼子は。
参列者たちの涙を誘う。
「・・・・おばさん。シルフィールは私が面倒みますわ。」
そういってくるのはエミーリアが死亡する数ヶ月前に引き取った。
ヘルという名前の少女。
シルフィールより二つ年上でもある彼女は。
ただいま六歳になったばかり。
彼女の両親はレッサーデーモンに襲われ彼女一人が生き残ったらしい。
彼女が住んでいた村もまた夜盗に襲われたのか壊滅していたと。
彼女を引き取るときに調査した役人がそんなことをいっていた。
「そう?お願いね?ヘルちゃん。」
シルフィールはこの娘になついている。
だから安心して任せられる。
そしてまた。
「・・・・しかし、エルク神官長。」
喪主を務めているシルフィールの父親に言っているのは。
両町の長老たち。
彼らは東の神官長の家計が神官長だけになったことに対して。
すぐさまに新たな巫女頭の設置とそしてまた新たな伴侶を。
と催促しているのである。
この地は二つの家柄の・・・血筋とそして血縁、そしてまた、男女の異なる力により封印が保たれている。
その封印が何なのかははっきりとはわからないが。
だが少なくともこの地にかつて存在していたという、ザナッファーの力が残っているのは紛れもない事実。
あの力を抑えるために互いの二つの両家の血筋にて押さえ込んでいる。
とも一説には伝えられている。
事実はどうなのかともかくとして。
そんな理由から、必ず北と東。
その長を継いだものは必ず伴侶を儲け、そしてまた子供をなすことが義務づけられている。
そして、今問題なのは。
すでに子供はもういるから跡継ぎなどには困らない。
―が。
万が一片方だけの力になることで封印が弱まること。
もし伝説が本当でひとつの力が欠けたことによりかつて光の勇者が倒したとされる、魔獣の残留思念ででも復活したら。
それゆえに今まさに葬儀のさなかだというのに次なる結婚の話を持ち出している長老たち。
「―巫女頭はすでにもう決めてあります。
・・・結婚は・・・・まだシルフィールも幼いですから。娘の心に傷を残したくはありません。」
それがひとつ。
そしてまた。
もし妻が死んですぐに結婚したとすれば。
もしもかんぐるものがいたりとすれば間違いなく、
シルフィールがエミーリアの子供ではなくルシェールの子供だと知られてしまう可能性は捨てきれない。
子供を・・、娘を、シルフィールを守るためには。
二人ですでに話し合って決めたこと。
シルフィールがきちんと自分で理解ができるようになったときに。
そしてまた実の娘というのを隠したままでそれでもシルフィールが義理の母親になってもいい。
そう認めたときに。
結婚してもいい。
という話はすでにルシェールの口からエルクにと語られている。
「とりあえず神官長と巫女頭不在、ということにはしませんから。どうぞ、安心してください。」
そういいきるエルクの言葉に。
少しばかり不安を覚えつつ。
だがしかし
確かにいきなり母親が死んだばかりで新たな母親を迎える。
というのはまだ幼いシルフィールにとってどれほど過酷か。
少し考えればわかること。
まだもっと小さければそれでもすむかもしれないが。
なまじ自我が芽生えているがゆえに何があるかわからない。
少なくともエミーリアが死亡したことによりこの東のサイラーグの神官長を継ぐのは、もはやシルフィールしかいないのだから。
北と東。
その両の町を治める長の家系は。
その伴侶を自分の意思で決めることは・・・できない。
ましてや家を継ぐものは必ずといっていいほどに。
必ず様々な儀式とそして占いにより最良の伴侶が決定される。
だからこそかつて家を飛び出してエルクとルシェールは駆け落ちしようとまでしていたのだから。
それはエルクの兄が死亡したことにより現実とはならなかったが。
-それもすべてこの町を世界を守るため。
そうこの町は・・・代々そうつないできているのである。
母親の幼いときの死亡。
だが回りの愛情と。
そしてまた昔から大好きであったルシェールがシルフィールたちの面倒をみるために。
自分と一緒に住むこととなり幼い子供ながらにそれがうれしく。
素直にそれでいて愛情に包まれながら、シルフィールは成長してゆく。
数年後。
「ねえねえ、シルフィール、面白いものを発見したわよv」
「何?ヘルお姉ちゃん?」
すでに仲のよい姉妹としてこの二人はもはやこの町では有名となっている。
それほどまでに仲のよいこの二人。
ヘルとシルフィール。
「内緒。ほら、こっちこっち!」
「あら、シルフィールちゃん、ヘルちゃん、はい。ヘルちゃん、頼まれてたお弁当。」
ルシェールがシルフィールたちと共にすごし始めてもはや数年。
まるで本当の親子のようだと人々はいい。
まあ実際に本当のルシェールは母親なのだが。
それでも籍を入れて結婚しないのは。
エミーリアのせめて七回忌が終わるまで。
という意見からによるもの。
やはり町としては夫婦がそろっていなければ、何かと都合が悪いらしく。
それでいてほかに適切な人材は、シルフィールのことも考え。
ここはやはり昔から交流のあるルシェールが一番であろうと。
東、北、長老会議でもはや決定されている。
そのことはシルフィールにはまだ早いからといって伝えられていないが。
「ありがと、ルシェール。いくよ。シルフィール。」
「あ、まってよ!おねーちゃん!」
そういいつつ用意してあったお弁当をもって出てゆく二人をみつつ。
「・・・・もうシルフィールももうすぐ十歳になるのね・・・」
年月のたつのは早いもの。
すくすくと成長するに従いどこかルシェールに似てきているその姿をみていると。
周りが勘ぐるのではないか?
