まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
いいかげんにジェムシリーズだけでもおわらせねば・・・・(汗)
というわけで(こらまて!)
何か月ぶりかの打ち込みです♪
姫:休みの日にどうしてうちこまないのよょ!!
薫:・・・・ぎくっ!(汗)
で・・・では!!(滝汗)
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ジェムストーリー・番外編
~最重要機密指令~ ~第9~
「リナさん?ガウリイさんは?」
アメリアがリナの側にガウリイがいないのに気づき不思議がる。
空間移動すると、ちょうどアメリア達のいる町にとリナ達一向は出現していた。
まあ、いきなり出現したのは。
ゼロスやミルガズィアの姿を認めたためか。
まさか、リナとエルが移動させた。
とは、アメリア達は夢にも思うはずもなく。
「ああ、ガウリイなら今別行動よ♪」
うそではない真実をいうリナ。
「というか、リナ、なんで、ゼロスがまた一緒にいるんだ?
それに、誰だ?そいつら?……ミルガズィアさんはわかるが……」
ゼルガディスが、リナと一緒にいるゼロス、トパジェ、シーメイ、ミリーナ。
そして、ルナとレイを指差して質問してくる。
「ああ。彼らだったら、荷物持ちに一緒に行動してるのよ♡」
リナの代わりにエルが答える。
「……ところで、その……貴女は?」
はっきりいって、思わず同性でも見とれてしまうほどの美貌の持ち主である。
シルフィールがおずおずと尋ねている。
まあ、いまだにゼロスをみて顔を曇らせているのは。
以前、ゼロスと面識があったためであるが。
さすがに、高位魔族。
と聞くと、以前の冥王のことを思い出す。
以前トリガルウの事件のとき、
魔力消失事件のときに、シルフィールはゼロスにあっているのだ。
「あ、あたし?あたしはリナの友人♪ね♪リナ♡」
「そうそう。私の親友のエルよ」
『私??』
いつものリナならば、あたし。
と表現するところである。
そのリナの言葉に、アメリア達が首をかしげる。
「それで、リナさん?本当にガウリイ様はどうしたんですか?まさかどこかに売ったとか!?」
シルフィールがリナに聞いてくる。
「ガウリイなら……今、とりこみ中よねぇ……」
くすくすと笑っているエル。
「……確かに♡」
互いに顔を見合わせてくすくすと笑うエルとリナ。
「しっかし、やるわよねぇ……あいつも」
「とゆ~か……やっぱり、リチェウスィに性格似せただけあったわね♪」
「ユニットぉぉぉ!?あんたまさかわざと!?」
「当然♪」
「あのねぇぇぇ!!!!」
「きゃぁぁぁぁ♪エルが怒ったぁぁ♡」
わきあいあいとじゃれあうリナとエル。
はっきりいって、その光景をみて。
ゼロス達は凍り付いていたりする。
……リチェウスィって……誰?
そんなことを思っていたりもするが。
わかるはずもないのである。
らは、自分達のいる混沌の世界のほかにも。
まさか金色の王が多々と世界を抱擁しているなどとは。
さすがに、ルナとレイに関しては。
その一応世界を任されている部下だけのことはあり。
他にもある。
というのは話しにはしってはいるが。
だが、それは、自分達では行き来できない。
というのも、先刻承知。
さすがに知れば消滅どころではないだろうが。
実はこの世界が、とある世界において。
鬱憤がたまった金色の王が憂さ晴らしのために作り出した世界なのだ。
という事実があるのだからして。
「あ…あの……エル様(汗)」
どうにか言葉を出すレイ。
黒く長い髪に魔道士姿。
目は紅の色。
「何よ?部下S?」
じゃれあいつつも、返事を返すエル。
「……そこの人間達…呆然としてますが?(汗)」
視線で指すと。
アメリア、ゼルガディス、シルフィールは。
リナとエルのやりとりをみて、しばしあっけにとられていたりする。
「……取り込み中とは何ですの?」
先に聞いてきたのは、メフィ。
「あのね。あいつね……くすくすくす……」
「部屋にリナを閉じ込めて……ねぇ……くすくすくす……」
くすくすと笑っているリナとエル。
ちょうどそのころ。
リナとガウリイは。
というかリナはガウリイの私室に連れ込まれ。
いいようにされまくっていたりするのだが。
それは、リナの姿をしているユニットと。
エル以外には分かるはずのない事柄である。
「??リナさん……ではないですね?」
「あら、さすがね♪シルフィール♪」
にっこりと笑うリナ。
「確かに。リナさんなら、ガウリイさんの話しをするとき。多少赤くなりつつ話してましたからねぇ」
ふと、シルフィールの言葉に。
目の前にいるリナがリナでないことに気づくアメリア。
「まあ、それでも素直にならないあいつらがまどろしかったがな」
というか、両想いなのに。
