まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

今回、ようやく仲良し四人組(アメリア談)が合流ですv
物語はここからはじまりますv

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 ~スレイヤー・パニック   ~再開~

「…で?詳しく話してくれる?あたしとガウリイはともかくとして。
  何でアメリアやゼルにも協力を仰いでいるのか?」

結局のところ、魔血玉デモンブラッド…つまり、もらうものをもらったそのまま無視しようとしたリナであるのだが。
リナの母の説得…
『事実を見極めてからでも断ることはできるでしょ♡リナちゃん♡』
などというその言葉に。
しぶしぶゼロスに同行することにしたリナ。
…まあ、実はリナの家で一番逆らったら怖いのが実は母親当人であるがゆえに…
リナは断ることすらもできなかったのであるが。

ゼロスに連れられやってきたとある場所には、なぜか後二人の姿が見受けられ…
結果、リナはゼロスにと問いかけているのである。

「リナ!それにガウリイさんもお久しぶり!」
以前別れたときよりも、ちょっぴり大人っぽくなっている黒髪の少女に。
「久しぶりだな。」
などといってくる全身白尽くめの男性。
そんなリナの素朴な疑問に。
「私は!ついに!正義に目覚めたゼロスさんに『目覚めた魔王をどうにかしてほしい。』といわれまして!」
などと一人カ゜ッツポーズ。
そして。
「…俺はかかわりたくはない…が。
  ゼロスのやつが交換条件に異界黙示録クレアバイブルの出入り口と案内を持ち出してきたからな。
  …まあ胡散臭いが一応、事実を見極めるためにここにる」
淡々と語る男性。
そんな彼ら達の言葉をうけ。
「何ですって!?ゼル!?それ本当!?
  ゼロス!このあたしにはそんな条件は出さなかったじゃないのよ!」
「というか!リナさんには話しを聞いていただく代わりに、
  新しい魔血玉デモンブラッドのタリスマンをあげたじゃないですかぁ~!!」
思いっきりゼロスの首を締め上げるリナに、抗議の声を出してくるゼロス。
「…ま、まあ、相変わらず…というか、だんなたちは今まで何をしてたんだ?」
そんなリナとゼロスを横目でみつつ、ガウリイにと問いかけるその言葉に。
「ん?リナの実家にいってたんだ。ゼルディガス。」
「ゼルガディスだ!いい加減に名前を言い間違えるのはやめろ!
  …って、何ぃぃぃ~!!?だんな、ついにやったのか!?…よくもまあ、命知らずなまねを…」
「んっ?んっ?んっ??どういう意味かなぁぁあ?ゼルちゃん♡」
「ええ!?ガウリイさん、リナの実家に!?
  はっ!?ということは、お約束の実家への挨拶は済ませた、というわけね!
  で!?結婚式はいつなの!?リナ!?」
「ア~メ~リ~ア~!だからぁ!どうしてそうなるぅぅぅぅ~!!」
真っ赤になりつついっても説得力などはないのだが。
しばし言い合いをしているリナ達。
そんな彼ら四人…リナ・ガウリイ・アメリア・ゼルガディス達を見てとり。
一人ぽつんと。
「…あ…あのぉ?皆さん?…僕を忘れてませんかぁ??」

…一人、完全に無視され……
一人いじけるゼロスの姿が…彼らが集った一角にて見受けられてゆくのであった…

一時ほど、そんな話し合いと・・・攻撃呪文の音が辺りにと鳴り響いてゆく……


                           -終わり(?)-

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あとがきもどき:
今回のコレはかなり短めで区切ってますv
ネタバレになるのは本当は先に書いてるけど後にもっていったほうが面白いし♡(まて)
次はクレアバイブルですねvv

2004年12月3日某日

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