まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
ええと・・・・。
前回うちこんだの・・・・いつだぁぁ!?(こらまて・・・・)
それはそーと、只今台風の影響で、外は雨ぇ。
・・・・・・しかし、なぜに最近・・・食欲がないわ・・(普段が食べすぎです・・)
気力はわかないわ・・なんだろうか?(滝汗)
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パピネスヒストリー ~菫ちゃんサイド~
ダイナスト・ファミリー。
そんな面白い名前をつけているここの組織のメンバーたち。
私はのんびりと地下にあるあてがわれた部屋を少し自分が過ごしやすく改造し。
のんびりとしているけど。
とりあえず、暇だし、外を視ていることとしましょうかね♡
「いやぁ、しかし、あの村を守っていたのがあんなかわいい女の子だったとは……」
ぐふふふ。
よだれをたらしそんなことをいっている頭のその台詞に。
「頭領、よだれ、よだれ」
「おっと」
じゅるり。
部屋の隅には。
彼が集めた少女たちの剥製が飾られていたりする。
そ~いや、この人間、死体趣味もあったっけね……
「ここですね!」
「……だな」
がさり。
目的の場所にとたどり着き。
拳を握り締めているアメアリさんに。
同じくここに目的のものがあるかもしれん。
などと思っていたりするゼルガディスさん。
そして、周りを見渡してみると、数名の見張りの人影が。
いかにもここがアジトですと言わんばかりの配置をしているし。ここは。
「許せません!こんな人里近く堂々と拠点を構えているなんて!」
そういいつつ、いきなり呪文を唱え始めるアメアリさんに。
「おいこら!アメリア!まっ……」
「
キュドゴォォォォン!!!
森の一角に爆発の音が鳴り響く♡
アメリアさんの放った術によって。
ここ、彼らダイナスト・ファミリーが拠点としている森の中にあるちょっとした遺跡。
この辺りが炎と熱気で包まれてゆく。
ゼルガディスさんの制止もむなしく。
止めるまえに呪文を放っていたりするアメリアさん。
う~ん。
やっぱりこの人達って面白い♡
「あのなぁ!いきなり呪文をぶっはなすやつがあるか!」
「何をいってるんですか!ゼルガディスさん!こんな悪の拠点はつぶすべきです!早々に!」
そんな言葉にきっぱし言い切るアメリアさんのその言葉に。
「……アメリア、ここに人質がいるの忘れてないか?」
そんなアメリアさんをじと目でみているゼルガディスさん。
「……はっ!……あ…あははは……」
目が泳いでるしv
本気で忘れてました……
って!?
捉われている人達、大丈夫でしょうかぁぁ!?
ゼルガディスさんのその言葉に。
ようやく、ここ、
ダイナスト・フィミリーに捉われている人間達がいるという話を思い出しているアメリアさんだし。
う~ん、楽しい♡
ガラガラガラ。
ちょっと数百年以上建っているせいか、老朽化の激しいここ。
アメリアさんの放った炎の術の影響で崩れかけていたりするし。
「何だ!?」
「頭領!敵襲です!」
どがぁん!
『うわっ!?』
一体なにが起こったのか。
じたばたしている組織のメンバーたちのその前で。
盛大に上がる粉塵が一つ。
そして。
「聞きなさい!悪の手先ども!今すぐに誘拐した人達を解放し!
その心に光を取り戻し正義の道にと戻るべく!
今すぐに降伏しなさい!でなければ正義の鉄槌をくだすのみ!」
『何だ!?』
どこからか洞窟内部にと響き行いてくるその甲高い声が一つ。
「あそこだ!」
そういいつつ、一人が指をさすと。
天井に近い部分にある岩の間をくりぬいてつくっているちょっとした小窓。
そこに佇む一つの人影。
「悪あるとこに正義あり!アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン!ここに見参!!!」
とうっ!
