まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
ようやく、ライス偏も終わりも間近♡というわけで、いくのです♪
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ジェム協奏曲(ラプソディー)~ライス偏~ ~第3話~
「ガウリイ♡あと数日働かない♡」
ふふ♪
からかっちゃえ♪
「いやだ!!!」
何か汗をかいて否定しているガウリイ。
「んじゃ♡リナちゃんに♡」
ガウリイが駄目ならリナちゃんにしよっと♪
リナちゃん、むちゃくちゃ美人になりそうだし♪
「……え?」
リナちゃんは、あたしの言葉の意味が分からなかったのか。
そのまま硬直してたりする。
ふふ♪
チャンス♪
あたしは、てきぱきと化粧を施してゆく。
「だ…だぁぁ~!!ちょっと!!やめてよね!!」
リナちゃんが我に戻って何か言っているときには、すでにあたしの化粧は完成してるけどね♪
「はい♡出来た♡きゃぁぁん♡やっぱリナちゃん化粧栄えするわぁ~♡」
きゃああ~♡
リナちゃん、ガウリイにはもったいないわvv
ものすっごく綺麗だし♡
ガウリイはそんなリナちゃんを凝視してるけど。
ガウリイ…生唾飲み込む音が聞こえるわよvv
「ま……まったく……」
もったいないのに、すぐさま化粧を落とすリナちゃん。
「え~♡もったいない♡せっかくリナちゃんかわいかったのにぃ♡」
そうよ♪
リナちゃんの魅力が十分に引き立つものにしたのに♪
ふふ♪
「あたしはこのままで十分魅力的なの!!」
リナちゃんが何か言い返してくるけど。
でも今ので、リナちゃんのスリーサイズもわかっちゃったvv
「ほらほら。リナ。ライスにかまっていると日が暮れるぞ」
ぐいっ。
ガウリイがあたしのリナちゃんを見る視線を嫌がってか、
リナちゃんを引っ張ってその場から離れようとしているし……
「……ケチ……」
ああ……
リナちゃん…本気で欲しいわ♡
あたし♡
「ほら。いくぞ。リナ」
「あ!!まってよ!!ガウリイ!!それじゃぁね!!ライス!!」
そのまま、ガウリイにひきづられるように、リナちゃんもその場から立ち去ってゆく。
まあ、チャンスがあったら、また狙いましょ♪
リナちゃん♪
あたしは、とりあえず、精神集中して……ルナとコンタクトをとることにした。
ふふ♪
まあ、頑張りなさいな♪
スティルバイト♪
リナちゃん、絶対に他の男達がほっておかないから♪
あたしは、もうすこし、リナちゃんの髪の毛で調べて見ましょうっと♡
なんか不思議な感覚に捕らわれるのよねぇ……
……ルクにでも聞いたら、分かるかしら??
通信の最後。
あたしはちょっと気になることをルナから聞いたけど……
そういえば、リナちゃん……どうして…あれ……正常に扱えたのかしらねぇ????
その辺りも調べて見ましょう♡
なぜか、噂には尾ひれがつくものである。
あのクリスタルを創ったのは……
暗黒卿バトゥルスだということになっているのだから・・・・。
あたしがそんなことを考えながら、店に戻ると。
ゼロスがなぜか実体化する力をかなり失って姿が透けていた。
あら?
「ゼロス、トパジェが来てたの?」
あたしがトパジェ…
「ええ……それで…その……ちょっと困ったことになってるらしくて……」
ゼロスが汗流しながらいう。
「そうねぇ……あたしも今、ルナから聞いたわ。でも……馬鹿よねぇ♡
エル様とユニット様が創られたあの水晶を利用したらどうなるかなんて♡」
「黄碧玉様ぁぁぁぁぁぁ!!!!!(涙)楽しまないでぐたさいぃぃ!!!」
あ……やっぱりゼロスからかうと面白い♡
「冗談だって♪とりあえず、ブラから頼まれた品物。早いことろ、仕上げるから♪」
「うう……お願いしますぅ。なんかすっごぉぉくいやな予感がするんですよぉ……(涙)」
あたしの言葉に哀願してくるゼロス。
その前に……
どうしても…やっぱり気になるわぁ……
リナちゃんのこと……
「その前にゼロス。あたしもう少し、リナちゃんの髪の毛、調べてみるから♪」
「はぁ……では、僕も何かお手伝いでも……」
う~ん……
「とりあえず、何が起こるかわからないから…切り取ったあんたの本体。もどしておくわvv
何かエル様に関りのあることがおきそうだし♡」
びっしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!