という不安ははじめのころはあったものの。
だがしかし、一応ルシェールとエミーリアは一応は血縁関係があり。
というか彼女たちの関係はいとこ同士というもの。
だからして似ていてもはっきりいって不思議ではない。
そんな形でどうにか本当のことはいまだに人々には知られてはいない。
「・・・・どうか・・・・このまま健やかに育って・・シルフィール・・・・・」
願いはいつもただひとつ。
彼女が健やかに成長すること。
人々を欺いてまで彼女に生きてほしいのはやはりそれは母親ならではの肉親の愛情。
東と北。
そのしかも神官長の一族、しかも長の家系。
その血をより濃く受け継いでいるシルフィールの力量は。
いまだに目覚めてはいないもののかなりの魔力容量(キャパシティ)があることを、彼女、ルシェールは知っている。
少し不安があるとすれば。
「・・・・・最近ヘルちゃんの様子が・・・・ううん。気のせいよね。」
ときどき冷たいまるで何かをたくらんでいるかのような視線を向けていることがある。
それはまあ子供によくあるいたずらをするときの目。
そういってしまえばそれまでなのだが。
だがあの目を見るたびに不安が襲う。
「さ。今日もお仕事をがんばりますか。」
二人を送り出し。
エミーリアの代わりとして今ではルシェールは、ここ東のサイラーグの巫女頭として先頭に立ち公務をこなしている。
不安を吹き払いつつ、ルシェールはいつものようにお仕事にと入ってゆく。
「ほら、ここ。」
「すっごぉぃ!」
そこはフラグーンの木の根元。
本来なら僕が入り込んだらこの木程度なんかはぜ割れるけど。
でもやっぱり人間を核としているからその心配もないしね。
このヘルという人間は遠くから『彼』がその魔力で操っているに他ならない。
自分の精神というか意識を移植して。
彼女の中に残っている人の感情を読み取りそしてまた、周りに合わせて行動しているのに他ならない。
だがその事実は誰一人として知るはずもなく。
ヘルにつれてこられた場所は。
ちょっとした部屋。
「ほら、ここみて。」
「あ、母様たちの絵が・・・・」
そこにある記憶球に絵のようにこめられている映像。
「ほら、それにこれ日記とか。どうやらここでエミーリア母さんとかが。遊んでいたみたいよ。」
母親たちの昔の日記などもこの場所にはある。
かつてこの場所はエミーリア、エルク、そしてルシェールの隠れ家であり、そしてまた遊び場でもあった。
あまり町の人たちは東と北のものが頻繁に遊ぶのを快く思っていない。
そう幼心に感じていた彼らは。
大人たちが神聖がり絶対に近寄らないこの場所で。
いつも遊んでいたのである。
そこにある少しばかりの本やそしておもちゃ。
それはかつての両親たち、そして今では母親代わりになっているルシェールの。
過去の思い出の品々。
「ヘルおねーちゃん、よくみつけたよね。こんな場所。」
そういいつつもやはりここは子供。
秘密を見つけたらとことん知りたくなるというのが子供心というもの。
「あ、シルフィール、私お水でも汲んでくるから。」
「はぁぃ!」
目をきらきらさせてかつての母親たちの日記を読んでいるシルフィールに向かい。
そういいつつ部屋を出てゆくヘル。
シルフィールは母親たちの過去がわかると目をきらきらさせて日記に没頭していたりする。
それは。
エミーリアがこの場でつづっていたかつての日記。
くす。
「ふふ。痕跡を残さないようにしたつもりだろうけど。この僕には無駄だよね。」
シルフィールから離れてつむぎだされるその言葉は。
ヘルとしての女の子としての声とは少し異なる。
まるで別人。
あの場所は本来ならば、エミリーアとエルクが痕跡を残さないまでに燃やし尽くしていたはずであった。
万が一その場に残った記憶などを読み取る能力をもつ人間がいた場合。
シルフィールのことがばれかねない。その配慮で。
シルフィールを産み落とし、だがそのために病気が悪化して、しばらくグレンの元で養生していたルシェール。
シルフィールをつれて子供が生まれたとサイラーグに戻ったエミーリア。
まさか形だけの母親の取り違えが行われたなどと誰も知らない。
何しろエミーリアはいかにも妊娠しているように振舞っていたのであるから。
