まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

こんにちわ。
街角(?)アンケートに答えてもらった飲み物。
てっきりお茶とばかり思ってて。一口のんだら・・・・コーヒーでした(笑)
ちゃんとカンに何が書かれているのか・・見ましょうね?私(爆!)
何はともあれvいっきますv
菫ちゃんサイドv

それはそーと・・・・。
まぁぁた朝から父がモモを出してるし・・。
・・・父が休みの日は・・部屋に閉じ込めとくか・・(怒)
まったく・・・・ううう・・・・。
だがしかし、閉じ込められててストレスたまってるのか。
パソを打ち込んでいる手をはむはむ(つまりはかんでくる)してくるうちのルナ・・(笑)
2003年6月8日某日

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パピネスヒストリー    ~菫ちゃんサイド~

「……あら?」
いつものようにのんびりとお茶会をしていた私達。
ふと横にいる金色の髪の女性の手が止まる。
「どうしたの?エル?」
また、彼女の部下のSが。
人間の心に支配されて融合して馬鹿やってると。
只今話しを受けていたところ。
まあ、彼女は面白がってはいるようだけど。
それでもやはり愚痴りたくなるのは私にもわかる。
それゆえか、私のところにやってきて。
のんびりと、私が作り出している……どの混沌というか世界にも属さない場所にある。
一つの惑星みたいな場所。
そこにある、私の住処。
そんな一室で優雅にとある世界のクッキーなどを手にとって。
紅茶をたしなんでいたその矢先。
ふと、エルのコップを持つ手が止まる。
「う~ん、やっぱり滅んだわ。あれ」
あきれたようにそれでいて、まあ、自覚していただけに。
くすりとあきれたようなそんなつぶやきをしているエルに。
「まあ、確かに。あのルークとかいう人間は。
  彼女の元にいくために。あいつと同化したようなものだからねぇ」
気付いてなかったけど……シャブラニグドゥは。
「……ほんと、人間って……変わってるわよね……」
そうつぶやくエルの言葉に。
「……確かにね……」
たとえ側にいようとも。
それが目に見えない真実ならば。
自分の目的・・感情のままにと突き進み。
それで星ごと消滅した世界を。
私達はもう数え切れないくらいに見てきているこの事実。
「でも、それで?どうせまた滅ぼしたの。あのリナさんとガウリイさんなんでしょ♡」
面白いことに。
不完全ながらも普通の人間だというのにも関らず。
エルをその身に召喚した人間。
まあ、意識を完全に飛ばして、その力にゆだねた結果。
あの力はエルの力そのものでもあるからして。
そしてまた。
彼女の純粋なる願いによって。
エルは…まあ、いつものごとくに気まぐれを起こした事実を、私は知っている。
「まあねぇ。あ、面白いvリナとかいうあの人間♡ガウリイとかいう人間のプロポーズに気付いてないv」
くすくすと。
面白そうにいっているその言葉に。
「どれどれ?」
エルが出現させた水のようなオーブの中に、その姿を具間みる私。
「……あ、ほんと~だ……」


『ならお前さんの実家……っていうのはどうだ?』
その言葉に。
座り込んだままどきりとしている栗色の髪に紅い瞳の女性。
『あ…あんた……意味わかっていってるの?』
だんだんと真っ赤になってくるそんな彼女の気を紛らわせようと。
冗談で、
『いや、ゼフィーリアって葡萄の産地だろ?今ちょうどその時期だし』
『そっちかぁぁぁ!』
すぱぁぁん!
おもいっきりスリッパで突っ込みが入っている・・そんな、人間二人の様子が。


