まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪ふふふ♪
ようやく、終わりが見えてきた・・・かなぁ・・(汗)
まあ、というわけで、ライス偏、いくのです♪
長編・・一行も打ち込まないで何やっているんでしょうねぇ・・(爆!)
私って・・・・・(笑)
ではでは♪
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ジェム協奏曲(ラプソディー)~ライス偏~ ~第2話~
……何……一体……
あたしが、ガウリイから貰ったリナちゃんの髪の毛を調べてみると。
理解不能の数値が……
リナちゃんの髪の毛を使ってリナちゃん専用のジュエリーを創ろうと思っているんだけど。
あたしの得意分野でもある、魔力増幅。
まあ、魔王や神のクラスならなんなくこなせる分野なんだけど……
でも、リナちゃんの髪の毛を深く調べると。
深いところで、つまり、両方に利用できるのだ。
魔力の増幅にも、魔力の消去にも、そして気配を消すことも……
深く調べないとこれは分からなかったはずだわ……
単なる専用道具としての材料に使おうと、細工を始めると。
な~んか、違和感を感じたのよねぇ~。
あたし。
だから、かなり深く髪の毛の遺伝子レベルより以下の原子構造まで突っ込んで調べて見たんだけど。
はっきりいって理解不能。
いやね。
原子構造自体そのものは、人間のものに間違いはないんだけどね・。
なんかその奥に何かが、あるようで……
あたしの力ではそこまではみえないけど。
それに、入り込もうとしたら。
パチン!!
音をたてて、あたしの指が瞬時に消え去るし……
こ……これは……
そういや、リナちゃん。
リナちゃんの髪の毛の中に残っている(?)力は……
間違えようのないあの御方の力に近いもの。
ためしに、髪の毛を媒体にして増幅をしてみたら、まあ、無限に増幅する…増幅する……
ある程度のところで何かがひっかかるらしくて、止まるのだが。
かるくいって、あたし達と同じクラス……
……少なくともこれで、かるく魔王や神の力と同等にまでなれるのだ。
でも、なにがひっかかるのが分からないのよねぇ……
どうも、何かの力が働いているようで、それ以上のことは、何も見えてこないし。
……ま、気にしてもしょうがないわね♪
隙をみて、リナちゃんの直接肌にでも触れて調べて見ますか♡
肌を直にあわせれば、何か分かることもあるし……ね♪
う~ん……
やっぱり気になる♡
数日後。
「はい、お疲れ様♪」
あたしは休憩中のガウリイとゼロスにコーヒーを進める。
それを飲み干して、すぐさま、眠るガウリイ。
「おやすみ……ガウリイ♡さぁ~てと♡」
あたしはガウリイが完全に眠ったのを確認して外にでてゆく。
無論♪
リナちゃんのいる宿屋♡
疑問は解決しなくちゃね♪
一番邪魔しそうなガウリイには、ブルーリー入りのコーヒー。
プラス、深い眠りの呪文(眠り・スリーピングより深いもの)を唱えてあるし♪
あたしが宿に入ってゆくと。
「
バチバチバチィィ!!!
