まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
はーいvこんにちわvとりあえずリナサイドの話がおわってv
宿を出たアメリアたちとの道中ですv
・・・・ちなみに、幸運(そーか?笑)の彼。
・・・・ゼロスにしよーかもとおもったけど。
あえて覇王がらみにv(そのほーが面白いから)
ではでは、いくのですv
2003年7月3&4日某日。
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パピネスヒストリー ~菫ちゃんサイド~
とりあえず、リナさんたちをそのままに。
宿を出る私たち。
ゼルガディスさんなどは、二つの地図を重ね合わせて。
……今度こそ。
などとぶつぶついっていたりするけども。
まあ、私は宿を出るときに。
リナさんたちが出発するときに渡してください♡
と。
ひとつの手紙をそこの宿の人にと言付けていたりするけども。
― あ、リナさん、言い忘れてましたけど?
ルナさんが、早くもどってこいっていってましたよ?頑張ってくださいねv
byすみれ ―
ま、うそではないしv
先にゼフィーリアにワイン蒸しのドラゴン料理とワインゼリーを食べにいったときに、
ちょっとルナさんに挨拶にいったのよね。
私。
とりあえず今だに出てこないリナさんたちをそのままに。
そのまま旅に出ている私とアメリアさんとゼルガディスさん。
目指すは過去に栄えたとある王国の遺跡がある場所。
以前は北の拠点・・ともいわれていまだにあまり人間が入り込んでいないその区域。
そこを目指して進むことにした私たち三人。
「……ところで?スミレちゃん?本当に瞬間移動なんて…できるんですか?」
歩きつつ私に聞いてくるアメリアさん。
「できますよ?基本がわかれば誰でもできますよ?それくらい?
別に魔とか神族とか精霊とかでなくても?」
というかどうしてあんな簡単なことがなかなかにできないのかが不思議だけど。
それはエルもいってたし。
人間って……・変なところで自分の能力……
自分で知らず知らずに封印、しているところがあるからねぇ。
あとはその器の能力以上に力を使ってしまい体を滅ぼしたりとか。
結構面白いことをよくやっていたりするけど。
「あら?文献によればかつて……確か五千年と少し前…でしたっけ?
当時の文明における人間たちはそんなことは普通にこなしていたらしいですけど?」
にっこりと笑ってそんな質問に答える私。
確かに嘘ではないし。
というか……今のこの文明レベル……あの当時の。
この世界では続にいわれている、神魔戦争。
そう呼ばれていた当時の文明の方が、はるかに発達してたのよね。
まあスィーフィードとシャブラニグドゥのぶつかり合いの力の余波で。
すべての文明といえる文明が一瞬のうちに壊滅したんだけど。
それはそれだし。
それから一から文明の復興に生き残った人たちがかんばって。
で、それぞれに違う進化を遂げているからね。
こんな小さな惑星の中だというのに。
「……確かに古代の遺跡などには……
……理解不能な技術が使われていることも、多々とありますけど……
よく知ってますね?スミレちゃん?」
どうしてそこまでにこのスミレちゃん・・詳しいんでしょうか?