「あそこで葡萄はないわよね……あのリナさんに……」
「まあ、あのガウリイとかいう人間も。今さら手放す気はなさそうだし……っと」
確かに。
あのリナとかいう人間の女性は。
気を失っていて気付いてなかったけど……
……実は、エルがあの人間に降臨してたとき……
つっかかっていってたりするのよね……あのガウリイとかいう人間は。
あのとき、リナさんが気付いてない。
と思っていたのはただ気絶している振りをしていただけだし。
あのガウリイさんとかいう人間の男性は。
そういいつつ、立ち上がるエルに。
「あら?エル?お説教?」
にっこりと微笑みつつ。
そこに出されている食器を片付けるべく。
軽く手を叩く。
と。
奥から出てくるここに仕えさせるために作り出しているメイド達。
彼女達が食器を片付けるのをみつつ。
私もまた立ち上がる。
今はいつもポニーテールにしている髪を下ろして、姿を形どっている身長よりも長いその髪を。
そのまま床にと伸ばしている私。
「まあね。……さすがに二度も……ねぇ……」
まあ二度も、人間の手に滅ぼされた魔王というもの面白いものがあるわよね♡
その言葉に。
「う~ん、じゃ、私はちょっとあの二人に接触してみようかな?」
何か最近面白いことなかったし。
そんな私のその言葉に。
「あらvそれいいわね。じゃ、あの人間達の仲間が。今あそことここにいるから……」
「あ、ならこういうのは……どう♡」
にこやかに。
私とエルの……

『リナ=インバースとガウリイ=ガブリエフをくっつけてみよう!』

という。
ちょっとした暇つぶしの計画は、ここに成立してたりするけど。
さぁって。
どうやって、あの二人……というか。
あのリナさんにガウリイさんの気持ちを気づかせましょうかねv

とりあえず。
私は自分の世界から。
エルの世界にと移動する。

エルは……
二度にわたり人間に滅ぼされたこの世界の魔王に一応お説教に出向いているし。
ついでに他の世界も同罪みたいだけど。
ま、それは今は関係ないしv


うららかに広がる青空。
少し前まで異常気象が多発していたこの世界。
ま、あんな世界。
とゆーかエルが降臨した際の揺らぎのある空間に。
シャブラニグドゥが空間つくったのがそもそも原因だけど。
人間と同化していたルーク=シャブラニグドゥが倒れて。
まだそれほど時間は経過していない今現在。
それゆえか。
未だに大量発生しているデーモン達は。
有象無象に何処かしこに転がっていたりする。

とりあえず。
確か、こっちに。
彼の……
確かゼルガディスさんとかいう人間が捜している写本を持っている人間がいたはずだし。
とりあえず。
その噂をききつけてこっちに向かってきているあの人間と。
そして……また。
一連の騒ぎの原因を突き止めるために。
またまた父親を説得して、王宮を抜け出している、とある国の王女。
「ん~と……方向が違うわねぇ」
彼女と彼が向かっている方向は。
すこぉし異なってるし。
ここは、やっぱり。
人の噂を利用すべきよねv

噂は真実にしろ、嘘にしろ。
何しろ、今の状況が状況なだけに。
あっという間に広まっていくし。
だから面白い。
人間の世界というものは。
それが嘘か真実か。
分からないまでもかってに情報は独り歩きをし。
まったく違う意味のものに成り果てるのに。
そうは時間はかからない。

そんなこんなで数週間。
のんびりと噂を広めつつ。
てくてくてく。
私があるくその道のりは。
視界にはどこまでも広がる青い空。

ふと。

『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

どこかというか道の先から聞こえてくる悲鳴の数々。
ふと視れば。
そこにいるのは。
多少のデーモン。
それだけならまだしも。
そこにむかっている私にも気付いて。
こともあろうにこの私に向かってくるし。
ふっ。
「誰に向かって攻撃しようとしているのかしら♡」
さらりと。
宮殿では伸ばしていたが。
今ではいつもとる形態のごとくに。
私は髪をポニーテールにとまとめている。
……まあ、私達には、容姿なんてものはあってなしがごとくだけど。
結構この姿が気に入っているのよねv
私は♡
その言葉と同時に。

ドシュ!!!!!

