まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
ふっふっふっ♪
とりあえず、今回で最終回!!(だから収集つくのか!?)
ってことで♪んではでは♪
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ジェム協奏曲(ラプソディー)~第二部~
~闇のクリスタル編~(第10話)~
『自己紹介といきましょう♪』
エルともう一人のあたし……つまりユニットの台詞に。
『ちょっとまてぃぃ!!』
とうぜん、あたし達の台詞が重なったのは……いうもでもない。
「アメリア、シルフィール、ゼルガディス、あんた達は一年前、会ったわよねvv」
にこにこという私。
普通は、さんづけで呼ぶけど、今のあたしの姿はリナだしv
いきなり、口調変わってもおかしいしね♡
「でも、あんたは……リナでないんだろう?」
いぶかしるゼルガディス。
「あら、リナよ。もともと私がリナやってたんだから。まあ、リナに自我が芽生えたというだけで♡」
『???』
首をかしげているゼル。
ま~……わかるわきゃ……ないわな。
「とゆ~か、どうして……リナさん……のそっくりさん」
だから、なんで、あたしをみて、アメリア、ユニットと見比べるわけ??
続いてアメリアが口を開く。
「いきなり私達を過去に飛ばしたんですか?というか、人間にそんなことが可能なんですか?
……ルークさんは冷や汗ながしてましたけど?私達が説明したときに」
……はい?
「ちょいまて!アメリア!あんたルークにあったの!?」
あたしの問いかけに。
「ええ。
まさか、伝説とされていた時の精霊王にお会いできるとは、思っても見ませんでしたけど」
にっこりと笑うアメリア。
えっと……
……ってことは……ルークがまだミリーナ追って、休暇に強制的に入った後でないってことよね。
まあ、時の精霊王や、四大精霊を統べる大精霊。
マクズェルは、はっきりいって伝説とされてるからね……
あと、光の精霊に闇の精霊。
というのもいるけど。
彼らは、いちお~、ねーちゃん達……
スィーフィードとシャブラニグドゥの、表には知らさせれてないけど部下に当たるし……
「まあ、私は、こちらのリナさんのそっくりさん……ユニットさんですか?
あなたにお会いしたとき、リナさんでない。というのはわかりましたけどね。
だって、リナさん、ガウリイ様のことを話すとき、顔、赤くなるくせがありますし♡」
にこにこというシルフィール。
「ちょいまて!なんで、あたしが顔を赤くしないといけないのよ!」
「リナさん、今も赤くなってます」
つっこんでくるアメリア。
嘘よぉぉ!
そんなこと、このあたしに限って絶対にあるはずない!
うん!
ただ、ガウリイのことを話すだけで赤くなる…なん…て……
「何なら、こ~いうのもあるがなvv」
混乱するあたしに。
ガウリイが。
くい。
「……んっ!!!!///」
思わずあたしは目を見開く。
いきなり、あごをつかまれて、ガウリイの方に引き寄せられたかと思うと……
気がつくと、ガウリイの顔が目の前にあった。
「な゛な゛な゛///人前で何するのよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
スパパパパパパァァァァァンンン!!
とりあえず、ハリセンとスリッパの同時攻撃。
「いってぇなぁ」
頭を抱えるガウリイ。
はぁ……はぁ……
「何するのよ!!人前で!!」
恥ずかしいでしょうが!!!!
「ほら、もっと赤くなってるリナvv」
ガウリイがあたしをみてにこにことアメリア達に言っている。
「……ガウリイ……と~と~、容赦がなくなってるな……」
あきれたよ~な、人間に戻ってるゼルの声がしてるけど。
……確かに。
なんか、だんだんとエスカレートしてるようなきがするのは……
頼むから、気のせいでありますように……(汗)
「え…ええと……その。とにかく、ガウリイ様のことを聞いたら。別れた。といいますし。
でも、運がよければ出会える。とも、支離滅裂なことをいっていましたし」
くすくすと吹っ切れたように笑っているシルフィール。
……シルフィール、ガウリイが好きだったんじゃ??
