まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ♪
何を考えてなのか!?
月間ドラゴンジュニア・水竜王の騎士の第一話!!!!
あれを読んで、勝手に続きを考えちゃいました!!!!
(まてまて!!!!)
多分、私の打ち込みよりも、本当の話の展開の方が早いはず!!!
まあ、そこはそれ。
・・ではでは、いくのです♪
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~ 時空の果てに~プロローグ~
「あ、あたし、そろそろいかなきゃ」
栗色の髪の少女の姿が掻き消えてゆく。
「リナさん、いろいろとありがとう」
にっこり。
少女がかるく手をふると。
少女の体は、夢のごとくに掻き消えた。
「じゃあ、いこうか。メリルーン」
「ええ、ラウリイ」
「ジョイロックに壊された村……再建しないとな。」
「手伝ってくれるの?」
「もちろんさ」
人間の少年と、エルフの少女の思いと、島の思いとが重なって。
島の時間は正常に流れ出す。
ミプロス島――
今、ここは未来からの魔道士の介入によって、本来進むべき時間の流れに乗ることになったのだ。
「……時空間に乱れが……」
自分が管理している区域にて。
時空の乱れが発生しているのに気づく女性。
一つの過去を変えるということは、それに続く未来を変えること。
それが、いくら、本来の姿とあっても。
運命を変えたのには、他ならない。
「……この乱れ……大きくならないうちに、対処しましょう」
女性は自らの分身を生み出して。
すこしはなれた場所の海上に一つの島を作り出す。
あと少し……
完全に、その時空の乱れを押さえるのに、力を注いでいるとき。
― それは、起ったのだった。
事が始まると、彼女には、時空の乱れを修繕する以前ではなくなった。
世界に広がる異形の者達・……
すなわち。
― 魔族。
すでに人間の中で、勇者と呼ばれている者達は、人間同士の争いで命を落とし。
彼女ですら気づかなかったのだ。
腹心たちの本当の理由に――
そして……
それは起るべくして起った。
「せ……せめて…彼だけでも!!!」
女性が取った手段。
それは、時空の乱れを作る原因ともなり、そして正常に時間を戻してくれた人間の存在。
それが唯一の希望。
自らの残していた一部にその願いを託し。
彼女は―封印を施し、……身体が分断された。
滅ぶまでのダメージにはならなかったのが、不幸中の幸いである。
これ以上、同じ属性をもつ魔竜王に、自分と同じ扱いをされぬように。
ガーヴを人間の魂の中に同化・転生させるようにして。
「この場所は……我が力をもってして、この上から封印をほどこす。
― ダルフィン!!その方の結界拠点に近いから、心するように」
「はっ!!」
海王の結界の拠点―魔海。
そのちかくの小さな孤島。
魔王は、力が抑制されている状況にもかかわらず、力を封じるべく、宝石を……我が子。
自分の作り出した腹心の部下。
海王ダルフィンに手渡したのだった。
あの場所から、彼女がきたのは間違いがないのである。
そうなると、彼女の存在はちょっと今の彼には面白くない。
水竜王が滅びかけたとき、どうにか彼女を元の時代に送り返さなければ。
― その時空を超えた存在の人間は……
彼……魔王を打ち滅ぼす手段を十分にもっていたのだ。
「……なぜ、人間にあの御方の呪文があつかえたのだ??」
魔王の疑問は……ただ、風に解けきえるばかりであった。
彼女とは、彼も顔見知りだった。
彼女は知らないだろうが彼女の存在もあって、
彼は魔王として覚醒したという事実もあったりする。
何しろ、彼が人間のときには知らなかった魔王の力を使ったカオスワーズ。
それを知っていたのだから。
使い勝手がいいそれを何度も使ううちに。
中に眠っていた魔王の自我が開放された。
それは、腹心たちにとっては、とても喜ばしいこと。
……まさか、正常な時間の流れの中で。
自らの分たれし、欠片の七つのうち、二つまでもが。
その後、その人間の手によって、滅ぼされるとは夢にも思わずに……
「ふむ……芽は……つむに限る……か。ゼラス!!」
「はっ!!」
「水竜王が残した知識……その関係の書物を処分しろ。……いいな」
「承知したしました」
氷に閉ざされたとはいえ、しっかりと仕事をこなしている魔王。
魔王の目前で、ゼラスと呼ばれた女性。
獣王ゼラス=メタリオムは、深々と敬礼した。
「そうだ。ゼロスはこのたびよく働いてくれた。写本の処分をやらせるにあたってこれをつかわそう」
「
……すこしは、人間の世界の中で、役にたつであろう」
「……何から何までありがとうございます。赤瞳の魔王様。きっと、ゼロスも喜びます」
そういえば。
あの人間も魔血球をもっていたな。
ふと、その思いが魔王の中を駆け巡る。
辺り前。
今、彼が手渡したその魔血球が……
時を越えて、彼女にゼロスが買い取られてしまうのだから。
だが、今、魔王にそんなことは知る由もなかったのだった……
そして、時は正常に動き出す。
一人の少女と一人の男性の名前を歴史に埋もれさせながら……
―第1話へ―
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あとがき:
薫:ふふふ♪第1話は、ちょっと、話がだぶってます(笑)
水竜王の騎士、第1話と(まて!!!)
まあ、オリジナルの話がどう転ぶかは・・。
私にはわからないので(笑)
これは、私の勝手な想像です♪
ではでは、次回はようやく、リナ&ガウリイ登場♪
それではなのです♪
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