まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ♪CANARUさんのリクエスト♪
シルフィール、アメリア、ときて。次は、ゼルガディス♪
さて、ゼルガディスとリナが一緒に出来るかな?(まて!)ではでは♪
#####################################ミッドナイト・ホーン? ~ゼルガディス、関りの序曲~
「・・・・あんまり、怖くなかったですね」
といってアメリアがつぎを促す。
「じゃ、次は、ゼルガディスさんですよ!!」
「はぁ・・・・」
結局。
自分も何か話すことになるのか・・・・
ゼルガディスは覚悟を決めた。
「そうだな。俺にとって、最も後にも先にも怖いとおもったのは・・。・・・あのとき・・だな」
ふと。
あの時を思い出すだけで戦慄が走る。
もし、あのときリナがいなかったら?
というか、リナに下手なことを誰かがしていたら?
・・ぞくり。
ぞくぅぅ!!
突如として身体が震えた。
ゼルガディスは、冷たいまでの殺気に気づく。
彼にしかわからないように飛ばされているそれは。
まぎれもなく・・・・
おそるおそる、その殺気を飛ばしている相手をみると、リナに気づかれることなく、彼だけに殺気を飛ばしている。
目が語っている。
あのときのことは言うな・・と。
もし、話したら・・・・
・・・と。
冷たいまでのその眼差しが意味することはゼルガディスは理解していた。
「ま・・まあ、とりあえず、俺も過去の話から・・でいいだろう」
多少、声がぎこちないが仕方がない。
しかし、アメリアやリナ、シルフィールはそれには気づくことはなかった。
ゼロスは気づいて?マークを飛ばしているが。
「俺が、まだ、レゾの配下で、いろいろとやっていたときのことだ」
思い出したくない過去。
いつのことからか尊敬していたはずの曽祖父は、人が変わった様に悪事などにも手を染め始めていた。
最も、彼が慈善活動をしていた一番の理由が実験台のためだったということも彼は身をもってしるハメになったのだが。
赤法師レゾ。
聖者として名前が知られているゼルガディスの曽祖父。
たが、その実体は自分の目を治すことが優先で、術の実験に人々を選んでいたに他ならない。
それが、奇跡。と呼ばれ、聖者扱いをされていただけのこと。
彼の目的は、あくまで自分の目を開かせること。
それだけが目標だったのだから。
そのために、自分の曾孫にあたる、ゼルガディスを合成獣にまで仕立てた彼。
「ゼルガディス、この村の後始末、たのみましたよ」
燃え盛る炎の中からでてくる、紅いローブに身をまとった男性。
「・・・ちっ。あいかわらず、残虐だな」
「おや、この私に協力しない。というんだから当然でしょう?」
「じゃあ、後は頼みましたよ。ゼルガディス」
すぅ・・・
いうなりその場から掻き消えるレゾ。
黒魔術、白魔術を極めた彼は少々の瞬間移動程度なら簡単に出来るようになっていた。
「ちっ。いつも俺は、レゾの後始末・・か」
目の前には、レゾによって打ち滅ぼされた村が一つ。
彼らは、何が起こったのかも理解できないであろう。
ただのほんの一瞬の出来事。
レゾが仗を振りかざした。
・・ただ、それだけのこと。
何処から仕入れた情報なのか。
― この村に、賢者の石の手がかりがある。 ―
そうレゾから指示をうけ、偵察していたゼルガディス。
レゾの狂戦士。
といわれていたころの、ゼルガディス。
「・・あれは、世に出てはわざわいを招く!代々の言い伝えにより、だから封じた!」
代々、言い伝えがあった。
― 石、渡るとき、赤き闇が目覚めん ―
と。
だから封じた。
特殊な物質で。
だが。
あろうことかレゾが到着する前。
つまり、報告をゼルガディスがしに村を空けていたときに、その村は盗賊に襲われたのである。