月明かりを背後にし。
そこから飛び降りてくる人影に。
おもわず身構えるが。
……ぺしゃ。
シィィィン……
「……何だぁ?この姉ちゃんは?」
つんつんつん。
床にのめりこんだアメリアさんをつついている一人のメンバー。
しばらく呆気にとられていた人達もまた。
「……へ…へん、何、いかれたやつがやってきたかとおもったら。丁度手ごろな女だし」
などといいつつ、両手でどうにか首を抜こうとしているアメリアさんに、近づいていっている男達。
「ぷはっ!」
首をどうにか床から抜いて、息をつき。
そのまま、しゅたっと回転しつつ、後ろにと飛びすがり。
「さあ!悪人たち!観念なさい!」
いいつつ、びしっと指をつきつけていたりする。
一瞬目を点にするものの。
一応見た目は歳相応の若い娘。
ここにいるのは女に結構情けないことに飢えている獣たちのようなもの。
下卑た笑いをしつつ、アメリアさんに近寄っていっていたりするけども。
そんな彼らにまったく臆することもなく。
「
いきなり呪文を放っていたりするし♡
アメリアさんの放った術は。
そのまま。
四方の壁にと直撃し。
ドグワガシャァァン!
面白い音をたてて。
このアジトのある洞窟兼遺跡が壊れてゆく。
なぜか。
しばらく上の方が騒がしくなっていたりするけど。
逃げ惑う男達に容赦なくアメリアさんの拳が炸裂し。
ついでにゼルガディスさんの剣なども一閃していたりするし。
数十分も絶たないうちに。
やがて。
完全にと静けさを取り戻したそこには。
完全に黒こげと成り果てた人の山。
その人の山の上にたちVサインをしていたりするアメリアさんの姿が。
「……ちっ。ここにもめぼしいものはなかったか……」
宝物庫にある書物を手に取り。
そんなことをいっているゼルガディスさん。
「まだ地下もありますし。希望をもちましょう!」
地上というか目立つところに納められていた書物には。
別にこれといったものはかかれていなく。
曰く、『大賢者ヌルスケさまの公開日記』とか。
何とも完全にまがい物ばかり。
そんな会話をしつつ。
私がいる地下室にと進んでくるこの二人。
「……何か明るいですね……」
地下だというのに明りがともされ。
小奇麗にされているのをみてそんなことをつぶやくアメリアさんのその言葉に。
「……小部屋がたくさんあるな」
そう。
ここにはちょっとした小部屋が並んでいたりする。
とりあえず。
「……誰かいるの?」
震えるような声をだし。
そっと廊下にむかって声をだす私。
本気で怯えているように。
アメリアさん達の視点からは、あどけない女の子が震えつつ。
かすれた声で何かいっている声らしい声がしているという程度に。
「ゼルガディスさん?何か聞こえませんでしたか?」
その声に気付き。
もしかして、あの村で話していた女の子かもしれません!
そう思い、声のした方向……つまり私の方にと駆け寄ってくるアメリアさんと。
「だな」
今にも崩れ落ちそうな遺跡の地下。
早く依頼されている誘拐されたという女の子を見つけないと。
などと思っていたりするゼルガディスさん。
そんな二人は互いに思っていることは異なるものの。
そのまま。
私がいる部屋の前にとたどり着く。
二人がやってくるその直前。
私はこの部屋にとあった家具を全て無にと戻し。
何もない……一つベットがあるだけの空間にと変えておき。
そして、ベットの上で小さくクマのヌイグルミをだき、震えている子供を演じておく。
やがて。
鉄格子の先にある扉の先に、人の気配を感じ取り。
「アメリア!のけ!
どがんっ!