「とりあえず、リナに出会って。
まあ話を聞くと、ルナさんが
それで、元の体に戻る方法と。例の神託について聞いてみたんだが……」
そこでゼルが話しを区切る。
「それがですね。リナさん。ゼルガディスさんの体、自力で戻したい。
っていったら、そこのエルさんと、ユニットさんが、
『じゃ、自分で調べてみなさいvv』っていって、いきなり光に私達、包まれたんです」
アメリアがあたしに向かって説明してくる。
「あら♪過去に飛ばしたのよ♪あの一万年前まで栄えてたウォータトバージヤに送り込んだのよ♪」
「そうそう♪あの時代は、
にこにこというエルとユニット。
「……ちょっとまってよ!あの時代に送り込んだの!?」
あたしの中には、ユニットから引き継いでいる知識が多少なりともあるので。
あと、あたしの中のエルの力が。
その時代の情報が、頭の中に引き出されてゆく。
古代文明ウォータトバージヤ
神魔戦争より以前。
この星で発達していた一つの文明。
人々の荒廃と、そして……二人の作った水晶によって一夜にして滅び去った。
伝説にも残っていない、古代の文明。
たぶん、この文明のことを知っている人間や存在達は。
魔王や神といった、上層部しかもはやしらないであろう。
その生き残りであった存在達も。
どうにか復興を遂げたにも関らずに。
壊滅的に神魔戦争でダメージを受けたのだから。
「まあ、いきなり、風景から何も知らない場所にでて……たまげたがな」
ゼルが冷や汗かいている。
う~ん。
それでか。
ゼルの体が……元に戻ってるのは。
あそこ、自由に姿形を変えるのを得てとしてた魔法王国だったからなぁ。
中には、おしゃれと称して合成獣に一時なる存在も多々といたらしいし。
う~みゅ……
苦労したんだろうなぁ……
何しろ、知り合い、いるはずもないし。
「でも、ルナさんに、あそこでお会いしたときには、たまげました!」
アメリアがルナね~ちゃんに向かっていっている。
「ああ、そういえば、例のデーモン発生事件のあと呼ばれてセイルーンに出向いたからね」
ね~ちゃんが一言。
……そ~いや、あのとき。
噂で、
とかゆ~、噂もあったなぁ……
それで、アメリア、ね~ちゃんが、
納得。
「まあ、そんなことはどうでもいいじゃないvv」
にこにこというユニット。
「……ユニット……他に何かしてないでしょうねぇ??」
怖いけど、いちお~聞くあたし。
「あら、まったく♪些細な程度しかやってないから♪」
「そうそう♪」
・・・・
「だぁぁぁぁ!!混沌を統べる王の些細なことっていっても、あたし達には大事なのよぉぉぉ!!」
あたしの叫びに。
ぴっし。
なぜか固まるアメリア達。
あ……そ~いや、アメリア達には、エルとユニットのこと……説明してなかったんだった……
「リナさん?」
「リナ?」
なぜか、だくだくと汗流しているアメリア達。
ん~みゅ……
さて……どうしたものか……
「あら。そういえば、まだ私、自己紹介してなかったわねvv
私は、ここに休暇を兼ねて人間やってたリナvv」
『人間やってたって……』
冷や汗ながしつつ言っているアメリア達。
「それで、意識と、力と自我を封じて誕生してたのがリナという自我なのよねvv
今は、私とは切り離して、リナという一つの存在にしたけどもvv」
にこにこにこ。
いつのまにか何処からか紅茶カップを取り出して。
クッキーなんかも、いつのまにかテーブルに置かれているが。
気にしたら負けである。
「ユニットがここに転生するのは、あたしが許可したからvv
ついでにあたしは、一部のやつは【悪夢を統べる存在】、【金色の王】とかいっているけど。
あんた達の呼び方だと♪【ロードオブナイトメア】ともいうけどね♪」
にっこりとさらっと微笑みながら爆弾発言しているエル。
どんがらがっしゃぁぁぁぁぁぁぁんんんん!!
……あ……こけた……
ま、無理ないわな……
いきなりの爆弾発言に。
アメリアたちは、椅子から転げ落ち。
三人が三人とも、気絶してしまっていたりする……
「ふっ……まあ、ユニットもエルと同じ存在なのよね……」
「そ……そ~なんですか……」
どうにか、気を取り戻したアメリア達。
あたしの遠い目をした説明に。
どこか目も虚ろである。
さもあらん……
う~ん。
どうやら、過去でエルのことに関しての真実は、三人とも知ってるようだし……
とりあえず、ね~ちゃん達もエルとユニットに促されて自己紹介をしたのだが。
……さすがに、三人とも、目を丸くしまくってたけど……
ま、魔王とか竜神というとんでもない存在が、
エルにいいように使われているところを直視したら…さすがにねぇ……
…そんな会話をしつつも、時は無情に過ぎてゆく……
「それで?結局、あの神託って……何だったんでしょうか??」
セイルーンで。
「神託?そ~いえば、以前、シーメイたちから聞いたけど……」
結局。
あれから、ユニットがもってた水晶。
なぜかあたしに譲り渡されて。
完全に闇の水晶が復活し。
それをあたしの力で……
どうやら、やっぱりこれ、二つの混沌の融合水晶だから、あたしと似たようなものなのである。
だから、あたしには扱えるらしく。
というか、あたし以外には扱えないらしい。
ま、エルやユニットなら扱えるけど。
一つのオーブとなった水晶をユニットに引渡し。
シーメイたちも、とりあえず仕事があるから。
と、エルが戻っていったのを区切りに。
各自、自分達の管轄する区域に戻っていき。
で。
今に至る。
ちょこまかと、周りを行き来している女官に完全に体をまかせ。
隣にいるアメリアがあたしに聞いてくる。
「ああ。あれ?