一向に発展をみせないリナとガウリイ。
それゆえに。
冥王の一件が終わった後のしばらくの旅路と。
ダークスターの一件のときの旅路で、叩きつけたりもしたのだが。
それでも変化がみられなかったので。
今度であったら、また作戦開始しよう。
と、実はアメリア達の間で取り決められていたりするのは。
当然当のリナとガウリイは知る由もないこと。
「……で?貴女は誰なんですか?」
ひたりと。
「エレナさん……でもないですし」
「リナさんの
「アメリア……頼む……思い出させるな……」
さすがに。
リナの影に出会ったときは。
鳥肌がたってしまったゼルガディス。
アメリアなどは泣き出してしまったりしたのだが。
「……どこかで…あったことないか?」
先ほどから、レイをみて。
しみじみと思い出そうとしているミルガズィア。
さすがに、すぐに一致はしてないらしいが。
「私は私よ。リナの自我を作り出した、大本の本体ともいうべきあたし♡」
「とゆうか、ユニット。休暇でここで遊んでいたのよねぇ♡」
「ねぇ♡」
『???』
首をかしげるしかないアメリア達。
「あ…あの?休暇って??」
よせばいいのに聞いているメフィ。
「暇だったから。暇つぶしにエルの抱擁する世界の一つに降臨して遊んでたの♪
自分が抱擁している世界はほっといて♪」
さらり。
爆弾発言しているリナ。
「……ユニット様……(涙)」
しくしくしく……
その台詞に泣いているのは。
ルナとレイ。
どうして自分達の世界が選ばれなくちゃいけないのよ……
と案に嘆いているのがよくわかる。
「……やっぱり……(汗)」
何となくユニットがどんな存在なのか、勘で分かっていたゼロス。
というのも、当然であろう。
まあ、真実を知っているのは、ごく限られた存在達だけなのだが。
まさか、ユニットが自分達の万物の王たる金色の王と。
まったく異次元(?)の同じ存在である。
というのは。
普通ならば、知った時点で永久に完全消滅もののダメージである。
「あら。だって、スティルバイトがここで人間になったでしょ?これは面白そうだなって思ってね♪」
にっこりというリナの言葉に。
「……そ~いえば、
……ガウリイ=ガブリエフに転生してるんだったわね……」
ぽつり。
ミリーナがこぼしている。
未だに腕を組み。
考え込んでいるミルガズィア。
たしかに。
どこかで、この中の数名にはあったことがある……と。
「ん~。ま、とりあえず、自己紹介タイムにいきましょ♪」
「そうね♪じゃあ、私から♪」
とりあえず、近くの食堂に入り。
かるく注文をし。
エルの言葉で、自己紹介が始まる。
「まず私は。見たとおり、リナ。リナ=インバース。
あ、でも、彼方たちが知っているリナは、今、スティルバイトの宮殿にいってるからね♪
ちなみに、私はユニット。これが一般的ね♡」
「大概、ユニットは、姫とか呼ばれてるけどねぇ。あと、すみれとか♡」
にこにこというエル。
「ちなみに、あたしは……そうね。ユニットの親友のエルよ。エルって呼んどいて♡本名長いし♡」
「というか、本名いったら消滅しますよ……大概……(汗)」
つっこんでいるレイがさすがというか何というか……
「そこ、五月蝿い♡」
どしゅ……
『・・・・・・・・(汗)』
なぜかエルが五月蝿い。
といったとたん、虚空からなぜかスコップが出現し。
レイの頭を勝ち割っていたりする。
だくだくと流れる血。
だが、それでいて床が一つも汚れていないのはどういうわけか。
「……レイ……あんた、学習能力…ないの?(汗)」
いつもいらないことを言ってはお仕置きうけているような?
等と思い、ルナは半ば呆れ顔。
「……い…今、何もないところからあのスコップ出現しませんでした?」
アメリアがいう。
「というか、なぜにスコップ??」
違う視点で驚いているゼルガディス。
「じゃあ、次は私ですわね。私は、ルナ。ルナ=インバース。
リナ=インバースの姉で、ゼフィーリアのリアランサーでウェイトレスやってます♡」
『ぶぶぶぅぅう!!』
この台詞に、思わず噴出しているゼルガディスたち。
「リリリリリリリリリナの姉!?」
驚愕しているようだが。
「または別名、
にこにこにこ。
ここぞとばかりに、ゼルガディスたちから食事を取ろうとするゼロス。
爆弾発言を飛ばしていたりする。
『ぶはぁぁぁぁあ!!!!』
さすがに。
このゼロスの一言には、ミルガズィアが口に含んでいた水を噴出し。
メフィにいたっては、キャベツの千切りを噴出して。
ナの字を連発していたりする。
「あ、ちなみにメフィさんとはきちんと挨拶してなかったですね。僕、謎の神官のゼロスとい~ます♡」
「獣神官ゼロス、つまりは生塵バシリ魔族」
さらり。
つっこむシーメイ。
「火竜王さぁぁんんんっっっっ!!?」
『ぶばぁぁぁ!!!』
どんがらがっしゃぁぁぁぁん!!