ちょうど、リナちゃんがごろつきどもを呪文でやっつけているところだし♡
パチパチパチ♪
あたしは手を叩きながら。
「きゃあん♡さすがリナちゃん♡」
リナちゃんに声をかけながら、すとん、とリナちゃんの横に座る。
「横いい?あ、マスター♡いつものお願い♡二人分ね♡」
あたしはいつもの通り、マスターに例の物を注文する。
あたしは常に預けているのよね♪
あたしの特製カクテル♪
食堂や酒場には全て♡
「いいもなにも、すでにすわってんじゃない。どうぞ。で、ガウリイは?」
リナちゃんがさりげなく聞いてくるけど……
ふふ。やっぱりリナちゃんってかわいいvv
青春してるわねぇ♡
「ガウリイなら今は眠っているわよ♡」
嘘じゃないし♪
あたしの言葉に、混乱しまくってるリナちゃんだし♪
う~ん♡
かわいいvv
「はいよ。でも、ライスちゃん、ほどほどにしときなよ?」
忠告してくるマスター。
冗談♪こんなチャンスはないって♡
「はい♡リナちゃん♡私のおごり♡ぐいっといっちゃって♡」
あたしの言葉にも、ガウリイのことが気になってるらしく、リナちゃんは、なんかぼ~としてるし♡
ふふ♪本当にかわいいわvv
ちゅ。
あたしはそんなリナちゃんのほっぺたにかるくキスをする。
「きゃあん♡やっばりリナちゃん、かわいい♡」
まともにうろたえてるリナちゃん♪
まあ、ほんとぅにかわいいわvv
……作戦変更して、本気で食べちゃおうかな♡
「早く飲まないと、今度は別のとこにいくわよん♡」
あたしの言葉に、なぜか、一気にそれを飲み干すリナちゃん。
あたしの特製カクテルの味はいかが♡
そのまま崩れるように、倒れ込むリナちゃん。
……でも、普通、瞬時に意識がなくなる度数と薬の配分なんだけど……
と。
ばたん!!!
「リナ!?」
あらあら。
ものすっごくタイミングでガウリイがやってくる……
よく、起きれたわねぇ……
覚醒もしてないのに。
あの量のブルーリーと呪文で♡
「やっぱり……リナ、ライスに何かされなかったか!?」
リナちゃんを崩れ落ちる瞬間に抱きとめてるガウリイ。
「何よ!!ガウリイ!!いきなり『リナ、ライスに何かしなかったか!?』はないでしょ~が!!」
それだけ、わめいて、リナちゃんは、ガウリイの腕の中へと崩れ落ちる。
「ん…ふぁぁあ…ん♡」
むちゃくちゃに色っぽい声だしてるじゃない♡
リナちゃん♡
ガウリイのごくりとつばを飲み込む音はあたしにも聞こえたんだけど♪
リナちゃんを抱きかかえるガウリイ。
「あ~あ。せっかくリナちゃんといいことしようと思ったのにぃ~。よく起きれたわねぇ~。ガウリイ♡」
ほ~んと、よく起きれたものだわ。
それほどリナちゃんのことが真剣ってことね♪
あのガウリイがねぇ~……
「リナに何かしたら許さないっていったろ!!」
かなり真剣に怒っているガウリイ。
「つまみぐいくらい、い~じゃないのよ♡」
「よくないっ!!!」
あたしのもっともな意見を即座に否定して。
ガウリイはリナちゃんをリナちゃんが泊まってる部屋へと、抱きかかえたまま連れて行く。
しばらくして、戻ってきたガウリイは、
「あ…あのなぁ!!ライス!!リナに何かしたら許さないっていったろ!!」
「きゃああん♡怖い♡ガウリイのリナちゃんに対する想いの強さを確認しただけだって♡」
ふふ♪
ガウリイ、からかっちゃおっと♪
でも、ガウリイ、よくあの場面で本能押し止めてるわよねぇ♡
ガウリイがリナちゃんをベットに連れて行くとこを覗き見してたあたし。
もちろん、精神世界面から♪
「ほらほら♡休憩時間が終わるから♡お仕事♡お仕事♡」
まあ、今回は、あきらめますか♪
次の日。
「はい。ガウリイ♡こんな感じでい~い♡」
とりあえず、まだリナちゃんに対しての疑問は残っているままだが。
ガウリイから依頼受けていた品物を、
あたしはガウリイが泊まっている宿の一階にある食堂で、
仮に出来た指輪をガウリイに見てもらっている。
「でね♡ガウリイ、本当にあの言葉、カオスワーズでいれてもいいの?