被害は甚大。
女、子供容赦なしで虐殺していき強奪していった盗賊の一味。
そしてかろうじて生き残っていた人々に、やってきたレゾが一言。
「あれは、どこです?」
「知ってても、災いを招く元は・・教えられません!」
てこでも頭を縦に振らなかった村長。
泣き喚く子供達の声が耳に障る。
「・・・・なら、仕方ないですね。もう、ここは、用はありません」
「お・・おい!レゾ!」
ゼルガディスが顔色を青ざめるより早く。
シャラン・・・
「・・・・・ちっ!!!」
防御するゼルガディス。
だが、
「まだ、ゼルガディスには、死んでもらっては困りますからねぇ。」
とのほほーんといいつつ、ゼルガディスに防御結界を張っているレゾ。
そして。
レゾが、
シャラン。
と、もっている仗をかざした。
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・。
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンンンン・・・・・・・・。
空に、光の球のきのこのような形状のものが一瞬にして起こっていた。
レゾは、炸弾陣を放ったのである。
普通、威力は小さく、はっきりいって害がない普通なら呪文なのだが。
・・・・・・使っている本人の器、魔力の容量、大さに威力は比例する。
「おやおや、手加減したのに、これですか・・・。まあ、あれがない村など意味もないですしね」
一瞬のうちに巨大なクレーターと化し。
始めから何もなかったかのようになっている元村があった場所。
当然、生き残っている人間などいるはずもなく。
「・・・・・・・くっ!」
ゼルガディスは、その惨状をみて、口をぎりっとかみ締める。
あんな些細な呪文でこの威力である。
いつか、レゾに対して反旗を翻したい彼にとっては。
このように突発的に見せ付けられる彼の力は、畏怖すると同時に尊敬にも値するものでもあるのだ。
「ゼルガディス、この辺りの盗賊の調べ、任せましたよ」
そういって、いつも、後始末をゼルガディスに押し付けて。
レゾは再び、最近みつけたとある搭にと戻ってゆく・・・
「・・・・・・・・・・・・」
くるり。
背を向けて、とりあえずクレーターと化した場所を後にする。
その後。
この場所には、隕石が落ちたとか、さまざまな噂が飛び交っていたが。
「・・・・とにかく、目的のものを手にいれないと」
もし、それが本当だとしたら?
あの、レゾに自分が対抗できる力が手に入るかもしれない。
「初めて、赤法師レゾの真実を聞いたときには、私、びっくりしました」
アメリアがいう。
実は、悪事など何とも思わず。
ただ、人々を治していた慈善活動をしていたのは、ただの自分の目を治すための実験材料としていた。
という真実を聞いたときには。
・・そして。
その中に何が封印されていたのか・・・を。
「・・話しを続けるぞ。アメリア」
話しの途中でつぶやいたアメリアに返事をしているゼルガディス。
一方では、今だに、ガウリイが、リナを自分の膝の上から、逃してない。
リナは真っ赤に未だに硬直したまま、話しを聞いている。
あの、レゾに自分が対抗できる力が手に入るかもしれない。
そう思考をめぐらせながら。
村を襲ったとみられる盗賊のアジトを見つけたのは、約一日たってからのことであった。
ゴォォォ・・・・・・・・・
辺りは熱気に包まれていた。
ごろ。
無造作に転がる黒い物体。
どすぐろく赤茶色に染まっている地面。
・・・・何があったんだ?
煙の向こうに、人影がちらほらと見える。
「・・やったのか?」
「ああ、これで依頼は完了だ。俺は依頼料を貰いに行く」
すたすたすた。
誰かが歩いている気配。
だが。
ぎろ。
にらまれた。
・・・・・・ぞくぅぅぅ!!
