まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
さてさて、夢内容のこの小説!!
今度は、カタート山脈へ!!
なんでか、ミルガズィアさんや、メフィまでもが登場し(爆!)
とゆ~わけで、今回は、竜達の峰!!
とゆ~わけで、いっきまーす♪
さて・・今回は、誰の視点で書こーか(笑)
ではでは。
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気まぐれの旅路 ~第三話~
あたしはリナ達と一緒にカタートへ向かうことにした。
なんでか、ゼラス達は、ディルス王国で泣いてたけど、あれしきのことで……ねぇ……
ちなみに、リナは面白がってたけど。
(一緒に暴れてたリナ)
やっぱ、あたしが選んだ(創りだした)人間だけはあるわ♪リナは♪
どうやら、ノーストはちゃ~んとSに手紙を渡しているみたいだし♡
とりあえず、先に水竜王、復活させてやろっと♪
「あれ!?きゃ~!!リナさ~ん!!お久しぶりで~す!!」
あたし達がカタート山脈の入り口近くに来たとき、元気な聞き覚えのある声が聞こえてくる。
あたしが、そちらを振り向くのと同時に、
ぽずっ!!
あたしにむかって顔をうずめてくるアメリア。
「アメリア!?あんた、なんでこんなところに!?」
あたしが聞くと、
「ゼルガディスさんに付き合ってるんです~!!人間に戻る方法をさがすのを!!」
アメリアが元気にいい、
「よっ!!どうやら、あいかわらずの様だな。お二人さんは・・。」
ゼルがこちらにやってくる。
「ゼル!!久しぶり!!」
「よっ!!アメリア、ゼルガディス!!久しぶりだな~!!」
『ガウリイ(さん)が、ちゃんと名前を言えた!!?』
あたしとアメリア、ゼルの声が一致する。
「お……お前らな~……」
ガウリイはそう言ってるけど。
あ、すねてる……
「あ…あああぁぁ!!ゼロスさん!!
また、なにかたくらんでるんですか!!リナさんと一緒にいるなんて!!」
アメリアがいきなり、ゼロスに気がついて言い始める。
ゼルに関しては、露骨に顔をしかめているし。
「そんな!!アメリアさん!!今回は僕らは被害者です!!」
きっぱり、はっきりというゼロス。
「……ど~ゆ~意味かしら♡んっ♪ゼロスちゃん♪」
エルがゼロスに詰め寄る。
ま、確かに。
その通りかもしんない……
「ひどい!!リナまでそんな!!」
エルはそういうが、完全に楽しんでいるのは一目瞭然である。
「……誰だかしらんが……リナ、このお前の連れ……知ってるのか?ゼロスのこと……」
ゼルがうめくように言う。
「別に、知ってますけど……ねぇ……」
「そうだな♡ミリーナ♡」
無視。
ルークがミリーナに対して、またまたラブコールを送っているのをミリーナは無視した。
「だまされては、いけません!!さあ、ゼロスさん!!
今こそ、愛と勇気と友情の名のもとに愛に目覚めるのです!!
正義は、必ず貴方に味方してくれます!!」
アメリアがお約束の口上を並べ立てている。
「うぐっ……」
「ま…またっ……」
ゼラスとゼロスが同時にうめき、顔をしかめらす。
「あら♡面白そう♪」
エルは完全に面白がっているし。
「お願いだから…うちのゼロスをいじめるのは…やめてくれないかしら?」
ゼラスがアメリアに言ってるし。
「うちのって!!ゼロスさん!!こんな罪のない女性までだましてるんですか!!」
ゼラスの言葉にエキサイトするアメリア。
「あら♡ゼロスって、結構気が利くのよ♪
料理もできるし上手だし♡お仕事もまじめだし…エトセトラ……」
ゼラスがゼロスをほめちぎっているけど。
「そんな……もったいないお言葉を……ゼラス様」
ゼロスに至っては照れている。
もしも~し?
「そ~いや、ゼラスって……親ばかなのよね~……Sと一緒で……」
ぽつりといったエルの言葉をあたしは聞き逃さなかった。
・・・・・
ま…魔族って…一体???