シーメイの言葉に、涙ながらに抗議するゼロスの言葉に。
今度は、なぜかミルガズィアやシルフィールたちが、血を吐いて椅子から転げ落ちていたりする。
「あ、ちなみに、私は、シーメイ。人の名前は、ファン=シーメイ。
一応、
「ちなみに、私は、元とレジャーハンターやってましたミリーナといいます」
ミリーナがいうと。
「??ミリーナ?セレンティアで命を落としたというあの用心棒のミリーナか?」
裏の噂で。
そのことを知っているゼルガディス。
「ええ。そのミリーナです。ちなみに。私もシーメイと同じく休暇中で、人間やってました。
たんたんと。
表情一つかえずに言い放つミリーナ。
どがしゃぁぁぁん!
またまたその台詞に、ミルガズィア達は椅子から転げ落ちた。
『り……竜王ぅぅぅぅぅ!!!!!??????』
驚愕の表情をしているメフィにシルフィールにアメリアにゼルガディス。
彼らは、当然のことながら、竜王本人にはあったことなどあるはずもなく。
と。
はた。
そこでようやくミルガズィアが目の前にいる男性に気づく。
確かに見覚えがあるはずだ。
だが……
まさか……
「……まさか……貴殿は・・・レイ=マグナス?」
おそるおそる言葉にだす。
「いかにも。私は、レイ=マグナス。今は動きがあまりとれないがな……」
「というか、レイ=シャブラニグドゥよね」
あっさり。
「そうそう。無能な部下S♪」
またまたあっさり。
『エル様ぁぁぁ!ユニット様ぁぁぁ!あっさりと言わないでくださいぃぃぃ!(涙)』
涙なかがらの訴えが。
小さな宿屋の一階の食堂に響き渡っていた。
「あら、別にいいじゃない。だって、どうせルナがスィーフィードだし」
『……はい?(汗)』
おもわず間の抜けた声を出しているアメリア達。
いきなりこんなことを言われて普通でいられるわけがない。
「ああ、つまりね、スィーフィードナイトと言われているリナ=インバースの姉が。
実は、神魔戦争で滅んだとされている赤の竜神そのものなのよ」
リナの姿でこれまたあっさりと答えているリナ…いや、ユニット。
「ま、あの程度で、滅びるなんて許さないけどね♪」
これまたあっさりと言い放つ。
「と…とりあえず、私は海神官トパジェといいます。以後お見知りおきを♡」
ぱくぱくぱく……
すでに言葉がでないアメリアたち。
そこに止めの一言。
「ちなみに、エルは、ここでは、大概、【金色の王】とか【悪夢を統べる存在】とか、
つまり【ロードオブナイトメア】とか呼ばれているけどね♡」
にっこり。
見たことのない笑みで。
普通ならば、大概の存在なら、この笑みで落とせること請け合いの表情で。
にっこりと、リナの姿をしたままのユニットは言い放つ。
ドンガラガッシャァァァァァァァンンンンン!!!!