音もなく、何かがはじける音とともに。
そこにいた数十匹のレッサーデーモンたちは。
ことごとくに掻き消えてゆく。
どうやら、これらは。
人間が召喚したやつらのようだけど。

でも人間に召喚されていいように使われること自体。
……誇りがないというか何というか……
そのまま、何事もなかったかのように歩き始める私に。
「あ……あの、ありがとうございました。」
襲われていた人間の家族というか親子たちが話しかけてくる。
何とも思わなかったけど。
どうやらこの村長の家族を襲って。
自分達の傘下に入れる気だったようね。
あれらを召喚した魔道士を雇っていた人間達は。
まだ幼い二歳の子供をつれた母親。
ぎゅっと母親にしがみついている子供。
あらvかわいい♡
「まあ、別に助けようとしたわけではないし」
あたしのその当然のその言葉に。
「いえ、でも、出来たら御礼を……」
「別にいいわよ」
「しかし……それでは……」

以下同文……

ま、いっか。
しつこく数時間に渡りの押し問答。
あまりにしつこいのと。
それと、彼らを利用・・もとい。
彼らと合流する手段に使えそうだしv
私はそのまま。
その親子の案内によって。
彼らの村にとしばらく厄介になることに。

度重なる嫌がらせせ……もとい。
刺客などを差し向けても。
それはこの私がいるという時点で全て皆無♡
あまりに成果がないこの村。
私が今厄介になっているこの村を手に入れようとしていた、とある組織の連中は。
私がここに留まって。
約一ヶ月経過した後に。
ようやくおもい越しを挙げてくる。

その間に。
彼らが写本を持っている……という噂を近隣の村などに広めているこの私♡
……間違ってはいないものv

そんなこんなで。
日を過ごしていたある日ようやく。


ドォォン!
辺りに響く爆発音。
夕飯の支度をしていた私達の耳に届く。
子供達の悲鳴。
村人達が外に出てみたのは。

子供達を人質にとり……
剣や呪文を辺り構わずにぶっ放している十数名の男性たちの姿。

『この村に雇われている魔道士でてこぉぃ!』

などと叫んでいたりするし。
ここにはそんな雇われている人間なんていないってば♡

村に熱気とそして炎と。
子供達の鳴き声と……大人たちの悲鳴が響き渡る。
まったく。
「ここにはそんな人はいないわよ?」
エプロンを外しつつ、外にでた私の冷静なる一言。
そして。
ちらりと彼らに捕まっている子供達を見てとり。
かるく。
ぱちんv
指を耳の横で一度鳴らす。
と。
刹那。
するりと。
がんじ絡めにしていたはずの子供達が。
襲撃してきた男性たちの手からまるで陽炎……幻のごとくに掻き消え。
そして。
次の瞬間には。
それぞれの両親の元にと移動していたりする。
なぜかそれをみて、かなり動揺している襲撃者たち。
まったく。
この程度でそんなに驚いてもねぇ?
……今、あの子供に……何をした?
などと私をなぜか恐怖……というか未知なるものを見るような目で。
視てきている彼らだけども。
「あなたたちが用事があるのはこの私でしょ?ついていくからこの村には今後手出しはしないでよね♡」
にこやかにそう宣言し。
その言葉と同時に。
彼らの後ろにあるちょっとした山に。
手に出現させたとある魔力の塊を投げる私。
その刹那。

どごぉぉん!

盛大な音を立てて掻き消える山一つ。
なぜかその程度で怯えている彼らに向かって一言。
「これ以上、この村に干渉するっていうんだったらv今の数倍の威力のあなたたちにプレゼント♡」
にこやかにそう宣言する私のその言葉に。
「……まるでロバーズキラーのリナ=インバースみたいなやつだな……」
などと一人の襲撃者がぽつりと漏らしていたりするけども。
「あらvリナさんはもっとこれ以上のことができるわよ♡」
今私がやったのは。
単なるこの世界でいうところの火炎球ファイアー・ボールだしv
「……で?素直に私がついていく。といっているんだから?
  まさかこの村にこれ以上何かしでかさないわよね?」
にこやかに、一瞬のうちに彼らの隊長の目の前に出現した私の台詞に。
なぜか驚いた表情をかもしだしつつ。
「ま……まあ、話が分かる子供っていうんなら……頭領も喜ぶだろうが……」
などとぶつぶついっていたりするし。
そういえば。
彼らの頭領……いわゆる、ロリコンなのよねぇ♡
面白いことにv