「だまされてはいけません!!このゼロスさんは!!」
アメリアが言いかけるが、
「魔族でしょ?なに当たり前のことをいってるのかしら。ねぇ、ゼロス」
あっさりと返しているゼラスである。
「な゛!!?」
言葉を失うアメリア。
「で、リナ、誰だ?この、すっごい美人の女性と、そのほかの連れのやつらは?」
ゼルが冷静に聞いてくる。
はた……とアメリアもようやくエルに気がついて……
「きゃ~♪すっご~い、きれいな人です~♪」
とはしゃぎだすし……
……今まで気がついていなかったよ~である。
「それじゃ、ま、自己紹介とでもいきますか♡ね♪ゼラス、ゼロス♡もちろん、リナ達もいいわよね♪」
エルが言う。
そりゃまあ……ね……
「それじゃ、まあ、その当たりの食堂にでもはいりますか♪」
あたしの言葉に、手近な食堂へと全員が移動する。
「トレジャーハンターのルークだ」
「相棒のミリーナよ」
「アメリアです!!」
「ゼルガディスだ。」
ルーク、ミリーナ、アメリア、ゼルが互いに自己紹介をしている。
「ルーク?ひょっとして、あの、死神ルークか?」
ゼルがルークに聞いている。
「うぐっ!!お前…その筋のことに詳しいのか……って……
ゼルガディス……ああ!!白のゼルガディスか!!赤法師レゾの狂戦士の!!?」
ルークが言う。
どうやら、この二人、名前をきいたことのある間がららしいのだけど。
「そ~いや、ゼルガディス。今から、ラグラディア、復活させにいくけど、あんた達もくる?」
エルがいきなりゼルに話を振る。
「?ラグラ…ディア?」
ゼルが不思議がる。
「エル様~(涙)本当に水竜王、復活させるおつもりですか~(涙)」
ゼラスが涙をためつつも、エルに言う。
どんがらがっしゃやああぁぁんん!!!
店の中にいた全員の客が、一斉に椅子から転げ落ちた。
ゼルとアメリアも例外にもれず。
「あら♪当然、面白いし♡」
即答するエル。
「しくしくしくしく……」
ゼラスとゼロスは泣いているばかりである。
「あ~も~!!うっと~しいっ!あんた達それでも一応高位魔族なわけ!ゼラス!!ゼロス!!」
エルがゼラスとゼロスに対して、一喝してるし……
がらがらがっしゃああんんん!!
またまた盛大に店の中、全ての人間がこけた……
「……普通、それが当然の反応だと思うがな…俺は……」
ルークがぽつりといい、
「そうね…当然よね……」
ミリーナもどこかあきらめた表情で、虚空を見つめている。
ぎぎぎいいぃぃぃ……
『リナ(さん)?!!マジか(ですか)!!?』
ゼルとアメリアがあたしに意見を求めてくる。
「そ~そ~。アメリア、ゼルガディス、こいつらは、ゼラスとゼロス。
Sの腹心の、獣王ゼラス=メタリオムと、ゼラス直属の配下のゼロスよ♡」
エルがゼルとアメリアに説明して……
……おおおぉぉ~いいぃぃぃ!!???
ぴしいいいぃぃぃぃぃぃんんんんんんん!!!!!!
店の中、全てが、この瞬間……またたく間に凍りついた……
「あ・・あの?Sって?」
アメリアが恐る恐る聞いてたりするけど……
あたしとしては、聞かないほ~がい~と思う。
「Sは、Sよ。使いっぱしりの、たんなる雑用にもならない部下S。
この世界では、一応、魔王やってるけど…無能、極まりないのよね~……」
『しくしくしくしく……』
それを聞いて、ゼラスとゼロスは、いっそう涙をだくだく流してたりするけど。
「部下……って…お゛い゛……まさか……リナ……」
ゼルはある可能性に気がついたようだが、
「あら、正解♪ゼルガディス♪」
あっさりと心を読まれてるゼル。
「うげっ!!?な…なんだってそんな・・!!??」
ゼルがわめくが、エル、あっさりとゼルの心を読んで、
「決まってるじゃない♡面白いから♪」
と返事を返している。
ばしぃ!!