姿が見えずとも、全てを見られているかのごとくに身体中に戦慄が走った。
通常の人間ならば、その気配というか、視線を感じただけで、まずまちがいなく心臓がとまるほどの冷たい視線。
見えないが・・分かる。
ゼルガディスはその場から動けなくなっていた。
煙の端に、金色の髪らしきものを捉えていた。
彼の耳に。
「・・・・・悪魔・・・」
「・・・・死神・・・」
遠ざかってゆく気配に仲間らしき人物たちが言っている。
「あいつ・・・本当に人間なのか!?こんな残虐な方法・・・繭ひとつ動かさずに・・・・っ!!」
悲鳴に近い声。
「というか、あいつは、生きている屍のようなものだよ。あの、感情のこもってない瞳。
全てを凍りつかすあの冷たいまでの碧い瞳。俺達とは違うのさ」
そんな会話が聞こえてくる。
「しっかし、そんなクールさがいい。といって、女共が五月蝿いんだがな・・」
「まあ、容姿もいいからな。あいつは」
「・・・・あいつだけは、死んでも、敵には回したくないよな・・・」
「・・・・まったくだ・・・」
やがて、気配が遠のいてゆく・・・・。
気配が全てなくなったころに、ようやくゼルガディスの硬直も解ける。
「・・・何だったんだ?」
さぁ・・・・・
そのときちょっと強い風がその場を通り抜けてゆく。
それと同時に風にのってのってくる匂い。
そして風により周囲の熱気などが取り払われる。
「・・・・・・・・・・・うっ!!!!」
・・・・・・げぇ・・・・。
吐いた。
滅多としてこんなことはないのだが。
風が煙をなぎ払った後には原型を止めていない、まるで人形なようなばらばらの人の身体の一部達。
よほどの腕なのだろう。
内臓からきっぱりと、骨まで滑らかに切り取られ。
はっきりいって人の一部ではなく、本当に人形。
と、思える物体達・・・・
むせ返るような血臭。
土にこびりついた鉄さびのような臭い。
そして。
切り口から、内臓がはみ出ている。
どうにか、口の聞けるやつを確保するが。
すでにもう長くないのが見て取れる。
というのもそれの腰から下は、ものの見事に切り取られていたのだから・・・・・
「・・・何があった?」
普通なら、こんなにあやしい自分の姿をみてパニックになるのが必死だが。
すでに死に掛けている彼には、ゼルガディスの姿など目が見えなくなっているがゆえに視界に入ってない。
ぼんやりと。
誰かが、助けにきてくれた。
そうとしか判断できなかった。
ゼルガディスの問いかけに息も絶え絶えに。
「と・・とうりょうが・・かわいがってやった・・・。むすめの・・ちちおやが・・傭兵を・・やとって・・・・」
彼らの頭領が、とある町の娘を無理やり誘拐し、そして・・強姦した。
しばし数日、全員で楽しんでいたのだが、束縛を逃れた娘はそのまま自害。
娘のぼろぼろに成り果て変わり果てた姿を遺体を娘を手を尽くして捜していた父親は見つけた。
人通りのない森の中で。
娘の両親は、娘をさらった盗賊の壊滅を傭兵達に依頼した。
依頼内容は。
『盗賊の頭とその一味。頭どんな手段を用いてもいい。娘と同じ苦痛を』
という依頼を。
そんなことは、ゼルガディスは分かるはずもないが。
ただ。
これが、どうやら話しの限りでは一人の傭兵の仕業だ・・ということだけがわかった。
「金の・・・・アク・・・ま・・・・ごぶっ・・」
大量に血を吐いて、そしてそのまま動かなくなる。
「う~ん、まあ、悪人には、人権ないからい~けど」
リナがつぶやく。
ぎゅ。
「ちょ・・ちょっと!?//ガウリイ!!///」
リナを抱きしめていたガウリイの手に力が入る。
それもそのはず。
ゼルガディスが言っているのは自分のこと。
ゼルガディスはそれに気づいてないが。
「・・・・金の・・悪魔?」
その名前には覚えがあった。
たしか、凄腕なまでの、冷静で非情な傭兵の通り名。
裏の世界でも有名すぎるほどの力をもっていたその名前。
「・・・なるほど・・な。あれに、依頼をして・・この結果か・・」
散々たる状況をみてゼルガディスはつぶやいた。
やがて。
ぱちぱちぱち・・・
「・・ま・・・まずい!!」
ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
突如として巻き起こった、炎がその惨状の全てを飲み込んでいった。
「・・これはまた・・・ナイスなタイミングの火事だな・・」
後に残るは。
ただのこげた土と<どす黒く染まった土のみ。
骨の一つも残さずに全てが無とされていた。
「結局、そこには、彼らが奪った女神像はなかった。
周辺の闇ルートを探ると<どうやら盗賊同士で物々交換を行ったらしい。
そのときに、何かの拍子で。数点が行方不明になり。誰かが拾った・・というのまではわかったがな」
ゼルガディスが、レゾから命令されていたのは、オリハルコン製の女神像の奪取。
その中に、レゾが求めているものがある。
という情報を、レゾは何処からかつかんだのである
・・・ええ・・と。
・・あり?