あと、あれいれたら完成なのよ♡これ♡」
ガウリイったら、リナちゃんに気づかれたら、受け取ってはもらえないかも。
とかいって、ある言葉を知られない言葉でいれてくれって頼んでいたのよね♪
「ああ、そうしてくれ。」
ガウリイがあたしに頼んでいた言葉。
『I Lave You Foever Rina』
リナちゃんを永遠に愛するといった意味の言葉。
「OK♡じゃ、すぐに終わるから♡最後のつめ♡今日も仕事してね♡」
ふふ、実は、この様子、リナちゃんが二階から見てるのよねぇ♡
あたしはわざと指輪がリナちゃんに見えるようにふところにしまう。
……これくらいの、食事は許してよね♪
― だだだだっ!!!
それをみて、どうもリナちゃんは完全に誤解して部屋に閉じこもってるし♡
「お~い!!リナ!!あけろよ!!」
どんどんどん!!
ガウリイが叩いても反応なし。
なんかとことん勘違いしているガウリイの感情もけっこういけるものがあるわね♪
「ガウリイ♡いくわよ♡」
あたしの言葉に、しぶしぶながら、ドアを離れるガウリイ。
そして、ガウリイは、最後のお仕事でもある、あたしの店へとやってきた。
「いいですねぇ……ガウリイさんは今日で終わりで……
僕……いつまでやっているんでしょう……休暇中だったのに……」
冗談♪
あんな依頼を頼んでおいて、いつまでもないわよね♪
「はいはい♡店ではゼリスでしょ♡ララちゃんも♡それじゃあ、あたしはちょっと作業してくるわね♡」
あたしは、全ての店に自分の作業場を持っているのだ。
……面白いから、ガウリイがプロポーズされた場面の映像も一緒にこれにいれときましょ♪
ガウリイから頼まれたのは、指輪だけなんだけど。
やっぱり、宝石は、指輪・ネックレス・イヤリングの三点セットは最低なくちゃ♪
「そういや、ゼロスはいつまでなんだ?」
ガウリイの言葉があたしに聞こえてくる。
ひょい!!!!
どごっ!!!!
あたしは、空間を捻じ曲げてガウリイの頭へとオリハルコンの塊をぶつけておく。
「ララちゃん!!呼び方が違うでしょ!!」
そう奥からガウリイ達の方へと叫びつつ。
「……今…空間…渡ってきましたけど……(汗)それ……(汗)」
ゼロスが汗をながしつつ言っている。
ゼロス♪
余計なことをいったら、今度はゼロスちゃんにもやるからね♪
数時間後。
「はい♡出来たわよvvガウリイ♡」
あたしはとりあえず、指輪だけ先に渡す。
ふふ……
あとで、追いかけてからかいましょっと♪
「……ライスさぁんん……僕の方は?まだですかぁ~?(涙)」
なぜか泣きながらいうゼロス。
冗談!!
「何いってんの?そりゃ、どうでもいいんなら、すぐできるけど・・・。そうもいかないでしょうが!!
あんたから聞いた話では、丹精込めて納得尽くし!!の品物を作らないと……
こっちにもとばっちりがくるのはごめんよ!!」
丹精こめて作らないと、このあたしにまで被害が及ぶじゃないのよ!!
あの御方の!!!!!!!
