まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

・・・・・・しまった・・・・・。
後編・・・・ああ!
ガウ視点のとーりに(こらまて!)
ガウリイ、暴走するからいけないのよぉ!?
・・・とゆーか・・・。
姿がかわったの・・・やっぱ、リナやアメリアの当人同士の視点では・・・。
わかりずらいなぁ・・。
次・・・誰の視点でわからせよーか・・・(おひ・・・)
あ、ちなみに。
ちゃんと表現してないのでvあえてこれは表にアップv
意味がわからなくても、お父さんとかお母さんに聞いてはいけません!(爆!)
んではではv

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あらすじ。
人の気持ちを知ることのできるという。
指輪をはめてしまったアメリアとリナ。
そこに悲鳴を聞きつけて。
やってきた、当事者・・というか、二人が気持ちを知りたかった、その当人。
ゼルガディスとガウリイがやってきた。
はてさて??
 

パピネスヒストリー    ~リナサイド~

『どうした!!!!!!?(リナ)(アメリア)!?』

バタン!

勢いよく開かれる扉。
その扉が開かれるその直前に。
「あ、まだ何かかいてある?ええと?何?何?
  直、これは、指輪をはめて数時間以内に聞き出さないと?
  ええと……あ……何か面白いことがかいてある♡」
何か心から、楽しそうな声をだしているスミレちゃん……
……何かいやぁぁな予感が……
ガウリイ達が、部屋に入ってくるその直前。

……あたしとアメリアは。

……もはや、死刑宣告にも近いその言葉を。
いやでも聞く羽目になる……とは……

「あ、これ、数時間以内に聞き出さないと?一年間はこの姿のままです?
  それでもって、一定時間以内に聞き出さないと?
  あ、おもしろーいv一生このままの場合があります……ですって♡」

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

にこやかに。
……何でもないように。
そんなとんでもない爆弾発言をしないで欲しいものである。

しばし、無言で。
あたしの姿となっているアメリアと。
そして、アメリアの姿になっているあたしと。
……あたし達の視線が交じり合う。

丁度。
その直後に。
バタン!
扉が開く音。

「どうした!?リナ!?」
「アメリア!?何かあったのか!?」
口々に、なぜか顔色を悪くして
叫んでいるガウリイとゼルガディス。

……まったく、この保護者さんは……

とりあえず。
ぐいと、アメリア……もとい、『あたし』を引き寄せて。
「アメリア?と…ともかく!
  ここは、お互い、それぞれのままの振りして。本音を聞き出すしかないわよ?(汗)」
「……そ…そ~ですね……リナさん……」
ぽそぽそと。
そんな会話をしているあたしとアメリア。
一年もアメリアの姿でいるなどと……
しかも、あいつの目をごまかしつつである。
あたしにははっきりいってその自信はない。
……かといって……
アメリアの姿で……その……ガウリイと二人っきりで旅するっていうのも……
……うみゅぅ~////
ここは、ひとまず。
あたしがアメリアに為りきって。
そして、アメリアがあたしになりきって。
互いの相手の気持ちを聞きだすことにするしか方法がないし。

「んじゃ、アメリア!頑張ってね!」
「はい!リナさんも!」
小さくつぶやいて。
互いの手を合わせるあたし達。
よっし!
ここは、いっちょ。
アメリアの振りして、ガウリイにあたしのことを。
どう思っているのか絶対に聞き出してやる!

……だめだったら……
……だまってガウリイの前から姿……けそ……っと……

だって。
これ……まあ、姉ちゃんの力なら消せるだろうけど……
このままでずっと側にっていうのは……
ガウリイにとっても……よくないし…ね……
あたしの側にいたら、絶対に……危険だし……


「何かあったのか?」
のほほんと言っているガウリイに。
「あ、何でもないの…いや、ないんです。ガウリイ……さ…ん……」
うきゃぁぁぁぁあ!!
顔が赤くなるぅぅぅ!
お……おちつけ!
あたし!
今はあたしはアメリアの姿なんだから!
ガウリイの名前を呼んだくらいで真っ赤になるんじゃない!
……うう……とゆ~か。
ど~して”さん”づけしただけで。
あたしの心臓はこうもばくばく音をたてるのよぉぉぉ!!//
あたしがどうにか、下をむきつつ。
真っ赤になった顔をどうにか治めて息を整えているころ。
ちらりと見れば。