などと思いつつ私に言ってくるアメリアさん。
「あら?これくらい常識じゃないですか?」
にこやかにそんな会話をしつつ。
にっこりと微笑み返す私のその言葉に。
……常識って……(汗)
なぜかそんなことを同時に思っているアメリアさんとゼルガディスさん。
「まあまあ、それより、これからどういうルート通ってここにいきますか♡」
そういいつつ地図の一点を指差す私。
ちなみにここはカルマート公国内部。
少し北にいけばそのままカタート山脈の一部にと突き当たる。
ちなみに空を飛んでゆく・・・という案もあるにはあるけど。
そうするとその飛ぶ眼下に
なぜかいまだに警戒しているそこに空を飛んでいくのはあまり策ではないと思われるものの……
……ま、私はどうでもいいんだけど。
少し遊ぶのも面白いし……ね♡
「……カタート山脈のふもとを回っていく……にしても。
かなり時間かかりますし……やっぱりここは、モンスターがかなり出るといわれてますけど。
この山脈のふもとにあるという洞窟を抜けていくのがいいのでは?」
そういいつつ一点を指し示しているアメリアさん。
確かに、カタート山脈にはその先に続くための洞窟が存在し。
そしてそこには一応この世界での下級魔続とか魔獣とかが住み着いていたりする。
ちなみになぜかそこに入り込んで生きて戻ったものがいない。
といわれており、別名【死の洞窟】。
とまでいわれていたりするけど。
何のことはない。
その中に生息している肉食獣などにそれらが食べられてたり、
そしてまた、洞窟の中で足を滑らせてマグマが見えている大地の割れ目にと落下したりという程度のこと。
「……まあ、確かに……時間がもったいないしな。
……回りこんでいく道は…話を聞くと……魔獣たちの住処になってるそうだしな」
それも、純魔族といったやからがダース以上の単位でぞろぞろといる。
という話だし。
などと思っているゼルガディスさん。
ま、カタートに澄み切れないどうでもいいような輩は。
カタート山脈の周りに生息しているからねぇ。
いくら氷付けになっているといっても、一応あれでもあのシャブラニグドゥさん得る曰く、部下S♡
この世界の魔王なので近くにいるだけで一応彼の部下である魔族たちは。
力をある程度温存することが可能だし。
そんな理由からかここカタート山脈のまわりには
どうでもいいような雑魚がうろうろとしていたりするんだけど。
「じゃ、決まりですね♡あ、洞窟を進むのに何か準備でもしますか?
といっても対外は魔法でどうにでもなりますけど?」
確かにその洞窟は薄暗いけど、人間が使う程度の明かり程度の術でも問題ないし。
「……いや、準備に越したことない。とりあえず用意は万端でいこう」
何があるかわからない場所だ。
オレが持っている地図でも……レゾが昔調べたのは……初めの数キロ程度の道だしな。
などと思っているゼルガディスさん。
そういえば五十年ばかり前にレゾさん……あの洞窟探査……してたったけね。
どうでもいいことだけど。
「そうですね。何がでるのかわかりませんし。用意は万端であったほうがいいですよね!」
俄然やる気になっているアメリアさん。
「えと……じゃ、分かれてからいるものをそれぞれに用意して。
それで村の入り口で落ち合う。というのでどうでしょうか?
いろいろと入用な品物……ありますし?」
そんな私のその言葉に。
確かに。
などと、まったく同じことを思いつつ、二人同時にとうなづき。
顔を見合わせているアメリアさんとゼルガディスさん。
「それもそうですね。じゃ、とりあえず手分けして準備して。で、宿屋で落ち合いましょう。」
「そうだな。オレは一応情報とかを集めてくる。」
などといいつつ、洞窟の近くにある唯一の村。
といっても、【死の洞窟】。
そう呼ばれているそこに向かおうとする人間は少なからず存在し。
それゆえに誰も戻ってこないのはそこにすごいお宝があるとかという、
誰ともなくそんな噂なども出回り始め。
今では命よりもお宝目当てにそこに向かう人々などで、
かつては小さかったこの村も今では少しは栄えていたりする。
まあ、お宝……というか。
かつての水竜王に使えていた神族が使っていた武器とか。
またはそこに入り込んで死んだ人間とかいろんな生き物がもっていた品物とか。
……多種多様にいる種族の中には変わりものもいるわけで。
そんなどこにでも転がっているそんなものを。
丁寧にまとめてわざわざ宝箱に入れて整理整頓している魔族もいたりするし。
ほんと、何考えてるのかしら?