石化するゼル。
一方、アメリアはわけがわからずに、きょとんとしているが。
ん~む……
ま、エルには、全てがわかるわな……
「ゼルガディスさん?」
アメリアは不思議がっているが。
「なさけないわね~。あたしが誰かわかっただけで、こうなるなんて……」
エルが言うが、
「エル……それ、あたり前じゃない?」
あたしはエルに言う。
うんうん。
うなづくルークにミリーナ。
「そう?ま、い~わ。ついでだから、あんた達も一緒にきなさい♡そのほうが面白いし♪」
エルの言葉に、
「ま…まあ、行ってもいいですけど……?ゼルガディスさん?」
アメリアがゼルに同意を求めて、
「……断れる…わけが…ないな……」
ゼルはうめくよ~に了解した。
そ~して、あたし達の旅の一行は、あたしとエル、ガウリイ、ルーク、ミリーナ、ゼラスにゼロス、
アメリアにゼルといった九人という大所帯になったんだけど……
こんな大人数で……
エル、何考えてるんだろ~?
<間>
そんなこんなで、やってきました!!
久しぶりである。
そ~いや前回は、オリハルコン……取って戻らなかったのよね~……
取ってかえろっと……今回は……
「あれ!?なにやってるんですか?リナさん!?」
聞き覚えのある声が・・・(汗)
『メンフィンス(メフィ)(さん)!!??』
あたしとルーク、ミリーナの声が一致した。
な…なんだってこんな所にメフィが……?
すると、
「久しぶりだな……人間よ……うぐっ…ゼ…ロ…ス…」
ゼロスをみて、うめくミルガズィアさん。
「誰です?おじ様?」
メフィは不思議がっている。
「……メフィ。手を出すなよ…ゼロスには。人間よ。なぜ、また、ゼロスと共にいる?」
メフィに釘を刺し、あたしに聞いてくるミルガズィアさん。
「何でって言われても……ゼロス達…エルに付きあわされてる訳だし……」
あたしが言うと、
「……エ…ル?」
首をかしげてるミルガズィアさん。
「あら♪ミルガズィアにメンフィス♪ちょ~どい~わ♪
これから、ラグラディア、復活させよっかと思ってるから、あんた達もきなさいな♡」
『はい!??』
エルの言葉におもわず突っ込んでいるミルガズィアさんとメフィ。
ま、いきなり言われては…ねぇ……
「誰ですか?あ……」
メンフィスがなにやら言いかけるが、
「あら♪メンフィス、ラグラディアっていったら、水竜王、アクアのことに決まってるじゃないのよ♪
……面白そうだから、復活させよっかな~っとおもってね♡」
エルがメフィの心を読んだのか、いきなり言うし。
「な゛!??私、話してませんわよ?!!」
混乱してるメフィ。
「復活って…水竜王様は……」
これまた、ミルガズィアさんがいいかけるけど、
「あら♪二つも魂の欠片があるし♡簡単よ♪それに、このまま滅ぼしといてもつまんないし♡」
さも当然のように言うエル。
「しくしくしく……私達には、困ります~……しくしくしく……エル様……」
泣いているゼラスとゼロス。
「あら♡神と魔って、互いに高めあう為だけに存在してるんだから、い~じゃない♪
もしくは、あたしの暇つぶしのためだけに存在してるともいうけどね♡」
エルがあっさりと見もふたもなく言う。
・・・・・・・
深く考えないでおこっと・・・。
「暇…つぶしって…(汗)」
「あら♪正解よ♪ミルガズィア♪」
「うどわわあああぁぁぁぁ!!!!????」
どうやら、ミルガズィアさん、エルの言葉にある可能性が頭に浮かんだらしく……
エルにあっさりと考えよまれて、答えを返されたらしく、いきなりパニックに陥っている。
「なによ?い~じゃないのよ♡別にあたしがいても♪」
エルは言うが、そういう問題ではないと思う。
「……?リナさん?あの?」
「リナ?」
アメリアとメフィが不思議がる。
ぽんぽん……
「あきらめな……ミルガズィアさんよ……」
「……いっても、無駄だしな……」
ルークとゼルが交互にミルガズィアさんをなだめている。
「ななななんだって、貴方様がこんな場所に!!しかも、降臨されてきているのですか~~!!」
ミルガズィアさんの絶叫が、山脈いっぱいに広がってゆく。
「決まってるじゃない♪面白いから♪」
しくしくしく……
あ、ミルガズィアさんが泣いてる……
めずらし~……
「こ…降臨って…え…え…え…ええええぇぇぇ!!???」
どうやら、今の言葉で、アメリアとメフィもある可能性に気がついたようである。
『きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!????』
アメリアとメフィの叫びもまた、ミルガズィアさんに続いて、山脈に響き渡った……
やっぱ、これが普通の反応だよな~……
「ぼくらは、お供を命じられてます~……しくしく……」
ゼロスがミルガズィアさんに泣きながらいい、
「そ…そうか。大変だな…獣神官ゼロスよ……」
ミルガズィアさんがゼロスを気遣う。
メフィにいたっては、完全に石化。
「ミルガズィアって……ああ、水竜王の長老の、そ~いえばゼロスが片腕切り取ったんだっけ?」
ゼラスがふと思いだしたよ~に言う。
……誰だ?