「……ええと…何でもないんですよ……ゼル…ガディス……さん」
あああ!
あたしの姿でさんづけするなぁぁ!
しかも、アメリア!
あたしの姿で頬を染めてうるうるした瞳でゼルをみるなぁぁぁ!
……が…ガウリイに変な誤解されたら……ってっ!
あたし…ちっがぁぁぁぁぅぅぅ!
そ~いうことじゃなくてぇぇ!//
あ・・だめだ・・・。
何か自分で何したいのか・・わかんなくなってくる……
と……とにかく!
はやく!これ!
どうにかするのが先決よ!

くすくすくすv

なんか、ベットの上で。
くすくす笑ってるスミレちゃんが気にはなるけど……
ちなみに、まだ、何かかかれているのか調べているのか。
本を開いたままだったりする。
……そ~いや。
本音聞き出した後……ど~やって元の姿にもどるか。
まだ解読してないとかいってたっけ??
……まあ、それはスミレちゃんにまかせるとしよう。

「え…ええと。何でもないの……よ…てでなく、ないんですよ。ガウリイ…さ…ん……
  今、実は、ガウリイ…さ…ん…と、ゼル……とと。ゼルガディスさんが、あた…とと。
  リナとアメ…でなく私をどう思っているか。話がでただけで……」
……あれ?
何で、あたし?
ゼルだと簡単にさんづけできるわけ?
……ガウリイに”さん”づけすると心臓がばくばくするほど高まるのに?
……何で?
そんなあたしのその言葉に。
「何だ?そんなことか?」
さらりと何でもないように言ってくるガウリイ。
……むかっ!
このあたしがここまで真剣なのに。
こいつわぁぁぁぁ!!
「う~ん。今さらいうまでもないかと思うんだが……」
……逃げられないように。
本当は家族にきちんと挨拶してからきちんと言おうと思ったんだがな……
……は?
何か、小さいガウリイのつぶやきが、あたしの耳に届いてくる。
……何が?
きょとんと見上げるあたしの視線に。
なぜか。にっこりとして。
……う~ん……
何か、ガウリイの目に……アメリア……まあ、あたしなんだけど。
が映りこんでいるのが……何かこう……いらいらするんだけど……
……何で?
「そりゃ?決まってるだろ?オレがリナのことをどう思っているかなんて?
  世界よりも・・いや、それ以上に大切なひと……かな?」
…ボン!!!!//////
だ…だぁぁ!!?
……って…ちょいまて…えと…えと……え…ええええええ!?
「だから、わざわざそんな姿を変えてまで。オレの本心を聞き出そうとするなって?なぁ?リナv」
ちゅ。
ポムッ。
……はひ?
い……いま……
ひたいに……そ…その……///
……何か生暖かい感触が…って……
おもわずばっと額に手をあてて。
ガウリイを見上げるあたし。
……あれ?
さっきより……目線が…違う?
「な゛……な゛な゛な゛な゛//ガガガウリイ……そんなこと……今まで一度も……///」
完全にパニックなっているからか。
……すっかりアメリアの振りをするのを忘れているあたし。
「いやぁ、何か今いわないと……リナ、オレの側から逃げそうな気がして……なvリナ♡」
ぎゅ。
……ちょいまてぃぃい!!!!!////
だから・・何で!?
あ……あたし……いいいいいいま……アメリアの姿なのよぉぉぉお!!?
混乱するあたしの顔をくいっと持ち上げ。
「つまり、こ~いうことv」
「……がう……んっ……ふ…くぅ……んっ……んんっっっっつ///」

で……でぇぇぇぇぇ!?
口に舌を入れてくるなぁぁぁぁ!?
って……や……あ……んっ……く……うっ……

ふと。
唇を開放され。
息苦しい中、ガウリイを見上ると……
……へ?
……何で…ガウリイの瞳に……あたしが映ってるの?
……あたし…いま……アメリアの姿なんじゃ……
あたしがそんなことを思っていると。