そしてルシェールは病気がちということで家から一歩もでなかったのであるから。
セイルーンにすんでいる人たちですらまさかルシェールが実は子供をうんだ。
など知っているものは・・・いない。
だか。
あの場所、エミーリアがつづっていた日記には。
そこまでは書いてないものの。
それでも。
エルクとルシェール。
二人が互いに想いあっていたという経緯は書かれている。
くすくすくす。
「さって・・・・そろそろゲームの始まりよね。」
くすくすくす。
そう微笑むその姿からは。
人というよりは・・・・まるで人形のようで。
くすくす笑いつつ洞窟の中にある湧き水から水を汲み。
そのままシルフィールの元にと戻ってゆくヘル。
あの場所は。
完全に焼け焦げて痕跡すら残されていなかったものを。
ヘルがその力をもって再生させたことは。
シルフィールには知るはずもない事実・・・・。
「・・・・これって・・・・どういう・・・・こと?」
わからない。
何がどうなっているのか。
てっきり父と母の馴れ初めとかが書かれているかな?
などと好奇心から読み始めた母親の日記。
だがそこに書かれているのは。
母であるエミーリアはルシェールと父であるエルクとが互いに想いあっていることに気づき。
そして二人の仲を応援していた・・・というような内容のもの。
「どうしたの?」
そんな呆然としているシルフィールを覗き込むヘル。
いったいいつの間に戻ってきたのか普通なら疑問に感じるであろうが。
今のシルフィールにはそれだけの余裕はない。
「・・・・うん・・・ルシェールさんとお父様が・・・」
そういうシルフィールの言葉に。
「ま、ここサイラーグは町の決定は絶対らしいし。
過去にも恋人がいたのに引き裂かれたカップルいたって、聞いたことがあるよ?」
ちりちりと胸が痛む。
「まあ大人にはいろいろと事情があるんだろうし。
それか形だけ結婚してもしかして二人ともまだずっと想いあっていたりしてね。でもいいなぁ。そういうのって。」
などといいつつ物思いにふけっているヘルをみつつ。
さらにシルフィールの胸中に不安という影を落としてゆく。
物心つく前からルシェールと両親は交流があった。
だが・・・もし、もしも。
父が母ではなくルシェールをずっと想っていて・・・・母がだまされていたとすれば?
そんなまるで自分の言葉ではないような言葉が脳裏に浮かぶ。
母は知っていたのであろうか。
ページの最後には二人が駆け落ちするのを手助けするために。
という言葉で終わっていた。
だが現実には・・・・父は母とエルクはエミーリアと結婚し。
そして・・・・自分が生まれたという事実がある。
そしていま。
母がいない今、家にシルフィールたちの面倒をみるために。
ルシェールは住み込みで生活している。
不安が・・・襲ってくる。
もしも、父が母とは形だけで結婚し。
ずっとルシェールさんを想っていたとしたら・・・じゃあ・・・私は?
「大人って勝手だよね。そう思わない?シルフィール?」
耳元でささやかれるヘルの声が・・・遠い。
気分の重いまま家に戻る。
ルシェールと顔をあわせたくない。
心の中がもやもやして定まらない。
「シルフィール、実は話があるんだが?」
もすうぐエミーリアの七回忌。
そしてそれがすんだら籍を入れるようにと再三の町からの要望。
それをうけて。
ちょうど間の悪いことに今日、この日。
エルクはシルフィールに。
「・・・・実は父さん・・・再婚しようかと思うんだ・・・・お前もよく知っている・・・・ルシェールと・・・」
そう話を夕食時に切り出すエルク。
今この場には公式の仕事でルシェールはいない。
ガタン!
「わたしの・・・・私のお母様はエミーリアお母様、ただ一人!父様なんて嫌い!ルシェールさんも・・・だいっ嫌い!」
それでなくても今日の昼間にみた日記の内容がまだ脳裏にくすぶっている状況で。
そんなことをいわれれば。
そのまま食事をする手もそのままに。
席を立ち上がり部屋を飛び出してゆくシルフィール。
「あ!シルフィール!待ちなさい!」
とめるエルクの声も聞かず。
嫌い。
嫌い。
だいっきらい。
母様を・・・じゃあ、やっぱりだましてたの?二人して?