『暗き水晶の果てにあるべきは真実なる姿
紅の宝玉 一つは二つとあいならん 全ては真実なるゆえに』ってやつ?
多分……あれ。あたしのことを指してたんじゃないかな?」
ドレスを身にまといながら、あたしは自分の姿を鏡に映して。
なぜかほんのりと顔が色づいているのは気のせいではないらしい。
「リナさんの?」
すこぶるうれしそうなアメリアもまたドレスに身を包んでいる。
「多分……」
暗き水晶の果てにある真実の姿……というのは。
あたしが水晶に貫かれて。
自分の存在の真実をしる……ということ。
紅の宝玉、一つが二つとならん……というのは。
私が、あたしと別れる・・つまり、あたしとして存在するということを指し示し。
多分、そ~いうことなんだろ~と思う。
ど~いう気まぐれを起こしたのか。
あたしの意識をユニットから切り離すのに、あ~いう神託をエルが下したんだろう。
……おそらく、ユニットと共謀して。
「あたし、本来ならばユニットの…こことは別の混沌を抱擁している存在であるユニットの、
無限にある人格の一部にすぎないわけよ」
そう。
彼女は、存在からして、無限の人格を保有している。
それ全てが彼女であり、また主人格はあるが。
どれをとっても、彼女にあることには変わりがないのである。
それは、エルにもいえることなのだが……
たまたま、ここに人間やるために降臨したユニットにできた人格があたし。
「んでもって、あたしとしての人格をユニットから切り離し。
あたしは、あたしとして。一つの存在となす……そ~いう神託だとおもう」
「ってゆうか、リナさん、ある意味すごいですよねぇ。やっぱり……ってかんじですけどね」
「アメリアぁぁあ!!いう意味かなぁ♡」
「はい。出来ましたわ。お綺麗ですわvvアメリア様、リナ様vv」
あたしとアメリアが話していると。
女官たちが準備が終わったといってくる。
鏡をみれば、
ピンクのウェディングドレスに身をまとったあたしと。
真っ白なウェディングドレスに身をまとったアメリア。
そう。
今日は、実は、アメリアとあたしの結婚式なのである。
結局。
アメリアの提案とおり。
フィルさんにアメリアがいったところ。
ね~ちゃん達も大乗り気で。
……とゆ~か、エルとユニットが賛成したからだとはおもうけど……
セイルーンに戻って一ヵ月後。
あっという間に話はまとまり。
で。
今日に至る。
あたしとしては、
こんなに仰々しくなくこじんまりとしてガウリイとは結婚式を挙げたかったんだけど・。
しかし、どうやらそうはいかないようで……
エルが許可したということもあり。
実は、このセイルーン。
今や、他の世界から、並いる神や魔王が来ていたりするのよね……
さすがに、彼等ってガウリイのこと……知ってるのよね……
どうやら、ガウリイが選んだあたしを見たいから来ているようなんだけど……
いちお~、あたしはストおこして反対は……したのよ?
……でも……
その……まんまとガウリイに説得されて///
うううう……
「リナ……綺麗だよ」
う……
ぼふん!