「どうせ♡シャブラニグドゥのやつは逃れられないでしょうけど♡
何しろリナちゃんに2/7も滅ぼされたからねぇ~♡
そんな中で不完全なもの渡したら…どうなるかしらねぇ~♡」
それとなくゼロスに釘をさすあたし。
「……分かりましたよ。僕もまだ滅びたくはないですから……」
石化しつつも答えているゼロス。
素直で結構♪
ガウリイは指輪を受け取ったら、まるで逃げるように店からでてくけど。
さぁて♪
ガウリイはいつリナちゃんに追いつけるかな♪
リナちゃん、完全に誤解して、この町……出発してるからねぇ♡
まあ、いいわvv
ガウリイがリナちゃんに追いつくまでは、ゼロスでもからかって遊びますか♡
何しろ、今回の命令はかなりストレスが溜まるからねぇ。
そこに、ブラからのあの依頼だし……
少しはストレス発散しないとね♡
「ゼロス♪ちょっと来なさいな♪」
あたしは余ったリナちゃんの髪の毛でとある実験を行うことにする。
しっかりと、瞬時に結界を施してあるのは、店を壊したくないから。
「なんですか?クリソジャスパー様……」
ゼロスが言ったその瞬間。
「
あたしはリナちゃんの髪の毛をアレンジしてみた増幅で、精霊魔法を唱えてみる。
ずごごごごぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
あら♪
ポビュラー呪文なのに、かなり
やっぱり♪
「なんだっていうんですかぁぁ~!!!」
高位魔族であるゼロスには普通の精霊呪文は効かないのだが。
今、ゼロスは弱体化していたりする。
誰の仕業とはいわないけど♪
あっさりと姿が薄くなっているゼロスちゃん。
「あら♪ゼロスちゃん、姿がなくなったら、実験にはなりませんわよ♪さあ、付き合ってね♪」
「んナァァァァァぁ~~~!!!!!!!!」
なぜか、あたしの言葉に、ゼロスはただだ涙してるけど・・・・。
さぁて、どこまで、増幅するかしら♪
しばらくして。
リナちゃんの置手紙をみて、あわてて追いかけていたガウリイが、
ようやく、リナちゃんに追いついているのが視えた。
さて。
じゃあ、いきますか♪
あたしは、手紙ととある球も一緒に箱に入れたのをもって。
リナちゃんたちのことろに、移動する。
「ずっるぅい♡リナちゃんもガウリイも一言も言わずにいなくなっちゃうんだもん♡」
ガウリイがリナちゃんに追いついたのを見て取って。
空間移動してリナちゃんたちのところの近へと移動するあたし。
むろん、追いかけてきたという様子をかたどって。
「ほら。彼女が迎えにきたわよ。じゃ」
リナちゃんは、そういってガウリイから逃れようとする。
「リナ!!」
そんなリナちゃんの手をガウリイがつかむ。
「何よ!!!!」
リナちゃん・・・目に涙が溜まってるわよ♡
「何?何?あ゛~♡ いっけないんだぁ♡ガウリイ、リナちゃん、泣かしてるぅ♡」
そういって、あたしは瞬時にリナちゃんの横に移動する。
「ねぇ♡リナちゃん♡リナちゃんを泣かすようなガウリイはほっといて♡
あたしのことにきなさいよ♡リナちゃんなら大歓迎よ♡」
ふふ♪
まだ、リナちゃん、あたし、味見してないしね♪
それに疑問も残ってるままなのよねぇ♡
「リナ……もしかして……やっぱり……勘違いしてるのか?」
― ぐいっ!!!
ガウリイがいいつつ、リナちゃんの手をあたしの胸に当てる。
リナちゃんは、かなり目が点になってるけど。
「リナちゃん♡あたし、男よぉん♡というわけで、あたしんとこにこない♡リナちゃん♡」
今は男だというのは事実だしね♪
もちろん、あたしのことに来るのは大歓迎♡
ぴしぃ!!!!!
石化。
なぜか石化して大混乱に陥ってるリナちゃん。
ああ、なんておいしい戸惑いの感情♡
疲れたあたしの動力源ね♪
「はぁ~……やっぱり……リナ、もしかしてライスが女性だと勘違いしてたのか……」
ガウリイが疲れたようにいう。
「何よぉ~♡ガウリイ、どういう意味よぉ♡」
というか、ガウリイには言われたくないわねぇ♡
ストーカー行為受けるのは当たり前。
指輪を押し付けられたことも数千回。
あろうことか、押し倒されそうにまで、なってたガウリイに♪
さすがに、ガウリイ、そいつはボコボコにしてたけど。
だから、ガウリイを女装させるのって好きなのよ♪あたし♪
「何よじゃないだろ~が。人をライスの趣味につきあわせた挙句。散々店を手伝わせて……」
あら、似合うんだからいいじゃない♪
「あら♡ララちゃん♡お客さんの受け、よかったじゃないのよ?」
あたしの言葉に、安心したのか。
リナちゃんが泣き始める。
「お…おい?リナ?」
ガウリイがそんなリナちゃんにかなり戸惑っているが。
「何…何なのよ……はは。あたし馬鹿みたい……」
まるで、あふれ出るかのようにないているリナちゃん。
「もしかして、リナ、焼きもち焼いてたのか?」
すっぱぁぁんんんん!!!