……もしかして(汗)」
ミルガズィアさんが、汗をかきつつ、ゼロスの方をみる。
「ええ、ゼラス様。そのミルガズィアさんですよ。獣王ゼラス=メタリオム様です。ミルガズィアさん」
ミルガズィアさんに説明してるぜロス。
「うぐっ……そ・そ~か……(汗)」
どうやら、ミルガズィアさん……これ以上は、突っ込んでこないよ~である。
確かに、エルの前で、そんなことできるわけがないけど……
「とにかく♡アクア、復活させましょ♪」
いつのまにか、エルは、あの空間にいたはずのアクア婆ちゃんの知識の欠片を取り寄せてるし。
「あ、リナ♪この前の、あのやつ貸してね♪」
「はい」
エルの言葉に、あたしはエルから預かっていたオーブを手渡す。
『汝、姿あるべきに、汝、姿もどらざん』
エルがふと、カオスワーズをポツリという。
「気分よ♪気分♪」
……どうやら、気分で、カオスワーズを唱えたよ~である。
刹那、空気が振動し、
一瞬、辺りの空気が振るえて……
やがて、彼女は現れた。
現れた女性は二十歳前後。
だけど、あたしは会ったことがある。
この女性は……
「水竜王様!!?」
「アクア(婆ちゃん)!!?」
あたしとミルガズィアさんの声が一致した。
ゼラスやアメリア、ルーク達にいたっては、もはや完全に絶句してるけど。
やがて、彼女が静かに目を開いて……
「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!なんだって、エル様がこんな所におられるのですか~~!!
しかも、私なんかを直々に、復活させてくださるなんてぇぇぇぇぇぇ!!??」
アクア…水竜王ラグラディアの叫びが…大気中に響き渡った。
「暇だし、面白そうだから」
あっさりとその理由を述べるエル。
しくしくしく……
あ、水竜王まで、いじけてる~……
しかし、水竜王が復活して……これから、この世界……どうなるんだろ?
「あら♪まだまだ、これからよ♡リナ♪」
エルがあたしの考えを読み取って言ってくるし……
……ってことは……
まだ何か、する気ってことだな……エルは……
やがて、この世界全体に、水竜王復活の神託は……下されていた。
ど~やら、エルが面白半分で神託…下したらしいのだけど……
はあ……
「さってと♪次は、カタート山脈の神殿ね♪」
エルがうきうきしながら言ってくる。
どうやら、アメリアとゼルは、このまま、アクア…水竜王としばらく話をするとかで、
何でも、ゼルの身体を元に戻す方法を聞きだしたいとかなんとか。
……それもあるけど、あたしは、エルと一緒なのが怖いから、という理由もあるとにらんでるけど。
とにかく、あっさりと、エルは水竜王を復活させて……次の目的地に向かっていった。
……多分、エルの行き先って……やっぱ、あそこだろ~な~?
「正解♡リナ♪」
うどわわああ!!
やっぱり~!!!
あたしの考えをあっさりと肯定してくるエル。
ゼロス達にいたっては、もはやも顔面蒼白に成り果てている。
・・・・・・・・・・・・・・
エル、魔王に……何する気なんだろ?
な~んか、いや~な予感がするんですけど……
「ほらほら♡いくわよ♡」
しくしくしく……
エルの言葉にまたあたし達は出発する。
・・・・・・・
見返りの代償って……大きいのね……
しくしくしく……
-第三話終了ー
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あとがき:
よっし!!よーやく、あと残り、二つのイベントのみ♪
・・・時間が時間だから、次の日にでも、打ち込むか・・・。
ではでは、次は、よーやく、エル様がリナ達と共に、カタートへと乗り込むシーン!!
・・・頑張って、打ち込みますので・・・・石を投げないで下さい・・・。
それでは!!
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