……その方が面白いからとかいってるようだけど……ま、どうでもいいけど。
「じゃあ、決まりですね」
私のそんな言葉に。
「そうですね。ではまた」
そういってとりあえず、
各自でいろいろと洞窟内部に入るために準備をするために一度別れる私たち。
さって。
私は……っとv
とりあえず意識を違う場所にと向けて。
少し人気のない場所から私はそこから移動してっ……っと♡
まったく違う世界というか大銀河の中にある…といっても。
ここには魔も神も・・・もうすでに伝説の一部と化している場所なんだけど。
そこにある複合デバートにと足を伸ばし。
そこで売られているちょっとした小道具などを購入し、
ついでに登山用などのリュックも三つほど購入しておいて。
そのままそこから再びあちらの世界にと向かう私。
ちなみにこの世界、お金を稼ぐのはとても簡単。
というのもちょっとした鉱石の原石などをとある場所に持ち込んだら。
その場で現金でもらえるしv
あまったお金は使わないようだったら寄付でもしておけばいいし。
ま、そんなことは関係ないけど。
準備を済ませ、宿に戻るとまだアメリアさんたちは戻ってきてないし。
う~ん。
暇だし探しにいきますか。
ざわざわわ。
「天知る、人が知る、悪が正義を呼んでいる!」
とう!
ペシャリ。
シィィィン……
お約束というかちょっとした乱闘騒ぎになっている広場にて。
そこの広場にあるポールのうえから飛び降りてそのまま頭から着地して、
少しばかり首が曲がっているアメリアさん。
そして曲がった首のままびしっとそこにいる男たちを指差して。
「さあ!悪人たち!観念しなさい!」
どうでもいいけど、首…曲がったままでそんなことをあいてにいってたら。
相手が怖がってるわよ?アメリアさん♡
そのままとりあえずいいたいことだけいって
両手でごきごきと顔を正面に向けているけど。
かかわりあいになったら……何かこいつはやばい。
などと思いつつそこから逃げてゆくいちゃもんつけていたごろつきたち。
「大丈夫でしたか?」
そういって絡まれていた人物に話しかけていたりするけど。
「……は…はぁ(汗)」
おもいっきり銀の髪を汗でだらだらと額に貼り付けていたりするし。
「まったく、何をこんなか弱い女性に……」
「……あの?……私…男ですけど?」
「……え?」
まあ、見た目。
銀色の髪に銀の瞳。
ちなみに服装は神官姿。
肩の辺りまでふわりと少しウェーブの入ったその姿は。
……まあ女性に見えなくもないけどね。
「あ、とりあえずありがとうございます。あの人たちしつこくて。
あまりにしつこいのでそのまま、
手足の一本か二本くらい消滅させてから黙ってもらおうかとおもっていたんですよ♡」
にこやかにそんなことをアメリアさんに言っているけど。
「あら?ディーさん?こんにちわv」
そんな会話をしているアメリアさんと、
そして、見た目どうみても女性にしか見えない、
一応それでも
「……あれ?スミレちゃん?知り合いですか?」
きょとんとした視線で私をみてくるアメリアさんに。
ま…まさか…まさか…まさか……
いや…気のせい、偶然……気のせい……
などとなぜか心の中でつぶやいているけど、このディーさんは。
「ああ、そういえばアメリアさんたちは面識ないんですか?
このディーさん。覇王さんのところの神官さんですよ♡」
にこにこにこ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「……はひ?」
なぜか私の説明に目を点にしているアメリアさん。
「ま、丁度よかったわ♡ディーさん♡
私たちこれからあの洞窟抜けてある場所にいきたいんですけどv案内役お願いできませんか?
……だめでしたら、エルにでも頼んでグラウシェラーさんにでもじきじきに……」
にこやかにそういう私のその言葉に。
なぜか。
ずざざざっ!
退いていっているこのディーさん。
「……って!?ユニット様ですかぁぁぁあ!?何でこんなところにぃぃぃぃぃ!?」
何か叫んでいるけど。
そういえばごくたまにエルと一緒に実験とかお仕置きとかかねて。
覇王のところにも回ったことが幾度かあったかしらねぇ?
「あ…あの?スミレちゃん?……覇王…神官って……」
なぜか心なしかアメリアさんの声が震えているけど。
というか……この人…魔族なんですかぁ!?