カラン……

何かが、床に転げ落ちる音。

そして。
ガウリイにもたれかかるようにしているあたしの目に。
……見慣れた栗色の髪が。
……何で?
……ガウリイに気持ちを……そ…その……きいた…から?///
いきなりのことで。
でも、なぜか、はっきりいわれてうれしくて。
そのまま。
ガウリイに抱きしめられている格好のままになっているあたし。
しばらく。
そのまま。
何かくすぐったいような感覚に捉われつつ。
ガウリイに抱きしめられている格好になっているあたしの耳に。

「あ、分かったvこれ、思いを打ち明けられたらv
  その相手からキスをしてもらえば姿がもどりますって書いてある♡」
……何とも。
タイミングがいいというのか・・何というのか……
そんな声が聞こえてきたりする。
それは当然。
……そ~いや、スミレちゃんがいるの……すっかりあたし……わすれてた///
恥ずかしさのあまり。
おもわず。
「が……ガウ……も…はなし…て……」
真っ赤になっているのを自覚しつつ。
ガウリイを見上げるあたしに。
なぜか、目を見開いたその後に。
にっこりと微笑みかけてくるガウリイ。
そして。

ひょい。

……へ?

気がつくと。
あたしはガウリイに……その……抱きかかえられていたりするし……
「ちょ!?がう!?」
「お~い?ゼル?オレ、ちょっとリナと一緒に部屋にもどってるからv」
……こらまてぃ!
どうしてあたしをかかえるのよぉ!?
じたばたするあたしの視界に。

「……うう……ゼルガディスさぁぁん……」
「……いや…しかし……」
……ん?
どうやらゼルのほうもガウリイと同じく……
あたし達の姿が変わっているのに始めっから気付いていたらしいけど。
何かちらちらとガウリイのほうを気にしているゼルだし。
……ど~したんだろ?
何か瞳をうるうるさせつつ。
……あたしの姿でぜるを見ているアメリア。
……お願いだから……それ…やめて……
我ながら少しその……怖いものがあるぞ……(汗)
そんなことを思っていると。
……何でどんどんドアが近くなってくるの?
って……
何で部屋をあたしを抱えたまま、でてゆくのよぉぉぉ!?ガウリイ!?

とすん。
……気がついたら。
いつのまにか。
……ガウリイたちが泊まっている部屋に連れてこられているあたし。
「……がう?」
なぜか。
あたしをベットに横たえて。
……あたしを挟むようにして上にかぶさってくるガウリイに疑問の声をぶつけるあたし。
?????
「本当なら、お前の逃げ場をなくしておいてから。のつもりだったんだがなぁ……
  ……まあ、いいさ。実力行使♡で逃げ場をなくせば…な♡」
にっこりとあたしをみて笑いかけてくるガウリイに。
「???ガウ?」
何をいっているのか分からない。
「ま、本音をいったことだし?リナに逃げられないように。
  お前に、オレのものという証の印をつけるとしますかv」
……?
だから、こいつは何をいっているわけ?
……それはそうとぉ!
「……ガウリイ……おもい……」
……何で。
こいつ、あたしの上に覆いかぶさるようにしてきてるのよ?
……わけわかんないし……
「……リナ♡」
「ガウ…だから……のいて……っ…って……んっ……くぁん……!」
で……デーブキス!?
しかもさっきより激しい!?

……あたしは。
そのまま。
ガウリイのキスの嵐に酔いしれていき……

……はれ?
何で……ガウリ……服きてない……って……いつのまに!?
あたしまで……そ……その!?
「……ちょっ!?がう……!?」
「リナ、オレはもう我慢しないことにしたから♡」
……へ?
「というわけで。リナv覚悟はいいな♡」
か……覚悟って……
「ちょいまっ!!!……んっ……」
そのまま。
再びキスの嵐に見舞われて……

・・・・・・・・・・・・・・・

結局、あたしはガウリイにそのまま……その……
おいしく…頂かれてしまったわけだけど……
その後も、ガウリイのその……おかわりの嵐に翻弄されるはめに……
……ううっ……////
スミレちゃんの馬鹿ぁぁぁあ!
あんなものを持ち出さないでよぉぉぉ!///