あたしの言葉に、ゼロスはもはや完全に石化した。
こ・・・・これは!!!!?????
あたしは、リナちゃんの髪の毛の中から……
間違えようのないとある魔力波動を感じ取っていた。
……これは間違いなく…ブラの波動……
するっていうと・・何??
リナちゃんの中にブラの欠片がいるっていうこと??
……でも……
それなら絶対にあの御方がリナちゃんに降臨したときに、ブラは間違いなく消滅してるはずだし。
それに、このブラの波動……何かに押さえつけられているのよねぇ……
ルナの封印とは別に……
……リナちゃんに関しては……謎が深まるばかりだわ……
・・・・・・・・
ふと。
今、あたしの中にとある可能性が浮かんだけど……
……ま…まさかね♡
い…いや…でも……(汗)
……うぅ…………
き…気のせいよ……絶対に!!!!
そう……気のせい…気のせい……
今、探っている最中、完全にかの御方の力と同じものを感じたなんて……
絶対に気のせいであってぇぇぇぇ~~~!!!!!!!!!
な……なんかあたしって……もしかして……
スティルバイト……
あんた……そうだったら……どうする気?????
あたしは、自分の考えにしばし途方にくれてしまった……
数日後。
どごぉぉぉぉぉんんんん!!!!!
とある方向から間違えようのない轟音が聞こえてきた。
「……始まったわね……」
「……ヴラバザード……いい加減にどうにかしなしと……」
降魔戦争が終了した直後。
火竜王は公休をとって、お休みに入っているのだ。
……天竜王と同じくして……人間として……
後を任された彼女は、長老達に幽閉されていたりするのもまた事実。
「はぁ……」
本当に覚醒しないと……
大変なことになるわよ……
ヴラバザード……
あたしはそんなことをぼんやりと考えながら。
覚醒のみは果たしているヴラバザード。
あのデュクとの一件のときに。
今は、古代竜の復活に全力投球しているようだが……
幽閉されていた彼女が、どうにか黄金竜達が滅ぼした、竜達の精神。
つまり、魂だけは保管することに成功していたのだ。
器も……
どうにか骨が残っている。
それをもってして。
竜王に戻る間もなく、もくもくと人間のまま、彼らの復活に力をそそいでいるのが彼女の現状……
「……部下はやっぱりいいのを創らないと……ヴラバザード……」
それは誰にもいえることよね。
そう思ってあたしはすこし苦笑した。
ミリーも約3千年ぶりの休暇が終わって、いろいろと作業に追われているみたいだし。
ルクに関しても叱り。
まあ、ルクに対しては、時間率の調整が大変でしょうねぇ……
と…ともかく、はやいとこ何とかしましょう(汗)
あたしは、今、知らなかった。
今、リナちゃんたちが、この世界をも揺るがす……
いや、あたし達全員を驚愕させる真実を突きつけることになるだろうとは……
……はやく品物……完成させましょうっと(汗)
ほどなくして、あたしの改心の作品ともいうべき品物が出来上がり、
ゼロスに言付けるのでは何なので、
あたしは、ゼロスをリナちやんの所にいかせて、自分でブラのところに届けることにした。
「ブラァぁぁぁぁぁ!!!!!あたしを巻き込まないでっていったでしょうう!!!」
「ま…まて!!!!ライトっ!!!!!」
とりあえず、今までの鬱憤をブラで晴らしたことは……いうまでもない。
~ライス偏終了~
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あとがき♪
ようやく、はじめのジェムシリーズが終わりました♪
次回から第二部です♪
ではでは♪
次回からは、リナの一人称♪(???)
それでは♪
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