などと心で絶叫上げてるアメリアさんだし。
「う~ん?結構人の世界に紛れ込んでるんですよ?知りませんでした?
でもそういうアメリアさんたちも、ゼロスさんとお知り合いでしょ♡
私がほかの人と知り合いでもおかしくないでしょう?」
そんな私のその言葉に。
「それもそ~ですね。ところで!あなた!?
魔族なんて因果な商売は今すぐやめて真人間になってください!」
そういってころりと気分を変えてディーを説得しているアメリアさん。
そう簡単にできないように設定されてるんだけどねぇ。
人間から魔族なんかに変えるのは簡単だけど。
「だからv北の拠点の中にあるちょっとした遺跡に用がありまして♡もちろん、案内してくれますよね♡」
にっこりと微笑むあたしになぜか思いっきり負の感情を撒き散らしつつ。
震えつつもこくこくとうなづいているこのディーさん。
う~ん。
以前数百回ちょっとエルと実験と称して、その体の一部切り取って実験しただけなのに。
何をそんなにおびえる必要があるのかしら♡
「……おい、アメリア……すんなり納得してどうする……」
そんなことをつぷやいているゼルガディスさんに。
「そういいますけど?ゼロスさんと同僚でしょ?」
まあ、アメリアさん。
魔族で知り合いっていったらゼロスさんくらいなものだしねぇ。
どうも獣神官を基準にして考えているようみたいなんだけど。
「・・・・・・・・・・・・」
それをいわれると、どう説明というか納得させる根拠が見つからずに黙っているゼルガディスさん。
「……は…はひ……(涙)」
なぜか本気でなきながら私の言葉にうなづいているディーさん。
「ありがと♡あ、アメリアさんvゼルガディスさんv案内役ができましたよ♡
それとアメリアさんたちの準備はもういいんですか?」
なぜかなきながら案内役を買って出ているディーさんをみてにっこりと微笑み。
後ろにいるアメリアさんたちに話しかける。
「……とゆ~か……何となく……アメリア?……もしかして…このスミレちゃん……
……只者じゃないんじゃないか?(汗)」
「え?そんなことないですよ。多分。
話を聞くとリナさんのお姉さんと知り合いだそうですから。何があっても私は驚きません」
そういえば。
アメリアさん、リナさんのお姉さんが赤の竜神の騎士だと知って、かなり驚いていたっけね。
どうでもいいことだけど。
「……ま…まあ……たしかに…な……(汗)」
なぜかそうつぶやきつつ額に冷や汗一筋流しているゼルガディスさん。
横では。
「……うう……どうしてこんなところにユニット様がぁ……
とゆ~か……覇王様……私はもうだめかもしれません……」
などといいつつ手を組んで祈りをささげているディーさん……
……あのね……
とりあえず案内役もできたことなので。
その日はその村の宿にとまって。
朝一番にその死の洞窟と呼ばれているそこに向かうことにする私たち。
う~ん。
別にあのことはいわなくてもいいわよねv
……あの遺跡があるの、実は覇王の宮殿の真下だってことは♡
さってと。
いまだにリナさんたちに何か復習を考えてるらしい覇王のところに少し挨拶でもしておきましょうかね♡
何か面白そうだし♡
……それにさっきエルから連絡あったしv
私と落ち合うのはあの遺跡のあれがある場所だって…ね♡
ふふv
-続く―
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あとがきもどき:
薫:・・・・・・・・・・・スミレちゃぁん・・・・(汗)
・・・・アメリア・・・それでいーのか?とゆーか・・魔族・・・(笑)
・・・・・ちなみに。
・・・・いちおーゼルが元の体に戻るところまでと。
・・・・ゼフィーリアにいくところ・・・ありますけど。
どうしませう?(まてこら)
・・・スミレちゃんがいるのはとりあえずゼルが元の体に戻るまで・・・。
だから、そこで区切るかな?(おーい!)
ま・・・・のんびりと考えますか。
んではでは・・・・・。
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