まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
夢の内容、第ニ話目(爆!)いや、三話目といったほ~がい~か?
ではでは、え~・・、今回は、一応、リナの一人称でいってみますのです(笑)
ではでは。
今回の舞台は、ディルス王国!!ガイリア・シティ!!
それでは、いっきま~す!!

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気まぐれの旅路 ~第二話~

めざすは、ガイリア・シティ!!
あたしとしては、あまりいきたくない町ではあるが、エルがいくというのだから仕方がない。
だって、あの町……まだ、ごたごた・・してるみたいだし……
しかも、あたしもそれに関わってたし……
一度目は、ガイリア・シティをゼロスがあたしを躍らせやすくする為と、
魔竜王の計画、ぷちつぶす為だけに、火の海にしてたし。
二度目は、覇王将軍シェーラが国王操って(違ってたけど)デーモン発生させてたし。
三度目は・・・覇王自らが、国王に化けてたのが判明して、
で、
あたし達で、その計画はつちつぶしたけど……
やっぱ…ねぇ……
しかし、なんだって、あたしの周りでは魔族がらみの事件が起こる!!?
……姉ちゃんの影響……
ぶんぶん!!
ま……まさか!!
そうだったら、魔族もまだ、死にたくないだろ~し。
……怖い考えは…やめとこっと。
そ~いえば、里帰りするの……怖いな~。
まじで。
多分、あたしが魔王(1/7)滅ぼしたの……姉ちゃん…知ってるだろ~し。
冥王…滅ぼす原因となったとゆ~のも……。
そ~いえば、ダークスターとの戦いの報告も…してない…や……(汗)
あ…あはははは……
いや、それよりもまず。
「あら、リナ。何考え込んでるの♡ルナのことは気にしないで♪何かあれば、あたしが言おっか♪」
……たのむから、やめて~!!
エル~!!
エルの言葉の方が…何倍も……問題…かな?


やがてあたし達は、かつてのあまりきたくはないが、ついこの前まで滞在していた町へとやってきた。
「あれ!!リナさん!?ルークさん!?ミリーナさん!?ガウリイさん!?」
駆け寄ってくる門番の男、一人。
「門番その一!!」
あたしは叫ぶ。
ずしゃあああぁぁぁ!!!
男は、駆け寄ってくるなり……すべり倒れた。
「あら♡マイアスって…面白い反応するわね♪」
エルが嬉そ~にいってるけど。
やがて、だくだく涙をながしつつ、マイアスは立ち上がり、
「ひ…ひどいですよ~…リナさん~……しくくしく……」
泣きながら抗議してくる。
このマイアス、二度に渡る事件にちゃっかりかかわってる人物だったりするのだが。
「お~、ひさしぶりだな。マスイなんとか」
とガウリイ。
……お~い、ガウリイ……
とどめさしてど~する。
「あ、いじけた……」
ルークがつぶやく。
マイアスはいじいじしながら、地面になにやら、のの字を書き始めている。
「冗談だって(笑)マイアス、あんた、まだ門番やってるのね~」
あたしの言葉に、
「いや…本気だったわよね……」
ミリーナがつぶやいてるけど。
この際無視。
とりあえず再会を祝して…あたし達は、しばらくその場で話し合った。
聞くところによると、なんでもまだ、ときどきはデーモン達が出現するそうだが以前ほどではなく。
町はいたって平和を取り戻しつつあると言うことだった。
ちなみにアルス将軍は、なぜかまた将軍にもどっているらし~けど。
……おそらく、若い人材を育て上げるつもり…なのだろう。
ふと、マイアスが顔を曇らせる。
「あ…あの?リナさん?ちょっとお聞きしますが…国王二人を元に…いえ、なんでもないです」
マイアスは言い下を向く。
ど~やら、このマイアスも、あの呪法によって変わり果てているはずの二人の元国王を見たのだろう。
……できるかも……
『あれ』なら。
あたしの考えは、当たり前のことながら、すぐにエルにばれる。
「あら、別にい~んじゃない?なんだったら、人間に戻そ~かしら♡あの二人♪」
なにげに言ったエルの言葉に、
ぴしぃ!!
凍りつくルークとミリーナ。
マイアスは、ただただ首をかしげるばかりである。
「……い~の?エル?」
あたしがエルに言うと、
「あら♪その方が面白くなりそ~じゃない♡」
さらりと返事を返してくるエル。
……そ~いう、問題なんだろ~か?