「違うわよ!!!!このくらげ馬鹿!!!」
涙をふいて、とりあえず、ガウリイをスリッパで叩くリナちゃん。
ナイスよvv
「で?何でライス、追いかけてきたんだ?」
怪訝な表情でガウリイが聞く。
「あら♡つれないわねぇ♡
せっかく一点だけではと思って三点セット♡にしてあげたのに~♡昨夜渡してないし♡」
本当はわざと渡さなかったんだけどね♪
「ば…馬鹿!!(汗)ライス!!」
ふふ、ガウリイがあわててる♪
楽しい♡
「あら?やっだ~♡ガウリイ♡まだリナちゃんに渡してないんだぁ~♡ゆ・び・わ♡」
目が点になってるリナちゃん。
「うわぁぁ~!!ばらすなぁ~!!驚かそうとか思ったのにぃ~!!」
あわててあたしの口をふふさごうとしているガウリイ。
だけど、あたしはそれをなくなくかわし、リナちゃんの真横に回りこむ。
「ね~♡ね~♡聞いてよ♡リナちゃん♡ガウリイったらねぇ♡
リナちゃんに一度もプレゼントしたことないからって、あたしに指輪のデザイン頼んできたのよぉ~♡」
「だぁぁぁ!!!!ライスぅぅぅぅぅ!!!!!」
あたしの言葉にまともにうろたえてるガウリイ。
こんなに取り乱したガウリイ、長い時間の中で始めてみたわ♡♡
「あたしが趣味で賢者の石を集めてたのを思い出したみたいでねぇ~♡ガウリイ♡」
「うどわぁ~!?それ以上いうなぁぁ~!!!!」
なんかぜいぜいいってるガウリイ。
ああ、本当にからかうって楽しい♪
「くそ~……。ライスが言っちゃったからなぁ……はい、リナ、これ。」
どうにか、息を整えて。
言いつつガウリイは懐から小さな箱を取り出す。
そして、それをリナちゃんに手渡す。
「いやぁ……お前さん、デモンなんとかがなくなって困ってただろ?
だからそれの代わりになるよ~な物をと思って……」
ぽりぽり頭をかいているガウリイ。
違うくせに♡
リナちゃんがどんどん魅力的になってるから、予防としてあげてるんでしょ♪ガウリイ♪
「代わりって……それで、これをあたしに??」
リナちゃんが箱を開けると。
あたしが創った。
オリハルコンとプラチナを混合したリング(台座)にはめ込まれているハート型の橙色の石。
そしてその周りにはピンクダイヤやらブルーダイヤやらがちりばめられている。
……もちろん♡ 天然物♡
それらがハート型の石の周りにちりばめられている指輪。
リナちゃんがそれを見て、何かいろいろと考えをめぐらせているようだけど。
「昨夜渡そうと思ったら、リナ、いないし。しかもあの置手紙だろ?あせった。あせった」
まあ、あたしとしては、楽しかったけどね♪
「でも、ガウリイ。……これ、お金どうしたの?本当に貰っていいの?」
とかいいながら、リナちゃん……顔がかなりにやけてるわよ♡
「あ、オレがはめてやるよ。何せリナにプレゼントするの初めてだし……」
リナちゃんが指輪をはめようとすると
ガウリイがリナちゃんの手を取って指輪をはめる。
しかも、左手の薬指に♡
それで真っ赤になってるリナちゃんがなんともプリティ♡
「ま、まあ、貰っといてあげるわよ!!一応!!一応よ!!