真っ赤になるあたしをガウリイが優しくエスコートしてくれる。
何しろ、ガウリイ。
と~ちゃんと知り合いだったらしく。
結婚の報告に戻ったときは。
と~ちゃん、怒ってたけど……
しかも、すでに、あたし……おなかに赤ちゃんいるし……
か~ちゃんは、すんなりオッケーしてたけど。
……やっぱ、あたしの家族って……絶対に変わってるよな。
まあ、ね~ちゃんがいる時点で、変わっているといってもいいけど。
何しろ、と~ちゃんとか~ちゃん。
ね~ちゃんが、スィーフィードだって、知ってたらしいし……
……家族の中であたしだけが知らなかったらしいのよね……
何でも、ね~ちゃん曰く。
上からいうな。
と命令があったとか。
……多分、それ知ったら、
あたしでない私の記憶がよみがえり、ユニットが遊べなくなるからだろうけど……
まあ、すんだことだし。
今日は、あたしとガウリイ。
そして、アメリアとゼルガディスの結婚式の本番である。
一ヶ月に渡り、この祭壇は行われるようだ。
何よりも、二つの国を挙げての共同出資の結婚式。
しかも、フィルさんの尽力もあって。
大分、外の世界との国交も出来ていることもあり。
かなり、人が溢れかえっている。
「う~ん♪やっぱり、祭りはいいわね♪」
にこにこといっているユニット。
今は、さすがに、あたしの姿はしてないけども。
いつもよくとる形状で、やってきてたりする。
……側にいる同じ年頃の女の子……
……気にしたら、負けである(汗)
ど~やらユニットにあわせて、こちらもまた子供バージョンに姿を変えているようだけども。
しっかし。
自分達は一切お金を使わずに。
すべて、おごらせている。
というのがさすがでしかない、エルとユニット。
いちお~、来客扱いで。
この宮殿の中にも自由に出入りをしていたりするこの二人。
くるたびに、手に一杯もっているジュースや、アクセサリー。
ど~でもいいような品物。
……これら全て貢がせ物……らしいが。
まあ、欲しいなvvという表情して、にっこりと笑いかけでもしたら、即、間違いなく。
ただでもらえるこの二人。
子供の姿でも、見惚れるしね……さすがとゆ~か……
しかし、二人がいる……ということは……
なんか結婚式……波乱になりそ~な予感(汗)
「汝、永遠を誓いますか?」
神父さんの台詞に、あたしはこっくりとうなづいた。
「リナ♪スティルバイトさん♪おめでと♪これ、私達からのお祝いねvv」
にっこり。
ユニットが差し出してくるのは、一つのネックレス。
小さな、黒い水晶が目立っている。
「……あれ?これ??」
あたしが気づくと。
「リナなら、それの使い方vv分かるでしよ?♡」
確かに。
にこにこというユニットに。
あたしは、その水晶に手をおく。
「じゃあ、ひとまずvv道をつなげてみましょ~か♡」
エルの言葉にはっとなるあたし。
確かに。
そのほ~が、ガウリイにとっても。
いちいち、ワームホールを抜けないでいいから楽かもね。
結婚式の三次会。
手渡されたペンダント。
あたしは、これの使い方が分かっている。
……よくも悪くも。
ガウリイ、あたしのことを優先して。
こちらに住んで、どうやらゼフィーリアで、剣の指導をする仕事を選んでたし。
それと同時に、自分の世界のお仕事もするとか。
すこしでも、あいつの負担は軽くしないとねvv
あたしは、静かに。
水晶を空に掲げて精神を集中した。
視えて来る、世界の壁。
それに、自由に行き来できる道をそれぞれに作り出す。
今まで、困難、無理だ。
とされていた異世界への旅を可能に統べく。
女は、恋に狂うってこのことだとおもう。
ガウリイのために、あたしは……
今、世界の隔たりをなくしているのだから。
ガウリイの負担を少なくするために。
しかも、新居には、ガウリイの宮殿と直通回路まで設定したし……
やがて。
まだ、この世界は、宇宙にでるすべを知らないから、まだまだ不可能ではあるけども。
誰でも、ある程度、自由に行き来できるように。
あたしは、水晶の力を使って。
還元しておくことに成功する。
ま、些細なことはおいとくとして。
余談だが。
出し物と称して。
エルが、神々や魔王達に。
いろいろと命じて、やらせた結果。
しばし、この星には、大混乱が招かれていたのは。
やはりというか……
……やっぱり、すんなりとはすまないんでやんの……
……せっかくの思い出の結婚式が……しくしくしく……
三年後。
見上げれば、快晴。
「よっし!!」
ぱたぱたぱた……
真っ白いシーツが風にたなびく。
このまえ、アメリアのとこの長男も二歳になったとか。
結婚してすぐに身ごもったアメリア。
どうやら、ハネムーンベイビーであるらしいが。
ゼフィーリアの首都から少し離れた小さな家。
ここが、あたしとガウリイの住処。