そんなの・・・・・・だいっ嫌い!
シルフィールの心を黒いもやもやした気持ちが覆ってゆく。
気づけば。
いつのまにか必要な荷物だけを整理し。
小さな袋ひとつをもって家を飛び出してゆくシルフィール。
どうしてそこにすでに袋とかが用意されていたのかなど。
そんな疑問も抱かずに。
「シルフィール。家出なら付き合うわよ?」
町から出たところにたっているのはヘルの姿。
すでにヘルも旅支度を整えていたりする。
「ヘルおねーちちゃぁぁん!」
そんなヘルの胸の中に飛び込んでいき。
そのまま泣き崩れるシルフィール。
会いたくない。
父にもルシェールにも。
母を・・・・だましていたかもしれない・・ううん、きっとそう。
普段のシルフィールならば絶対に思うはずのないことが。
どうしてかそれが事実だと疑うことなく。
すんなりとシルフィールは思い込み。
そのままとめどもなく泣き出すシルフィール。
人の心を惑わすのはいたって簡単。
それがしかも愛に囲まれた場所で育っている人間ならなおさらに。
疑いは一瞬のうちに膨れ上がる。
疑いを抱いたことがないゆえに。
シルフィールを傷つけまいとして穢れから両親が遠ざけていたがゆえに。
それゆえに。
今シルフィールが信じられるのは。
父でもルシェールでもなく。
血はつながっていないものの義理の姉にあたるこのヘルのみ。
「・・・・・・ゲーム、開始だよ?」
くすり。
そう笑いつつ二人の様子を水晶球から浮かび上がらせて見ている一人の少年。
少しウェーブのかかった見た目はどうみてもヘルと生き写し。
くすくす笑いつつ目の前にあるチェスの駒をまたひとつ。
ゆっくりと移動する姿が。
彼の宮殿で見受けられてゆく。
「シルフィールちゃんが!?」
結婚の話を聞いてシルフィールが家を飛び出した。
家にもどりそのことを聞いたルシェールは。
町の人たちにも頼んでシルフィールを探し始めるが。
もうそのときには。
すでにシルフィールは泣きつかれて。
そしてまたヘルにつれられて、絶対に手の届かない場所にと連れて行かれているのであった。
愛に囲まれているがゆえに。
裏の事情などわかるはずもない。
ましてやそれが自分のためだとなど、知るはずもないシルフィールは。
父に対して疑心を抱いたまま。
そのまま家を町を飛び出してゆく・・・・。
-続くー
HOME TOP BACK NEXT
#####################################
まえがき:
ちなみに。
多分わかってるでしょうねぇ。
この話の横にあるこれ。
この画像・・・・。
わからないままにペンイトショッブで挑戦して作ってみました(笑)
なかなかイメージとおりにできないのが玉にきず・・。
いいもん、そのうちにイメージに近い画像を作ってやるぅ!(こらこらこら)
・・・・さてさて。
などと愚痴はほどほどにして。
前回2003年9月9日にアップしたこの話前。
さていったい何人が気づいたでしょうか?(笑)
ちなみに11日は狭間を打ち込みしてありますよぉ?(爆!)(ばらしましょうv)
2003年9月13日
#####################################
あとがきもどき:
薫:一度疑うことを知れば。
どんどん不安は大きくなるものです。
ましてやそれをあおる人(?)がいれば・・・なおさらに・・・。
さて、次回でシルフィール&ヘル。
たどり着く先は・・・ディルス王国。
このあたりはプロット考えてもらったあたりですね。
それでは、また次回でv
姫:うーん、フィブリゾ、だいぶ遊んでいるわよねぇ。
薫:・・・・まあ彼は完璧を目指してますから。
器としての彼女の成長を・・・・(汗)
って、何でスミレちゃんがこんな場所に!?
姫:んっふふvあなた、今私のもうひとつの実は昔、
投稿してみようと思ってた作品。
ノートに書いてるでしょ?あれ打ち込みなさいなv
薫:そ・・・そうきますかぁぁあ!?(絶叫!)
姫:当然v
やるわよね?(にっこり)
薫:あ・・・・あの?そ・・・その手になされているまるで木の朽ちたような物体は・・。
姫:さ、ギルガメス、食事の時間よv
薫:いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(絶叫・・・・)
バリグシャ・・・・ドシュ・・・・ゴリゴリ・・・・。(あたりに鈍い音が響き渡る)
姫:それでは、どこかのお腹の中にどうやら納まったらしい薫さんはほうっておいて。
それではまたvそれではねv
HOME TOP BACK NEXT