まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

今回は、異界黙示録編v

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 ~スレイヤー・パニック   ~妥協?~

「絶対に!絶対ですよ!!」
とある山の中にとあるとある小さな忘れさられている小さな祠。
一応神殿なのであるが、それは祠、といったほうがいいほどの大きさ。
その中のとある壁を触りつつ、後ろのリ名たち四人にと念を押しているゼロス。

結局のところ、早く、【アレ】を何とかしてほしいゼロスの気持ちとは裏腹に……
先に話を聞いて、この一件を引き受けた報酬として提案した、
異界黙示録クレアバイブル』と呼ばれているそれがある場所にとつながる場所にとやってきているゼロス達。
万が一、本当にゼロスのいうように、
【目覚めた魔王をどうにかしてほしい】
というのが事実で真実ならば、
知識は多いことに越したことはない、というリナの的を得た意見に、アメリアたちも同意し。

かくして。

ゼロスに案内…無理やりともいうが…
とにかくその場所にとやってきているリナ達一行。
「以前あの場所にいったときには魔竜王ガーヴのせいであまり聞かれなかったしね…」
しみじみとつぶやくリナに。
「そういえば、中の空間はアストラルサイドに近い…とかいってたな」
ふと思い出したようにとつぶやくゼルガディス。
「さ!ゼロスさん!正義の道を一歩踏み出すべく!早くいきましょう!!」
などと一人張り切っているアメリア。
「…せ…正義って…」
ある意味では、確かに、【正義】ともいえなくもないかもしれない……
アレラが自分たちの上司になる。
すなわち、間違いなく魔族全体が滅びる原因にとなりかねない。
…事実…すでにかなりの数の被害はあがっているのだからして……
ゼロスはそんなことを思いつつ。
「本っ当っにっ!!これが終わったら【アレ】の場所に行ってくださいよ!!?」
そんなゼロスの言葉に。
「「…アレ呼ばわりされる魔王って一体……」」
などとつぶやいているゼルガディスとリナ。
彼らが受けた依頼とは…【目覚めた魔王をどうにかしてほしい】というもの。
仮にも、【魔王】と名言したソレに対してそんな口調を聞くとは…
一瞬、何やら嫌な予感に捕らわれるも。
まあ、こちらも現実を見極めた後に依頼を受けるか否か、破棄するか。
というのを決めればいい、などと思いつつ、今はなによりも必要なものは…知識。
これにつきることはない。
「…ま、とにかくいきましょ♡」
「…絶対ですからね…本当なら他の人にいらない知識を与えたくはないんですけど……
  ……こちらも切実なんですから…」
このまま、滅ぶのを待つか…またはそれともたかが数人…いや、四名というか三名か。
彼らに知識を与え、この危機を乗り越えるか…
彼らに知識を与え危機を乗り越える、というのが魔族の幹部会議にて決まったこと。
「…では……」
ここに人間をつれて入るハメになるとは…思いませんでしたよ…はぁ……
内心、ため息をつきつつ。

そして…ゼロスはその扉を開いてゆく。

その先にあるのは…

異界黙示録クレアバイブル、と呼ばれる…すなわち、水竜王の知識の本流が存在する場所。

異界黙示録クレアバイブル
それはかつて古の戦いにより、竜王の一人、知識の王、と呼ばれていた、
水竜王アクアロードラグラディアの知識の残留思念……


                           -つづく(?)-

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あとがきもどき:
このあたりから連続してますv・・・まあ、ノリはギャクですねv
・・・たぶん意味不明だと思うから、オマケでそのあたりはどうにかカバーする予定ですvv

2004年12月5日某日

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