とりあえず話をごまかして……あたし達は、町へと入ってゆく。
「まだ、雑魚がうようよしてるのね~」
エルがなにげにいっるてけど。
「そ~いや、魔族の気配があちこちからするな~」
なにげに返事を返しているガウリイ。
『そ…そ~いうことは、早く言え(言って)~!!!』
あたしとルークとミリーナの叫びが町中に響き渡る。
どうしろっていうんだ!?
「ま、いっか。別に害がなければ」
「そうそう♡」
あたしとエルの台詞に、
『そういう問題ではないと(思うのだけど)……(汗)』
ルークとミリーナが突っ込んでくる。
「だって、別にいいんじゃない?何もこっちから、わざわざ喧嘩しなくっても……」
あたしが言うと、
「う~ん……」
うなっているルーク。
「いいじゃないのよ。ルーク。もし、そうなったら……」
ミリーナがそう言って、そこで言葉を切る。
「そ…それもそうだな……ははは(汗)」
ルークが脂汗かきつつ納得してる。
ま…ねぇ……
エルがいるのを考えると・・。
「ん♡何か言った♪リナ♡」
あたしの考えをあっさりと読んだエルが言ってくる。
「う…ううん、なんでもない。」
あたしはあわてて答える。
あ…あぶなぁ~……
エルにはなんでもお見通しなんだった……

町は、いたって平和そのものだった。

あたし達が町の中を進んでいくと……
声が聞こえてきた。
いかんせん、あたしの耳がエルフ並なせいか、聞きたくない声まで拾ってしまったようである。
「……ゼラス様~。ここ、もう、用事はないのでは?」
「い~のよ!!まったく、なんでこの私がグラウの後始末をしなくちゃなんないのよ!!」
・・・・・・。
うげげげっ!!?
ぴたり。
あたしたちと、その男女(?)の二人連れがかち合わす。
「あ…あああぁぁ!!??リナ=インバース!!?」
「リ…リリリリナさん!!??」
「生ごみゴキブリぱしり神官!!」
「よっ!!久しぶり~!!」
あたしとガウリイ、そして、その男女の声が見事に一致する。
「あら♡ゼラス、ゼロス♪何やってんの♡」
エルの何気ない言葉に。
ぴっしいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃんんんんん!!!!!
気の毒にも、凍りつくその男女。
そう、その一人はいわずとしれた、ごきぶり、なまごみ、ぱしり魔族のゼロス。
一見、人畜無害な顔をした、いかにもどこにでもいそ~な怪しい神官なのだが、
こうみえてもれっきとした高位魔族。
しかも多分、いや、確実に魔王配下の腹心を除けば……実力は一番であろう。
もう一人は、どこにでもあるような、旅人風な服を着ているけど。
金の髪をうしろで、みじかくまとめているちょっときつい感じのする女性。
そ~いや、このもう一人って……
えと……
今…エル…ゼ…ラ…スって……いわなかった?(汗)
「そ~よ♡リナ、この子、ゼラス♡Sの部下の獣王ゼラス=メタリオムよ♪」
あっさりと本当にあっさりと、エルが答えてくる。
『ど……どひぇぇぇぇぇぇぇ!!!??』
あの冷静なミリーナまでもが、一緒になって驚いたのは……
……当たり前なのかもしんない……
「エエエエル様!!?なんで、このような・・場所に??!!」
完全に混乱している獣王。
「あら、リナと一緒だと、面白いから♡」
即答してるエル。
ぴしぴしっ!!
今度は、石化するゼロスと獣王。
「俺らは、付き合えっていわれて……その、エル様にミリーナを助けてもらった見返りに……」
とルーク。
『う・・うそだといって(いってください)~~~!!!!』
獣王と、ゼロスの叫びが・・・ガイリアシティを駆け抜けて言った……

「あうあうあうぁぅ……」
なぜか、涙をだくだくながしつつ、獣王とゼロスはわめいている。
「ちょ~どい~わ♪あんた達あたしに二人とも付き合いなさい♡」
エルの命令?!
『うどわわあああぁぁぁぁぁぁ!!!???(混乱)』
平和な町中に……二人の魔族の悲鳴がむなしく響き渡る。
そ~いや、なんでこいつら、こんな場所にいるんだろ~か?
「ちょっと!!ゼロス!!あんた、今度は何たくらんでんのよ!!?」
あたしはゼロスに詰め寄る。
前回分かれたときは、ダークスターの一件の後。
とりあえず、任務は終了しましたので♡
といって、ゼロスはあっさりとあたしたちの前から立ち去っていったのだが。
ここは、ついこの間まで覇王がなんかわけのわからん計画をたてていた場所でもある。
また、魔族が何かたくらんでいても不思議ではない。
……いや…でも……エルがいるか……(汗)
「しくしく……リナさんこそ、なぜこの御方とご一緒にいるんですか~……しくしく……」
ゼロスが泣きながらもいってくる。
「面白いから♪ね。エル♪」
「そうそう♪暇つぶしよ♪」
あたしとエルの即答に。
『そんな~!!??』
絶叫。
獣王とゼロスの叫びは、むなしく風に溶け消えた。
ちなみに町の人達は、関わらないのが懸命だと判断したらしく突っ込んではこない。
ルークとミリーナにいたっては、完全に硬直しているし。
ガウリイにいたっては、いつものことか理解してない。
「さって♪ってことで、お城にいきましょっか♪」
エルがうきうきとしていってるけど。
どうやら……エル…本気みたい……(涙)
「ほらほら♪いくわよ♡リナ、ガウリイ、ルーク、ミリーナ、ゼラス、ゼロス!!」
『は…はいいぃぃぃ……』
ゼラスとゼロスは泣きながら答え、
あたし達は素直にエルに従って、とりあえずお城へ向かって出発した。