確か、あたしとナーガ・・・
あの、原因不明で滅んだ村、野次馬根性だして見に行って。
しばし、盗賊いじめにいそしんでたけど・・・・
そ~いや、何か、わめいてた盗賊もいたわねぇ・・・
問答無用で、リナとナーガの呪文が炸裂したのはお約束。
当然のことながら、人気のない場所である。
周りのことなど気にせずに、繰り広げられていたりする。
実は、リナとナーガの攻撃が品物を運んでいた闇の商人に直撃し、そして行方不明となっていた。
というのは、リナもナーガも知らないこと・・・・
そっか。
あのとき、ゼルも近くにいたんだ・・
そして・・・・
ちらり。
・・・・・ぼっ!!//
顔を見るたびに真っ赤になってしまうが。
ガウリイの傭兵としての通り名。
金の悪魔、残虐の死神
多分、今の傭兵・・ガウリイのことなんだろうなぁ・・
どちらの彼の姿が真実なのか。
冷酷なまでのガウリイと、自分の側にいるガウリイと。
どちらも、ガウリイには違いないが。
リナは前者のガウリイは。
はっきりいって・・・見たことがない。
・・・・いつか、話してよね?
ガウリイ。
こてん。
そのまま、無言で、ガウリイの胸に顔をうずめているリナ。
ガウリイが怪しく、満面の笑みになっているのに、リナは気づくはずもなく・・・・
「まあ、さすがに、レゾの狂戦士。といわれていた俺ですら。あれには、多少、免疫はなかったからな」
村の惨状は、今でも目に焼きついている。
だが。
それ以上に、悲惨な出来事に遭遇するとは、そのときのゼルガディスには知る由もなかったのだが。
「あのときの衝撃が、インパクト、強かったな・・・・・・それと・・・あの・・村のこと・・だな」
ゼロスと初めてあった。
とある村。
やるせなかった。
クロツの手によって、望まないまま合成獣にされてしまったプラムの弟。
それをどうすることもできなかった、自分。
「ゼルガディスさん、で?結局?その、女神像はみつかったんですか?」
アメリアの質問に。
「・・・・・・ああ。ドラゴンの牙がもってるのをつかんだ・・まではよかったんだが・・
ふっ。まさか・・・横やりがはいる・・とは・・な。」
ゼルガディス苦笑する。
「・・?横やり?」
アメリアがいうと。
「リナが、それ奪っちまったんだよ。盗賊団ドラゴンの牙を壊滅させてから」
リナの頭をなでながらいうガウリイ。
「ああ、リナさん、お得意の盗賊いじめでですね!」
変な納得しているアメリア。
「・・・・・そ~して、僕らにまで被害が及ぶ結果になったんですね」
ぶつぶつ言っているゼロス。
「・・・・せっかく、冥王様が、レゾとかいう人間に、賢者の石のことを情報・・わざとサーチしたのに」
小さくいったその言葉は。
ぴく。
リナとガウリイの耳には届いていたりする。
「なァぁぁぁぁぁんですってぇぇぇぇぇ!!??」
リナの声は低く、それでいて座っている。
「あれ?リナさん?何、怒っているんですか?(汗)」
じりじり・・・。
座ったまま何やら危険を感じ、後退しているゼロス。
「つまり、レゾをたきつけたのも、あんたら、魔族の仕業だったのかぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
スバババァァァァァァァァンン!!!