あたしの心からの絶叫は。
ただただ。
ガウリイに翻弄される自分とも思えない甘い声で、翻弄されてゆく……

……ガウリイの…ばか!/////



「……はれ?」
だるい体を何とか移動させて。
ようやくガウリイから開放されて食堂に下りると。
なぜか、アメリア達の姿がみえなかったりする。
「おやおや、まあまあ。駄目だよ?あんた?こんな華奢な女性を十日も部屋に閉じ込めてちゃ」
どんがらがっしゃぁぁん!
とととと……とおかぁぁぁぁ!!!!!?///
おもわず。
その宿のおかみさんのその言葉に。
椅子をひきかけていたあたしは。
そのまま、床にと滑り落ちる。
「いやぁ、こいつがあまりにかわいいもので♡」
だぁぁぁあ!
ガウリイもそうにっこりと微笑んで肯定するんじゃなぁぁぃ!
それだとあたしとその……ガウリイが……その……
……何かをしてたって!認めていると同じじゃないのよぉぉ!//
あたしの心の叫びもむなしく。
「ま…まあ、あんたも大変な彼氏をもったもんだねぇ?あ、風呂沸いてるよ?
  何ならまだ昼間だけどはいっていいよ?それと、お連れさんたちから伝言。はい」
そういって。
何か、手紙らしきものをあたしに手渡してくる女将さん。

― リナさんへ!何と!スミレちゃんが解読した、あの本の中に!
   古代の文明に、自由に人の姿を変えることができていた、文明があったことが判明しました!
   ついでにそこの場所らしきことも載っていたので!
   私とゼルガディスさんは、そこを目指して出発します!
   あ、スミレちゃんは、まだ本の解読が完全でないですので。
   一緒につれていきますねvそれではv
   追伸:リナさん、ガウリイさんv結婚式には呼んでくださいねv ―

……こらまて。
「ちょっとまてぃ!何よ!?これは!?」
「ん?リナ?おれ、報告したぞ?あのとき、リナ、かなり乱れて……」
「だぁぁぁぁ!!あんたはそんなことをいうなあっ……って!?
  んなときにそんなことをいうんじゃない!」
お…覚えてるというか、そんなときに言われた話なんて聞いてるわけないじゃないのよぉ!//

……何か。
あたし……きつねにつままれた感覚なんですけど……
……でも、現実なのよね……
……それはそ~と……
……あのスミレちゃんとかいう子がもってた本……
……いったい何だったんだろ?
まあ、何はともあれ。
おかみさんのご好意に甘えて。
あたしは、一人風呂を満喫し。

……で。
……結局。
この宿を出たのは……一ヶ月後のことだったりする……

……その間……何をしていたのかは……聞かないで……(涙)



「あ、そうそう、宿を出るときに。これ。女性の方にって、てわたされてね?女の子から?」
そういわれ。
何か手紙のようなものを受け取るあたしは。

……そのまま。
しばし硬直するしかなかった。

― あ、リナさん、言い忘れてましたけど?
  ルナさんが、早くもどってこいっていってましたよ?頑張ってくださいねvbyすみれ ―

……だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
あ…あのこ……
姉ちゃんと知り合いだったわけぇぇぇぇ!!!?

「うどわぁぁぁぁ!?ががががうりい!?いそぐわよ!?」
何はともあれ。
……いそいでゼフィーリアに戻らないといけないのは……
……間違いなさそうである……

……ああ、戻りたくないよぉ……(涙)


追記。
……この日から、あたしとガウリイが進むのは。
昼すぎから夕方にかけてまで。
……となったことを述べておく……
理由は……聞かないで……おねがひ……


                                -リナサイド終りv-

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あとがきもどき:

薫:・・・・・・・・撲殺!
  というわけで。
  ・・・・リナ視点では。
  姿が入れ替わっているのが・・・。
  あまりわかりませんねぇ・・・あ・・・あはは(汗)
  ゼル視点とかガウリイ視点(するかどうかは不明?)
  アメリア・・も駄目か、姿が入れ替わってるの。あまりわからないか・・・・。
  一番確実なのは・・・すみれちゃん・・視点ですね・・あはは・・・。
  のんびりといきますのさ・・・ええ・・・のんびりと・・・・。
  全員の視点を・・・・(おひ・・・)
  ちなみに。
  前書きでもいいましたけど。
  完全に表現してないので。表にの掲載ですv
  んでは・・・・・。

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