さってと。
これで一つ目の動作はおしまいっ……っとv

あとは。
そろそろ近くに彼女がくるころだしv

ついでに……っと。
あっちにも私……ちょっとばかり分身おいて……っと♡


なぜか至れりつくせりのもてなしようだけど。
とりあえず。
それでも、一応は人質に近いものだから。
というので、地下のとある部屋にと閉じ込められ。
でも面白いことに家具などは全て高級品だったり♡
なぜか、この私に一目ぼれしてるのよねぇ。
ここの頭領v
ほんと、人間って見た目に簡単に騙されるから面白いわ♡

さ……ってっと。
そろそろ計画の前段階を開始しますかねv


「何!?それは本当か!?」
とある裏にあるもぐりの宿屋。
その中に開いているこれまたもぐりの商売人。
そんな全身を黒いマントとローブで覆っている人物から。
とある情報を聞き出して問いただしているのは。
真っ白いローブとマントを羽織っている・・一人の男性。
「ええ、噂ですが……あの村の近くにある。
  何でもダイナストファミリーというところに。写本があるという噂を聞いたことがありますよ?」
売り子にしてはいやに声が高い。
と普通なら気付くでしょうに。
まったく意にもとめずに。
「感謝する」
そういいつつ。
その情報と……地図を片手に、そこからでてゆく一人の男性。
その後ろ姿をみつつ。
ぱさりと。
私はフードを頭からのける。
さらりと。
ポニーテールにしていた髪が背中にこぼれだす。
「ふふふふふvゼルガディスさんは、すでに種をまいた……っと。次はアメリアさんね♡」
とりあえず。
あの近くで。
ダイナストファミリーという犯罪組織に。
人々が苦しめられて困っている。
という噂というか情報というか事実を。
彼女の耳にすぐにはいるように。
細工しますとしますか♡
そのまま。
私はそこから。
私の幻影をかき消してゆく。

あの人間……ゼルガディスさんとかいう人間は気づいてなかったけど。
彼が今相手をしてたのは、私の影。
さってと。
次はアメリアさんよね♡


「何ですって!?正義のために村人を守るために?!」
噂を聞いて、とある村にとやってきている。
白い服を着込んでいる一人の女性。
そして、わなわなと。
肩を震わせて。
「村人を助けるためにあくの手に落ちたか弱き少女!
  わかりました!このアメリアが必ず救い出してみせましょう!」
だん!
と、机に足を乗せて宣言しているそんな彼女・・アメリアのその言葉に。
「あ……あのぉ……机が壊れるのですが・・。」
抗議の声を挙げてくる村長を無視して。
「ああ、何て尊い犠牲心なんでしょう。わが身をもちいて村人を助けたか弱き少女。
    これは天が彼らの悪行を私に阻止すべく、私に教えてくれたことに違いありません!」
一人自分の世界にはいっているそんな彼女のその言葉に。
「……あのぉ……もしもし?」
ただただ数時間の間。
……村長の言葉は完全に無視されつづけていたりするし。

ふふ。
楽しくなってきたわよね♡


                                        -第2話へー

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あとがきもどき:
薫:・・・何かスミレちゃん視点・・。
  一応アメリア達と出会うシーンからなんですが・・。
  次回で・・・アメリア&ゼルと一緒に旅するようになることと。
  それでもって・・・そのたびの最中に。リナ達と合流。
  ・・・・で、あれの出番ですな(爆!)
  多分次回で組織との戦いと、旅立ちまでいけるから。
  ・・・・次でリナ達との合流・・・で。
  多分5話以内には菫ちゃん視点・・終ります(こらまて!)
  ではではvまた♡

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