「……何で気絶するのかしら?」
「そうよね……」
しばしあっけにとられているリナとエル。
そして傍らでは、涙をだくだくと流しているゼロス達の姿と。
完全に諦めているルナとレイの姿。
ぽん♪
「そういえば、ゼル。人間に戻りたいっていってたし♪ね♪エル♪こ~いうのどう?」
にっこり。
耳打ちするリナ。
「あら♪それいいわね♪じゃあ、このまま気絶したままで、やっちゃいましょう♪」
嫌な予感……
その場にいたルナ達は。
エルとリナのその笑みに。
冷や汗をながしていたりするが。
「じゃあ、とりあえず、状況説明のオーブでも一緒にいれときましょ♪」
「別にルークの許可はいいわね♪」
というか許可なくてもやるき満々なのでは……
全員の思考が一致するが、当然だれも口にするはずもなく。
と、ルークの言葉で。
はた。
と、過去の出来事を思い出すミリーナ。
「ま…まさか!?」
確か、昔。
そう忘れていたが。
確かに、自分は過去、彼らと面識があった。
それは……
「じゃ、決定♪ゼル達、過去に送り込みましょ♪」
「賛成♪」
『えええええええええええええええええええ!!??』
その言葉で。
ルナ達は。
唐突に、過去の出来事を思い出した。
神魔戦争の終盤に近いときに起きた一つの出来事。
何しろその時代にいないはずの存在が増えただかめに。
世界にきしみが生じ。
そのまま、一騎打ちにと発展していった過去の出来事……
「ま……まさか!?」
ルナとレイは驚愕するが。
そのまさかである。
エルが手をかざすと同時に。
アメリア、ゼルガディス、シルフィール、ミルガズィア、メフィ。
この五人の姿はその場から掻き消えていた。
しかし、いきなり人が消えても。
ぜんぜん驚いていないこの食堂の人達のほうがすごいとおもうが。
どうやら、何かのトリックと感じているらしい。
何しろ、魔王だの、竜王だの、竜神だの。
はっきりいって。
一般には、伝説の話。
だから、ただの芸人の部類であろう。
と全員が思っていたりするのだが。
ゼルガディスたちが目を覚ますと。
そこは、まったく知らない場所と景色であった……
「……あ…あの?あの人間と竜…どこに?(汗)」
わかってはいるが、やはり聞かずにはいられない。
「ああ、5千年と少し前の古代文明に送り込んだの」
さらり。
当然のようにいうエル。
「ほら♪あそこなら、お洒落で他の生命と合成したりとしてたし♪ゼルにはうってつけの場所でしょ♡」
というか、自由に誰でも
それは、すでに滅んでいるが。
いわゆる古代文明。
神魔戦争において、滅んだとされる、伝説も伝説の。
かなり発展していたとされている文明ウォータトパージャ。
この首都は、眠れる竜の大陸の中にあったのだが。
今は、その大陸は、大きなクレータと化している。
魔王と竜神が全力でぶつかった場所であるがゆえに。
『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……』
こういうことだったのか……
過去、さんざん振りまわされた。
何しろ、いきなり未来からいるはずのない存在が送り込まれたのである。
しかも、時の精霊の知らないところで。
そのせいで、バランスを保っていた世界がきしみ。
比較的はやく神魔戦争が激化していった。
というのは、神も魔も上層部しか知らない事実。
「……そ~いえば……いましたね……アメリアさんたち……」
どこか知っているような気はしていた。
だが。
人間(?)嫌なことは忘れてしまう。
というのもあり、すっかりと、昔アメリア達にあったことを忘れていたゼロス。
いや、というか、ミルガズィアのギャグをうっかり聞いてしまい。
記憶喪失になってしまった。
というのが事実なのだが。
「……過去の自分達……かわいそ……」
自分に同情しているシーメイやミリーナ。
「……じゃ、無事に戻れたかどうか……すぐに分かるわね」
あきらめの境地のルナの言葉に
「だな。でなければ、我らがあそこで相まみえたのが無駄になるしな……」
実は、世界の修正のためと、未来からやってきた存在達を。
送り届けるために、全力……だが星にはダメージを極力ださないように。
三次元以外のところに力を解放し。
相まみれた竜神と魔王。
今は昔の出来事である。
「さて♪ついに、ガウリイがリナとの間に子供もうけそうだから♪戻ってくるまで付き合いなさいねvv」
「この調子なら、すぐよね♪」
「確かに。部屋に監禁状態にしてるからねぇ……あいつわ(笑)」
完全に楽しんでいるエルとリナの言葉に。
どんがらがっしゃぁぁぁぁぁんんんん!!!!
こんどこそ。
残ったルナ達親族とレイ達魔族は。
白めを向いて気絶していた。
絶対に何かがある!
ウうううううううぅぅぅぅ・・・・・・。
全員が涙しているのは。
エルもリナもきづいてはいるが。
それより、次の作戦に余念がない二人であった。
-続くー
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あとがき:
薫:よっし♪よーやく次回、ゼル達の帰還♪
ちなみに、かなり人間まるくなってます・・(笑)
しかも、実は過去でミルガズィアのギャグがうけて・・・。
それを参考に黄金竜などにギャグ大会なるものが出来てたり・・と。
とんでもない勲章を過去に彼らは残してきていたりしますが(汗)
そして、人間に晴れて戻ったゼルのところに戻ってくるリナとガウリイ♪
そーして、結婚式で終わりです♪
姫:・・・・私が活躍してないんだけど?
エル:あたしも・・・・。
薫:ぎくぅぅぅう!!結婚式の水晶の扱い!
ともかく、部下達には泣いてもらいましょう!!!(まて!)
それでは!!!!
エル&姫:いいかげんに懲りなさい!!まちなさぃぃぃい!
薫:・・・ひぇぇぇぇ!!!!
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