呪文で鉄格子ではなくてその横の壁を壊し。
部屋の中に通じる入り口を作っていっていたりするゼルガディスさん。
「……誰?」
ぎゅっとクマのヌイグルミ。
とある世界ではティディペアとかいって結構有名なクマだけどv
それを抱きしめベットの上で震えているふりをしている私のその様子に。
「あなたが菫ちゃんですか?私達貴女を助けて欲しいと依頼をうけたものです。」
そういいつつ、部屋に入ってくる二人に。
「いやぁ!こわい!」
わざと怖がるフリをする。
そんな私のその様子に。
「……かわいそうにかなりひどい目にあったんですね……」
そういいつつ、ちらりとゼルガディスさんをみて。
「大丈夫ですよ?この人見た目怖そうですけど優しい人ですから。
それより、早くここから出ないとこの地下室もくずれちゃいますし。
怖がらないで私達についてきて……ね?」
そういって、震えている(ちなみに、フリだけどv)私に、そっと手を触れてくるアメアリさん。
「……お姉ちゃんたち……私を助けてくれるの?」
小さい声でそういう私に。
「もちろんです!さ、早くしないと!」
「ちっ!アメリア!もうそんなに時間がないぞ!?」
そういっているその直後に。
がらがらと。
天井が崩れ出る音が響く。
「……ちっ!粗行事でいくぞ!」
そういいつつ、崩れたとある一角から覗く光を見咎めて。
そこにむかって。
呪文を解き放つ。
ごがぁぁぁん!
密封されているともいっても過言でない、地下室で。
爆風をかなり伴う術を使えば。
当然その術の余波は逃げ場を求めて出口にと殺到する。
その反動を利用して。
ここからの脱出を試みているゼルガディスさん。
やがて。
爆風にのり、あたし達が遺跡から出たその直後。
ガラガラガラ……
少し前までいたその遺跡は完全にとくずれてゆく。
「……あ、そういえば、悪人たち……ま、いいですよね。悪人ですし。
これで悪が一つ滅んだんですから!」
面白いことにそのまま。
動けなかった組織のメンバーもまた瓦礫の下敷きになっているけども。
それに思い立ちそんなことをきっぱりと言い切り。
「……さて……っと。怪我はないですか?えと?」
くるっと向き直り。
私にと聞いてくるアメリアさん。
「え…あ、はい。助けていただきありがとうございます」
にっこりと微笑みぺこりと頭を下げる。
「……というか、お前のような小さい子供が……何で一人でなんて旅をしてるんだ?」
そういえば、私を助けて欲しい…と依頼をした村長さんが。
アメリアさんに一応そんな説明していたようだったわね。
「……えっと……両親…いないんで……知り合いを捜して……」
口ごもる私のその言葉に。
しまった!
聞いてはいけなかったか!?(汗)
触れてはいけないことに触れてしまったとおもい、罰がわるそうにするゼルガディスさんに。
……うう、こんな歳で両親としにわかれなんて!
などとなぜか同情してきていたりするアメリアさん。
というか、私には……ううん、私達と同じ存在には。
両親なんてものは……始めから存在してはいない。
そもそも、そういった理を創り出したのが・・・私達なんだからして。
「分かりました!このアメリア!正義の名前のもとに!
あなたを知り合いのところに送り届けて差し上げます!
ゼルガディスさんも、協力してくれますよね!」
「あ……ああ」
アメリアさんに言い寄られ。
ついつい返事をしていたりするゼルガディスさん。
そんな二人の会話をききつつ。
「……いいんですか?……えっと、私は菫といいます。お姉ちゃんたちの名前は?」
分かっているけどいきなりいったら警戒されるから。
とりあえず名前を聞く私のその言葉に。
「私はアメリアです!で、そっちの白い人がゼルガディスさんです!」
「……誰が白い人だ……」
くす。
この二人って真近でみてても面白いわよね♡
「ええと、アメリアさんにゼルガディスさんですね。
では、お言葉にあまえさせてもらって、しばらく旅に同行させていただきます♡」
そんな二人にとぺこりと頭を下げる。
ふふ。
さって。
これでしばらく退屈はしのげそうだしv
……あ、そういえばリナさん達と合流するように仕向けてあそんでみましょうっとv
いるはずのない私の知り合いというか親戚に私を送り届ける。
という目標のもと。
進んでゆくアメリアさんとゼルガディスさん。
さってと。
しばらくあそんでいきますかv
だってエルの許可もらってるもの♡
-第4話へー
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あとがきもどき:
薫:・・・・・・・・・あえてノーコメント・・・・菫ちゃあん・・(汗)
・・・気力がなかなかのりません(汗)
気付いたら・・十二時越えてるし・・・しくしく・・・・。
・・・・なぜだろ?などと思っている今日この頃・・・。
世の中は不思議がおおひ・・・・(汗)
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