こじんまりした家だけど、あたし達の大切な家である。
「……きゃぁぁ……ほぎゃぁ……」
家の中から声がする。
「あ、あらあら、起きちゃった!」
ぱたぱたぱた。
いそいで家の中へと洗濯物を干しつつ、あたしは家の中へと戻る。
ベットの中では、あたし譲りの栗色の髪。
あいつ譲りの碧い瞳。
名前は、エリアンヌ、エリーとつけた。
あたしとガウリイの初めての子供である。
かわいいのよvv
この子♡
さすがに、あたしの子供よね♡
ガウリイも、この子には、めろめろらしいけど。
……でも、困ったことに、
夜なんかは、かなりエリーに焼もちやいて……激しくなってるのが困るけど//
ときどき、ガウリイの側近でもあるエメラーダが面倒みにきてくれるので、とても助かっていたりする。
あたしは、魔道士教会の臨時教師や近所の子供に魔道の手ほどきをしつつ。
そして、ガウリイの世界の仕事も手伝いつつ。
のんびりと生活しているんだけど。
この子が大きくなったらそのうちに、また家族三人で旅行しようね。
と、ガウリイとは話している。
何か、この子、ガウリイの宮殿・・つまり、穹碧玉の王の神殿で。
もはや、アイドルと化しているらしいんだけど……
つれてくと、ひっぱりだこなのよね……
この子……
エメラーダなんかは、毎日のように、エリーの服なんかをデザインして送ってくるし。
このセンスがとてもいいのよね。
あたしもエリーの服は、なるべく手作りにしているけども。
何しろ、エリー。
やはりというか、力が尋常ではなく。
無意識に力を暴走させかねない。
ということもあり。
服も、防御や押さえを組み込んだ糸や布のアレンジでなければならないから。
ま、ペンダントにしてある水晶を使えば簡単なんだけど。
「リナぁぁ!!かえったぞ!」
「お帰り、ガウリイ」
平和なガウリイと、エリーと、あたしの生活。
この幸せなひと時。
これが永遠に続きますように……
結局。
なぜか、あれから、あたしにちょっかいかけてくる魔族は極端に減った。
ということは述べておく。
なぜか、ゼロスが家の手伝いにくることも多少はあるけど。
ときどき、あたしの家に来客がくるのだが。
ほら。
今もまた。
「やっほ~♪リナ♪」
「いらっしゃい。ユニット、エル」
なぜか、あたしとガウリイが結婚し。
家をもち定住したら。
度々、この二人が遊びに来るようになっていたりする……
「今、お茶、いれるわねvv」
今や、お茶のみ友達である。
以前からそうである。
といえばそうなんだけども……
小さな、子供のころに、夢みた幸せな家庭。
しあわせすぎて、怖いくらいに……
「……ねぇ?ガウリイ?あたし・・ときどき夢なんじゃないかって思うのよ?こんなに幸せで……」
ガウリイの暖かい胸に顔をうずめて。
夜。
ガウリイに本音を漏らす。
「……馬鹿だな。じゃあ……夢でないって……わからせてやるさ♡」
……え?(汗)
「ちょ……ちょ……今、さんざんしたじゃ!!!」
「それは、それ♪」
「ちょ……たんまぁぁぁぁぁ!!!!!」
……やっぱ、訂正。
……ちっとも、幸せでないやい!!
……ガウリイの馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!!!!//////
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・あっ///
隣のベットでは。
すやすやと眠っているエリーの姿。
……おやすみ。
愛しい子。
できれば……
ずっと、こいつと一緒にいられますように……
-終わり♪ー
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あとがき:
薫:結婚式のハプニング♪これは、大概分かるでしょう♪
エル様、部下達に、出し物を要求して。
つまりは、エクセレントのよーなことがおこったわけです(笑)
さて♪リナの一人称の本編終了!!!
あとは、その後のリナのエピローグで終わりです!!!
ちなみに。
リナの一人称であるからして、語られない部分はありますが。
これは、重要機密指令のほうで・・打ち込む・・つもりです・・はい(汗)
それでは♪
最後は、ラブラブで閉めようとどうにか完結まで打ち込んでみました♪
こんな駄文にお付き合いいただき、どうもですv
つまりは、あの闇の水晶。
実は、一番リナに近い物質だったんですよね・・(笑)
とゆーわけで、リナ、それ使って。
エル様とすみれちゃんの代理もできるようになってたりして・・(爆!)
ではでは♪
長くお付き合いいただき、ありがとうございました!!
それでは!!
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