……お礼はいっとくわ。……で?本当にお金、どうしたの?」
リナちゃん……顔が赤いわよ♡
「……ま、まあ、その……働いて……」
あら、はっきりいわないのねぇ♡ガウリイは♪
「そ~なのよん♡ガウリイって昔から女装が似合うのよねぇ♡
代金の代わりに女装してあたしの持ち店の一つで働いてもらってたの♡」
「だぁ~!!いうなぁ~!!ライスぅぅ~!!」
「すごいのよぉ♡何人にもガウリイ、プロポーズされたかしらん♡しかも男に♡」
「ぷ……ぷくくくくくくっ……」
その説明でこらえきれなくなったリナちゃんがおなかを抱えて、笑い出す。
「んでね♡リナちゃん♡ これもあげる♡やっぱ三点セットで揃えなきゃね♡」
「はい??」
あたしの言葉にキョトンとしてるリナちゃん。
箱の中には指輪とまったく同じデザインの首飾りとイヤリング。
「いいのか?ライス?これまでも?」
ガウリイが何やら心配そーにいう。
「あ、いいの♡また働いてもらうから♡いつでもきてね♡」
「やだっ!!!」
あら……勿体ない♡
そんなに拒否しなくても♡
「だいたいなぁ~!!ライス!!
そもそもおまえは何で昔から人に女装させたがるんだ!?そもそもだなぁ~……」
何かガウリイがぶちぶちと愚痴をこぼしだす。
そりゃ、そういう風な性格に育ってるからに決まってるじゃない♪
ガウリイは堅物だったけどね♪
「あのね♡リナちゃん♡ それ三つとリナちゃんが共鳴し合ってさらに魔力が増幅するから♡
一個でもいいんだけどね♡ちなみにそれ一個で賢者の石約五十個分使ってるから♡」
あたしは、リナちゃんの手をしっかりと握って説明する。
実は、これリナちゃんの髪の毛……二本も使ってないのよねぇ♡
でも、やっぱり、手を握っただけじゃあ、根本的なことまでは分からないわねぇ。
「まあ、完全なる賢者の石『
あたしの説明に。
「で?カオスワーズは?」
使い方を聞いてくるリナちゃん。
「ああ。ただ、『我が一部の片割れよ。我の名によりて封印ときゆかんせん』でい~けど。
別にこれ、言葉で唱えなくてもイメージただけでできるわよ♡
何しろその『イヤリング・指輪・ネックレス』にはリナちゃんの髪の毛を入れ込んであるから♡
魔力の媒体として♡」
あたしの言葉に首をかしげるリナちゃん。
「ガウリイがねぇ~♡後生大事に持ってたのを三本ほど取り上げたの♡」
あたしはくすくすとわらいながら説明する。
ガウリイにいたっては顔が真っ赤になってるけどvv
「……何でガウリイがんなもんもってんのよ……」
じと目でガウリイに聞いてるリナちゃん。
「何いってんだよ?ほら……エート……リナがドク何とかってのに捕まったとき、
髪の毛リナが逃がしてた何とかとゆ~人に預けてただろ?あんときのだよ」
リナちゃんの一部だから、大事に宝ものにしてたのよね♪
ガウリイってば♡
その台詞で何か考えるリナちゃん。
ふふ、本当にこの二人ってからかうのって楽しいわvv
ー続くー
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あとがき:
かお:・・・・ちなみに、ゼロスは、このとき、完全に死んでました(爆!)
次回でトパジェが報告に来るのですが・・・・・・・。
獣王からの頼みで。かなり、おどろいてましたねぇ・・・・・(笑)
まあ、それは、ゼロス偏の方ど触れてみますのです♪
ではでは♪
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