あたし達が、城の入り口にいくと……
なぜか、すんなりと城の中へと招き入れられるあたし達。
すると、兵士の報告受けたのか、
どたどたどたたっ!!!
一人の男性がかけてくる。
『アルス将軍!?』
あたしとルークとミリーナが同時にいう。
「おお!!リナ殿!ガウリイ殿!ミリーナ殿!ルーク殿!お久しぶりですな!!」
にこやかにアルス将軍は言ってくるが、いかんせん、疲労の色が見え隠れしている。
ん~みゅ。
まだ、やっぱ、大変みたい……ここ。
「して、こちらの方々は?」
エル、ゼラス、ゼロスをみて、一瞬、エルをみて、見とれて硬直してたりしたけど聞いてくる。
「ど~も、謎の神官ゼロスとい~ます」
ゼロスがいつもの調子で答え、
「ゼロスの上司でゼラスよ」
ゼラスが答え、
「リナ達の旅のつれのエルよ」
エルが答える。
「……謎って?ま、い~か。ようこそ。ディルス王国へ」
言ってくるアルス将軍。
どてっ!!
あたしはおもわず、ずっこけそ~になった。
ルークもそうみたいである。
……こんなんだから、魔族にあっさりとすんなり入られたんだろ~な~……ここの王室……
あたしがふとそんな考えになってしまったのは、仕方のないことかもしんない……
「ま、い~わ。アルス、ここの二人の王、解放しよっかと思ってね♡」
『どえええぇぇぇ??!!』
エルの言葉に、アルス将軍とその他の兵士達。
そして、ゼラスとゼロスの声が一致する。
『ほほほ本気ですか~!!?エル様??!』
涙ながらに聞くゼラス達に対して、
「もちろん♡面白そうだから♪」
即答しているエル。
「……できるのですか?」
アルス将軍が聞き返してくる。
ま、当然の反応だわな……
「と~ぜん♪じゃ、いきましょっか♡」
エルはいって、ずんずん歩いていく。
「リ…リナさ~ん……あの御方、お止めしてくださいいぃぃ~……」
ゼロスが泣きながらに訴えてきてるけど、
「無理よ」
きっぱりとあたしは答えておいた。

やがて、その問題の部屋にたどり着き……
エルがあっさりと、本当にあっさりと、……二人を人間に戻している……(汗)
しかも、二十年前に肉塊となった、かつての国王までもである。

そして……(汗)

いや……思い出すまい……
あたしは関係ない……被害者(?)なんだから……

当然のことながら、城全体。
……いや、町そのものがその驚愕の真実を知り。
パニックになったのは…当たり前なのかもしんない……
一応、アルス将軍には、魔王以上の力を使えばできるから!!
とフォーローをしておいたのだけど
なら、それは?
と逆に聞かれる始末である。

……とりあえず、あたしは、かつてこの国で聞いた伝説にある魔王……とだけいっておいた。
アルス将軍たちは、顔を真っ青にしてたけど。
……そ~いや、ここって、まだ間違った知識のままだったっけ?

大騒ぎになるディルス王国からあたし達は、逃げるように次の目的地へと向かって出発した。

「さーてと♪次はカタートね♪」
エルがそういうと、ゼラスとゼロスは完全にダメージを受けたらしく、しばらく動けないでいた……

……しかし、エル。
カタートにいって……何する気なんだろ~か?
な~んか、いや~な予感がすんのよね~……

                                     -第二話終了ー

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あとがき:
とりあえず、エル様が二人の国王、人間に戻して、大騒ぎの様子はカットしました(笑)
・・どさぐさにまぎれて、雑魚魔族が出てきて・・。
・・・・馬鹿にも、人間にチョッカイかけて・・。
で、エル様が、ちょっとばかり、ディルス王国で暴れてたもので・・(汗)
あ・・あの表現は・・ちょっと・・(汗)
さんざっん暴れてから・・・国中の人の記憶・・消してるし・・(汗)エル様・・(汗)
とゆ~わけで、かなり、とんでもなかったです。
・・・強いて言えば、ねじばな会長の「みち」のエル様の暴れっぷりでした・・・。
(書き殴りにて活躍されている『エル様を活躍させる会』の会長です♡
ではでは、次は、一応、カタート編なのです。
・・・・ちなみに、一応区切ってはありますが、一本の映画のようにこの夢はつながっていました♡
ではでは。

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