リナの無意識のうちに、
自らのうちにある金色の闇の力が上乗せされたスリッパ&鋼のハリセン攻撃が、ゼロスの頭を直撃していた。
レゾの中に、欠片があるかもしれない。
それは、輪廻を視る能力をもっている、冥王がレゾに目をつけたのが、そもそもの始まり。
そして。
彼の目が見えない。
という、彼のあせりを利用して復活をたくらんでいたのである。
だがそれは……リナにあっさりと、打ち砕かれたが……
「まあ、俺の話しは、こんなものだな」
ゼルガディスが一息つく。
あのとき。
リナが呪文を使えない日とは知らずに、リナを捕まえ幽閉した。
レゾに刃向かうチャンス。
とばかりに、リナを逃がし、手を結んだゼルガディス。
だが。
ガウリイと合流したときの、その晩。
リナが寝室に入ってから・・・・・今だに戦慄がよみがえる。
リナが側にいたときは、まったく無害な優しいお兄さんの雰囲気。
だが。
リナがいなくなったとたんに雰囲気は一変した。
「・・・・あいつに、何もしてないだろうな」
息がつまり、心臓が止まりそうなまでの殺気。
先ほどとは、別人の目の前の男性・・ガウリイ。
いきなり殺気を向けられて。
それで、しばし凍り付いてしまっていた。
「・・・まあ、リナの放つ・・オーラも変わってないから・・。何もなかったようだが・・・・。
・・・いっとくが・・・・・。・・・・リナに何かしたら・・・・ただでは・・すまさないぞ?」
低く押し殺した声はそれが何を意味しているのか。
裏で生きていた彼らには、完全に説明されなくても理解するには十分だった。
しかもガウリイはその場以外には自分の殺気は届かないように、彼らのみに殺気を向けていたのである。
凄腕、というのが身に染みて分かる。
別れた後で。
ガウリイが、金の悪魔。
その本人であることをゼルガディスは知ったのだ。
リナと一緒にいるときのガウリイは。
そんな気配などは、一つもない・・・・・・
「ああ、あれねぇ。」
よいしょ。
ぱちん。
ガウリイの膝から退こうとするリナを絡めてくるガウリイの腕をはたきながら。
リナがガウリイの膝から立ち上がり、別の・・しかし、ガウリイの横のソファーに座る。
「あのときは、大変だったわよねぇ。あの女神像の中に、賢者の石が封じられてて。
そして、賢者の石を飲み込んだ、レゾが、魔王に乗っ取られて、復活しかけて」
リナが、ガウリイとゼルガディスに初めて出会ったときの事件を思い返す。
「あれからが、僕ら魔族のケチのつき始めですよ。しくしくしく・・・」
いじけるゼロスに。
「なぁぁにいってるの!!このあたしに!
リナ=インバースにちょっかいかけてくるからでしょうが!!あんたら、魔族が!」
ぴしゃりと言い切るリナ。
「そうですよ。リナさんに魔族のほうから関ってくるんですから」
アメリアまでもが言い切っている。
「・・アメリアさん?最近、リナさんの性格が移ってません?」
シルフィールがアメリアにいうが。
「でも、それが事実でしょ?リナさんの周りは、トラブルメーカーですから」
『確かに』
きっちしとアメリアの台詞にリナを覗いて全員の台詞が重なっていたりする。
「あんたらねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ドンガラビッシャァァァァァァァァン!!!
ザァァァァァァァァァ・・・・・。
リナの叫びと同時に。
外では、あいかわらず、暴風雨雷がひどくなっていっていた・・・・・。
「ほ・・・ほら、次は、リナさんの番ですよ?」
「・・・シルフィール、あんた、話しをはぐらかすのが、だんだん上手になってきてなぃぃ??」
シルフィールの言葉にリナがつっこむ。
「・・・ま。いっか。じゃあ、次は、あたしね」
シルフィール、アメリア、ゼルガディス。
その次の話し人は・・・・。
リナ。
-続くー
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あとがき:
薫:気分がのってるときに、一気にいこう♪
といいつつ・・・他の小説に手がのびる・・・(まて!)
ふっふふふふふふ♪さりげに♪ガウリイの傭兵時代の話が怖い話しと上がっていたりして♪(笑)
ガウリイの怖い話し♪それは、ガウリイのピーマン嫌いのその理由(汗)
リナちゃんの怖い話し・・とは?(爆!)
やっぱり、ナメクジ嫌いに接点を♪(まてぃ!)
それでは♪
次回、リナの幼女時代と、ルナ(笑)
ではでは♪
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